【混乱】

Last-modified: 2024-04-27 (土) 20:26:25

概要

【精神攻撃】に当たる【ステータス異常】の一つ。
精神を狂わされ、勝手に行動する状態になる。

サガ1

コマンド指定と対象指定ができなくなり、単体攻撃が全体攻撃に変化する。
敵を混乱させても厄介なことになるだけなのでこの状態にさせないこと。

サガ2・サガ2DS・サガ3DS

コマンド指定と対象指定ができなくなる。同士討ちすることもある。
自然解除率10%。
GB版サガ2では敵を混乱させると体術の使用回数が254と扱われ、60000以上のダメージを叩き込んでくるバグがある。

サガ3

武器・特殊能力・ダメージ系魔法・まもるのいずれかをランダムで決定。
同士討ちすることもあり、石化中の味方も対象になる。
わりと序盤から終盤にかけて敵が使ってくる状態異常でありながら、耐性を付けられるアクセサリーが【リボン】しかない。
あとは体防具の【魔道師の服】のみなので、耐性が欲しいときはしばらくはこれに頼ることになる。
種族変化でもつけられる種族が非常にすくなく、モンスターでは【翼竜系】【えんまぐるま】、獣人では【セト】【アヌビス】、サイボーグでは虚無僧系(【ゼンプリースト】を除く)のみである。

RS1

RS2~SF1

【魅了】【狂戦士】(【バーサーカー】)とは重複しない。
既に混乱状態であれば、魅了・狂戦士になることはないし、魅了や狂戦士であれば混乱になることもない。


これらの作品には3段階の強度がある。
基本的にはまず第1段階となり、その状態で更に混乱状態が付与されることで第2段階 第3段階 と徐々に効果が深刻になっていく。

  • 第1段階:一定確率で行動がスキップされる。
    • 回復役が回復をし損なってしまったり、アタッカーが行動してくれなかった結果、敵を仕留めきれず攻撃を食らってしまったりすることはあるものの、深刻な被害をもたらすことはまずない。
    • 敵に対しては行動を緩める目的で、わざと第1段階で止めておく手もある。
  • 第2段階:行動は選べるが、対象が指定できず、敵味方ランダム。
    • 基本的に敵の方がHPが高いことを想定したバランスとなっているので同士討ちのリスクが出てくる。行動そのものは指示通りにするので、防御や回復などをさせればいい。
  •  第3段階 :指示不能。行動も対象もランダム。
    • 同士討ちのリスクが本格化するのはこの段階。運が悪いと高威力の全体技が味方に飛んできて一瞬で全滅という笑えない事態を引き起こしかねない。
      すぐ治療できなければ、せいぜい味方に強力な攻撃が飛んでこないことを祈るのみとなってしまう。

早い段階で治療すればそれ程脅威ではない。
ただし作品によっては全体に混乱を付与する技や術が登場したり、運が悪いと複数名が第2段階 第3段階 の混乱になってしまう。

なお第2段階までの混乱であれば普通に退却出来るが、 第3段階 になると指示不能なので退却もできない。
特に皇帝しか退却権のないRS2では、混乱が重なるようなら早めに退却することも検討したいところ。


そして、例外中の例外だが一気に 第3段階 の混乱を付与してくることもある。
RS2の【ホラー】【アストラルゲート】、SF1の【シンロウ遺跡】のトラップ扉の一部およびメカ特効技である【グレムリンタッチ】【グレムリン効果】【論理爆弾】【磁気嵐】が該当。

魅了ほどではないが突然全滅の危険性が降ってくるので要警戒。特にSF1のそれは「耐性さえ無視する」ので極めて危険。


現在の混乱の段階については、作品によっては色で区別できる。

  • RS2では付与された際の文字の色が第1段階であれば第2段階であれば 第3段階 であればで表示される。
    逆に、それ以外の確認方法はないので、行動入力不可の 第3段階 はともかく、第1段階第2段階のどちらであったかは忘れないようにしておきたい。
  • RS3では「確認不能」なので注意。
  • SF1では第1段階であれば第2段階であれば 第3段階 であればで表示される。色はステータス異常のアイコンでわかる。

SFC版RS2では文字が潰れているため「こんらん」が「んらん」と見えることがよくネタにされた。

SF2

RS2~SF1に準ずるが、1段階目を【恐怖】とし、「混乱」という名称は2段階目のみに適用されることになった。
また、第3段階がなくなった。
やはり魅了・狂戦士とは重複しない。
敵が複数いる場合は同士討ちを利用して「敵を魅了状態にする」という変わったテクニックもあるが、敵が1体だけの場合は同士討ちしてくれないので、恐怖で打ち止めにしてパーマネンスでもかけておいたほうがいい。
 
なお、あくまで恐怖とは別々の状態なので、【発生ターン数】は数え直し。

US

「恐怖⇒混乱」の2段階であることはSF2と同じだが、効果が66%の確率で行動がキャンセルされるものになった。
USの最速攻略本の類によると第3段階として「錯乱」という名称があたえられ、専用アイコンまで作られているが、日の目を見ることはなかった。

MS

コマンド入力できず、味方を勝手に攻撃。発生ターン数の初期値は12。

SSG

行動が無作為に決まる状態になる。
勝手に行動することで【BP】(ブレイブポイント)が削られてしまい、コマンド入力する前にBPが0になってしまう場合もある。
敵側は、【イド・ブレイク】の追加効果か【ディーマージュの嘆き】の発動によって発生するが、敵側自体が無作為に行動するため、あまり効果は期待できない。

SEB

行動が無作為に決まる状態になり、行動する際には割り込み行為を行ってくる。

IS

コマンド入力を受け付けなくなり、ランダムで行動が決まるようになる。
攻撃対象が味方になる事は無く、ダメージを受けると解除される。
【LP消費回復】が暴発することもある。
ただし、同時に【魅了】状態になっている場合、味方を【技】【術】などで
攻撃するようになり極めて危険。
味方が一人でもこの状態になっていると、陣形効果が失われる。
また、条件を満たしていれば、【連携】に参加できる。

ISEC

コマンド入力を受け付けなくなり、ランダムで行動が決まるようになる。
攻撃対象が味方になる事は無く、基本的に3ターンで解除されるほか、ダメージを受けると即解除される。
解除された時点で未行動の場合、画面表示されている行動を行う。
補助スキルの使用は不可能で、クールタイムも減らなくなる。
また、条件を満たしていれば、【連携】に参加できる。

RSU

コマンド入力が出来なくなり、何もしないか、自身以外の味方に【通常攻撃】を行う。
4ターン経過で自然解除され、ラウンドの切り替わりでも解除される。
【能力値】のインフレが進んでいるため、
味方側は一撃で【最大HP】以上のダメージを受ける事も珍しくない。