Spell/Evocation/Wind of Death

Last-modified: 2015-07-31 (金) 14:36:48

冷たい死の風により敵味方全員を腐敗させようと試みます

Wind of Death
領域使用宝石
Evocation Lv7戦闘/陸上限定1
主属性副属性効果量効果発生数
Death4Air1--
射程距離効果範囲精度補正疲労
666--100
特殊抵抗容易


ゲーム内説明文

With this horrible spell, the necromancer releases a wind thick with the stench of open graves. The ice-cold wind is silent as it rends the flesh of living beings. With an effect similar to leprosy, the flesh of those affected turns pale and cracks open, leaving bare bones. Only death will stop the process.

和訳

この恐るべき呪文により、死霊術士は暴かれた墓の悪臭に満ちた風を放ちます。この氷のように冷たい風は、音も無く生けるものたちの肉を引き裂きます。癩病の症状に似た形で、影響を受けたものたちの肉は青白くなり、崩れて、骨から外れていきます。死だけがこの過程を止めます。

解説

戦場全体に作用するDecay。抵抗容易なので個々への成功率は低めに落ち着くが、どこに居ても影響を受ける。
抵抗容易とはいえ、人間のように魔法抵抗も寿命も欠いているものにとっては非常に恐ろしい魔法である。Antimagicなどの助けなしで浴びようものなら、それだけで軍の半数近くが死亡確定という恐れもある。指揮官も影響されるので、運が悪いと生き延びた軍もしばらく動きようがなくなる。

魔法自体は戦闘呪附ではなく、効果は即座に発動するが、実際にダメージを与え始めるのはユニットの年齢が寿命を過ぎてから。よって相手の余命にもよるが、即効性はやや薄い。


全体攻撃の宿命で、味方側の保護には頭を悩ませることになる。魔法抵抗を重視しておけばかなり影響を抑えられるが、どこまでやっても確実性はない。多少の損失は受け入れざるを得ないだろう。
また敵への効果を高めようとして抵抗貫通ボーナスを稼いでいたりすると、結果的に自滅もしやすくなる。最悪の場合、使用者自身すら影響を受けることになるので注意が必要。

なお、Decayは寿命があまりに長いものを死に至らしめることは無いが、戦闘終了後も一定ラウンド分までは効果が計算され続ける関係で、余命が少なくとも500~900年(戦闘の長さによる)はないと確実には生き残れない。
また一発は耐えられるものでも、一度増えた年齢は戻らないので二度目、三度目に耐えるにはさらに500~900年分の余命が必要になる。よって繰り返し使用するほど死に至り得るものは増えていく。


実際に500年以上の余命を持つのは、死魔法で得られるものだとGhostなど霊体系のアンデッド。Wraith Lordのように死魔法を使える指揮官だとさらに長くなっている。彼らは魔法抵抗も高めな傾向なので相性が良い。
またこれら以外のアンデッドも2~300年程度の余命はあるので、人間など大半のものよりは遥かに長く耐える。その戦に勝てさえすれば良いのであれば、Longdead Horsemanなど量産しやすいものを使い捨て前提で利用するのも手。

その他、Crusherなどの人工物、Devilなどのデーモンも少なくとも一度は無傷で耐え切る程度の寿命を持つものが多い。とくにデーモンは魔法抵抗も優秀で、影響を受けることは少ない。


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