【イオマータ】

Last-modified: 2024-04-19 (金) 21:54:02

イオ系呪文

【イオ】-【イオラ】-【イオナズン】-【イオグランデ】-【イオマータ】

【さとり】

【いやしの雨】-【魔導の書】-【しんぴのさとり】-【零の洗礼】-【イオグランデ】-【むげんのさとり】-【ドルマドン】-【きせきの雨】-【イオマータ】

概要

小さな爆発を
無数に発生させて
敵を選ばず攻撃

【イオ系】連続攻撃呪文。対象およびその周囲の敵へランダムに8回、光属性の呪文攻撃を行う。

プレイヤーサイド

賢者のさとり【200スキル】および【イオの極意II】【あくまでおとなII】の50ptで習得する攻撃呪文。
射程は15m。消費MP30、CTはIが120秒(開幕75秒)、IIと仲間モンスターのものが90秒(開幕50秒)、
一撃あたりの基本ダメージは74~86で、【こうげき魔力】が600以上になるとそれに比例してダメージが上昇し、攻撃魔力999で104~116ダメージとなる。
攻撃魔力999以上では攻撃魔力が24増えるにつれてダメージが1上昇し、攻撃魔力1500でダメージが最大の124~136になる。
ダメージ計算式は次の通り。

攻撃魔力600~999:(攻撃魔力-600)×10/133+74~86
攻撃魔力999~1500:(攻撃魔力-999)/24+104~116 (※小数点以下切り捨て)

呪文暴走は1ヒットごと個別に判定される。
 
他のイオ系と異なり接近する必要が無いのがポイントで、【ドルモーア】【ドルマドン】で遠隔攻撃する合間に撃てる。ドルマドンに若干劣る程度の総ダメージになるので、単体戦なら単純にCT呪文がもう一つ増えたような形になる。
連続攻撃という性質上、【マーシャルピアス】や職業【180スキル】の呪文ダメージ+、【邪教司祭の勲章】や風宝珠「奇跡の会心攻撃」の会心・暴走ダメージ+といった一段毎に固定値のダメージを上乗せする効果と相性が良い。
全て最高値かつ全段暴走という条件では、1段につきマーシャルピアス35+職業スキル20+邪教司祭の勲章85+奇跡の会心攻撃30=170、8段で計1360もの上乗せがされる。
そこまで特化しなくても【超暴走魔法陣】【げきりんのさとり】や扇のパッシブスキルで確定暴走状態になってから撃てば一発辺り400程度、計3200程度と、装備を闇属性に特化していてもドルマドンにも負けない威力を出せる。
またダメージブーストが重なった際にもダメージキャップに届くことはまずないため、【パーティ同盟】においてはドルマドンと合わせて魔法使いを凌駕する火力を見せる場合もある。
反面、一発ごとの威力は低いのでヒット数がバラけるほどダメージ効率が落ち、CTも他の呪文の1.5倍ほどもあるので、なるべくダメージボーナスが重なり、かつ一体にフルヒットさせられる状況で使いたいところ。
【フォンデュ】なら大量のイオ系の強化に加え暴走時ダメージ増加のパッシブもあるため、使うタイミングが確定暴走や耐性低下のデバフとうまく合わされば強烈なダメージが出る。バトルロードならバッジで更に強化した上でダメージ増加要素を重ねればなんと合計4万以上のダメージも狙えてしまう。
…がなんとバトルロードではCTが240秒【神速メラガイアー】などのさらに倍というとんでもない長さになってしまう。バッジ枠を使わず習得できる点が危険視されたのかもしれないが、ともかく1戦闘中に複数回狙うのは厳しいだろう。流石に長すぎたためか、Ver.7.0で通常と同じ90秒に短縮された。

敵サイド

基本的な性能はプレイヤーサイドと同じ。【ベリアルオリジン】【ムドー】【花の祠の守護者】【邪神ヤファギル封】 【凶禍のフラウソン】などが使用。
Ver.5.3で敵側に解禁された瞬間、それ以降の敵のイオ系攻撃手段の主力が一気にこれに切り替わったあたり、敵としても簡単に避けられて大した脅威にならない既存イオ系呪文は扱いにくかったことがうかがえる。
ベリアルオリジンはHPが50%以下になってから使用。ダメージは1発あたり400~500程度とかなり高い。【怒り】時は暴走することもあるため、PTがそのまま半壊する危険性もある。
ムドーはHPが60%以下になってから使用。1発あたりのダメージは175~205程度(Ver.5.5後期までは200~250程度)。
花の祠の守護者はHPが50%以下になってから使用。1発あたりのダメージは250程度。
邪神ヤファギル封は怪鳥の姿に変化したときに使用。1発あたりのダメージは100~120程度。

【スライムレース】

Ver.5.5後期より、スライムナイト種の専用技として登場。
実装当初は消費MP5だったが、Ver.6.5後期のバランス調整により6に上げられた。
 
自分以外のスライムに短時間【休み】にする呪文攻撃を2回行う。要するに2連イオラ。
MPコストが重いものの、2回攻撃によって「1回だけ攻撃を防ぐ技」を貫通できるのが強み。ただし、回数ではなく「一定時間防ぐ技」は貫通できない。
また、呪文である以上マホカンタには跳ね返される。マホターンの場合は1発目は跳ね返されるが2発目は当たるので、結果として相討ちになる。

余談

初出はDQMJ3。あちらで登場した「○○マータ」と名の付く攻撃呪文、通称「マータ系」の一つ。
マータ系はソーシャルゲーム類にはいくつか登場したことがあるが、ナンバリングでは本作にイオマータが実装されたのが一番乗りであり、Ver.7.0配信時点ではこれが唯一でもある。
ちなみに、本作では未登場だが【デイナマータ】【ベタナマータ】など末尾が「子音がアになった系統名+マータ」のマータ系呪文が存在することから、マータの由来は「数多」という説がある。
 
イベントシーンでは、メインストーリー【勇者復活】のムービーにて【賢者ルシェンダ】がこれらしき連続爆撃魔法を使用している。
また、【ユーライザ】もこれが得意技らしく、Ver.6.1では【NPC戦闘員】時に使用するほか、イベントムービーでもこれらしき魔法で障害物の爆破を試みている(結果的には失敗に終わったが)。