緑
エナゾーンの利用とシグニのパワーの増加を得意とする色。
エナゾーンにカードを置く能力と大量のエナコストを要求する破壊力のあるカードが多い。
また、ランサーの能力を持つシグニと、能力を付与するスペルがある。
- 現時点で登場している緑のカードが存在するルリグタイプは、アイヤイ、アン、ママ、緑子、メル、ユヅキの6種で、他に多色(赤併せ持ち)としてユヅキのレベル2~5が登場している。この5種は全て構築済みデッキが存在している。
TCGに登場していない(ルリグタイプが設定されていない)緑のルリグはルリグ/TCG未登場を参照。 - この色に属するシグニは以下の通り。
- また、本来は他の色に属する「カラーチェンジ」としてカード名に「#~#」を含む以下のクラスが登場している。
- アーツは四字熟語から取ったネーミングとなっているが、読みは元の熟語とかけ離れた英語の単語や慣用句に置き換えられている。
スペルは漢字2文字のネーミングで、アーツとは異なり読みは普通である。
カード一覧
ルリグデッキ/メインデッキ以外のカード
- コインカード
- ノーマル(WD18 CO-01, WD20 CO-01, WX16 CO-01)
- ホイル(WX16 CO-02)
- 森川千夏(WX15 CO-04)
- 小柴莉緒(WX16 CO-05)
- 赤/緑ノーマル(WX20 CO-01)
他色の緑関連カード
ルリグ
アーツ
シグニ
『selector』と『Lostorage』において
オサキループ、【セイリュベイア】、【三式豊潤娘 緑姫】と、TCG環境での戦績は華々しく、この色に属するルリグタイプは他の4色のような脱落や放置も無く全てレベル4まで実装されているなど恵まれた「緑」だが、何故かアニメ中では不遇な扱いを受けることが他の色に比べて格段に多い。
要は噛ませ犬である。
- 『infected』における【緑子】&【ユヅキ】使い・植村一衣が緑子を使用した際の戦績→0勝3敗で脱落
- 紅林遊月が夢限少女になった最後のセレクターバトルの相手は緑ルリグだった→当然遊月が勝利
- 文緒&ふたせが初めて臨んだセレクターバトルの相手は緑ルリグだった→(恐らくは)文緒ペアの勝利
- 緑子・アン共々、緑ルリグは出番が少なめ
ストーリー上敗北する必要がある一般セレクター達のほとんどが緑ルリグ使いなのはどういうことなのだろうか……。
『selector』全24話中、セレクター同士のバトルか非セレクターのフリー対戦かを問わず緑ルリグの使用者が勝利したケースは『spread』第4話で小湊ハツが【三式豊潤娘 緑姫】のデッキを使ってちよりに連勝した場面のみ。
『Lostorage incited WIXOSS』では、なんと「もう一人の主役」格である森川千夏がメルと邂逅。小柴莉緒が遭遇したママも構築済みデッキの発売が告知されていたため、緑ルリグの活躍機会が『selector』時代から大幅に増加することが期待されていた。
が、いざ本編が始まってみると、千夏を待っていたのは不幸のドミノ現象であった!
- 初戦で前回大会の実力者と当たり、バトルの描写なく瞬殺される
- セレクターバトル(と、シフトを増やしたアルバイト)に時間を取られて学校の成績が落ち、推薦枠が危うくなる
- 夜の街で他のセレクターを探している所を夜遊びと誤解され、生活指導に呼び出される
- 証拠は無いのにクラスメイトが生活指導へ告げ口したと決め打ちし、逆恨みで暴力を振るってしまったことが原因でアルバイトをクビになる
- 父親が再就職先から無碍に扱われ、再び解雇される
「カードゲームはじめたらこうなりました」とは、相変わらず販促をかなぐり捨てているアニメである。
スタート時には3枚あったコインも連敗で1枚に減ってしまい、初勝利もママとの同色対決で挙げたもの。
「弱い」というイメージは薄れたが、新たに「緑=不幸」のイメージが染みついてしまっているような……。戦績上は千夏と莉緒のどちらも勝ち抜けにこそ至らなかったが全敗もしないまま90日の期限を迎え、他の4色と異なり全敗による脱落者を1人も出さなかった。
アニメのシェアードワールド的な世界観で描かれているノベライズの『Bright Heart/Blight Hope』では、緑ルリグのカスミを使う佐古田千香が『selector』時代の緑ルリグ使いを彷彿とさせる噛ませ犬の役回りで登場している。