コンセプト
patch2.7.5で強化されたUnhallowed Essenceセットを使用するMultishotビルド。
待ち望んだ火力強化を受けて、ようやくGeneratorビルドにアレンジしなくてもMultishotビルドのままでGR Pushingも対応できるようになった。
長所
- 圧倒的攻撃範囲。
- 主砲のSpenderとコスト回収のGeneratorというビルド構成がBastions of Will運用にナチュラルに適合する。
- 高難度ほど引き撃ち主体になるので、往年のDH的なプレイが可能。
- Hatred消費低減を重視した装備に換装すれば、MultishotビルドのままEasy Contents高速Runが可能。
短所
- セット効果がDiscipline最大値を参照するのでBow類、Quiver、CloakのMax Discipline +12が最終装備に必須となり、難易度は高め。
- 面制圧力重視のビルドで一点突破力に欠けるため、Elite・RG戦に時間がかかる。
- 効率的な射撃の操作方法に"Stutter Step"というものがあるが、それなりに習得が難しい。
戦い方
可能な限り遠距離を維持し、大集団をまとめてMultishotで巻き込むのが理想形。
Multishotはそこまで重いスキルではないが、流石にSpender-Onlyで回転できるほどにはならない。
随時Evasive FireでHatredを回収しつつBastions of WillのGenerator/Spender両面のBuff、同時にWraps of Clarityを起動。
突進力の高い敵やそもそも足元をサーチして発生する設置攻撃はどうやっても無傷でかわし切れないので、Vengeance/Dark HeartとこれらのLegendary Power、およびLifeの値を確保してある程度は耐久力を付けていく。
Unhallowed Essenceは残Disciplineを参照してダメージが変動するためDiscipline消費スキルを渋りがちだが、最優先なのは生存することなので臨機応変にSmoke ScreenやVaultを使って安全を確保する。
引き撃ちにしろ前進するにしろ、"Stutter Step"で射撃するのが理想となる。詳細はこちら。
アクティブスキル
Multishot / Arsenal / Full Broadside(Rocket*3追加 / 威力強化) | |
主砲。Speed Run出来る難易度ではRocketの火力に期待できるArsenal、Pushingなら単純に倍率最大のFull Broadsideが鉄板だが、属性が前者のFire・後者のPhysicalで分かれているのでいずれかに統一しても良い。 | |
Evasive Fire / Focus / Hardened(Hatred回収量7 / Armor +25%) | |
使用と同時に着弾する定番Generator。Rune選択は両者の効果でより欲しい方を。 | |
Vengeance / Dark Heart(被ダメージ50%低減) | |
どうしても距離を維持できない敵が居るので、本体の打たれ強さを確保。軽いコンテンツならSeetheでも良い。 | |
Preparation / Invigoration(最大Discipline+20) | |
これを選択するとMax Discipline +20がついてくるのでUEに限っては必須かつルーンも固定になる。 | |
Vault / Tumble(2連発可) | |
引き撃ち系ビルドなので回避力は欲しいところ。Disciplineが貴重なのでコスト低減に関する効果は優先度が高い。 | |
Smoke Screen / Vanishing Powder(Discipline消費無し・CD6秒) | |
Disciplineコストが無くなるルーンを選択。安全のために連発しがちなスキルなので、そもそも連発できないのは練習にもなる。 |
パッシブスキル(Hungering Arrow仕様)
Cull the Weak | |
DHの火力向上passiveでは大抵採用されている。Multishot/Wind ChillのChillと好相性。 | |
Ambush | |
同じく火力系passiveの定番。 | |
Thrill of the Hunt | |
遠距離維持志向のビルドなので、Bane of the Trappedはこれでトリガーする。 | |
Numbing Traps | |
上記Thrill of the Huntで連鎖的にこちらも起動。自信があればSteady Aim等の火力系passiveでも良い。 |
装備
- メインスキルのダメージボーナスがrollする部位
- Helm、Boots、Quivers
- 優先stats
- +12 max Discipline(Bow、Quiver、CloakのSecondary Affix)
- Crit Chance、Crit Damage、Area Damage、Cooldown Reduction(計38%~)
- 装備のSecandary Statで+XX Maximum Disciplineが出得る部位についてはUEセットのページを参照。
- Class Set
- Unhallowed Essenceセット
- patch2.7.5で強化。6piece bonusの倍率が大幅に強化された。
重ね着のためにPantsかBootsのどちらかを空け、残る5部位を装備。CubeのRing of Royal Grandeurでフルセット効果を確保。
主砲の属性がPushing重視ならPhysical、ゲーム全般のQoLを考えるならFireと分かれているため、プレイヤーがどちらを重視するか、もしくはUE専門でプレイするから両方用意する気概で行くかと言った選択を行う。
またHelmにSocketするGemの選択もプレイヤーに依存。主砲のコストを低下させるTopazか、Cooldown Reductionを稼いで各種支援スキルの回転とCaptain Crimson's Trimmingsの火力還元に繋げるかを選択する。
- patch2.7.5で強化。6piece bonusの倍率が大幅に強化された。
- Unhallowed Essenceセット
- Craft Set
- Captain Crimson's Trimmings
- Dawnを前提にすれば常時変身にCDRが38%しか必要無いDHはあまり積極採用しないセットだが、Yang's Recurveを使うビルドは別。
特に当ビルドはコスト低減を強く意識するため、このコンビネーションは欠かせない。
作るのはBeltが確定、UEの手持ちと相談してPantsかBootsを合わせ、CubeのRing of Royal Grandeurでフルセット効果を確保。
- Dawnを前提にすれば常時変身にCDRが38%しか必要無いDHはあまり積極採用しないセットだが、Yang's Recurveを使うビルドは別。
- Captain Crimson's Trimmings
- Main Hand
- Yang's Recurve
- Legendary Powerとは別に最大50%のResource Cost Reductionが確定rollする弓。特にpatch2.7.5以降は最初に武器をPrimordial AshesでPrimal化するのがセオリーのため、50%が期待できる。
他にDamage +XX%も確定rollのため、ドロップすれば良品である可能性が高い非常に優れた一品。
CrusaderのLaws of Valor/Unstoppable Force同様、Captain Crimson's Trimmings前提だと武器でありながら被ダメージカット最大50%として機能するためCCを除けばVengeance/Dark Heartの常駐と近い状態になり、当然ながら本来のRCRの効果で攻撃に転じた際の主砲の連発可能数も倍近くに達するため、昨今の敵をまとめ上げてから壊滅させるGRのプレイングに非常にマッチしている。
当ビルドは全身でIASを稼ぐタイプのビルドではないが、この武器だけはIAS7%のrollを推奨。体感で結構殲滅力が変わる。
- Legendary Powerとは別に最大50%のResource Cost Reductionが確定rollする弓。特にpatch2.7.5以降は最初に武器をPrimordial AshesでPrimal化するのがセオリーのため、50%が期待できる。
- Yang's Recurve
- Off Hand
- Bracers
- Wraps of Clarity
- Bastions of Willセットとの相性が良く、あまり意識せずとも起動できる。
ビルド運用目的で主砲の属性が変わるので、こちらのElemental Bonusもそれに合わせる。
- Bastions of Willセットとの相性が良く、あまり意識せずとも起動できる。
- Wraps of Clarity
- Rings
- Bastions of Willセット
- ビルドの設計自体がGenerator・Spender両面のBuffを起動にマッチしている。
Primary AffixはCrit Chance・Crit Damage・Socketまでが当然欲しいとして、4枠目は対集団戦を意識するならArea Damage、元々得意ではない対高Life単体を意識するならPhysical Damage(Damage +105-210)をrollしたい。
Socket以外は何も確定が無いので難易度は高い。
- ビルドの設計自体がGenerator・Spender両面のBuffを起動にマッチしている。
- Bastions of Willセット
- Amulet
- Squirt's Necklace
- RingにBastions of Willを選ぶなら、空いたAmulet1枠で最も効果があるのはコレ。
ビルド運用目的で主砲の属性が変わるので、こちらのElemental Bonusもそれに合わせる。
- RingにBastions of Willを選ぶなら、空いたAmulet1枠で最も効果があるのはコレ。
- The Ess of Johan
- 確率で現在の攻撃対象の方に周囲の敵を引き寄せるAmulet。
Squirt's Necklaceのリスクを嫌う場合のAmulet1枠で機能する候補。
- 確率で現在の攻撃対象の方に周囲の敵を引き寄せるAmulet。
- Squirt's Necklace
Legendary Gem
- Bane of the Trapped
- 基本的にはAura圏内には行かず、Thrill of the Huntで起動する。
- Bane of the Stricken
- RGは元々課題なので、対策を入れておきたい。
- Zei's Stone of Vengeance
- 距離を取ってKite気味に戦う旧来のDHの基本に近いプレイになるため有用。
- 距離を取ってKite気味に戦う旧来のDHの基本に近いプレイになるため有用。
Kanai's Cube
- Weapon
- Dawn
- 当ビルドはこれを削ってより尖るための武器枠選択肢があまり無いので、無難に。
- Dawn
- Armor
- Visage of Gunes
- 同様にDHのCube構成としては非常に無難なチョイス。
- Visage of Gunes
- Jewelry
- Ring of Royal Grandeur
- いつもの。
- いつもの。
- Ring of Royal Grandeur
Followers
- Templer
- 伝統的な引き撃ちビルドのため、前衛というだけで採用したい。
- Scoundrel
- 遠距離ビルドのため、売りのNight's Veilが欲しい座標に行くかはやや運が絡む。
- Enchantress
- AmplificationとFocused Mindで堅実にDH本体の火力を底上げ出来る。
- AmplificationとFocused Mindで堅実にDH本体の火力を底上げ出来る。
その他
- "Stutter Step"とは
- キーボード/マウスのいずれかのボタンに"Force Move"をバインドし、これを押下したままMultishotのキーを連射する手法。
結果として起こる挙動はMultishot射撃→硬直キャンセルで歩き→次のMultishot…と言った感じになる。
人によって"Force Move"のバインドキーをSpaceにしたり、Mouce Wheelにしたりと好みは様々。
前進しながら実行するのは慣れれば難しくないが、この操作方法で引き撃ちを行うのは慣れが必要。
実現できると殲滅力が体感で変わってくる。
移動攻撃スキルではないがHexing Pants of Mr. YanのLegendary Powerを起動出来る射撃方法であることから、日本語圏では「ヤンパン打ち(撃ち)」などと呼ばれたりもした。
- キーボード/マウスのいずれかのボタンに"Force Move"をバインドし、これを押下したままMultishotのキーを連射する手法。
- Easy Contents仕様
ここで言うEasyとは、適当なMultishotで数画面先までバタバタ死ぬような難易度のこと。
UEの強化もあって、割りとあっさりT16がそうなる水準に達する。
この場合はそこまで防御面を気にしなくて良い場合が多いので、BracersにWarzechian ArmguardsでMovement Speedを、Cube防具枠にPride's FallでHatred Cost低減を導入すると快適さが大きく向上する。