Nation/MA/Ulm

Last-modified: 2015-05-30 (土) 19:34:27

概要

Ulmは滅亡したErmor帝国によって征服されたUlm部族から誕生した新たな王国です。
Ermorの灰の中から、その古代の遺産である鋼鉄の謎に忠実な新たな王国が誕生しました。
Marignonが王国を建てるために宗教に頼ったのに対し、Ulmは鋼に頼りました。
Ulmの鉱山はその豊かさによって知られており、Ulmの鍛冶屋は鉄をUlmの騎士と歩兵隊が使う黒鋼の鎧へと仕立て上げます。
Ulmの民は、人間の標準よりもがっしりしています。
彼らの歩兵隊は、黒鋼から作られた全身用鎖帷子か板金鎧を用います。
Ulmの恐るべきBlack Knightは、人間に知られている中でもっとも重装備な部隊です。
Ulmの統治者らは魔法を好ましく思わず、Master Smithらだけがその使用を許されています。
Master Smithは魔法的に好ましくない環境で働くことに慣れており、強くDrainに傾いた支配圏でも悪影響を受けません。
Smithらは領主や王のために武具を作りますが、鋼の強さは魔法よりも好まれます。
より熱心な形で鋼を崇拝する鉄のカルトが最近現れたものの、Ulmでは宗教でさえ二の次です。

Ulm, Forges of Ulm
種族屈強な人間。すべての要塞に資源ボーナス
軍事重歩兵。石弓。騎士。上質な鎧
魔法地、火、稀に風、星。魔法のアイテムの鍛造に優れる。鍛冶屋はDrain天秤の影響を受けない
聖職者貧弱
要塞技術レベル3(Citadel)
初期宝石地5
魔法土地The Keep of Ulm、The Forges of Ulm

指揮官

名称コスト制限雇用条件解説
Spy60g,5r要塞密偵:敵地の偵察を担う。通常の偵察兵より多くの情報を得られ、首都への潜入や不安の扇動も可能
Commander of Ulm70g,26r要塞指揮官:標準的な指揮官その1。大盾持ちで重装なので事故死しにくい。指揮上限80
Commander of Ulm70g,36r要塞指揮官:標準的な指揮官その2。さらに重装備だが、よほど危険な状況でもなければ大差はない。指揮上限80
Commander of Ulm70g,26r要塞指揮官:標準的な指揮官その3。武器が変わっただけである。指揮上限80
Commander of Ulm70g,36r要塞指揮官:標準的な指揮官その4。資源の都合さえつくなら趣味で選べば良い。指揮上限80
Black Lord110g,63r要塞指揮官:騎乗した指揮官。ただし行軍が早いわけでもないため、戦わせる気がなければ普通の指揮官で良い。指揮上限80、マップ移動力2
Siege Engineer60g,52r要塞技師:要塞包囲戦の専門家。一人居るだけで標準的な人間40人分となる。防衛は専門外なので注意
Master Smith135g,7r要塞魔術師:地、火を中心とした魔法技能を持つ魔法鍛冶。アイテム作成を得意とし、要塞に居ると資源を追加、またDrain天秤を無視。指揮上限40
Black Acolyte45g,1r要塞聖職者:レベル1の聖職者。とくに芸はない
Black Priest100g,2r首都聖職者:レベル2の聖職者。地を中心とした魔法技能も持つ。敵支配圏での説法が得意。指揮上限40
Priest Smith175g,7r首都聖職者:レベル1の聖職者。地と火の魔法技能も持つ。Master Smithと同様の特殊能力を持つが、魔力や鍛造ボーナスは少し劣る
Lord Guardian80g,40r首都指揮官:敵の神聖な兵を畏怖させ、それらに有効な武器も持つ指揮官。要塞の防衛も得意。指揮上限80

兵士

名称コスト制限雇用条件解説
War Dog7g,7r要塞軍用犬:機敏で安価なサイズ1の軍用犬。統制不能で攻撃力も欠くが、密集できる上に鎧を着ているのでかなり硬い
Crossbowman10g,24r要塞石弓兵:大石弓を使う兵士。再装填が恐ろしく遅いが、その攻撃力はすさまじい。マップ移動力1
Infantry of Ulm10g,24r要塞重歩兵:戦斧を使う歩兵。Ulm歩兵はどれも上質な鎧を着ており、HPや筋力も高め。マップ移動力1
Black Plate Infantry10g,34r要塞重歩兵:戦斧を使う歩兵。このタイプは鎧がさらに強力で、士気も少し上がっている。マップ移動力1
Infantry of Ulm10g,24r要塞重歩兵:連接棍を使う歩兵。やや低威力だが盾に対して強く、2回攻撃。マップ移動力1
Black Plate Infantry10g,34r要塞重歩兵:連接棍を使う歩兵。装備の都合で防御技能が異常に低いので、防御貫通・無視の攻撃に注意。マップ移動力1
Infantry of Ulm10g,22r要塞重歩兵:大槌を使う歩兵。基本的に戦斧型の廉価版だが、攻撃属性の関係で頭部直撃時は非常に強い。マップ移動力1
Black Plate Infantry10g,32r要塞重歩兵:大槌を使う歩兵。この国の歩兵は同名のものが多すぎるため、偵察報告だけでは構成がわからない。マップ移動力1
Infantry of Ulm10g,26r要塞重歩兵:槌と大盾を使う歩兵。攻撃面は微妙だが射撃対策には最適。マップ移動力1
Black Plate Infantry10g,36r要塞重歩兵:槌と大盾を使う歩兵。Ulm兵はどれも魔法抵抗が低めなため、魔法には常に警戒が必要。マップ移動力1
Infantry of Ulm10g,26r要塞重歩兵:朝星棒と大盾を使う歩兵。こちらのほうが盾持ち相手に強く、少し長い。マップ移動力1
Black Plate Infantry10g,36r要塞重歩兵:朝星棒と大盾を使う歩兵。盾を抜いた防御技能は実に2という悲惨さを誇る。マップ移動力1
Pikeneer10g,23r要塞重歩兵:長柄槍を使う歩兵。長さ6を誇る槍の壁はほとんどの攻撃を効果的に迎撃する。マップ移動力1
Black Plate Pikeneer10g,33r要塞重歩兵:長柄槍を使う歩兵。近接攻撃に対してであれば盾持ちより優秀な壁になる。マップ移動力1
Black Knight50g,63r要塞重騎兵:朝星棒、突撃槍、騎盾を持つ騎士。高い身体能力と技量に優秀な防具が合わさり、真っ当な殴り合いでは非常に強い。マップ移動力2
Sapper20g,33r要塞工兵:鶴嘴と石弓を持つ工兵。戦闘時は後方からの射撃で支援するが、本業は要塞の包囲。マップ移動力1
Guardian20g,40r首都重歩兵:神聖な敵に対して有効な漆黒の鉾槍を持つ歩兵。要塞の防衛にも長ける。マップ移動力1

地方守備隊

種別指揮官兵士備考
地上下位Commander of UlmInfantry of Ulm:5 Crossbowman:10Infantry of Ulmは戦斧装備
地上上位Black AcolytePikeneer:10

魔法技能

条件名称固定変動備考
要塞Master SmithFire1Earth2FireAirEarthAstral+1:20%Mundane Researcher Forge Bonus(2)
要塞Black AcolyteHoly1Sacred
首都Black PriestEarth1Holy2FireAirEarthAstral+1:10%Sacred
首都Priest SmithFire1Earth2Holy1Sacred Mundane Researcher Forge Bonus(1)

固有魔法

領域使用名称主属性副属性宝石解説
Conjuration Lv3儀式Sloth of BearsNature210強靭な大熊Great Bearを10+体召喚します
Conjuration Lv8儀式Contact Iron AngelEarth5Astral225非常に高い戦闘力を持つ天使Iron Angelを召喚します
Evocation Lv3戦闘Iron DartsEarth1Holy1魔法生物に有効な鉄片を3+発放ちます
Evocation Lv6戦闘Iron BlizzardEarth1Holy1魔法生物に有効な鉄片を30+発放ちます
Thaumaturgy Lv5戦闘Tempering the WillEarth3味方全員の精神を強化し、魔法抵抗を向上させようと試みます

Tips

正規軍

  • 優秀な防具を保有し、それを大半の兵が用いる。資源コストは高いものの、歩兵隊の防御力は圧倒的
    • Ulmの人間は他に比べHPと筋力に優れ、兵の大半はさらに疲労も遅めになっている。にも関わらず金銭コストは他と変わらない
  • 似たような歩兵が多いが、武器の種類が多彩。攻撃属性の差や盾の有無、武器の長さなどを考慮しつつ使うものを選ぶと良い
    • BattleaxeとMaulは高威力、Flailは2連攻撃、Pikeは長さ6による迎撃が主な利点。大盾を持つ兵だと、Hammerは威力と防御補正で僅かに勝り、Morningstarは攻撃補正と長さに優れる
  • 一般的な歩兵には精鋭にあたる兵は居ない。重装の兵は士気だけ向上しているが、戦闘技能は変わらないので命中率、回避率は他国の精鋭に劣る傾向にある
  • Crossbowmanは装填に3ラウンドも要する特殊な石弓を使用する。防御力の高い敵にも十分に通用する一方、手数が少ないため囮で無駄撃ちを誘われると痛い
  • Sapperは要塞包囲時の効率を高めるのが本業だが、通常の石弓を用いた射撃支援も行える。金銭的余裕があるなら、侵攻部隊には混ぜておいて損はない
  • War Dogはこの国で唯一とも言える安価な兵。攻撃力が低く命令もできないものの、強力な攻撃の狙いを逸らすための囮としては十分に使える
  • Black Knightは単純な殴り合いでは驚異的な戦闘力を見せる。しかし値段も相応に高いので、魔術師に一掃されるようなことがないように注意が必要
  • 首都専用のGuardianが持つ武器は、小範囲にSacredを持つ敵にのみ有効な疲労ダメージを与える。これは抵抗されないので、多くのSacred兵に対して有効
    • またGuardian自身も精鋭並みの能力を持ち、武器も高性能な魔法武器。対Sacred以外でも十分な戦力になる
  • 兵は重装備ゆえに行軍が遅いものばかり。自国領内の移動にさえ時間を喰うため、想定外の方角から奇襲を受けると対応に苦労する恐れもある
    • War DogとBlack Knightは例外的に2以上の移動力を持つ。また意外にも指揮官のほうには移動力1のものは居ない
  • この国にはSacred兵は居ない。祝福の恩恵を受けられるのは主に聖職者のみとなる

魔法

  • 首都以外ではMaster Smithが唯一の魔術師。研究用としてはやや高価なものの、Drain天秤の影響を受けないという強みがあり、また存在するだけで要塞が使える資源を増加させるという大きな利点も持つ
  • Master Smithはアイテム製造も得意。魔力はさほど高くないものの、安価なアイテムの量産には最適
  • 首都の魔術師は聖職者を兼任する。魔力はMaster Smith以下だが、強力な固有攻撃魔法により高い戦闘力を持ち得る
  • Ulmのユニットは魔法抵抗が低め。抵抗可能な攻撃を多用する敵に対しては、固有魔法のTempering the Willなどを利用して対抗する必要がある

前作からの変更点

・安価な兵としてWar Dogが追加
・より軽装なタイプの兵の鎧が汎用のFull Chain MailからFull Chain of Ulmになり、防御力が向上した
・一般兵および一部の指揮官の疲労速度が低下、長期戦により耐えられるようになった
・Master Smithの追加魔力の獲得率が増加、また要塞に資源ボーナスを与えるようになった
・Priest SmithはMaster Smithよりも鍛造ボーナスが低くなったが、要塞への資源ボーナスは共通して得た

・Sapperのマップ移動力が低下

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