数ヶ月もしないうちに別の曲をリリースする売り出し方のこと
マカロニえんぴつ?が2020年にアルバムとEPで2回もやっていたことが由来
さらに翌年もEPやらシングルやら短いスパンでリリースしていたというのも名前の由来である
作ったのがシム病が外部リンクになった時期なので、調子に乗っているのかもしれない
ただ、最近はヨアソビ商法やバウンディ商法など、別の名前にすべきという声もあるが
この傾向は配信リリースが主流になり、ストリーミングがメインとなってきた2019年以降に多い
最近では『マカロニ商法は悪い文明』だと言っている。文明だというのか?
概要
作者がこの商法(?)を嫌うのにはチャート的な意味合いが強い
数ヶ月もしないうちにリリースをすると既存の曲を弱めてしまい、年間チャートで高い順位を取れなくなってしまう
結果的に印象も薄くなり忘れ去られてしまう
同時期に曲をたくさん出したとしてもリリースのゴリ押しという印象を与えてしまい、結果として悪い評価につながってしまうというのもある
さらにリリースのスパンが短いということは、それだけで1年に出る曲数が多くなり、チャートの多様性も失われてしまう
長期的に見て儲けを取るというのがサブスクの基本的な稼ぎ方
ピーク時に新曲をリリースするとそちらに流れてしまい、本来稼げるはずだった再生回数を損してしまうのではないかというのが作者の考えでもある
定義的には両A面シングルなら言われないが、連続リリースは含まれる。まあ作者のさじ加減である
またアルバムからの先行シングルでも多いときは言われる。足していれば・・・なんて思うことも
とりあえず3ヶ月・・・10Wぐらいは開けてほしいものである。この期間のことマカロニ期間と呼んでいる
これを無視した初恋が泣いているが滑っているということからも、マカロニ商法によるマイナスを強調させる
無駄なおまけ・今更なシングルカット・英語版は別の管轄なので、これには含まれない
また出しすぎるがゆえに曲の質が悪くなるという側面もある
これは2021年の場合だとリタルダンドやトマソンのように、嫌いな方に当たる曲もあったからである
このあたりは単に作者が嫌いとする音が入っていたというだけだが
質が悪くなったと主張するもう一つの理由として、パクリ疑惑のある曲が多くなるということもある
これに関しては自身のリリースだけでなく、プロデュースなどでも見られる(特にVaundy)
同じような傾向が続くと新曲だとしてもすぐに飽きてしまうだろう。このあたりもマカロニ商法が損する理由である
リリースしすぎたがゆえに何が何の曲だかわからなくなるというケースも
主にYOASOBIのことなのだが、大体同じ曲じゃないかとか言われるようになるのである
マカロニ商法による悪目立ちと印象の薄さが重なった結果である
過剰に取り上げられて食傷気味になるのかもしれない
主なマカロニ商法の利用者
特に多いのは名付け元となったマカロニえんぴつを始め、sumikaや緑黄色社会
VaundyやYOASOBI、それにヨルシカといったストリーミングで強いアーティストが多い
どうしても802目線の情報に偏ってしまうが、他局目線の場合は話が変わるかもしれない
GLAYなんてG4の曲が4つ全部入るなんてこともあるし
逆にマカロニ商法を行わないアーティストの代表格は米津玄師や藤井風あたりだろうか
基本的にマカロニ商法していないアーティストほど、世間的にも高い評価を受けている気がする
洋楽にはないと思いきやそうでもなく、Justin BieberやThe 1975に多い
2021年ぐらいまでは目くじらを立てるほどではなかったが、2022年に入ってからは激増した
そのせいでアルバムの半数がすでにリリースされた曲であり、アルバムのありがたみがなかったことも・・・そしてアルバムからの曲は滑っていた
種類
ただ単にリリースのスパンが短い場合もあれば、2~3ヶ月連続リリースの場合もある
ごくまれに4ヶ月以降の長期的な場合もあるが、その場合は3曲目ぐらいから無視される傾向にある
そして最後あたりで思い出したかのように入ってくる
ひどいときは2週連続リリースや2日連続リリース。同じ日に2曲もリリースされることがある
先行シングルがアルバムのメインじゃなかった場合も含まれるが、このあたりは微妙なところ
その先行シングルが無駄に多いときはやっぱり含まれるのだが
この場合はマカロニOAと呼ばれることが多い。2020年の恋人ごっこやhopeに代表されるケースである
ただ気づいたのはandropのEnd rollであり、802で滑った理由がROCK KIDS 802で3Wにわたり新曲をOAしていたからじゃないかという推測なのだが
昨今のアルバム曲が滑りやすいのは、無駄に他の曲もOAされているということにある(もちろんマカロニOAも原因)
また同時期のアルバムには収録されていないというケースも、主にアニソンが関わると多い
2020年以降は両A面シングル(少し前に配信リリースした曲との)というパターンも多く見受けられるようになったが、これを含めるかは微妙なところ
余談
3ヶ月連続リリースの場合、真ん中の曲が非常に影が薄くなることが多い。多いというだけで例外もあるが
理由はカンタンナコト。1番目の曲が入っている最中であり、しばらくしないうちに3曲目が入ってしまうため
そしてJ-WAVEではガン無視される傾向にある。もちろん例外はあるが
ちなみに2006年では倖田來未が12W連続リリースというとんでもないことを行っていた
802では恋のつぼみが入ったぐらいだったがJ-WAVEでは・・・
曲名 | 最高位 | 週数 | 備考 | |
1曲目 | you | 20位 | 5W | |
2曲目 | Birthday Eve | 47位 | 3W | 即落ち |
3曲目 | D.D.D. feat.SOULHEAD | 12位 | 3W | |
4曲目 | Shake It Up | 40位 | 3W | |
5曲目 | Lies | 62位 | 2W | |
6曲目 | feel | 27位 | 9W | 即落ちしたが上昇。しかし無駄残り |
7曲目 | Candy feat.Mr. Blistah | 54位 | 1W | |
8曲目 | No Regret | 29位 | 3W | |
9曲目 | 今すぐ欲しい | 46位 | 4W | 即落ち |
10曲目 | KAMEN feat.石井竜也 | 41位 | 2W | |
11曲目 | WIND | 45位 | 2W | 即落ち |
12曲目 | Someday | 6位 | 6W | 即落ちしたがベストアルバムで上昇 |
12曲全てがエントリー(厳密には最後は両A面シングルであり、もう片方は入ってこなかった)
このため2006年間の集計期間内には後にリリースされた5曲を含め、17曲も入ったことになる
幸い猛威を振るうことはなく、ただの無駄なエントリーで終わったが
17曲というと平井堅の1位獲得数と同じ(もっとも、マカロニ商法という言葉を作る前に1曲増えたが)
どれほどエントリーが多くても802では初登場時から4年と少しかかる数であった
あのあいみょんでも約3年。名前の元ネタであるマカロニえんぴつでも約3年である(やはりマカロニ商法・・・)
そしてVaundyは自身メインだけでも不可幸力から数えて2年9ヶ月目のCHAINSAW BLOODで達成している
コラボの2曲を含めれば走馬灯であり2年半となる
一方でYOAOSBIは謎の因数分解されたばかまじめを含めれば祝福の時点で17曲であり、ハルジオンから数えて2年5ヶ月だが
本当に最近は過剰リリースが多い・・・