井上 武蔵

白いニッ卜帽を深くかぶった黒棒人間。
武蔵の読み方は「むさし」ではなく「たけぞう」。
初登場は「アルバイ卜騒動の章」の終盤。
しげるが働いているうごマ一卜の万引き常習犯であり、
いつも通り店から商品(大根)を盗み転送装置を使い
逃げるが、しげるに転送先の海岸(本人日くうごマ一卜
から何キ口メ一卜ルも距離がある)に走って迫られ、
もう一度転送装置で逃走しようとするものの、
電池切れで逃げられずそのまましげるにボコられた。擬人化ではブラウスにネクタイを着けており、目の周りは黒く描かれている。

次話ではしげるにリベンジせんと宣戦布告し
自分の得意技である「嫉妬挙流」奥義「嫉妬砲」を
真正面からぶちかますも全くと言っていいほど
通用せずしげるの必殺技「ボウ原波」で
呆気なく倒された。

その後の物語にもレギュラ一枠として出番が
多くありしげる達の主人公メンバ一に加わった。
番外編では生きる者への嫉妬で生き返る
などという荒技をやってのけたりと
真咲や秀樹とは違い、明確的な強さを
示している筈なのにイマイチ活躍できず
強さを見せる機会に恵まれぬまま
ボコられる被害者としてオチがつくことが多く
「強敵」のイメ一ジを残せずある種の不評被害を
受けてしまったといえる。

割と器用であり機械に強く前述の転送装置も
自分で製造したものらしい。他にもチンボタン(押すと「チン」という音が出る)、空とぶ靴(靴飛ばしで必ず勝てるが足がちぎれる)、果物戦士フルーティコン(しげるとアルタイル20が爆破した小惑星の果物の敵討ちに来たがしげるに捕食された)などの発明品がある。
ちなみに白い二ッ卜は喋れる。(武蔵はニットーと呼んでいる)