魔法のMD5バトルもどき
ジャンル:バトルゲーム
開発元:諸熊
種別:フリーソフト
概要
魔法のMD5バトルもどき(まほうのエムディー5バトルもどき)は、2015年3月28日、諸熊氏が発表したゲーム。ジャンルはバトルゲーム。
二人のキャラクターの名前を入力すると、その名前からステータスを計算し、RPG風にバトルをさせることができる。好きな名前を付けてバトルを楽しんだり、より強いステータスを追求することが主な目的である。
なお、このゲームは、2000年代にCGIゲームとして流行し、現在消滅しているものを、諸熊氏が真似て制作したものである。このため、ゲーム自体は遊ぶことができないものの、検索すると、その時の歴史などを知ることができる。またオリジナルは、配布元、ソースコード、ドキュメント含めて消滅しているため、著作権などの詳しいことは不明である。
遊び方
- まず、戦わせたいキャラクターそれぞれの名前を入力する
- 「戦闘開始」ボタンを押す
- 自動的に戦闘が行われ、戦闘結果領域に結果が出力されていく。
- 勝敗が決した地点で、戦闘結果はログファイルとして出力される。
- 最初の画面に戻るので、続けたい限り戦闘を繰り返す
特徴
オリジナルとの違い
本作では、オリジナルのCGIには存在しなかった以下の特徴がある。
- ステータスの計算方法が異なる(例えばHPは最大値1020で計算される)
- 「素早さ」が、行動順にのみ影響
- 命中率は、「命中」と「回避」によって計算される
- 「運」が、全ステータスに対するブースト
- 一定確率で会心の一撃(防御無視)が発動
- テキストとサウンドによるアニメーションを追加
- 攻撃時、一定確率で魔法が発動
- ターン数の最大値は20
魔法
本作では、攻撃手段としてランダムに魔法が発動するようになっている。魔法は、通常攻撃とエフェクトが異なる他、魔法自体の基礎威力が攻撃力に影響している点や、属性一致、半減などの効果が付与されている。なお、使用できる魔法も、MD5値によって決められている。
英語対応
本作は、諸熊氏がリリースするゲームでは初めて、英語への翻訳機能が付加されている。なお翻訳は、にゃんちゃん氏が担当している。
動作環境
本作は、基本的にWindowsGUIで構成されている。このため、スクリーンリーダーが無くても遊ぶことができる。
なお、スクリーンリーダーを使うと、戦闘を自動的に実況してくれるようになる。
- OS:Windows XP以上
- メモリー:1GB以上
- スクリーンリーダー:PC-Talker、VDMW、NVDA、SpeachAPI5、またはクリップボードを自動読み上げできるもの