カードとしてのバンダースナッチ
バンダースナッチ | ||
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レアリティ:★★★ | コスト:6 | 入手先:東方伝来 |
デッキ1枚につき1通常ダメージx3 自身に5固定ダメージx4 |
「東方伝来」収録のカード。
効果だけ見ると伝記の勇者 ジークフリートのさらなる上位版だが、その対価がとんでもない。
自身への5固定ダメージが4連続、つまり20ダメージをもらうことになる。死んでしまいます。
そこまでして与えるダメージはいくらかというと、15Fまで手札無破棄で来たとして24x3=68ダメージ(呪いカードの追加を考慮しない場合)。
破滅的な自傷ダメージと釣り合うかと聞かれれば微妙と言わざるを得ないだろう。使うなら当然だが十分な防御策を講じた上で。
克己や反射の活用には役立つが、それならトゥームガードの方がよほど便利かつ安全である。
関連カード
- デッキ枚数依存通常ダメージつながり
- スピアビーク(1ダメ)・ペガサス(1ダメ)・蓬莱鳥(1ダメ)・伝承からの刺客 スサノオ(1ダメ)・ツメイ・ゴリニッヒ(2ダメ)
伝記の勇者 ジークフリート(1ダメx2)・バンダースナッチ(1ダメx3) - 自傷つながり
- 血十字団(3ダメ)・ニードルフィッシュ(5ダメ)・熱血坑夫 レンタンス(5ダメ)・ゴーストナイト(5ダメ)・シルバー号の操舵手?(5ダメ)・
痛みの呪い(10ダメ)・メタルヘッド(10ダメ)・ブラックドラゴン(10ダメ)・ハデス?(20ダメ)
ゲイザー(2ダメx2)・トーメンター(3ダメx2)・刀霊鬼?(4ダメx2)・キラークラウン(5ダメx2)・鬼(3ダメx3)・ツチノコキング(5ダメx3)
トゥームガード(3ダメx4)・カロン(4ダメx4)・バンダースナッチ(5ダメx4)・精霊の女王(5ダメx4)
ボス敵としてのバンダースナッチ
名前 | HP | 使用技 | 常時発動 | ||
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バンダースナッチ | 2485 | 牙 | 1nターン | 10通常ダメージx3 | 2瘴気 溶解 |
憤怒 | 1nターン | 2強化20T | |||
インセイン | 2nターン | 狂乱(自)5T | |||
打ち砕く | 3nターン | 15通常ダメージx4 3破砕5T | |||
死を意味する名 | 4nターン | 死呪2T |
古代森林10Fボス。各数値は通常版(難易度チャレンジャー5)のもの。
2瘴気に要注意。溶解は一見厄介だが、マップ効果に鍍金があるため対策をとる必要はない。
攻撃はほぼ通常ダメージのみだが、火力も攻撃回数もとにかく桁外れ。ノーガードだと最初の1ターンでいきなりオーバーキルされる。
しかも凄まじい頻度で強化や狂乱、破砕までも持ち出してさらにダメージを加速させてくる。まともに受けていてはガードもシールドも全く足りない。
おまけに死呪もこっそり仕掛けてくる。猶予はたった1ターンのみ、予防するか掛かったターンに治せなければ即終了である。
最初の1、2ターンで速攻撃破できればそれが最善だが、無理ならガルーダやクルルで常に十分な数の分身を絶やさないようにする。幸い、1ターン中に来る攻撃は7回止まり。
後はとにかく急いで倒したい。狂乱のおかげで削り取るべきHPは実質1000少々しかないので、強気に攻める姿勢も肝心。
手数が多いのでジキル&ハイド?による反射増幅戦法が比較的よく効く。死呪対策もお忘れなく。
過去作品でのバンダースナッチ
DDFが初登場。この時も古代森林の準ラスボスを務めた。
謎多き異形の怪物。その姿は薄暗い森の中にも関わらず蜃気楼のように揺らめいて見え、実像をはっきり捉えることができない。
よく観察すると誰かが人為的に加工したかのような部位も見られるが、やはり具体的なことは知れない。
元ネタである童話「鏡の国のアリス」に登場するそれからして、やっぱり正体不明の化け物である。この童話の性質というか路線を考えると、深く詮索すること自体が野暮ではあるのだが。
「アリス」に現れるバンダースナッチの特徴は素早さと、人には手の付けようがないほど凶暴であること。どちらもDDD2の、敵とカードの両方にもよく表現されている。
DDFのそれも絶えず「燻り」狂っており、行く手にある物を見境なく破壊して回っている。古代森林を瘴気漬けにした直接の犯人ではないようだが、森に仇なす存在には変わりない。