Rotationに関して
Last-modified: 2010-04-10 (土) 02:03:27
- WotLK移行のcaster dpsには、所謂spell rotationというのが存在しない。
そのspell rotationの考えの代わりに存在するのが、spell priorityの考えになる。
つまり、固定したrotationは持たず、CDの上がっているpriorityの高いspellから
順次castしていくことになる。
- Spell priorityはdamage per cast time (DPCT)で通常決定される。
またspellの特性(他のdamage spellの前提になる等)が影響する場合もある。
- Dest Warlockを例に取ると、
Curse of Doom > Immolate > Conflagrate > Chaos Bolt > Incinerate
となる。
- 最もPriorityの低いCD無しのspellは所謂"filler"と呼ばれる。つまり何も他に
やる事が無い場合の"埋めspell"である。
- FillerよりDPCTの低いspellはrotationからは完全に除外される。
例えば、dest lockではCorruptionは通常使用しない。立ちっぱなしである限り、
Corruptionを撃つ暇があればIncinerateを撃った方がDPSが上がるのが理由。
- Spell priorityの概念はMage(Arcane)に代表されるmanaが無尽蔵に使えない
classには完全に適用されない。DPCTだけ考えてrotationを行った結果、manaが
枯れると本末転倒ということ。
- Spell priorityは元々shadow priestのtheorycraftingで一般的だった概念。
このやり方はmanaが無限にある、複数のspellが絡む、という状況でのみ有効なもの。
TBCの頃は、殆どのclassはtop dps specが単一spellのspamしか使用しなかった。
Warlockしかりmageしかり。Shadow priestしか複数spellを扱う機会が無かった。