熱狂!コマ道 ⅱ
概要
「熱狂!コマ道 ⅱ」(ねっきょう!こまんどう ツー)は、諸熊氏開発のゲーム。ジャンルはベーゴマバトル。V1.00は2020年8月15日リリース。
2020年1月、Galaxy Laboratoryによってリリースされたゲーム「新春!コマ道」の続編。
元は、コマ道に熱中し過ぎた諸熊氏が、「新春!コマ道のMOD」的に開発していた作品。オリジナルの開発チームに許諾を経て、正式な続編としてリリースされることになった。
「新春!コマ道」のシステムを踏襲した上で、やり込み要素などが追加された作品となっている。
ストーリー (Readmeより引用)
2020X年…
この時代の「遊び」といえば、ロボットベーゴマを戦わせる「ベーゴマバトル」でした!
ロボットベーゴマは、コマを放った後も操縦することができるハイテクなベーゴマです。
また、部位毎にパーツを組み替えることができるため、パーツを集めてベーゴマをカスタマイズするプレイヤーが多くいます。
そして、最大のイベントは、お正月に開催されていた「新春コマバトル」でした!
プレイヤーは、カスタマイズしたベーゴマを使って、ベーゴマバトルを極めること、すなわち、「〈コマ道|こまんどう〉」に花を開かせていました。
そんな時から数年…
ベーゴマバトルは、さらに進化をしていました!
新たに登場したパーツ…
特殊な技法を用いたパーツの改造…
そして、使うほど磨きがかかるパーツ…
ワクワクしませんか?
ルール
このゲームの目的は、「コマバトルを楽しむ」ことである。
コマバトル
「コマバトル」とは、「ロボットベーゴマを用いて行なう勝負」である。
ロボットベーゴマは、コマを構成するパーツを自在に組み替えることができるベーゴマである。また、フィールドに射出した後、バランスを保ったり、敵のベーゴマに体当たりしたりする、といった操縦を行なうことができる。
コマバトルで勝利すると、新しいパーツの購入に必要な賞金を獲得することができる。また、使用したベーゴマのパーツを育成することができる。
従って、「コマバトル」、「パーツの収集」、そして、「パーツのカスタマイズ」を駆使して、理想的なロボットベーゴマを作り上げることができる。
コマ道
コマバトルの会場には、プレイヤーの強さを区分するための「8つのクラス」が設けられている。
上のクラスに昇格するためには、現在のクラスを統治するリーダーに、コマバトルで勝利しなければならない。
従って、「コマバトル」、「パーツの育成」、そして、「パーツのカスタマイズ」を繰り返しながら、コマ道の頂点を目指すことが、このゲームの目標の一つとなっている。
特徴
本ページでは、前作からの変更点を中心に記載する
パーツの育成
今作では、入手したパーツをコマに装着してバトルを行なうことで、育成することができる。このため、序盤で入手可能なパーツでも、中盤~終盤でも活躍させることが可能となった。
一方で、一つのデッキに装着したパーツを、他のデッキでも共有することはできなくなっている。このため、複数のデッキで同じパーツを育成して利用したい場合は、そのパーツをパーツショップで入手する必要がある。
パーツの改造
今作では、パーツにペイントを施したり、2つのパーツを合成したパーツを作ったりすることが可能となった。
ペイントや合成を駆使することで、パーツの性能をさらに向上させたり、弱点を補ったりすることが可能である。
なお、上位クラスのバトルでは、対戦相手もペイントや合成パーツを使用してくる。
昇格制度
前作では、コマバトルの回数に応じて上位のクラスが解放されていたが、今作では、リーダーに勝利することで開放される制度となった。
このため、仮に、全てのバトルで勝利することができるなら、ゲーム開始から僅か48回のバトルで、8つのクラス全てを制覇することも可能である。尤も、最初のクラスのリーダーでさえ並みの対戦相手よりも格上であるため、実際には、一般プレイヤーとのバトルを繰り返して、パーツの育成や改造を繰り返す必要がある。
複数対複数のコマバトル
今作では、最大3つのコマを同時に場に出して行なうバトルが新設された。また、3つめ以降のクラスでリーダーと勝負する際にも、複数のコマを用いたバトルが必要となる。
これに伴い、プレイヤーは、ゲーム開始直後から最大10個のデッキを作り分けることができる。そして、対戦に合わせて、デッキを使い分けることが可能となっている。
回避系コマ
今作では、回転力を消費して敵の反対側へ回り込む「緊急回避」が登場。これを駆使することで、敵のスタミナ切れを狙って、フィールド中を逃げ回る戦法を仕掛けたり、リングアウトを回避したりすることが可能となっている。
相互が弾き合う
前作では、体当たりを受けた側のコマがダメージを受け弾け飛んでいたが、今作では、双方がダメージを受け、弾け飛ぶようになった。このため、攻撃力が高くても防御力の低いコマで体当たりを仕掛けた場合、相手に与えるダメージよりも大きなダメージを受けてしまう可能性がある。同様に、体当たりを仕掛けた側が吹き飛び、リングアウトするというシチュエーションも存在する。
動作環境等
- OS:Windows 7以上
- メモリー:100MB以上
- HDD/SSD空き容量: 90MB以上
- スクリーンリーダー:SAPIで日本語が読み上げできる
- サウンド:ステレオ対応が望ましい
- ディスプレイ解像度: 最大 横2560PX, 縦1440PX
※使用するディスプレイや設定に応じて、画面サイズは調整される。