一部のカードは総合ルールを見ても処理方法が書いてない(理解しづらい)ものがあります。
ここにはそういった疑問に該当する適切な処理を載せていきます。
※基本的にtwitter上に寄せられた質問/回答を校正しています。元の会話は質問文から見れます。
今のところサポートフォーラムが無いので、よくわからない疑問・質問は@scstcg(公式twitter)に問い合わせましょう。
(14/9/15)公式サポートフォーラムができたのでそちらで問い合わせましょう。
- 複属性ストライカーは複数の符力を発生させられますか?
- 効果処理によって自分が勝利条件を満たすスペルの発動時、スコアコストによって相手のスコアが15点以上になった場合はどちらが勝利しますか?
- オプション「八咫烏の瞳」は属性を持っていますが、アビリティによる種族しか追加されないのですか?
- キーワード能力は複数取得できますか?
- ターン持続効果を取得したストライカーに<遮断>を付与した場合、効果は無効になりますか?
- 秘弾「そして誰もいなくなるか?」はミニマップがありませんが、対象を取らないスペルですか?(続き)
- 想起「テリブルスーヴニール」のスペルによって獲得し、発動したアビリティが「コストにした手札」を参照する場合、どうなりますか?
- 想起「テリブルスーヴニール」のスペルによって獲得し、発動したアビリティの効果対象が「術者」と表記されている場合、どうなりますか?
- 天呪「アポロ13」によって、複数のダメージゾーンを持つスペルにリアクションを行った場合、どうなりますか?
- 天呪「アポロ13」によって魔符「アーティフルサクリファイス」にリアクションを行った場合、どうなりますか?
- 【回答出ています】天呪「アポロ13」によってリアクションを行ったスペルの効果範囲が、テキスト上では「敵(or敵全員)を~」となっている場合、どうなりますか?
- [花符「幻想郷の開花」で対象に取られたストライカーにリアクションで<遮断>を付与した場合、どうなりますか?
- 死歌「八重霧の渡し」や心花「カメラシャイローズ」でリアクションを行い、攻撃やスペルの範囲から外れた場合、どうなりますか?
- 本能「イドの解放」で、一歩先のDEF4と二歩先のDEF3を対象に取った場合、どうなりますか?
複属性ストライカーは複数の符力を発生させられますか?
できません。
例えば「神/魔」属性を持つ祟符「ミシャグジさま」の場合、神属性か魔属性のいずれかの符力を1つ発生させられる、という意味合いであり、複数の符力を発生させられるわけではありません。
効果処理によって自分が勝利条件を満たすスペルの発動時、スコアコストによって相手のスコアが15点以上になった場合はどちらが勝利しますか?
相手の勝利になります。(※総合ルールで確定する内容なので公式からの引用は無いです)
5.4.8.1 手札から使用するスペルカードとそのスペルカード能力を選択して、エフェクトゾーンに置きます。
5.4.8.2 選択したスペルカード能力の宣言上の条件を確認します。宣言上の条件についての詳細は[2.5.4 宣言上の条件]を参照してください。
5.4.8.3 選択したスペルカード能力の宣言を行うストライカーを選択します。ここで選ばれたストライカーを「術者」と呼びます。
5.4.8.4 術者を起点として、公開したスペルカード能力の適切な対象を選択します。
5.4.8.5 選択したスペルカード能力のコストの支払いを実行します。
5.4.8.6 上記の手順で実行できない項目が存在する場合、宣言を行うことはできません。すべてが実行可能な場合、チェックステップを行います。
5.4.8.7 選択したスペルカード能力をリアクションチェインに組み込み、リアクションチェインへ移行します。リアクションチェインについての詳細は [6 リアクションチェイン]を参照してください。
要するに
・発動の宣言→発動条件の確認→術者の指定→対象の指定→コストの支払い→チェックステップへ移行→リアクションチェイン確認
の順になるので、スコアコストによって相手のスコアが15点を超えたならば相手の勝利になります。
なお、宣言を行った時点でコストの支払いが発生する為、このシチュエーションで「相手がスコアコストが必要なRスペルを更に宣言する事によって自分が勝利する」という事態は発生しません。
オプション「八咫烏の瞳」は属性を持っていますが、アビリティによる種族しか追加されないのですか?
いいえ、種族だけでなく属性も取得します。
現時点で総合ルールの記述に不備がありますが、エースは装備したオプションの「属性・Rank・ステータス・アビリティ」が追加されます。
装備スペルも同様です。
※追記:総合ルールver1.01で修正済み
キーワード能力は複数取得できますか?
はい、可能です。
<接射>と<覚醒>は取得した分だけ数字を合算して適用します。
<瞬速>は複数取得しても追加移動のタイミングが1度のため、更に移動する事はできません。
※追記:<瞬速>についてはフォーラムで間違っていた事を確認したので修正しました。
ターン持続効果を取得したストライカーに<遮断>を付与した場合、効果は無効になりますか?
いいえ、<遮断>獲得以前に得た効果は規定のタイミングまで持続します。
効果発生源に対応する<遮断>を得たのが同一のリアクションチェイン内であれば、効果は無効になります。
秘弾「そして誰もいなくなるか?」はミニマップがありませんが、対象を取らないスペルですか?(続き)
はい、フランドール・スカーレット/秘弾「そして誰もいなくなるか?」(以下誰いな)は対象を取らないスペルです。
そのため、Aスペルの"対象にならなくなる"能力を持つ古明地こいし/本能「イドの解放」は除外されます。
ただし、<遮断>Aスペルを持つストライカーやオプションの常時アビリティによって場を離れる効果を無効にするエースは除外されません。
他の対象を取らないスペルには豊符「オヲトシハーベスター」があります。
引用元続き1続き2続き3
相手プレイヤーが「誰いな」を宣言した場合は術者Aは敵なので1,3のケースで対象にはとれません。(どちらも対象範囲は味方限定の為)
1.行符「八千万枚護摩」の場合
「誰いな」の術者A以外を直接対象に取る事はできず、宣言できません。
「誰いな」の術者Aを対象に含むリアクションを宣言したストライカーBであれば、対象にできます。
また、ストライカーBを対象に含む範囲リアクションを行ったストライカーC(敵)により、新たに対象になったストライカーDも対象にできます。
2.気符「無念無想の境地」の場合
「誰いな」の術者Aは行動済みのため、宣言できません。
「誰いな」の術者Aを対象に含むリアクションを宣言したストライカーBも行動済みの為、対象にできません。
ストライカーBを対象に含む範囲リアクションを行ったストライカーC(敵)により、新たに対象になったストライカーDのみ宣言できます。
3.夢符「二重結界」の場合
「誰いな」の術者Aが対象に含まれていれば、範囲内の他の味方ストライカーも効果の対象にする事ができます。
術者Aが対象に含まれていない場合や、相手プレイヤーによる「誰いな」に対しては八千万枚護摩と同様、
「誰いな」の術者Aを対象に含むリアクションを宣言したストライカーBや、ストライカーCのリアクションによって新たに対象になったストライカーDを対象に含んでいれば宣言できます。
ややこしいですね!(半ギレ)
現在は<遮断>のルールテキストが変更されたため、対象をとらないスペルを防げなくなりました。
想起「テリブルスーヴニール」のスペルによって獲得し、発動したアビリティが「コストにした手札」を参照する場合、どうなりますか?
参照する対象が存在しませんが、ゼロとして効果の処理を行います。
例えば封獣ぬえ/鵺符「弾幕キメラ」の場合、参照するATK値をゼロとして扱うため、与えるダメージは「0+2=2ダメージ」という事になります。
想起「テリブルスーヴニール」のスペルによって獲得し、発動したアビリティの効果対象が「術者」と表記されている場合、どうなりますか?
対象不適切により効果の解決に失敗します。
「術者」はあくまでも「スペルカードの宣言者」を指すルール用語です。
アビリティの宣言者は術者ではない為、効果の対象に指定できるストライカーが存在しない事になり、効果の解決に失敗します。
例えば飛符「フライングヘッド」のスペル効果を獲得した場合、スペルのテキストは「術者を~」となっている為、アビリティの効果は宣言しても不発になります。
天呪「アポロ13」によって、複数のダメージゾーンを持つスペルにリアクションを行った場合、どうなりますか?
範囲ごとのダメージを「同時に」かつ「別々のものとして」術者に与えます。
例えば「サブタレイニアンローズ」の場合、「5ダメージ」と「2ダメージ」を同じタイミングで別々のダメージとして与えるため、術者のDEFが6以上の場合は何も起きずに処理が終了します。
天呪「アポロ13」によって魔符「アーティフルサクリファイス」にリアクションを行った場合、どうなりますか?
対象不適切により効果の解決に失敗します。
魔符「アーティフルサクリファイス」の術者は宣言時に行動済み状態になっている為、前半部分の「未行動状態の味方(このケースでは術者)を撃破する」という条件が満たせず、効果の解決に失敗します。
後半部分は「味方(術者)を撃破した場合~」なので、前半部分の解決失敗によって不発となります。
【回答出ています】天呪「アポロ13」によってリアクションを行ったスペルの効果範囲が、テキスト上では「敵(or敵全員)を~」となっている場合、どうなりますか?
マスパなどの一部のスペルに関する処理の問題。(引用元)
アポロによって対象と範囲(効果左記載のミニマップのこと)を変更する事自体は可能だが、テキスト上では効果対象が「敵」と定義されているため、「術者」を対象にすると解決に失敗するのでは? という意味。
調整中です。
2014/08月26日付け回答
「対象が変更された場合は『敵』や『味方』も含めて対象が変更されたという解釈で使用して下さい。」 とのこと。
例えば{マスパ ← アポロ}というリアクションチェインならば、
- アポロによって「(ミニマップ:術者対象) 術者に【3】ダメージ、さらに~」という対象・テキストに変更される。
- その後、マスパ処理は「術者」が適切な対象であるため、ちゃんとダメージが発生する。
という風に解決される。
(※総合ルールは現状、「敵」「味方」「術者」の特殊処理をテキストルール用語として定めていないので、ルール不備ということである。)
[花符「幻想郷の開花」で対象に取られたストライカーにリアクションで<遮断>を付与した場合、どうなりますか?
条件を満たしている場合、宣言した側のプレイヤーの勝利となります。
~<遮断>は「効果を受けない」キーワード能力なので、対象に取るだけの風見幽香/花符「幻想郷の開花」は防げません。
花符「幻想郷の開花」の特殊勝利を回避する方法は該当ページに記載します。
※追記:<遮断>の仕様変更に伴い、<遮断:Aスペル>で回避可能になりました
死歌「八重霧の渡し」や心花「カメラシャイローズ」でリアクションを行い、攻撃やスペルの範囲から外れた場合、どうなりますか?
対象外となり、攻撃ないしスペルの効果を受けません。
対象をとるスペルは、範囲と対象がセットであるため、どちらかが欠けても効果を適用できません。
対象が別のゾーンないし範囲の外に移動しても「範囲の中に存在する対象に効果を適用する」為、範囲の中に存在しなければ効果を適用できません。
逆に、範囲内であればどこに移動されても効果は適用されます。
術者を移動させた場合、対象となるのは「範囲内に存在する、宣言時に対象にとったストライカー」だけです。
宣言後に移動させたとしても”新たに対象を取る”という事はできません。(→引用元)
また、術者の移動によって効果の異なる範囲内に移動した場合であっても、適用されるのは対象を選択したタイミングでの範囲の効果です。(→引用元)
本能「イドの解放」で、一歩先のDEF4と二歩先のDEF3を対象に取った場合、どうなりますか?
- ダメージについて
「全員に【3】ダメージ。」の部分の適用では、あくまで「ダメージ発生を(対象の適切性と範囲を確認したうえで)確定させている」だけです。この段階ではまだ撃破を行いません。(補足質問に対する肯定)
- 後退について
後退は全員同時処理になりますので、範囲内に2体縦に並んでいる場合は、2体とも後退します。 3体縦に並んでいて(あるいは三歩先が場外であって)、後退出来ない場合のみ後退しません。(引用元、括弧内は編集者による補足)
- チェックステップについて
「ダメージ(発生の確定)と後退」という(1つの)効果を適用し終わった後、チェックステップを行います。
ダメージが実際に適用されるのはチェックステップです。(この行の引用元)
つまり、前半部にて確定したダメージは、チェックステップに初めて「適用(=DEFと比較して撃破)」されます。(総合ルール1.00の2.6.3および2.7.2.3)
- まとめ
要するに、「(1)ダメージ発生確定→(2)後退→(3)DEF3を撃破」の順で解決することになります。そのため、三歩先にストライカーが存在するor三歩先が場外の時、撃破よりも前に後退処理が入るので、結果として後退できません。
