各ユニットを敵に回した場合、どうやってその脅威を回避するかということについて述べます。
共通ユニット
重機関銃
装甲車相手にはほぼ無力とはいえ、序盤の歩兵戦では最大の脅威。
これを無力化出来るかどうかが、戦闘に勝てるかどうかの第一歩。
- 迂回
これが最も基本的で賢い方法。
敵の射角外から接近すれば、相手は例え工兵相手でも撤退せざるを得なくなる。
さっさと頭を切り換えて、他の場所を攻めてしまうのも一つの手。 - 狙撃兵
これも楽と言えば楽な手段。
建物の内部・外部にいても排除できる。
位置が露見した瞬間にかなりのダメージを被ることがあるので注意。
また、発砲後に偵察車両が突っ込んでくる可能性もある。
一発目は見逃してくれることも多いが、二発目以降はほぼ確実にこっちが射殺されるので大変に注意。 - 砲撃
最も安全で攻撃的な手段。
最も安価な砲撃に始まり、各種アビリティや野戦砲・カリオペの砲撃がある。
視界を取りながらATを撃ちまくるという手もある。
敵が砲撃能力を有している場合は、攻撃後に迅速に位置を変えて敵を攪乱するように。 - 装甲車両
これも比較的安全な手段。
偵察車両以外の車両は装甲を有しているので、正面からでもMGを破壊することが可能。
(例外として、連合のMGはトラック・装甲車に対するアンチアビリティがある。かなり痛い)
戦況によっては対戦車兵器が待ちかまえてることもあるので注意。
また、一度は首尾良く敵を撤退させても、次には必ず対戦車兵器の洗礼が待ち受けていることをお忘れ無く。 - 歩兵戦闘
どうしても通過する必要のある場所にこれが陣取っていて、
迂回するも狙撃することも砲撃することも出来ず、装甲車両も無い場合、歩兵がこれを排除することになる。
あらゆる手段の中で最も大きな被害を出すもので、しかも場合によっては失敗する。- 複数のユニットに分散する
MGが一挺だけの場合、ユニットを射角一杯に配置しながら突撃することで、
全部隊が一度に制圧されることを防ぐ。
制圧されたユニットはそのまま囮になり、突撃に成功したユニットはそのままMGを排除する。
手榴弾や突撃・抑圧解除アビリティを使い、一秒でも早くMGを無力化すること。
工兵の火炎放射器があると非常に役に立つはず。
一度制圧されたユニットは、射撃を受け続けている限りは復帰出来ないので充分な戦力にならないのだ。- 建物を活用する
敵MGが立て籠もっていて、それを歩兵のみで排除しなければならない場合、
それなりに被害は出るが、しかし正面突破よりは遙かに楽な方法。
敵MGがその建物を攻撃し始めたら、他方向から他の歩兵がこれを排除する。 - 煙幕を焚く
煙幕を通った弾丸は、制圧効果が無くなり、かつ命中率が激減するため、固定MGを迂回して無力化するのにはうってつけのアビリティだ。これを使うと固定陣地の制圧が安全かつすばやく可能になるので、状況によっては有効である。
- 建物を活用する
- 複数のユニットに分散する
迫撃砲
基本的には、最序盤に生産出来る砲撃ユニット(重火器扱い)という扱いになる。
MGや歩兵集団を一方的に攻撃することはもちろん、バンカーの破壊や建物内に閉じ籠もったユニットに対して使われる。
早めに対抗策を練らないと、一方的に戦力差を付けられることになるので注意。
- 砲撃
迫撃砲やその他の砲撃で吹き飛ばす。
迫撃砲同士の戦闘では、先に発見し、先制攻撃をかけた方が有利だ。
迫撃砲を見つけたら積極的に砲撃していこう。 - なんでもいいから攻撃する
歩兵の手には余るMG、ゴキブリのように逃げ回る狙撃兵と違い、
迫撃砲は単体では全てのユニットに撃ち負けると言ってもいい。
懐に入られるとほとんど無力であり、アメリカ、国防の迫撃砲にいたっては
最低2人のクルーが必要なため、3人中2人が倒れるだけでユニットは消滅する。
非設置の状態(移動中)に2人未満になれば迫撃砲本体さえ残らず消滅と大変脆い。
迫撃砲が護衛もなしにふらふらしていたら、工兵でも良いからさっさと派遣しよう。
砲撃だけでの破壊はまず不可能と見て良いだろう。
狙撃兵
対歩兵に対して、致命的な嫌がらせを行ってくる嫌なユニット。
何もしないで視界を確保し続けられるだけでも、相当に敵にアドバンテージを与えてしまう。
運用上のデメリットとしては、看破ユニットがある、体力が少ない、コストが高い(MP340)といったところか。
なお、左上の「狙撃された!」をクリックすると位置が特定できる小技は健在だ(2.6パッチ現在)。
- 歩兵で包囲する
充分な歩兵がいるならば有効。
狙撃兵の退却路に歩兵を回りこませ、待機させる。別の歩兵でスナイパーに肉薄し、退却させる。あとは待ち伏せしている歩兵が撤退中の狙撃兵を料理するだけだ。 - 砲撃
攻撃された時に出る警告表示を元に位置を割り出し、迫撃砲等の砲撃を叩き込む。
上手くいけば一発で倒すことが出来るが、仕留めそこなった場合は砲兵ユニットを移動させた砲が無難。 - 狙撃兵
敵狙撃兵が姿を見せた瞬間に狙撃する。
そのためには、あらかじめ狙撃兵が潜んでいるところに自軍の狙撃兵を派遣し、射撃中止にして待機させなければならない。
次に囮を派遣するのだが、その前に狙撃兵を物陰に隠すのことを勧める。
なぜなら、狙撃兵は狙撃の際、付近の障害物に飛び込むか、地面に伏せる習性があるからだ。
なので、射撃に入るまでの時間を極力短くするためにそうするほうが成功確立が上がるのだ。 - 偵察車両
ジープやバイク、ケッテンクラートにはステルスユニットに対する大きな看破能力があり、ケッテン以外は狙撃兵に対する大きなダメージボーナスがある。
これらは狙撃兵にとってかなりの脅威となるので、偵察車両の存在そのものが抑止力となる。
もし敵狙撃兵が撤退を始めた場合は、そのまま追跡してもいいが、無茶して無駄死にすることだけは避けること。
対戦車砲
対装甲戦闘の主役。全ての車両に対して有効な打撃を与えることが出来る。
こいつ自身の体力は低いが、射程が長く、付近には多数の護衛が付いていることがほとんどなので、排除するのが比較的難しい部類に入る。
ちなみに、国防軍のATGは少々特殊で、カモフラージュすることができる。
- 砲撃
砲撃は、非常に有効かつ安全な排除方法。
クルーは3人なので、2人倒せば無力化できる。
さらに、付近の護衛に対しても命中する可能性があるので、一石二鳥な手段。 - 狙撃兵
ATと迫撃砲はクルーが一人になった時点で全滅する。
そのため、比較的安全に、かつ素早くATGを排除することが出来る。 - 歩兵を向かわせる
ATは歩兵、特に移動中の歩兵に対して大きな命中ペナルティがかかる。
(どうでもいいが、古いVerだと結構バシバシ当たった)
歩兵を向かわせてクルーを排除し、奪取するなり破壊するなりしてしまおう。 - 車両が突撃する
できればこれだけは避けたい。
ATGがあると分かっている地点に車両を向かわせるのは、当然良い手段とは言い難い。
ATG単体なら軽装甲車だけでも排除できるのだが、問題は付近の護衛だ。
大概の場合、対戦車兵器を装備したものが付近にいるので、ATGを突破できても、護衛に排除されることは少なくない。
そのため、最終手段として考えること。
工兵
部隊人数が少なく、体力も低く、射程も短い。
だが、火炎放射機を装備されると、歩兵にとっては結構な脅威になる。
- 狙撃兵
工兵は編成人数が少ないので、単独行動中ならば狙撃兵で普通に追い返すことが出来る。
枢軸の先発兵は二人しかいないため、狙撃兵は究極的な天敵とも言える。 - 偵察車両
工兵は弱いので、偵察車両程度の戦力でも追い払うことが出来る。
ただし、近づきすぎるとそれなりにダメージを食らう。
エンジンダメージを貰った日には、そのまま追撃されて死亡するので注意。 - HMG
工兵はMGの類に非常に弱いので、Vetがなければ一瞬で制圧状態にできる。 - なんでもいいから攻撃する
火炎放射器を装備してない工兵はヒヨコ同然なので、
まともな攻撃能力を持っているユニットが空いていたら、見つけ次第とにかく攻撃しよう。
戦力にはならなくとも、いないと困るユニットなので嫌がらせには最適。
偵察車両
JeepとMortorCycleがこれにあたり、Sniper探知・視界確保・歩兵支援とやることの多いユニット。
戦力自体は飽くまでもサポートレベルなので、撃破する方法は山ほどある。
- 優先的に追いかけ回す
何人かが死んでも補充が効く歩兵と違い、車両は壊れたらそれっきり。
歩兵と混じって戦闘になった場合は、出来る限り優先的に破壊したい。
こちらに背を向けて逃げ出した時にはエンジンダメージを与えるチャンスなので、
追いかけ回して蜂の巣にしてやるといい。
(枢軸のMortorCycleはバック出来ないので、早めに逃げないとすぐ死ぬ)
- 対戦車兵器で吹き飛ばす
偵察車両は非常に脆いので、バズーカ程度のダメージで瀕死になる。
不用意に彷徨いている車両が居たら、さっさと破壊しよう。
連合ユニット
ライフル兵
初期状態で国民擲弾兵や装甲擲弾兵より強いので、カバーを活用したりバイクや歩兵ハーフトラックと連携しないと勝つのは難しい。
アップグレードで一層鬱陶しいユニットに進化する。
- 重機関銃
国防軍の場合、これがないとライフル兵の突撃を防ぎきれないので必須のユニットとなる。
これさえあれば、大概の戦闘で勝利できるので、対ライフル兵に非常に有効なユニット。
ただし、中級プレイヤー辺りからは死角に回り込み、これを排除しようとしてくるので、しっかりサポートしてあげよう。
- 装甲車両
ライフル兵は基本的には対装甲能力を持たないので、装甲車両で蹴散らすことが出来る。
ただし、近づきすぎると大抵の場合は粘着爆弾で反撃してくる。
こうなると、そのまま粘着爆弾の連発などで撃破される可能性が高いので、
装甲車両を動員する場合は、常に射程のギリギリから攻撃すること。 - 砲撃
安全圏から砲撃によって数を減らす。
全滅させることは出来ないかも知れないが、歩兵にダメージを与え続けることで結果的に敵全体の戦力を削ぎ落とせる。 - 歩兵戦闘
重機関銃や車両の援護範囲外では、歩兵同士の戦闘が発生する。
ライフル兵は手榴弾でこちらの歩兵に致命的なダメージを与えることが出来るほか、
近距離での火力を飛躍的に向上させる『BAR』を装備するアップグレードが存在し、
さらにこのアップグレードによって制圧射撃を使用可能になる。
枢軸歩兵は基本的に制圧状態から脱出するアビリティがないので、
歩兵同士の大規模戦闘では大抵の場合ライフル兵に軍配が上がる。- 対歩兵アップグレードを施す
T2~T3では主力歩兵にアップグレードを施せるようになる。
特に国民擲弾兵のMP40は大抵の場合BARよりも早く運用出来るため、
数で劣っている国民擲弾兵でもライフル兵の部隊に対して圧倒的優位に立つことが出来る。
これらの投資は、敵がATを多用してくるような展開でも効果を発揮してくれる。- 火炎放射器
ハーフトラックや先発兵に火炎放射器のアップグレードを施せば、致命的なダメージを与えることが出来る。
ただし先発兵は数が少なくやられやすく、ハーフトラックは射程の短さを逆手に取られて逆襲される危険性がある。
- 火炎放射器
- 対歩兵アップグレードを施す
レンジャー
連合唯一の純正対装甲歩兵。
ノーマルでの対歩兵能力は高くなく、バズーカも大した貫通力を持っていないが、装甲車両のケツに手痛い一撃をくれることがある。
対建築物などでもチクチクと活躍するので、強いというよりは鬱陶しい。
- 狙撃兵
全滅させることは難しく、実行時のリスクもかなり高めだが狙う価値のある一手。
空挺歩兵を初めとする特化歩兵はユニットの単価が高いので、一人づつでも殺害すれば相手にとってそれなりの痛手になる。
Fireupで特攻してくるかもしれないので、最大限に注意すること。 - 装甲車両
修理環境が整っていれば悪くない手。
最大射程から後退しつつ射撃すれば、バズーカの射程から外れながら攻撃出来ることもあるし、
バズーカは貫通率が低めなため、距離を取って前面装甲で受け止めれば軽傷で済むことも多い。
Ranger使いにとって最もムカつく事態とは、あっさりと工兵に焼き殺されたり、
真正面からバズーカを弾かれまくってマンパワーを使いまくることなので、
精神的・戦術的有利を維持する為にも非常に有効である。
FireUpを使われたら、なるべくケツを向けないようにして後退しよう。逃げ切れないならば、逆に突っ込んでやれば、万歳突撃で壊滅してくれることもあるが、破壊される危険も非常に大きい。 - 砲撃
ユニットあたりの単価が高いので、一方的に相手を殺害出来る砲撃は非常に効果的。 - 歩兵戦闘
レンジャーは6人中2人がバズーカを装備しているので、対歩兵能力はあまり高くない。
トンプソンを装備していた場合、近距離ではMP44を凌ぐ攻撃力を発揮してくるが、そうでない場合は歩兵戦も十分効果的。
人数が同数ならば、正面からぶつかり合っても消費マンパワーの点で相手のほうが結果的に不利に立たされる可能性もある。
RiflemanやAirborne相手だとすぐに死んでしまう火炎放射器付きのPioneerも、Ranger相手なら非常に効果的。
SMGアップグレードされていても、MobileMG42はレンジャーに対して非常に効果的。
Airborne
視界が確保出来ている点にはいつでも降下出来るので、こちらに固定された施設があると非常に危険。
Airborne Companyが敵にいる場合は、対歩兵アップグレードを充実させておくと後悔が少ない。
アップグレード済だと装甲貫通能力が半端なく高いので、アーマーをポンと出すのはあまり賢くない。
- Sniper
主力歩兵としての単価は、連合としてはトップクラスに高い。
どこでも補充出来るという強みのため実働戦力は全然減らないが、
マンパワーに対する充分な嫌がらせになるため、Sniperは大事に使いたい。 - アーマーユニット
Airborneは強力な対装甲アップグレードを持っているが、装備する前ならひよこ同然に蹴散らせる。
無反動砲を装備している場合は、オストウィンドや短砲身4号戦車など、対歩兵に特化しなおかつ装甲もあるユニット以外は絶対に近寄らないようにしよう。虎や王虎も近づくのは危険だ。 - 砲撃
砲撃による一方的な攻撃が非常に効果を発揮する。
1分隊を壊滅寸前にするだけで、相当量のマンパワーダメージを与えられる。
ただしMortarやStukaによる砲撃を行う場合は、発射後に移動しないと航空機に逆襲される危険がある。 - 歩兵戦闘
Airborneはかなり硬いの歩兵ユニットなので、可能な限りアップグレードされた歩兵で戦う。
幸い、対歩兵アップグレードは持っていないので数で押し切ることは簡単。
GrenadeとSatchel Chargeにさえ気をつければ、対応その物は難しくない。
Halftrack
中盤で登場する、対歩兵戦闘に特化するアップグレードを持つ厄介なユニット。
制圧能力もあるため、歩兵だけでの戦闘は極力避けたい。
- AT
基本的にはどこに当たっても二発で、運が悪ければ三発で仕留められる。
燃料の問題的には枢軸ATのほうが早く配備出来るので、早めに出しておけば後々で泣かないで済む。 - アーマーユニット
対装甲能力は無いので、アーマーで一方的に攻撃可能。
ただしHalftrack同士での戦闘は連合に軍配が上がることに注意。 - 歩兵戦闘
アーマーを出せない場合は歩兵頼みになるが、中途半端な戦力で立ち向かっても返り討ちに遭う可能性が高い。
完全に背後を取っている状態なら、Panzerfaustを3発撃ち込めばほとんどの場合は破壊可能。
本命はPanzerschreck持ちのStormtrooper。
二本装備の部隊を二部隊用意し背後から強襲すれば、こちらはほぼ無傷のまま、ほぼ100%撃破出来る。
敵から突撃してきた場合は建物に籠もればしばらくは安全だが、
Panzerschreckの射程外から攻撃可能なので、距離を取られたら大人しく撤退すること。
M8 Greyhound
小火器を通さない装甲を持ち、対歩兵戦闘も対軽装甲車戦闘そこそこ出来るユニット。
だが、どちらも中途半端なので、普通は大きな脅威になることはないだろう。
- AT
枢軸ATであれば、カモフラージュ状態からの一発でスカート付M8の体力を半分削れる。
スカートを装備していなければ1発で昇天することもあるので、大変有効な対抗ユニット。 - アーマーユニット
PanzerCommandで生産可能なクラスならば、ほぼ無傷で撃破可能。
だが非アップグレード状態のPumaやHalftrackでは太刀打ち出来ない。
アップグレード済みのPumaなら確実に撃破可能だが、
旋回砲塔を持たないStugは、地形によってはえらい目に遭わされることもあるので、
きちんと操作して間違いの起こらないようにすること。 - 歩兵戦闘
M8は対歩兵アップグレードがあるが、もともとの対歩兵能力はそれほどは高くない。
対装甲アップグレードを施した歩兵なら充分撃退することが出来る。
やはり本命はPanzerschreck装備のStormtrooper。カモフラージュで接近・迫撃し、一気に撃ち込む。
M10 Wolverine
装甲貫通力が比較的良好でスピードもあり、なにより安いので、よってたかって戦車をスクラップしにかかってくる凶悪なユニット。ただし、対歩兵能力は全くと言っていいほど無く、装甲も非常に薄いので、単体ではそこまで脅威とはなりえない。
- AT
アーマーユニットの鉄則としてATに対して脆弱である。
M10の装甲は非常に脆弱なため、充分な距離さえ取っていれば、正面から普通に撃破することが出来る。
だが、数を揃えて突撃してきた場合はその限りではないため、万事を取って死角のないところに配置すること。 - 砲撃
M10はユニットの性質上、一箇所にまとめて運用されることが多いため、
スペシャルアビリティによる砲撃が効果を発揮する場面もある。
M10自体が脆弱なユニットなので、その効果も一層発揮される。
例え撃破出来なくても、一群の耐久力を削り取れれば、各個撃破による勝利が望めるだろう。 - アーマーユニット
対歩兵はだめだめで、装甲は薄いものの、主砲の76mm砲は対装甲能力が結構高い。
だが何よりも、一番脅威なのはスピードと数の暴力である。
StuGやへッツァーはもちろん、Vetや場合によってはパンターや虎でさえ、クルクルされて蹂躙される恐れがある。
さらに、コストが安いので、大群でもって周囲を包囲され、退却もままならないまま鉄くずにされる可能性がある。
だがそれは、こちらのユニットが孤立している場合であって、こちらも2、3両の戦車を揃えれば、追い返すことは可能である。
- 歩兵戦闘
M10は対装甲能力こそ高いものの、対歩兵能力はAT並に低い。そのため、対戦車装備をした歩兵は、十分なアンチユニットになりうる。
だが、逃げ足が速く、すばやくしとめる必要があるので、Panzerschreckを装備したStormTrooperによる伏撃・背撃が非常に効果的である。
M4 Sherman
シャーマン戦車は、比較的良好な機動力、装甲、主砲、アップグレードを有し、さまざまな用途で使用される万能戦車である。
傾向としては対歩兵能力に長けており、歩兵にとってはかなりの脅威となるが、対装甲能力はアップグレードすることである程度脅威とはなるものの、戦車同士の戦いではこちらに采配が上がることが大概である。
- AT
アーマーユニットの常としてATが有効。
Shermanは速度を活かしてATの射程内から逃げ出そうとするか、突撃してくるので、
ATの側面や回り道に予め地雷を埋設したり、対戦車装備を備えた歩兵を周囲に配置して突撃を阻止すつ準備を整える必要がある。 - アーマーユニット
Shermanは対装甲性能はそれほど高くないので、正面切っての撃ち合いならばPzIVやStuG、Hetzerでも迎撃が可能だ。
だが、StuGで戦う場合、周囲を旋回されると、固定砲塔のため主砲を発射できず、一方的にやられるため、別のユニットによる支援が必要になってくるだろう。
だが、主砲をアップグレードされると少々厄介になってくる。StuGは正面を貫通されるため勝機がなくなり、PzIVは装甲をばしばし貫通されて不利な状況になる。こちらもVetを取ったり、数を揃えて対処したい。
もちろん、Panther・Tigerレベルの戦車であれば、アップグレードされていようと簡単に撃破できる。 - 歩兵戦闘
シャーマンの対歩兵能力はかなり高いので、シュレックを揃えて一気に撃破したい。
逆に、中途半端な戦力しかいない場合は、撤退することを勧める。無駄に被害を出すのは意味の無いことであるし、シュレックを落とす危険もあるからだ。
M4 Crocodile
中~終盤で登場する連合の対歩兵車両。
Ver1.6以降はやや弱体化されたとはいえ強力な火炎放射を持ち、何より基本性能がシャーマンと同じであるため
、そこそこの装甲と機動力を持つ。とはいえ、現在は影が薄くなっているので、お目にかかることは滅多に無い。
- AT
硬いクロコの正面装甲をやすやすと貫通する威力と射程が魅力。
但し近寄られてしまうと、焼き払われてしまうため、
側面、背面からの奇襲の心配がないよう配置に気をつけ、
更に地雷やPanzershreckを持った護衛の歩兵をつけて、突破に備える必要がある。 - アーマーユニット
対装甲能力の無いクロコに対して有効な対策である。
50mm砲を搭載したプーマですら十分追い返すことが可能なので、こいつにはアーマーユニットをぶつけるようにしよう。 - 歩兵戦闘
出来れば歩兵のみでクロコダイルに対抗することは避けたい。
どうしても戦わざるを得ないときは、シュレック持ちの突撃兵や擲弾兵を、分散させ取り囲むように攻める。
その際絶対に一箇所に固めてはいけない。火炎放射は範囲ダメージのため、固めていると一瞬で焼き払われてしまう。
だが、逆に、分散させれば火炎放射は1分隊にしか降り注がないので、あとはシュレックやパンツァーファウストを連射すれば多少被害は受けるものの、撃破することは可能だ。これがクロコがあまり使われなくなった大きな要因だろう。
M26 Pershing
Armor Companyで召喚できる、連合軍で最も強力な戦車。
StugやPzIVをものともしない戦闘力を持ち、M1A1Cのアップグレードをすると、Vet無しTigerを撃退可能になる。
さらに、Allied War Machineで即座に復活してくる恐れもあるので、かなりの脅威となるユニット。
- AT
連合戦車にしては足が遅いため、ATは非常に効果的。
しかし、Calliopeを有するArmor Companyに対してAT量産は諸刃の剣となり得ることに注意。 - アーマーユニット
真っ向から対抗出来るのは、あるVetが付いたTigerのみだが、Vet3のPantherも状況によっては勝利可能なこともある。
しかし、AWMで即復活して再進してくる危険性があるため、一対一の戦いでユニットを疲弊するのは大変危険。
可能な限り多対一の勝負を挑むのは戦闘の鉄則だが、できる限りPanzerschreckと対戦車砲で仕留めたい。 - 歩兵戦闘
Panzerschreckの優れた侵徹能力は、重戦車であるPershingにも余すことなく発揮される。
効果的な打撃を与え続ければ、鈍足のPershingに止めを刺すことはそれほど難しくない。
しかし、あまり固めて運用すると、砲弾の破片で一気に削られるので、散開させることを忘れずに。
M4 Calliope
Armor Companyから派遣される強力な砲撃要員。
105mm Howitzerと異なる点は、その砲撃に高い即効性と面制圧能力があることに尽きる。
連装ロケットによる砲撃は歩兵・アーマー・固定目標の全てに対して非常に効果的であり、
Shermanと同等の自走性能を持つため、追撃も非常に困難である。また2台出せる事から航空母艦よろしく、ヒッソリと自陣近くまで近づかれてロケットの集中砲火で建物や歩兵がやられて、兵站関係に甚大な被害を被る事も多い。
なんとかしないと勝てないけど、なんとも出来ないことが多い、超絶にムカつく,ウザい敵。
- AT
単純な攻撃手段としては充分すぎるダメージを与えることが出来る。
ただし、砲撃要員のくせにShermanと同様の機体性能を持っているため撃破するのは難しいし、
そもそも、こちらの射程外からこちらのATを排除することが出来るので、
こいつをATで撃つ機会自体が皆無という罠がある。 - アーマーユニット
Calliopeは直接的な攻撃能力はほとんど有していないので、
Stug程度のユニットでも一方的に攻撃することが出来る。
ただし、Croc同様ゴキブリのように逃げ回るので、二両以上のアーマーで挟み撃ちにしたい。 - 砲撃
撃破の手段としての砲撃ならば、実現可能なのはTerrorのV1 Rocker以外はあり得ない。
それ以外の方法として砲撃を行う場合は、砲撃の直後に他ユニットで追撃する場合にのみ。 - 歩兵戦闘
弱めの機銃しか装備していないので、対戦車兵器を持った歩兵ならば簡単に破壊することが出来る。
ただし、Calliopeは敵陣のど真ん中で厳重に守られている可能性があるので、
これを撃破するには、Stormtrooperの集中運用で一撃必殺を狙うのが最も効果的だろう。
105mm Howitzer
Infantry Companyが建設する、かなりの射程を持つ砲撃ユニット。
固定施設の攻撃に関してはゲーム中でも高く、であり、早めに手を打たなければ資源負けを喫する危険性がある。
その発射音を聞いたなら、予測される着弾点から部隊を退避させつつ、
戦略マップなどでその位置を確認しておこう。視界外に置かれていても砲撃中は
その位置を知る事ができる。今後の対処を考える上で情報を素早く得ておきたい。
- Sniper
砲手を殺害し、一時的な無力化を図る。
Howitzerは、敵陣の真っ直中に設置されることが多く、
砲手は簡単に再補充されてしまうし、Sniperが一瞬で袋叩きにされる危険性もある。
Riflemanを利用して砲手を補充した場合、使用するMPは100以下。
Sniper一体の命と天秤に掛けるには、あまりにもリスクが高い。
破壊・奪取といった根本的な解決策ではなく、飽くまで、攻勢を仕掛ける前の準備工作として行うべき。 - 砲撃
105mmは堅固に守られている可能性が高く、通常の手順による歩兵・車両による接近はリスクが高い。
ステルスユニットで位置を特定し、砲爆撃で確実に破壊することは最も望ましい手段の一つ。
国防のテラードクトリンで使えるfirestormが手軽な対抗策だったが、パッチにより1発で壊すのは
大変難しくなった。 - 野砲陣地の無力化
ATや地雷によって野砲陣地が構築される前に、敵前線を突破して無力化する。
事前索敵で敵本隊の位置を把握し、迂回して叩くのが最も望ましい。
105mm砲自体の耐久力は高くないので、射程に収めれば数発の戦車砲やシュレックで壊す事が出来る。
もし奪うつもりがないのにクルーだけ倒れて空になったら、
アタックムーブで直接指定して無人となった砲もしっかり壊そう。 - 敵戦力の殲滅
野砲陣地は防衛戦力を割かれることも多く、そのため敵戦力が分散される傾向もある。
野砲陣地に資源を割いている間に敵の分隊を強襲殲滅すれば、
敵の全体的な戦力を低下させ、結果的に野戦砲陣地を破壊しやすくなる。
枢軸ユニット
Tiger、King Tiger
いわずと知れた枢軸軍の切り札にしてこのゲーム最強の戦車。正面装甲が極めて強固で正面からの撃ち合いには反則的な性能を誇り、一撃で歩兵小隊を壊滅させることもあるほど対歩兵能力も高い。
King Tigerは体力が高く、装甲が厚く、Vetが効かない、試合中1度しか出せない等の違いはあるが、基本的に同じ対処法でいい。
- AT
鈍足のTigerに対しては極めて有効な兵器。
1台だけなら力ずくで破壊されることもあるが2台でアビリティーを発動すれば突破はほぼ不可能。
当然相手は歩兵や砲撃で排除に来るため、それに対する対処も考えておく必要がある。 - アーマー
1対多数であっても、正面からの撃ち合いで破壊するのはほぼ不可能である。
そのため、M10やシャーマンの機動力を生かして側面、背面に回りこむ必要がある。その際は随伴歩兵やATに十分注意すること。 - 歩兵戦闘
歩兵のみでは非常に苦戦を強いられるだろう。
だが、数を集めて一気に攻撃を仕掛ければ、破壊することは可能だ。
歩兵のみでタイガー戦車を相手にする場合は、極力部隊を散開させることを心がけるように。
固めていると、1発で分隊が全滅することもありえるからだ。- ライフル兵
ライフル兵が装備できる粘着爆弾は研究費用こそ安いものの、一発に弾薬を35消費する上威力も微妙なため、コストパフォーマンスがいいとはいえない。しかし、エンジンや足回りをほぼ確実に壊してくれるので、虎狩りの足がかりとしては最適な兵器だろう。
しかし、これだけでタイガー戦車に決定的な損害を与えることは不可能で、逆に大きな損害を被る可能性の方が高い。
しかも、KTは修理してしまえば実質の損害は0なので、いざタイガー戦車と戦うときにこれしかないという状況は絶対に避けたい。 - レンジャー
比較的威力の高いバズーカを装備している上、Fire Upで敵戦車に肉薄できるので、ライフル兵よりははるかに有効だ。
しかし、バズーカは命中率と貫通力が低いので、Fire Upを使い、戦車に肉薄し、戦車の側面か背後にバズーカを撃ち込む必要がある。
その際、戦車に触れると、ひき殺されてしまうので、ある程度距離を開けて、撃つときだけ接近するようにしよう。 - 空挺歩兵
無反動砲は貫通力が高いので、数を集めて全分隊に無反動砲を装備させることが出来れば、虎にとってもかなりの脅威となりうる。そのため、空挺歩兵だけで虎を狩ることは可能だ。
しかし、無反動砲はかなり高いので、前もって計画的に装備させておかなければならない。
- ライフル兵
VolksGrenadier
枢軸で一番最初に出てくる主力歩兵。
かなりの序盤から近距離で強力なMP40を装備可能で、BAR装備前のRiflemanを圧倒する。
人数でRiflemanに劣るため、同条件下での戦闘ならRifleman単体で勝利を収めることも出来る。
費用対効果の面から乱発されることはないものの、Panzerfaustをアビリティで使用出来るので、
手負いのアーマーユニットが思わぬ痛い目に遭うこともある。
- HMG
ほぼ全ての局面で有効。
枢軸の歩兵は限定的な状況を除いて、制圧から復帰するアビリティを持たないうえ、
Volksに至ってはGrenadeを投げることすら出来ないので、
特に序盤戦において、HMGはほぼ鉄壁の守りとして機能するだろう。 - Sniper
頭数の少ない枢軸兵士はSniperの餌食となりやすい。
Riflemanより遠距離攻撃が弱いので、比較的安全に戦力を殺げるだろう。 - 砲撃
あらゆる砲撃が有効に機能する。
枢軸軍はMortarの参加が米軍よりも遅くなるため、
上手く扱えば、序盤の内から大きな戦力優勢を築き上げることが出来る。 - アーマーユニット
対装甲アップグレードを有していないため、
ライトアーマーでも十二分な戦果を上げることが出来る。
ただし、前述したとおりPanzerfaustを限定使用可能なため、
複数部隊が背後から接近してきた場合や、なんらかの被害を受けて撤退中である場合は十分に注意すること。 - 歩兵戦闘
MP40・VetUpgrade・DoctrineAbilityが機能していない場合、全ての主力歩兵がこれを撃破出来る。
Bazooka装備中のRangerは場合によっては負けるかもしれない。
逆に、MP40を装備したVolksは枢軸でも有数の強ユニットの一つになり、
Airborne・アップグレードされていないRangerとRiflemanを圧倒する。
MP40Volksを撃退するには、単純な物量作戦でもって圧倒するか、
Grenadeで実働戦力を大きく削るか、Suppression Fireで無力化してしまうのが理想的だろう。
いずれの場合でも、遠距離からの撃ち合いを念頭に置くことが安全策である。
Grenadier
中盤前後を通して、枢軸の主力歩兵となる兵科。
(Blitz以外を選択した場合は主力歩兵)
Volksよりも耐久力が高く、初期武装であるライフルも、国民擲弾兵よりもやや強力なものが装備されているほか、強力な対装甲・対歩兵アップグレードが可能で、研究を必要とせずGrenadeを使用出来る。
Vet2を獲得すると、4人という少人数でありながらRiflemanにも優位に立つ。
だが基本的には対装甲兵員として運用されるので、Panzerschreckの分だけ歩兵戦で優位に立ちやすい。
- HMG
Volks同様、HMGに対して脆弱。
ただし、こちらはGrenadeを使用してくるので注意が必要。
Assault時はVolksより投擲Grenade数が少ないのでちょっとはマシ。 - Sniper
初期状態で4人しかいないので、あっという間に実働戦力を失ってしまう。
ほかの兵科で畳み掛けるなどすれば、すぐにHQまで追い返すことも可能。
一人殺す度に被ダメージが激減していくので、Sniperの被害もそれほど大きくならない。 - 砲撃
個人個人の戦闘力が高めなので、遠距離から削っていくのは効果的。
どうせなら一発で全滅して、しかも武器を落としてくれたらうれしいなあ。 - アーマーユニット
非アップグレード状態ならVolksよりも安全に倒せる。
しかし、もしPanzerschreckを装備している場合は、ライトアーマーなら近づかず、
ヘヴィアーマーなら正面+遠距離から戦うという手を取るべき。
窓の多い建物に複数籠もられると、接近し難くなる。
大抵は複数の分隊で襲撃してくるので、逃げる間もなく潰されることもある。 - 歩兵戦闘
国民擲弾兵よりも硬く、攻撃力も高いので、結構厄介な相手になる。
Vetが付いていなければ、そこまで脅威ではないが、Vet2になったとたんに突然強くなるので注意。
StormTrooper
Blitzのみが召喚可能な万能突撃歩兵。
汎用性と逆転性においてはTigerをも超える、究極の潜在能力を持つ。
ある意味ではTiger以上の切り札。
Grenadier以上の体力、同等の初期兵装を持ち、
強力な対歩兵・対装甲アップグレードを施すことも可能な高性能ぶりに加え、
一発で歩兵隊を壊滅させる結束手榴弾を投擲可能なほか、
カモフラージュによってこちらを偵察しにきたり、こちらの要衝を攻撃してきたりする。
下手をすると、作ったばかりの車両があっという間に鉄屑に変えられる、戦場の見えない悪魔。
数少ない弱点は高コストであることと、兵員数が4人と少ないこと。
そして、弾薬がなければ、ただの消えるGrenadierであるということ。
- HMG
遭遇戦で、出会い頭に撃ち込めた場合は、突撃アビリティを使用されない限りは十分対処可能である。
だが、だが擲弾兵とは違い、カモフラージュが可能なため、気づいた時には横にいた、なんてこともザラである。敵が電撃戦ドクトリンを使用している場合は、HMGを置いているからと言って油断しないこと。 - Sniper
少人数・高コスト・アップグレード装備と、狙撃されたらマズイ要素が勢揃いしている。
下手に歩兵の数を揃えるよりもずっと高い効果を上げられるので、
STに対するアンチユニットとしては安定している。 - 砲撃
体力が高いため、いきなり全滅ということはなかなかないものの、
MPコストの高さ故に、砲撃は経済的なダメージとなって後に残る。
密集して戦うことが多いため、カリオペの砲撃が極めて効果的。 - アーマーユニット
突撃兵がアップグレードされていなければ、普通の歩兵の対処と一緒である。
アップグレードしていたら、軽装甲車はすぐに逃げて、支援到着までは戦わないこと。
装甲車ならば、正面+遠距離から主砲で吹き飛ばし、接近してきたらそれに合わせてバックし、引き撃ちすれば安全に撃退できる。ただし、対戦車車両や、中途半端な戦車はすぐに逃げる必要がある。 - 歩兵戦闘
非アップグレード状態でもそこそこの戦闘力があり、全員がMP44を装備した場合、近距離火力は想像を絶するほど高くなる。パンツァーシュレックを装備して対歩兵能力が下がった時でも、結束手榴弾で逆転される恐れがある。さらに、Vetを取得すると、手榴弾の直撃を食らってもかろうじてで生き残るぐらい頑丈になる。
KnightsCrossHolder
Panzer Commandで生産可能な、ゲーム中で最も頑丈で高価な歩兵。
編成人数はたった3人だが、全員がMP44を装備し、狙撃にも耐えるほどの耐久力を持っている。
また、あらゆる攻撃に対して大きな耐性を持ち、制圧状態にもなりづらいという特性がある。
歩兵戦では圧倒的な優位に立てる反面、対装甲能力が全く無いという弱点がある。
- HMG
制圧状態になりづらいとはいえ、絶対にならないわけではない。しかし問題は、初期状態から突撃戦術を使えることだ。手榴弾を投げながら突っ込んでこられると撤退しざるを得なくなる。一応生産できる初期状態の主力歩兵ユニットの中で、唯一正面突破が可能なユニット - 砲撃
一人当たりの単価が恐ろしく高く、補充にもそれなりに時間がかかるため砲撃が有効。
Alliesの砲撃は強力なものが多いので、耐久力の高いKCHでも簡単に殺害出来る。 - アーマーユニット
歩兵相手には無敵のKCHも、アーマーユニット相手にはVolks並に無力。
M8一両を送り込むだけでKCHは撤退する可能性があるので、アーマーを有効に活用すること。 - 歩兵戦闘
まともな射撃能力しか持たないユニット同士の戦闘は厳しい。
歩兵同士で戦闘するなら、単純な兵数で優位に立つ必要がある。
最も手っ取り早く確実な手は、BARを装備したRiflemanにSuppressionFireを使わせること。ただし、苦し紛れに発動する、突撃戦術には要注意。
Officer
SturmArmoryで生産される、枢軸軍の将校。
直接的な戦闘能力は皆無だが、強力なステルス看破能力を持つほか、いくつかの攻勢支援アビリティを使用する。
- 歩兵戦闘
余裕で撃破可能。プロパカンダで撤退させられても、1分隊しか撤退させることができないので、そのまま押し切ってしまえばいい。
だが、砲撃支援だけは最新の注意をはらうようにすること。この砲撃は歩兵に対しての攻撃力が高く、油断していて、気づいたら自軍歩兵が全滅していた、なんてこともある。 - 狙撃
高価なユニットなので、殺害できたときの喜びも一入だが、
一撃では殺害出来ないため、ある程度ダメージを与えてから撃つ必要がある。 - アーマーユニット
Propagandaで撤退させられないため歩兵より確実。
Sdkfz251 Halftrack
KriegBarracksで生産される歩兵支援車両。
周囲の歩兵ユニットを増員することが可能なほか、
非強化状態では歩兵ユニットの運搬と車載のMGで攻撃することが出来る。
中盤以降は火炎放射器で歩兵の山を蹴散らしたり、凶悪な即効性を持つロケットランチャーで砲撃してくる。
- MG
米軍のMGには対ライトアーマー用のアビリティがある。
小火器に対する耐性を持つHalftrackにも大きなダメージを与えることが出来るので、
突撃してきたHalftrackに対する強力な対抗手段になる。
逆に火炎放射器を装備済みの状態だと、剥き出しのほうがまだ安全。
死ぬ気でAPRを撃つか、撤退するかの二択。
- 砲撃
アップグレードによって砲撃能力を得ていた場合、
こちらの手の届かない場所に配備されている可能性が高い。
Stukaはそれほど射程・耐久力が優れているわけではないので、強力な砲撃で破壊することも可能。 - アーマーユニット
Halftrackは直接的な対装甲能力を持たないため、ライトアーマーでも十分に対応することが出来る。 - AT
火炎放射器装備型のHalftrackは、国防軍ユニットの中でも最速で出現する対歩兵車両なので、
これに対する迎撃準備は非常に重要。
ATなら最低2発でHalftrackを排除出来るほか、同T3時に生産されるPumaやStugにも対応出来る。 - 歩兵戦闘
対戦車兵器無しでは、車載のMGだけでかなりの被害を受けることになる。
火炎放射器を装備していた場合、歩兵は撤退を余儀なくされる。
幸いにも耐久力は高くないので、StikyBombなどのアビリティで反撃することが可能なほか、
こちらが対戦車兵器を装備していた場合は、逆にこちらが追いかけて止めを刺そうとする展開になる。
Sdkfz234 Puma
SturmArmoryで生産される、国防軍の軽装甲車。
対歩兵能力に突出しているが、アップグレードでそれなりの対装甲能力を持つことも出来る。
通常時の対歩兵能力は機動力と相まって相当高く、対装甲兵器無しでの排除は難しい。
- MG
米軍MGのArmor Piercing Roundを使えば、Pumaに対しても致命的なダメージを与えることが出来る。
撤退間際に後ろを見せた際、エンジンダメージを与える可能性もあるため、
対抗手段としてはなかなか上質と言える。 - AT
Pumaはそれほど頑丈な車両ではないので、AT数発で瀕死になる。
機動力を活かして回り込まれると厄介なので、対戦車兵器を持った歩兵で援護すること。 - アーマーユニット
非アップグレード状態ならGreyHoundだけで対処出来る。
50mm砲に換装していた場合、GreyHoundでは撃退される危険性が高いので、
Sherman以上の戦車をぶつける必要がある。 - 歩兵戦闘
対戦車兵器を必須とした上で、複数方向から包囲しながら戦闘するのが望ましい。
StikyBombでエンジンを破壊すれば、バズーカで十分に撃破出来る。
Stug IV
Tier3のSturmArmoryで生産される枢軸で最初に生産可能なヘヴィアーマー。
非常に堅牢な前面装甲を持ち、非強化状態のShermanの射撃にも耐える。
対歩兵能力はそれほどではないが、重装甲を活かして施設の攻撃などに立ち回るほか、
M8やStuartに対する強力なアンチユニットとして機能する。
- 砲撃
Stugの装甲は堅固だが、耐久力自体に優れているわけではない。
105mmやAbilityの砲撃で十分な打撃を与えることが出来る。
移動速度も遅いので、的確なタイミングで撃てば、かなりの確率で命中する。 - アーマーユニット
非強化状態のShermanと真っ向から撃ち合えば、ほぼ確実にStugが勝つ。
攻撃力に優れたM10なら正面からでも勝てる。
しかし、旋回式砲塔を持たないStugは、周囲を旋回されると射撃が出来なくなる。
完全に射撃を封じることは出来なくても、射撃頻度を低下させるには十分。
Fireflyや強化後のShermanなら、正面からの撃ち合いでも勝つことは簡単。
- AT
移動速度が遅いため、配備が正確なら確実に致命傷を与えることが出来る。
- 歩兵戦闘
Stugの対歩兵能力は高くない。
基本的に正面のユニットしか攻撃出来ないので、
周囲を取り囲んで、粘着爆弾やバズーカを接射することで簡単に撃破出来る。
Stuh IV
Blitzkriegで召喚されるStugの派生型。
主砲を105mm榴弾砲に換装しており、強力な対建築・対歩兵能力を持つ。
反面、対装甲能力は大幅に弱体化している。
- 砲撃
基本性能はStugと同じなため、砲撃で致命傷を与えることが出来る。
- アーマーユニット
適切に機動を取れば、M8でも勝てる。
その他ヘヴィアーマーなら、まず間違いなく後れを取ることはない。
- AT
Stugとほぼ同様に始末出来る。
しかし、対歩兵能力が上がっているため、
場合によっては、まぐれ当たりで砲手が死ぬこともあり得る。
- 歩兵戦闘
取るべき戦術はStugと同じく、突撃による対戦車兵器の接射。
ただし、敵が警戒して、こちらから距離を取ろうとしているなら、
こちらも大人しく後退しなければ、大損害を被る危険性がある。
Ostwind AA Tank
37mm対空砲を搭載したPanzerIVの派生型。
速射性に優れた砲で、こちらの建築物・歩兵に対して大きなダメージを与えてくる。
装甲もPanzerIVに準じているので、ライトアーマーに対する戦闘力も高い。
場合によっては、こちらの航空機を撃ち落とすこともあり、予期しない副次被害を被ることもある。
- 砲撃
PanzerIVの耐久力はそれほど高くないので、砲撃によるダメージが大きく響く。
ただし、Stugよりも素早く動くので、回避される可能性はやや高まる。
- アーマーユニット
ヘヴィアーマーならどのレベルでも対処することが可能。
逆にライトアーマーの場合、背面を取り続けても勝つのは難しい。
- AT
正面に捉えればほぼ間違いなく勝てる。
ただし、懐に潜り込まれてしまった場合、
高い対歩兵能力を活かして、そのまま押し切られることもある。
- 歩兵戦闘
歩兵単体での戦闘はそれなりのリスクを伴う。
砲の攻撃範囲自体は少ないので、物量で圧倒すれば相対的な被害は減少する。
中途半端な数で望むと、有効な打撃を与える前に撤退されることもあるので注意。
Panzer IV
Tier4、PanzerCommandで生産される、対歩兵能力の高い中戦車。
対戦車能力は中途半端といえるほどだが、
歩兵に対する攻撃修正値が高く、どちらかといえば対歩兵に重きが置かれている。
Veterancyを獲得することで被弾貫通率が低下し、さらに対歩兵機銃を装備することが出来る。
- 砲撃
PanzerIVの耐久力は今ひとつのため、砲撃で大きなダメージを与えられる。
- アーマーユニット
非強化状態なら、非強化状態のShermanで打ち勝つことが出来る。
PzIVの強化後にほぼ互角となるが、Shermanも強化されていた場合、やはり勝率はShermanに傾く。
FireFlyであれば、間違いなく勝てる。
- AT
充分に効果有り。
- 歩兵戦闘
Ostwindほどではないが、歩兵のみでは苦戦は避けられない。
側面・背面まで突撃しての攻撃が重要となる。
Panther
PanzerCommandで生産される、直接生産が可能な車両の中では最強クラスの戦車。
強力な正面装甲と耐久力、それなりの機動力を持ち、
二門の機銃によって、正面に対しては対歩兵能力もそれなり。
Veterancy獲得でさらに装甲が厚くなり、機銃が追加されることで歩兵能力も強化される。
どういった場面でも強敵となることは間違いない。
- 砲撃
正面から撃破するのは骨が折れるユニットなので、砲撃で耐久力を削る作戦が重要。
機動力はそれなりにあるので、避けられる危険もある。
- アーマーユニット
アップグレード後のShermanも正面から撃破出来る。
Veterancy3を獲得した場合、Churchillにも後れを取らない。
高コストであることを逆手に取り、物量で対処するのが最も手っ取り早い。
正面装甲の硬さは素晴らしいが、後部に当たる砲弾までは弾けないので
足の速い戦車で後ろを取るのは有効。
- AT
正面装甲はかなり硬いが、抑止力としては充分に機能する。
突撃されるとややまずいが、それでも相手が単騎なら迎撃することは可能。
- 歩兵戦闘
正面装甲の厚さは半端ではなく、正面からではバズーカをいくら浴びせても梨の礫。
背面装甲に当たりやすいPIATならば、数を揃えれば対処可能だが、
Rangerを起用する場合、やはりFireUpを使っての突撃戦法しか手はない。
対歩兵性能はPanzer IVやOstwindほどではないので、粘着爆弾を付けるための接近を試みる
価値はある。エンジンを損傷させればM10などが後ろを取る助けになるだろう。
Nebelwerfer
Tier3、SturmArmoryで生産される対歩兵・対建築砲撃ユニット。
マンパワーだけで生産されるので、マップの制圧状態に拘わらず機能するのが厄介。
対歩兵に対する直接攻撃力はかなりの物だが、その他に焼夷弾による燃焼ダメージが存在し、
塹壕や建物、それに籠もったユニットに対してかなりの重圧となる。
- 砲撃
Nebelwerferは歩兵によって牽引されるため移動速度が遅い。
また、本体の耐久力も高くないため、
検知瞬間に砲撃を叩き込めば、それなりの割合で無力化することが出来る。
- アーマーユニット・歩兵
直接戦闘能力は皆無なため、正面からの奪取・破壊は難しくない。
Flak36 88mm AAGun
Defensiveで建設される、長射程と高い威力・命中性を持つ対戦車砲。
適切な位置に建設された場合、付近一帯をまるまる制圧される危険性がある。
特に注意するべきなのは、敵の一時攻勢が成功した後、こちらの支配領域に建設されること。
- 砲撃
固定式の防御兵器のため、砲撃は最も安全確実な方法。
ただし、砲撃のみで砲台を破壊することは難しいため、
基本的には砲手を殺害して、マンパワーを減らしたり、砲撃をしばらく停止させる効果で利用する。
- アーマーユニット
アーマーでこれに挑むなら、とにかく物量を押し込むしかない。
対歩兵に特化した車両を混ぜて砲手を殺害するか、
直接攻撃力の高いユニットを押し込んで砲台を破壊するか。
リスクの高さは最大級なので、出来ればやらない方がいいだろう。
- 歩兵戦闘
対戦車兵器としては有能だが、対歩兵にはまるっきり駄目。
数が少なければ、接近前に減らされてしまうこともあるだろうが、
充分な数が用意してあれば、Engineer部隊でも無力化することが出来る。
バンカーなどで防衛されている場合、事前砲撃かFireUpによる突撃が必要となる。
JagtPanther
PEのTank Destroyerで召還できるPE最強の重駆逐戦車。
召還された時にはすでにACPR仕様になっており、対戦車へのダメージは枢軸の中でトップクラス。
さらにVet3まで獲得された場合、元々低い被貫通率にボーナスがかかり、撃破困難になる変態戦車。
固定砲塔なので、回り込まれると撃てない特長をもつ。でかいヘッツァー。
また戦車の中でも足の速い部類に入るので、ヤバくなったら逃げられる可能性がある。
- AT
ヤークトの主砲は歩兵への命中率が抑えられている(0.4)ため、一番無難だと思われる。
しかし1,2台ではごり押しで突破されてしまう恐れがあるので3台は欲しい。
AP弾を使うと高確率で前面装甲を貫くことができるので、可能な限り使用したい。
- 歩兵戦闘
連合のレンジャーのバズーカ程度ではまったくダメージを与えられない。
使うのであれば、3部隊程度をFireUpで側面・背面に回りこみ、一気に撃ち込みたい。
ただし近づきすぎると蹂躙されてしまうので注意が必要。
ライフルマンのStickyBombで足止めをするのも有効。
理想はシュレックを拾ったAirBorneかレンジャーかも。
- アーマーユニット
砲塔が回らないので足の速いM10かシャーマンでくるくる回って削るのが非常に有効。
ただ、相手もそれなりに護衛を付けているはずなので、対歩兵への準備も必要だ。
チャーチル、クロムウェルではまったく相手にならない。
次に有効なのが英軍トミーズのブレンガンで足止めをし、射程外からファイアフライで削る。
物量で押し込むのがベターだが、余裕が無いのなら地雷を埋めて時間を稼ごう。
(タンクトラップは踏み潰される。)
- 砲撃
図体のでかく、小回りが効かないヤークトにはまずまず有効かもしれない。
ただ、ShermanやPantherよりも足が速いので、エンジンを損傷させないと逃げられる可能性大。