ユーザーミッションとは

Last-modified: 2023-08-06 (日) 02:52:59

ユーザーミッションの概要

War Thunderでは、Mission Editorを使ってユーザーミッションを作成できる
ユーザーミッションはシングルプレイヤーミッションとマルチプレイヤーミッションに分けられる

基礎知識

オブジェクト はアセット、 Triggers はプログラムの役割を果たしている。
オブジェクト は戦車、航空機、船、建物等や( unit )、 エリア( zone )、 way 等を含んでいる。
Triggers は条件分岐( Condition )や、プログラムを実行する( Action )等を組み合わせ、スクリプトを組んでゲームを作り上げることができる。




シングルプレイヤーミッションの概要

ローカルフォルダに保存されたミッションをシングルプレイヤーでプレイできる。
作成したミッションファイルを、wtフォルダ内のUserMissionsフォルダに配置し、ゲーム内のusermissionsからプレイできる。

シングルプレイヤーミッションのプレイ方法

wtフォルダ内のUserMissionsフォルダにミッションファイル(.blk)を配置する。ゲームを起動し、バトル→ユーザーミッションからミッションを選択し、プレイできる。
usermission_1_wiki.jpg

シングルプレイヤーミッションの作成方法

ユーザーミッション作成チュートリアル を参照。
Mission Settingsplayer_teamA に1つのユニットを割り当てる。これがプレイヤーの車両となる。 player_teamB は空白にする。




マルチプレイヤーミッションの概要

オンラインに保存されたミッションをダウンロードしてプレイする。
シングルプレイヤーミッションとは多くの異なる点があるため注意。
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シングルプレイヤーミッションとマルチプレイヤーミッションの違い

シングルプレイヤーマルチプレイヤー
ローカルに保存されたミッションをプレイできる。オンラインアップロードされたミッションをカスタムバトルとしてプレイできる。ローカルに保存されたミッションはプレイできない。
プレイヤーにユニットを割り当てる。特定の車両でしかプレイできない。
片方のチームにユニットを割り当てる。
プレイヤーにユニットを割り当てても、プレイヤーは自分のデッキの車両でプレイすることができる。
必ず両チームにユニットを割り当てる。
ミッションが開始すると、プレイヤーはユニットとしてスポーンするミッションが開始すると、プレイヤーはスポーン地点(missionMarkAsRespawnPoint)から自分のデッキの車両でスポーンすることができる
ユーザーモデル、ユーザーメイドマップを使用することができる。ユーザーモデル、ユーザーメイドマップを使用することができない。

マルチプレイヤーミッションのプレイ方法

  • 他者が作成したミッションをプレイする場合

    https://live.warthunder.com/feed/missions/ からプレイするミッションを探す。

    missionexample_wiki_01.jpg

    のように、サムネイル右上にMPと表示されているものがマルチプレイヤーミッションである。
    ミッションをクリックして、

    missionexample_wiki_02.jpg

    を押し、リンクをコピーする。
    ゲームを起動し、カスタムバトルから URLのミッション を選択し、ミッションを追加 する。
    適当なミッション名をつけ、 ミッションURLCtlr+Vでリンクを貼り付ける。
    作成 を押し、ミッションを保存する。 開始 を押し、ミッションを開始する。

  • 自分で作成したミッションをプレイする方法

    ミッションファイルを https://live.warthunder.com/feed/missions/ にアップロードする。ページ右上の ADD を押し、 Mission を選択する。 Select mission typeMultiplayerPvP に指定する。その他項目を入力し、ミッションをアップロードする。
    アップロードしたミッションのページから

    missionexample_wiki_02.jpg

    を押し、リンクをコピーする。
    ゲームを起動し、カスタムバトルから URLのミッション を選択し、ミッションを追加 する。
    適当なミッション名をつけ、 ミッションURLCtlr+Vでリンクを貼り付ける。
    作成 を押し、ミッションを保存する。 開始 を押し、ミッションを開始する。

    Discordにアップロードしてプレイする場合

    Discordにアップロードしてプレイする場合
    ミッションファイルを自分で作成したサーバーにアップロードし、リンクをコピーする。以下、上に同じ。
    要はアップロードしたミッションファイルをゲームサーバーにダウンロードしてプレイしているので、ミッションのURLさえあればアップロード先はどこでもよい(何故かGoogle driveは無効化されているので注意!)

マルチプレイミッションの作成方法

英語wikiを参照。 https://wiki.warthunder.com/Multiplayer_mission_creation
初期設定が非常に面倒なためテンプレートを活用されたし。
最小構成のマルチプレイヤーミッション向けテンプレート
template_multiplayer_avg_minimum.png

ここでは最低限プレイ可能なミッションを作成する。(仕組みを学ぶために目を通すのみにとどめて、テンプレートを使用することをおすすめする。)

1. まずエディター画面に必要なタブをすべて表示しよう。まずMissionEditor_ShowTriggersIcon_Wiki.jpgをクリックし、 Trigger / Mission Obj. Infoタブ を表示する。次にMissionEditor_ShowHideObjectIcon_Wiki.jpgをクリックして、 Object Propertiesタブ を表示する。
PropertiesタブTrigger / Mission Obj. InfoタブObject Propertiesタブ の3つのタブが表示できていれば完了だ。
2. 次に unit を作成する。MissionEditor_UnitChoiceIcon_Wiki.jpgtankModels に変更する。MissionEditor_CreateUnitIcon_Wiki.jpgをクリックし、 unit を作成する。Qを押すと作成モードをオフにできる。 Object Propertiesタブ から作成した unit の名前を t1_player01 に変更しよう。 Class は初期値の aaa_dummy でOK。
3. 作成した unit を複製する。MissionEditor_MoveIcon_Wiki.jpgを選択し、 Shiftを押しながら unit を移動させると、複製ができる。 Count of clones に31を設定し、Enterを押すと t1_player02 から t1_player32 までの unit が増えたはずだ。これがAチームのプレイヤーとなる。 同じように unit を作成し、今度は t2_player01 と名前をつける。同じように複製し、 t2_player02 から t2_player32 までの unitunit を作成する。
4. Mission Settingsplayer_teamAt1_player01 から t1_player32 を割り当て、 player_teamBt2_player01 から t2_player32 まで、それぞれ32個ずつ割り当てる。これで各プレイヤーにユニットが割り当てられた。
4. Mission Settingsmission の項目 locNamellocDesc にそれぞれ任意のミッション名をつける。
5. Mission Settingsmission の項目 level にミッションのマップを指定する。
6. Mission Settingsmission の項目 Weather params で気候を選択する。 environment で時間帯を設定し、 weather で天候を選択する。
7. Mission Settingsmission の項目 Versus paramsallowEmptyTeams にチェックを入れる。
8. リスポーンポイントを作成する。まずMissionEditor_SphereZoneIcon_Wiki.jpgを使い、 zone を作成する。これに spawn_t1_01 と名前をつける。これがAチームのリスポーンポイントになる。
同じように zone をもう1つ作成し、 spawn_t2_01 と名付ける。これがBチームのリスポーンポイントになる。
9.次に Propertiesタブ から Triggers を追加し、 Trigger / Mission Obj. Infoタブ から Action をクリックし、 missionMarkAsRespawnPoint を選択する。
10. missionMarkAsRespawnPoint の設定をする。 target に7.で作成した spawn_t1_01target に割り当てる。次に loc_name で任意のリスポーンポイントの名前をつける(名前に記号を含めてはいけない、英数字とスペース、-のみ使用可。決して_を含めてはいけない)。 showOnMap にチェックを入れ、 team をAにセットする。 tags でスポーンできる種別を選択する。これでAチームのリスポーンポイントが作成できた。
11. 同じ要領で、Bチームのスポーンを作成する。 Trigger / Mission Obj. Infoタブ から Action をクリックし、 missionMarkAsRespawnPoint を選択する。 target に7.で作成した spawn_t2_01target に割り当てる。 team をBにセットする。その他は10と同じ。
12. t1_player01 から t1_player32 、および t2_player01 から t2_player32 までの unit をすべて選択し、 Object PropertiesタブAdd to Squad を押す。 Add to new squad を押して squad を作成する。名前を all_players_squad に変更する。
13. Trigger / Mission Obj. Infoタブ タブの Action をクリックし、 unitPutToSleep を選択する。 target に12.で追加した all_players_squad を割り当てる。

これで最低限プレイ可能なマルチプレイヤーミッションが出来上がった。 Triggers を活用し、より複雑なミッションを作成してみよう!