ロボビルド
- 効果的なロボビルド、カスタマイズに必要な知識・法則を体系的に解説します。
基本ルール
C21のロボは各部のパーツから構成される。
脚(LG)、ブースター(BS)、胴体(BD)、腕(AM)(左右)、頭(HD)
基本的にはBDパーツに、他の各部位を接続する取付部がある。
AMには武器を持たせる取付部がある。
取付部が過不足しているパーツもある。
(例:武器の持てないAM、BSを付けられないBD、HDを2個つけられるBD等)
性能を向上させるチューニングパーツをロボに2つ付けられる。
AMパーツは左右に付けるなら二つ用意しなければならないが、AMパーツ自体には左右の区別はない。
AMパーツはBD1つに付き2本装備することが可能(AMがつけられないBDもある)
必要なパーツを用意してガレージで「ロボビルド」をすることで新しいロボを組み立てられる。
経験値が0のまっさらのロボができあがる。
既にあるロボの構成を変更するには、ロボを選んで「カスタマイズ」を行う。
ロボを完成させるためには、わずかでもいいので歩行能力と飛行能力が必要。
すなわち、LGとBSは必須。それらを接続するためにBDも必須。(これには例外がある)
それ以外のパーツは必須ではない。
条件を満たさない場合、ロボビルドやカスタマイズをFINISHさせることができない。
ロボパーツによっては本来の機能でない能力を含むものがある。
飛行能力を持つLG(デカムカ)やBD(マッハ)やAM(テンポ)やHD(テラ)、歩行能力を持つBD(マニモ,ゲイザー)、
メイン/サブウェポンを内蔵したパーツである。
歩行能力や飛行能力をこれらで確保した場合、専用パーツがなくてもロボは成立する。
BDパーツのHD取付部には、HDパーツの代わりにBDパーツを付けることができる。
(メカルドBDなど、一部本当にHDしか付けられないものもある)
これにより、HPやENやEN回復を増強できる。(詳細は後述)
通常のBDパーツはロボに3つしか存在できない。
テンポールBD/BD2/BD3はこれらとは無関係にロボの高さ制限にかからない限り積み上げることができる。
ロボ全体では、アクセサリを除き、武器も含め、20個までしかパーツを付けることができない。
ロボの背の高さにより、サイズがXS,SS,S,M,L,LL,XLと分類される。
XLを越える高さの組み合わせは、完成させることができない。
ロボのサイズは、被弾判定アルゴリズムに影響する(らしい)。
「あるBDの同じ部位に接続された、同じ内蔵メインウェポン」という条件で、同時発射になる。
この条件を満たすパターンは
・エティオンBDのHD部に、同じメイン内蔵HD/BDを接続する
・一つのBDのAM部に、同じメイン内蔵AMを接続する
の二通りが考えられる。
同時発射による威力減(3/4になる)、消費EN増加、そして同時着弾時のダメージ軽減といった修正により
これらのW武器は使いづらくなっているが、一部の組み合わせは強力な武器としていまだ重要である。
要注意事項
ロボのカスタマイズでパーツの付け外しをすると、ある法則に従って経験値が失われる。
このため、カスタマイズを行うとロボの経験値が減り、レベルが下がることもある。
詳細は[[How to カスタマイズ#経験値]]を参照。
武器には経験値はつかないので、武器の付け替えだけなら経験値の損失はない。
アクセサリ以外のロボパーツには重量があり、全てのパーツの和がロボの重量になる。
ロボの重量が歩行制限、飛行制限をオーバーしている場合(赤文字になる)、以下のペナルティがある。
・移動速度が低下する。
・ダッシュや飛行でEN消費が激しくなる。
(sサイズでは1tでも大きな影響があり、ENがすぐに切れてしまうようになる)
・大幅に歩行制限をオーバーしている場合、静止した状態でもENが減少する。
(ただし、EN切れになったときは40%までは回復する)
・大幅に飛行制限をオーバーしている場合、水平飛行できず高度が勝手に下がる。
ロボビルドの場合は、歩行速度や飛行速度から使用するLG,BSを決め、
その制限範囲でロボの組み立てを考えると考えやすい。
内蔵武器は、ロボの平均コストによって威力が変化する。
変化の公式は、完全には解明されていません。
下手に、高コストロボの内蔵武器を低コストロボに組み付けると、
威力が0になってしまう場合さえある。
(低コストロボにデストラクトAMをWで取り付けた場合)
ロボの売却価格は、構成パーツの売却価格の和である。
ロボビルド分や蓄積された経験値は下取り価格に考慮されない。
育てたロボを売るのは得策ではない。
不要なロボに貯った経験値は、新しいロボを組み立てるときのベースにして流用する、
武器庫ロボの能力値上げに使うなどの利用法がある。
ロボの解体は、ロボに貯まった経験値もなくなってしまう。
パーツ取りに解体するのは、ショップで買ったばかりのロボだけにしておくのが無難。
くれぐれも育てた主力を手違いで分解しないように。
性能値
原則
ロボパーツは、レベル1のときの初期性能から、レベルアップによって性能が上がっていく。
潜在能力が高いほど、性能が大きく向上する。
その代わりに、レベルアップのための経験値を多く必要とする。
ロボ全体の性能は、各ロボパーツの現在のレベルの性能から算出される。
ステータスに表記されているロボの潜在能力はただの(レベルアップの難しさの)目安であり、
これによってロボのレベルアップごとの性能上昇が変化するわけではない。
レベルアップごとの性能の上昇量はロボパーツごとに固定である。
勘違いしている人が多いので注意。
mobパーツや登場が新しめのロボパーツには、
LGパーツの歩行制限、BSパーツの飛行制限がレベルとともに上昇するものがある。
コスト
ロボのコストは、パーツごとのコストから決まる。
表示されるコストは5単位だが、内部では1単位で設定されており
すべてのパーツのコストの合計を5で割ったあまりが2以上だった場合に繰上げされている。
(例:合計コスト 117 → 120)
パーツのコストもレベルで上昇する。
ロボの修理代は、補給するHP量/100 C$であるが、
HPが0になってしまったときの復活には、これに加えてロボのコスト分のC$がかかる。
コストの高いロボは撃墜を避けるようにしたい。
ロボのコストは、他にはミッションおよびGPでのコスト制限に影響する。
攻撃能力
手持ち武器には最低限必要な射撃能力、格闘能力の要求値があり、
それを満たすロボでしか装備できない。
要求値を上回る分の射撃能力は、ターゲットサイトの拡大という形で影響する。
格闘能力も、追尾能力の拡大につながるらしいが、明確に線がひけないので詳細不明。
安定
メイン武器の発射には反動が伴う。
ロボの安定が足らないと、発射時に反動でロボが後退する。
不足量に応じて、後退する距離が変化する。
攻撃を受けた際、HPが減少する他に、スタン値が蓄積される。
スタン値がロボの安定によって決まるある量を越えると、ロボがひるんだり、回されたり、舞い上がらされたりといった硬直が発生する。
(挙動の違いは、越えた量によって定まる?)
スタン値はロボでなくプレイヤー単位で蓄積するので、安定の高いロボで蓄積させ、安定の低いロボに入れ換えると、出現した瞬間にロボが硬直することがある。
パルスガン系や3wayダガーなど、攻撃力よりスタン値を重視した武器もある。
防御力
推定された、武器攻撃力とロボ防御力からのHP減少値の計算式
( 320 - 防御力 ) x 0.0027 x 攻撃力
(「小ネタ」より。近似値であるので正確ではありません。)
ジャンプ力
ジャンプ力とは最大高度の事ではなくて「最大高度までの上昇スピード」の事。
たとえば値が低いと最大高度まで10秒かかるが値が高いと1秒で済むような感じ。
「時間がかかる=ENの消費が激しい」と言うことなので最大ENが低すぎたり飛行が重量オーバーしている機体は最大高度に達する前にENが切れて結果的にジャンプ力が低下する事がある。
逆にENが多い機体ならジャンプ力はそんなに気にしなくても問題なしという事になりパーツの選択範囲が広がる。
ちなみに全ての機体の最大高度は全部一緒だと思われるので機体によってはある特定の崖の上に乗れない、というようなことはないはず。(ENさえあれば)
ジャンプ高度は足の下からの高度ではないため、背の高いロボはポンジャバ魔境の川などに落ちると
上るのに遠回りしなくてはならないときがある。
パラメータ
各パーツのもつパラメータと、ロボ全体への影響について表にまとめる。
歩行能力のあるBDなどの例外は無視してある。
パーツは縦に○のついた値をパラメータとして持つ。
パラメータはレベルアップで上昇する。ただし重量は一定。
飛行制限、歩行制限は普通は一定、特定のパーツのみ上昇。
手持ち武器や普通のチューニングパーツにコストは無いが、
30日期限のMt売りのチューニングパーツは「コスト+200%」という形で影響する。
性能 | HD | BD | LG | AM | BS | 上限 | 備考 |
HP | ○ | ○ | ○ | ○ | ― | ? | 各パーツの和 |
EN | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ? | 各パーツの和 |
EN回復 | ○ | ○ | ― | ― | ― | ? | 最大の物を基本値とし、他は1/5にして加算 |
重量 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ― | 各パーツの和に、武器の重量も加える |
飛行制限 | ― | ― | ― | ― | ○ | 454.0t | BS三つまで加算されるが、複雑な算出式による模様 |
歩行制限 | ― | ― | ○ | ― | ― | 454.0t | LGのもの |
射撃能力 | ― | ○ | ― | ○ | ― | ? | 平均値 |
格闘能力 | ― | ○ | ― | ○ | ― | ? | 平均値 |
防御 | ― | ○ | ○ | ○ | ― | ? | 独特な算出式がある模様 部位別パーツAM参照のこと |
安定 | ― | ○ | ― | ○ | ― | ? | 平均値 |
歩行速度 | ― | ― | ○ | ― | ― | 220 | LGのもの |
飛行速度 | ― | ― | ― | ― | ○ | 220 | 最大の積載をもつBSの速度 |
ジャンプ力 | ― | ― | ○ | ― | ○ | 219 | LG+BS(最大のもの1個) |
コスト | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ― | 各パーツの和。手持ち武器にコストはない |
※上限値の情報求む。
上限は越えられない値。例えば、歩行速度219のロボにターボランで+4しようとしても結果は220になる。
- TODO
- 性能値とパーツの潜在能力ごとの、各数値の上昇量の測定。
もし部位ごとに違っていたら表にまとめるのが大変。