【255】

概要

サガ1～RS1では、【能力値】の上限となる数値でデータ上では、99を超える数値は確認できない。
理論上はここまで上げることが可能だがほとんどが裏技によるもの(ただし、サガ2のように能力値強化やメカの装備効果によるものなど正規のやり方はある)。
→【ドーピング技】
→【サイボーグステータス増強】

255というのは8ビットで表現出来る最大の数値であり16進数で表現すると「FF」となる。
現代ではあまり見られないが、かつては8ビットの最大値という性質上、人間目線では中途半端な数値であるもののプログラム的にカンストとして設定しやすかったため、カンストとなっていることも少なくなかった。
現代では容量の制限があまりなく、大きな値を扱うことが容易になったため、255という一見すると中途半端な数値がカンストとして設定されることはほぼなくなっている。

なお、この数値に限らないが、カンストした際の想定がされていないと、256以上になった場合にオーバーフローしてしまい、数値が0から数え直しとなる場合もある。
逆に0より低い数字に到達した際も想定がされていないと、マイナスの値になった際に負のオーバーフロー*1を起こしてしまい、数値が255の値になる場合もある。

サガ2

敵を【混乱】させると武器の使用回数が負のオーバーフローを起こす。体術だと負のオーバーフローにより60000超の大ダメージを与えてくるので危険。

RS1

熟練度がバグでここまで上げることが可能であるようだ。
WSC版の【足バグ】では手軽にこれを再現できる。
この状態で【弓攻撃】を使うとAPが非常識な値となり、最終ボスも簡単に倒せる。ただしAPが【65535】の値をオーバーフローすることもしばしば。

RS2

システム上2桁程度で収まる数値の理論的上限は255であるものが多いが、明確に255が上限となっているものは以下の通り。

• 能力値
  • 【竜脈】を使った場合の能力値の上限は99となっているが、【火龍出水】バグが発生した場合には能力値が最大で255まで増える。
• 【術・技レベル】
  • 通常の育成での上限は50となっているが、【バグ皇帝】の能力を継承した場合には、レベルが最大で255になるケースがある。
    【電源地裂撃】の参照値も武器レベルを参照にするため、上記のバグ皇帝参照及び、マリオのスーパーピクロスを差し替えて効果値を持ち込むと最大の255レベルを参照する。
• 状態異常の自然治癒率
  • 分母が255であり、分子は状態異常にかかったキャラの特定の能力値に応じて最大255まで変動する。（睡眠・麻痺が体力。混乱・魅了が魔力で計算）
    該当能力が9以下だと、分子の数値がマイナスになってしまい、負のオーバーフローで自然治癒率が255分の255になり、ターン終了時に即座に回復してしまう。

RS3

【神王の塔】の【マクシムス】戦で道中離脱した仲間が駆けつける演出を行うためのターン経過のカウントの上限が255。
SFC版では256ターン目を迎えるとオーバーフローを起こし、どうくつじいん、海運などの変な技を覚えたキャラが加入するスクドラバグが発生する。