ゲームの戦略

Last-modified: 2022-06-22 (水) 21:47:06

ゲームの流れ

ゲーム開始から終了までの流れを時間に沿って解説していきます。戦略については下記の戦略項目を参照してください。

ゲーム序盤(開始~1分経過あたりまで)

ゲームが開始したら、まず以下のような状況を把握します

  • 相手のカード(3枚)は何か?: 防御力が弱いものと攻撃力が強いものを把握しておくといいです
  • どのマップか?: マップによって戦略が大きく変わります。
  • 自分の塔や相手の塔のカードは何か?: 特に攻撃が強い塔がどこにあるのか等も把握しましょう。

次に、速攻が可能かどうかを見極めます。可能な場合は攻撃の強い塔に兵士を移して、すぐに速攻を仕掛けましょう。
同時に、相手が速攻を仕掛けてくるのかを見極めます。シグナルとしては相手が攻撃が高めの塔に兵士を集めていたりすると速攻の危険性があります。
逆に相手が塔をアップグレードしていたらおそらく速攻はありません。相手側の兵が減って隙きが出来ますのでそれを見計らって速攻をやってもいいでしょう。

自分も相手も速攻を仕掛けてくる場合はいかに早くマスタータワーを落とすかの競争となります。
自分がデーモンやテンプルナイト、ブードゥーなど移動が早いカードを持っている場合は成功することが多いです。
逆に相手がそれらのカードを持っていて、自分は持っていない場合、速攻は中止し、相手の速攻を受けるようにしましょう。

相手の速攻を受ける場合、相手が攻撃してくると思われる経路を予測し、その経路上にある防御の強い塔に兵士を集めましょう。
また、マスタータワーにも兵士を集めて対策しましょう。

相手の速攻を阻止した場合、一時的に自分が有利になりますので、こちらから追加で攻撃を仕掛けたりすることが可能です。
逆に自分の速攻が失敗した場合は自分が不利になります。深追いせずに立て直しましょう。

速攻の撃ち合いで乱戦になった場合の注意点は大体以下です。

  • 自分のマスタータワーに兵を残しておく: 時間差の裏抜きでマスタータワーに攻撃されることがあります
  • マスタータワー近くの敵の塔(孤立していない場合)はなるべく落とす: こちらも裏抜きされて後々マスタータワーが攻撃される恐れがあります。

速攻をしない場合でも塔をアップグレードをすると相手に速攻をする隙きが生まれますので慎重にアップグレードしましょう。
特にすべての塔を同時にアップグレードすることは相手の速攻の危険性が全くない場合を除いて避けた方がいいです。

ゲーム中盤(開始1分~4分)

序盤の攻撃が一段落するとゲームは膠着します。この間には塔をアップグレードしたり兵士を増やしたりして陣地を構築していきます。
下記のじっくりの戦略も参照してください。

この際にも相手の動向(兵士差はどうなっているか?相手が攻撃してくる兆しはあるか?)を逐一確認しましょう。

ゲーム開始4分(終了まで残り2分)で攻撃力が200%になりますので、そのあたりで攻撃を仕掛けましょう。

ゲーム終盤(開始4分~終了)

ゲーム終了時までマスタータワーが陥落しなかった場合、持っている塔の数で勝敗が決まります。
終了直前は無理にマスタータワーを落とそうとはせず、1つでも多くの塔を取ったり、すでに持っている塔を取られないように心がけましょう。

状況の把握

ある戦略を実行していて膠着状態にある場合には逐一状況を把握し、自分が有利になっているか不利になっているかを把握する必要があります。
例えば、自分がある塔を攻めているが、相手側が兵士を補充したりパンプキンでシールドを作って守っていてなかなか落とせないという状況が続いている、または逆の立場にある場合等で膠着している場合、自分の兵の総数が相手よりも増えている場合はそれを継続していよいですが、相手の兵の方が増えているようであればその膠着状態をやめて別の戦略に切り替えた方がよいです。

戦略

タワークラッシュにおける戦略は以下の2つがあります

1. 速攻: ゲーム開始直後に攻撃する
2. じっくり: 兵士をある程度ためてから攻撃する

速攻の戦略

速攻を行う際には、とにかく短期間(開始数秒から十数秒)のスピード勝負で決着をつける必要がある。その際の注意点は以下です。

  • ブードゥー・デーモン・テンプルナイトなどの攻撃力が強いか移動が早い兵士の城にまとめて一気に攻撃する
  • 中立の塔を落として相手陣地に入る場合には落としやすい(レベルの低い)塔や相手陣地に近い塔を選ぶ。
  • 相手のマスタータワーを集中的に攻撃する(=それ以外の塔の攻撃は極力避ける)
  • 矢の塔からの攻撃で兵士が削られるのを避ける
  • ひとまず全力で攻撃する。失敗したときどうするかは後で考える(重要)
  • 相手のマスタータワーを落とすまでに必要な兵力を見積もり、落とせそうにない場合は速攻は行わない

速攻が有効な場面

  • 相手が開始早々に城をアップグレードした
  • 相手の塔の防御力が弱い
  • 以下は「速攻が有効な場面」というよりは「速攻しないと不利になる場面」ですが速攻を検討しましょう。
    • 相手に尼僧、ホーンウィザードがいる
    • 相手に夜叉・ブロウラーがいる
    • (要検討)相手に投擲兵がいる、これは状況次第で
    • 相手に兵糧攻めの兆しがある(ブードゥー、ファイヤーメイジが分散して攻めてきている)

速攻が有効でない場面

  • 相手陣地にパンプキンやサボテンなどの防御が強い塔が多い
  • 矢の塔で阻害される可能性がある

速攻が失敗した場合

速攻が失敗すると自分の陣地が手薄になりますが、相手側も混乱して一旦両者のプレーが停止することが多いです。慌てずに対応しましょう。対応は以下が考えられます

  • 自分のマスタータワーが攻撃されないように兵士を追加する
  • マスタータワーに限らず相手の塔で落とせそうなところがある場合は落としておく。特に防御が弱い塔が狙い目
  • 兵士を一旦引いて兵力を温存する

じっくりの戦略

じっくり戦略ではなるべく短時間で兵士を貯める必要があります。そのためには塔をアップグレードしたり兵士をくるくるしたりして増やす必要があります。

  • 塔のアップグレードは慎重に行う。特に相手の塔と道で接している塔のアップグレードは相手の速攻を招く恐れがあるので気をつけましょう。
  • 相手に攻撃される隙きができないような布陣にする。前線は防御の強い塔を残し、後方に攻撃の強い塔を作る。パンプキンを持っている場合はシールドもつけましょう。
  • 兵士をため終わって攻撃する場合はどの塔を攻撃するかをよく考える。特に、相手が攻撃しようとしているときは無理にこちらから攻撃を仕掛けず、防御の強い塔に兵を集めて攻撃を受けるようにする
  • 兵の数が増えてきて塔のキャパを超えるようになったら兵士のくるくるを検討しましょう。くるくるをする際には、塔間が短い2塔や前線に近い塔、攻撃力が強い塔を選ぶとよいです。

じっくりが有効な場面

  • 聖剣士、ホーンウィザードなどの兵士を増やす系のカードや夜叉・投擲兵・尼僧・ブロウラーなどの時間があると有利になるカードを持っている場合
  • 防御の強い塔があり相手の攻撃を受ける余裕があるとき

じっくりが有効でない場面

  • 相手が上述の「時間があると有利になるカード」を持っていて、自分が持っていない場合、じっくりの戦略を取ると時間が経つほど不利になってジリ貧になる危険があります。速攻を検討しましょう。

特定の兵士やマップで有効な戦略

兵糧攻め

ブードゥー、ファイヤーメイジ(場合によってはゴブリン)等の相手の城に追加のダメージを与える系のカードを持っている場合、相手の城にそれらの兵を散らして兵の生成を阻害できます。この戦略が有効なのは限定的でブードゥーとファイヤーメイジの両方を持っている場合でないと有効ではないかもしれません。

  • 中立の塔を取って自分の陣地を広げる場合、自分側の塔の露出が少なく、相手側の塔の露出が多い塔を取ると兵を散らしやすいです。具体的には一本道の先に中立の塔があり、その先では道が枝分かれしていて、相手の城がたくさんある場合、中立の塔を取るとよいです。
  • とにかく、どの塔でもブードゥーやファイヤーメイジの効果を切らさないことが重要です。
  • 兵糧攻めが成功して相手方に隙きができたらすかさず攻撃をしましょう。

兵糧攻めの例(カボチャに対しては防御が強くて失敗することが多いので実はあまりおすすめでない):

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レベルの高い中立塔を利用する。

Lv5やLv4などのレベルの高い中立塔は落とすのが困難です。
しかし、それを利用することができます。例えば、槍兵であれば落とさずにすり抜けて相手陣地を奇襲することができます。また、盗賊であれば、落とした後もレベルを維持して活用することができます。

城の多いマップ

中立の城が多いマップでは投擲兵を増やしたり、デアデビルガード(ゾンビ兵)を大量に増殖させたりするのが有効です。
また、パンプキンやホーンウィザード、ブロウラーの塔がたくさんできることによって攻撃しづらい布陣を構築することが可能です。

戦術

攻撃時に気をつけること

余裕があるときは、できるだけ攻撃力の高い兵士の塔に集めてまとめて攻撃を仕掛けましょう。すぐに攻撃すれば落とせる場合など急を要する場合はこの限りではありません。

相手側から防御の強い塔を攻撃してくれている場合は無理に攻撃する必要はありません。大事なことは「攻撃すること」ではなく「相手との兵力差をつけること」です。言い換えると攻撃により、相手の兵を減らす、もしくは塔のレベルを落として生産力を下げる(塔を取るか特殊能力で下げるか)、塔の機能を止めることで兵数差をつけることが目的です。攻撃力が高いカード、もしくは相手の回復・ほかの塔からの応援が間に合わない速いカードで可能な限りたくさん兵がいる塔から出してアタックボーナスをつけて攻撃するようにしましょう。
移動経路に矢倉がある、相手のカードの防御力が高い、相手の後ろにかぼちゃが控えている、等々の場合には逆に兵を減らすだけの場合があるので注意しましょう。

防御時に気をつけること

相手が防御の高い塔を攻撃するように仕向けましょう。また、そのような塔を攻撃してくれているときは無理にこちらからは出撃せず、その塔に兵士を補充していきましょう。カボチャを持っている場合はこまめにシールドを強化しましょう。
味方の矢の塔から攻撃が可能な位置で守るのもよいでしょう。前方の防御が強い塔を盾に後方から攻撃が強い兵士で攻撃する形が理想です。

防御の低い塔が攻撃されているときはあまり持ちこたえられませんので兵士の補充で陥落を遅らせるのは良い策ではありません。
その塔は捨てて兵士を攻撃に回したり、後方の防御が強い塔に移動させた方が兵を効果的に活用できるかもです。

裏抜き

一度出撃命令を出して出撃した兵士は経路上の塔が敵に取られてもそのまますり抜けて攻撃先の塔に移動します。この性質を利用して、相手の陣地の奥深くの攻撃しづらい塔を攻撃するテクニックが裏抜きです。

例えばA-B-Cの順でつながっている塔のうちAが自分の塔で、Cが敵の塔でBが敵の塔または中立の塔のとき、まずAからBへ攻撃する際には全力は出さずにBが落ちる程度の兵を出す、次にBが落ちたらAからCの城を全力で攻めるという風にすると、たとえ途中でBが取られても、Cへの攻撃が継続され効果的な攻撃ができます。もしも、Bに全力投入した場合、Bを取った際の塔のタイプに依存する(もし弱い兵士の塔になってしまったらCへの攻撃は難しくなる)ため、裏抜きは効果的と言えます。

裏抜きの出撃命令ができる期間(=前線が取れている時間)は長くないかもしれませんので、余裕があればあらかじめ出撃させたい城をなぞっておくといいです。先の例ではAからBへの出撃命令を出した直後、Bが落ちることを見越してA(と他に出撃したい塔)をなぞって(まだ指を画面から離さないで)おきます。そして、Bが落ちた瞬間にBとCもなぞって、出撃先であるCで離します。そうすると、Bがすぐに取り返されても裏抜きが成功します。

動画は時間差で遠くからマスタータワーを裏を抜いて落としているものです。うまい相手でも気付けないことが多いのでマスタータワーの隣が落とされたあとは特に注意しましょう

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逆に、自分が守る立場でB, Cの城を持っていて、相手がBに全力で攻撃してこなかった場合は裏抜きの危険性を疑いましょう。

兵士くるくる(お手玉, back and forth)

塔のキャパを超えて兵士を配置した場合、その塔では兵の生成がされなかったり、超えた分の兵が減っていき無駄ができてしまいます。
一方で、出陣中の兵士は矢で攻撃されない限り減ることはありません。
この性質を利用して、2つ以上の味方の塔間で兵士を行ったり来たりさせることで、塔のキャパシティを超えた数の兵を温存させることができます。これを兵士くるくると呼びます。
英語では"back and forth"と呼ばれているようです。

兵士くるくるをする際の注意点は以下です。

  • 移動させる道に矢の塔がないか注意する: ただし、テンプルナイトやデーモンなど矢の塔を避けることのできる兵士は矢の塔があるのを承知で兵士くるくるをやってもいいかもしれません。
  • なるべく短い塔間で回すようにする: 兵士は移動先の塔に到達するまで次の命令が出せないので長いと敵の塔への出撃に移るのに時間がかかる
  • 塔のキャパシティを超えないようになるべく高速で行ったり来たりさせる。

また、兵士くるくるに参加しない塔もキャパシティを超えそうになったらくるくるしている城に移動させて兵を温存しましょう。

兵士くるくるは攻撃にも守備にも使えます。

攻撃型兵士くるくる

兵士くるくるで集めて攻撃を行います。攻撃力の強い塔や移動の早い兵の塔を選ぶ(またはそのような塔に移動させて攻撃する)と良いでしょう。

守備型兵士くるくる

防御力が強く、前線にある兵の塔で兵士くるくるを行い、相手が攻めてきたら攻められた塔に兵を集め、攻撃をかわすことができたらまた兵士くるくるを再開します。
Lv1でキャパが低い塔でもキャパを超えた防御ができます。カボチャを用いればシールド作りもできて一石二鳥です。

守備型兵士くるくるの例です。こちらのように前線でくるくるし続けると兵数を温存したまま進撃ができます。なかなか難しいです。

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一歩退却

ある塔が攻撃されている場合にその塔を一旦捨てることを言います。敵に塔を明け渡し一時的に不利になりますので上級者向けの作戦と言えます。
一歩退却が有効なのは以下の場合です

  • 攻めている兵士の攻撃力が強い
    • 特にレベルの高い夜叉やブロウラーに攻撃されている場合は取られた後の塔はLv1になって攻撃力が下がるので効果的です
    • そうでなくても相手にホーンやかぼちゃなどの攻撃の弱い兵士がいる場合はそのカードが出ることが期待できます
    • このような兵士は攻撃は弱いですが防御が強いので攻撃されにくくても取り返すのは困難になりますのでご注意ください
  • 攻められている塔の防御力が弱いが後方に防御力の高い塔が控えている
  • 攻められている塔はlv1である
    • 捨ててもあまり惜しくありません

一歩退却が有効でない場合は以下です

  • 攻められている塔はアップグレードしていてレベルが高い