地形の作成/地形の作成（崖・洞窟）

概要

このチュートリアルはボクセル技術を使って、崖（がけ）と洞窟（どうくつ）の作成方法を述べる。

例の１：突き出た部分の崖

ボクセル範囲を設定する

[地形編集]のチュートリアルで学んだノウハウを使って、（画像↓）のような丘を作ってください。

[e_terrain_bboxes 1] を設定する

[Tools]メニューの[Configure User Commands...]を選択する。

①[Macros]の横にある[New]ボタンをクリックする。
②適当な名前を記入する(ここではTutorial 01とする)。
③[Commands]の横にある[New]ボタンをクリックする。
④適当な名前を記入する(ここではe_TerrainBBoxes 1とする)。
⑤[Console Command]リストの中から[e_TerrainBBoxes]を選択し、さらに[1]の値を加える。
⑥[Console Command]の横にある[Apply]をクリックする。
⑦設定が完了したら、[OK]ボタンをクリックする。

[Tools]メニューの[User Commands]→[e_terrain_bboxes]を選択すると、ボックスの地形領域グリッドが表示される。

[Snap to grid]を設定する

（画像↓）のように、グリッドを[64]に設定する。

[VoxelObject]を追加する

[RolleupBar]→[Objects]タブ→[Misc]→[VoxelObject]をクリックする。

マウスポインタを地形に移動すると、立方体のボックスが現れる。
編集したい崖を囲むようにボックスを配置する。

意図しない場所に配置してしまった場合は、[Delete]キーで削除するか、上部[EditMode ToolBar]の[Select and Move]を選択し、
状況に応じてX,Y,Zそれぞれの軸を操作して移動させてください。

各[VoxelObject]を選択し、それらのパラメータを以下のように設定する。

崖を追加する

[RollupBar]→[Terrain]→[Voxel Painter]をクリックする。

[Terrain Voxel Painter]→[Type:Hard Create]、[Radius:適当な値]、[Base color:適当な色]に設定する。

実際に描いてみると、以下のようになる。

削除したい場合は、[Brush Setting]→[Type:Blur Negative]に設定することでできる。

崖のテクスチャを変更する

[Terrain Voxel Painter]→[Type:Material]、[Surface Types:作成したテクスチャ]に設定する。

例の２：洞窟

[Voxel Object]を追加する

洞窟の制作は例の１と異なる。[LinkToTerrain]の設定は地形に穴を追加することができなく、
地形の上にしか追加できない。[LinkToTerrain]の代わりに、[copy heightmap data]を使う。

丘に洞窟を作る場合、例の１と同じ手順で[Voxel Object]を丘のに囲んでおく。
[Voxel Object]のパラメータをは例の１から[LinkToTerrain]のみFalseに設定しておくこと。

[Hole（穴）]を作成する

[RollupBar]→[Terrain]→[Holes]→[Make Hole]ボタンをクリックし、[Brush Radius:適当な値]を設定する。

崖の辺に洞窟の入口にしたい場所をクリックすると、地表が透明になる。
崖の反対側にも出口となる穴を作る。

Copy Terrain into Voxel]を追加する 　

各[Voxel Object]を一つずつ選択し、右クリックで[Properties]と出るのでそれをクリック。
[Voxel Object]内の[Copy Terrain into Voxel]ボタンをクリックする。

すると、穴がコピーの地形に覆われる。

穴を作成する

[RollupBar]→[Voxel Painter]→[Brush Settings]→[Type:Hard Substract]を選択し、
地形に穴を描くことができる。

崖の辺にクリックすると、穴が現れるので、二つの穴を貫通させる。

 また、穴をあけていく際に[Terrain Collision]のチェックを外しておくと、
崖の中に入っていけるので編集しやすくなる。

洞窟にテクスチャを適用する

[Voxel Painter]→[Brush Settings]→[Type:Material]に設定する。[Surface Types:適当なテクスチャ]を選択する。
（＊注意：Voxelのテクスチャは３次元軸（x,y,z）が含まれている素材を使います。そうしないと、ゲームプレイ時に透過してしまいます）

[Terrain Layers Editor]の設定 　

例の１とまったく同じ方法でテクスチャを適用できます。

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