車両情報
基本性能
Tier | 7 |
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車種 | MBT |
耐久値(HP) | 2405→2655 |
砲塔旋回速度(deg/s) | 39 |
重量(t) | 46.493 |
視界範囲(m) | 415 |
隠蔽率(%) | 14 |
走行方式 | 装軌 |
防護
装甲
名称 | 車体装甲厚(mm){F/S/R} | 材質 | ERA | ERA増加装甲厚(mm){F/S/R} | 貫通減少率(%){AP/SC} |
砲塔装甲厚(mm){F/S/R} | |||||
名称 | 277/80/45 | 複合 | 前方 | // | 57/70 |
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660/175/80 | 層状複合 | 前側方・上面点在 |
APS
名称 | タイプ | 発動距離(m) | 発動方位(方向:°) | 装填時間(s) | 発動回数(回) | 誘導精度影響(倍率:加算値) | 誘導旋回速度影響(倍率) | 備考 |
Automatic Soft Kill APS | Soft Kill | 300 | 全周 | - | - | ×11:- | ×0.65 | - |
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注:名称なし、現実的にはШтораだと思われるが。
武装
名称 | 照準時間(s) | 装填時間(s) | 総弾数(-) | 俯角(°){F/R} | 仰角(°) |
125mm 2A46M | 2.20 | 10.00 | 46 | -5 | 14 |
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弾薬名称 | 弾種 | 平均ダメージ(-) | ダメージボーナス(HEAT) 爆風範囲(HE) | 貫通力 (mm) | 弾速(m/s) | 精度(°) | 跳弾角(°) | 自動追尾 [ATGMのみ] | 備考 |
3VBM13 | APFSDS | 640 | - | 560 | 1700 | 0.12 | 67 | - | |
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3VBM19 | APFSDS | 640 | - | 660 | 1750 | 0.12 | 67 | - | |
3VBK16M | HEAT-FS | 580 | 25% | 630 | 905 | 0.13 | - | - | |
3VOF22 | HEF-FS | 580 | 1.5m | 40/85 | 850 | 0.14 | - | - | |
3UBK14"Refleks" | ATGM | 550 | 30% | 700 | 300 | - | - | No | 9M119 РеФлекс |
解説
つよいT-72!!!!!いやマジで
強い代わりに整備性や調達性が犠牲になってたT-80と堅実で安価なT-72のハイローミックスを運用していたソ連軍
当然、"T-80の強さでT-72の値段で調達できればそれでいいよね"という意見が出ており、1989年に"Obj.188"という名前の試作車両が完成する
…そこまでは良かったのだが当時のソ連軍は深刻な財政難。すぐに採用とは行かずに年月が経つ...ことは無く、翌年の湾岸戦争で(モンキーモデルを含むとはいえ)T-72が惨敗、流石に放置するわけにいかなくなる
直後ソ連崩壊に伴いT-80生産設備はウクライナ領になったこともありロシア連邦軍の主力として正式採用されたのであった
なお当初T-72BM・T-72BUという名前だったことからも"要するにつよいT-72"という事が察せられる(ボコボコにされたT-72の名前のままじゃいかんとT-90にしたとか)
ちゃんと本国仕様+αで輸出する上に価格も安いらしく、運用国は多岐に渡る。採用国に合わせて装備の取捨選択等もあるようだ
ゲーム的には快速T-80ルートと堅実+ERAついてるT-72ルートの合流点だけど経緯もあってT-80ルートの面影はない
火力
伝統の125mm 2A46を搭載しており火力面は申し分ない
単発は640と、前車T-72Bと比べて70UP!他車両の強化と比べて遜色はない
貫通の伸びが非常によく660mmとなりこれも同格と比べれば良い部類
装填は10sとまずまずの数字(フル強化で8s程度)。米独同格と同等だが単発が高く、DPMは攻撃力に極振りした中国の9910に次ぐ水準
精度は0.12°と比較的悪い数字だが気にはならない。強化後の差異で言えば0.01°に満たない差になる
俯角-5°がやはりネックになるだろうか。しかしここまで東側戦車を乗り続けているのであれば問題ないだろう
装甲
ペラい
ERAのおかげで車体正面はそこそこ弾けるがERAが外れるとAP750mmから抜け始め、800mmもあれば余裕で抜かれる。更に砲塔正面は対AP680mmと絶望的
辛うじて自車のAPFSDSは防げるものの砲塔基部がそこそこ大きくPvEでは正にネック
車高が低いので打ち下ろされることが多いことも欠点。傾斜で稼いでいる部分も大きいので少し傾いただけで装甲厚が大幅に落ちる。
対HEATでも弱点部分は変わらないが、車体上面は1200mm相当まで耐える事が出来る。ただ砲塔がそこまで耐えられないので...
機動
鈍足の部類
T-72Bに比べれば確かに良くはなっているのだけれどもやはり根本的にエンジン出力が足りていない
T-80Uから来た場合困惑することは間違いないだろう。何せ加速・最高速・砲塔旋回・車体旋回すべてが劣化してしまっている
T-90AやT-90MSになればどんどん良くなっていくからどうかめげないで頑張ってほしい
総評
高火力の代わりに装甲には頼れず、足も速くない
同格と比べて頭一つ抜けたDPMをどこまで生かす方法を考えよう。しかし自分がMBT枠を1つ使う点にも留意。後方で狙撃することは祖国が許さない
T-80Uから来た人はここでT-72ルートの車両によく慣れておこう。T-90MSまでくればどちらの動きも出きる良車両だ
T-80Uと比較して
同格で比較されることも多いT-80UとT-90、実際どうなのかと言うと・・・
T-90 | T-80U | 備考 | |
DPM | ○ | 誤差レベル(2%) | |
貫通 | ○ | 20mm高い | |
俯角 | ○ | 7°ある | |
装甲 | - | - | どっちもペラい |
HP | ○ | なぜか145程高い | |
足回り | ◎ | 圧倒的 |
・・・何も言うまい
対応
格上なら高貫通のAPでごり押せば終わる
同格は正面ならば車体下部か、余裕があるなら砲塔基部を狙ってみよう。この時APの方が抜けやすい
格下でもやることは変わらないが、味方の支援があるならERAを剥がすように射撃をするのも面白い。
HESH/HEP持ちなら車体天板や砲塔のおでこに撃ちこむのも効果的だ
また車体が1時・11時程度まで角度がついていれば徹甲弾なら300mm程度で履帯ごと打ちぬける
気を付ける点は貫通力と単発。西側MBTと比べてワンランク上のダメージを出してくるのであまり食らいたくはない
幸い装填・精度ともに平凡、機動性も高くないため貫通されなければどうという事は無い
筆:強風