Leclerc Prototype

Last-modified: 2019-11-20 (水) 20:49:20

ScreenShot0013.jpg
速い!強い!そこそこ堅い!
・・・でもその見た目本当にルクレール?

概要

仏伊ルート最初の第三世代主力戦車、のプロトタイプ

調べてもあんまり情報が出てこない車両。ソミュール博物館の入り口においてあるらしいからだれか見てきてくれ
Leclercの前史について解説すると、どうやらフランスは前も?やらかしているのに懲りずに共同開発しようとしたらしいが当然のことながら1982年に破談
ただしこの時の技術やノウハウをもとに1986年に6つのプロトタイプを製作。そのうちの一つがたぶんコレに相当するのだと思われる
ちなみに開発モジュールを見るとわかるが量産型とは違いトーションバー方式の足回り

フランス特有の選択式モジュールもこのあたりから選択数が多くなってきてややこしい
上手い事特化させることに成功するととんでもない能力を発揮することも多い

解説

いつもの良い所/悪い所方式では(選択モジュールの多さで)上手くいかないので、最初に選択モジュール一覧を見ていただこう
モジュール選択画面で上から順に第一第二第三としている

種類第一第二第三備考
ProtectionHP+250修理速度+30%
モジュール耐久+15%
強化スモグレ
(8発/15s継続/50s装填)
対AP性能向上対HEAT性能向上-モジュラー装甲の再現か
Firepower視界+15mHEAT解禁-
精度+10%移動時精度+19%収束+20%
改良APFSDS解禁装填+13%-
固有アビリティ強化
100m範囲→150m範囲)
弾種変更時の挙動
再装填時間が発生しなくなる
-
Mobility不整地走行性能+47%
路外走行性能+23.5%
加速+10%履帯耐久+40%
砲塔旋回速度+20%車体旋回速度15%-
加速+15%
車体旋回速度+15%
後退最高速向上
26.64km/h→38.00km/h
-

 
見ていただいた通り弾薬すら他のモジュールとの排他式なのがお分かりいただけるだろう
そして選択式モジュールで変化がない性能は俯角くらいな物なので、モジュールの構築次第で如何様にも化ける
それを踏まえたうえで、本来なら禁忌であるがストック状態の性能を論じてからモジュールの構築について論じていこう
 

ストック状態

(ストック状態ではあまり出てないので割と机上の空論に近い点はご容赦いただきたいが)

ストックの攻撃能力

一言で言ってしまえば"低単発/高貫通でそれ以外は平凡"
初期弾薬はAPFSDSとHEのみ
単発500は同格ではMerkava 2D?に次いで下から2番目、ツリー車最下位。単発低い低いと言われるType 90にも10劣る低単発ぶりだ
代わりに貫通は670mmとツリー車ではLeopard 2に次いで2位につける
装填8s/RPM7.5は速い部類に入るため、DPMは3750と東側より低いが西側より高い
精度は0.11と標準的だが、収束が2sと長い部類に入るのが難点と言えば難点
俯角は8°で東西戦車の中間あたりだ
 
お気づきだろうか、ストック状態なのに他の戦車とそこそこ戦えそうな性能をしていることに...

ストックの防御性能

対AP
車体下部の下半分は流石に530mmで抜かれてしまうものの、上半分は750mm、車体上部は傾斜も相俟って同格には抜かれることは無い
砲塔もまた堅牢で、垂直に切り立った部分が770mm装甲であり左右傾斜部は正面からでは950mmを誇る(素の厚さは660mm程度)
ターレットリングが見えてしまっておりこの部分は(狭いのだが)130mm程度で抜かれてしまう。PvEでは弾はここに飛んでくるので細心の注意を要する
側背面は期待できない。砲塔側面は200mm、車体は160mm程度である。・・・背面?50/30ですよ?
 
対HEAT
複合装甲の常で対成形炸薬性能は高く車体下部下半分は660mm、上半分が950mm、砲塔垂直部1000mm、傾斜部元厚850mmを誇る
ターレットリングは相変わらずの120mmなのでやっぱりミサイルはここに集中して飛んでくる
側面先端にERAが装着されたが、あまり期待はできない。遭遇する車両のHEAT/ATGMは側背面に当たれば貫通すると考えておこう
 
やっぱりストックで戦えるじゃないか...
 

機動性

非常に高い機動性を持つ
最高速は72km/hと、赤軍ガスタービン車に次いで二位、そして加速4.1sはぶっちぎりのトップだ
ただ、悲しいことに車体旋回31.98°/sと驚くほどに曲がらない。砲塔旋回は40°/sと標準的なのだが
 

その他

視界・隠蔽は標準的な430m/12%(迷彩込み17%)
この他特徴的な点として、アビリティの"Designated Area"があげられる。これは停止時(正確には10km/h以下)のみ発動可能で、周囲100m以内の敵全てにDesignationを掛けるというとんでもないもの。
Designationを掛ける時間(5s)の間ほぼ動けないという欠点はあるものの、障害物を挟んでいたとしても強制的に掛ける事が出来る化け物アビリティだ。範囲が100mとかなり近接した距離なのと、アビリティリロードに5分かかる点が難点と言えば難点か。
 

総論

堅めの正面装甲と高い機動性を持ち、火力も最低限持ち合わせている上に睨み合ってると唐突にDesignation掛けてくる、敵にして見れば非常に厄介なMBT。
ただ火力は本当に最低限なので、1対多の状態になるとすぐに落ちる。高い機動力をフルに生かせるようにしたい
PvEでは側面の薄さと高くないDPM、それとここまで高い機動性を生かす機会がそこまでないためアビリティを生かすならともかく・・・と言ったところか
 
・・・というのがストックの評価。
ここで思い出していただきたいのが先述のモジュール選択表。一つ一つのモジュールの性能がやけに高いのにお気づきだろうか
つまり元からそれなりに戦えそうなこの車両にこれらのモジュールが付くとどうなるのか・・・?

モジュール構築

各モジュール選択肢について

Protection

一つ目はHP+250、モジュール耐久、スモークの選択。どれもそこそこ利点があって選び難い。
HPを選択した場合、最大HPは3100に達するが250という数字は同格APの0.5発分に満たない。スモークは若干高性能で、装填が50sと大幅に短く(標準は80s)、持続が15sと長い(標準10s)
 
二つ目は装甲の耐性を上げるもので、どちらを選んでも素の装甲から落ちるところは無い。純粋に対AP能力と対HEAT能力が向上する。おおよそ複合部分の耐性が1.2倍になる模様。

Firepower

一つ目は視界+15mか、HEATを解禁するか。HEATを使う気があるのかどうかというところだろうか。解禁されるHEATの性能は貫通550、αダメージ550(表記174-816)というもので貫通が低い部類に入る。
APFSDSの単発が低いことも考慮に入れられたい。
 
二つ目は精度+10%、移動時精度(拡散緩和)19%、収束時間-20%の三択だ。ここは自分のプレイスタイルとの相談になるだろう。停止射、行進射、躍進射のどれを重視するかと言い換えても良いかもしれない
 
三つ目は改良APFSDSの解禁と、RPM+13%というもの。改良APFSDSは貫通700mmとトップタイになり、単発も540とLeo2を超えるようになる。DPM向上は8%にとどまるが、全力射撃の機会の可能性と貫通向上を考慮すればこれもプレイスタイルの問題になるだろう。
どちらかといえば弾薬開放はPvP向け、RPM向上はPvE向けだと感じる(筆者感)
 
四つ目は少々難解で、固有アビリティの強化と、新たな特殊能力の追加とでも言おうか。固有アビリティに関しては明快に効果範囲が50m伸びるだけである。150mも距離があれば使い勝手は格段に向上する。
もう片方に関しては、装填完了時に弾種を変える際、ごく短時間(0.2s?)で完了するという物。これに関してはHEATを解放しているか否かもかかわってくる。また素の装填で8s、装填に特化すると6.4sほどまで短縮されることも考慮に入れられたい。

Mobility

 
 

#Endregion
 
ごめんつかれた
最後にモジュールの組み合わせ論とか書くつもりだけど組み合わせ方とかに意見とか自分の組み合わせ方とかあったらコメントアウトとかでこのページかDiscordで投げつけてくれると助かる
筆:強風