【常闇の君】

Last-modified: 2023-04-08 (土) 17:21:13

概要

【ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ】の登場キャラクター。
原質(アルケー)は黒い【太古龍】であるとみられ、【悪夢龍レムナス】の〈仮面〉を自称した。
 
かつて戦った白い太古龍の仮面(ペルソナ)とみられる【アズリア】同様、龍の姿をしておらず、人間態のアズリアよりも虚ろなエレメント系の姿をしている。
普段の形態では会話もままならないが、他人に取り憑いて人格を一時的に同化させることで、取り憑いた相手の知識を利用して会話が出来るようになる。
同化された相手の人相は悪くなるほか、理性を抑えて悪感情をブーストさせられるため、一般的な精神構造を持つ者(【ライセン】【シュナ】など)にとっては苦痛を与えるものであるという。
【JB】が師匠の仇として探していた【ゼオルラの首】もこいつであったことがほぼ確定となっている。
 
10年前より配下である四魔博士と共に【太陰の一族】の客分となり、【魔公子イシュマリク】【エクステンション・ライン】を与えたようだが、真の目的は不明。
 
最終話の最後、【魔幻都市ゴーラ跡】にて【ユルール】一行は「分かたれし夢幻の龍レムネアと悪夢の龍レムナス」という絵画を発見。
【ソウラ】の幼少時の黒と白のドラゴンの目撃情報と合わせると、レムノンから白のドラゴンであるレムネア(ソウラを救った嵐のドラゴン)と黒のドラゴンであるレムナス(この常闇の君の〈原質〉?)に分離したのだと思われていたが、Dragon Departure第6話と7話にて【大魔王マデサゴーラ】がレムノンを2体に分けた事で生まれ、レムナスに未知への未来への不安や恐怖、嫌悪や絶望の夢を与えられていた事が判明した。
8話では肉体が無く、【アビー】は新たな肉体を与えるつもりである事からレムナスの〈原質〉に下剋上を企んでいる疑惑が浮上。
9話では献義体の中で円熟した龍の血を引き揚げる事で受肉を果たし、現実世界に姿を現す。
それは人間の青年のような体格でかつ全身から火を吹き出しており、体表に【エクステンション・ライン】が走っている。
アビーから献義体の種を頂くのとアズリアがいずれ驚異になる事でアビーとアズリアを消そうと目論見、3人の献義体の力をもってソウラ達を圧倒するもアビーの裏切りで種を彼女に飲まれ、アズリア達も【バシルーラ】で飛ばされてしまう。なおアビーはレムナスの〈仮面〉の炎で燃やされた。
10話では具現化の影響で世界中の人々が争うようになった事と巧妙に悪夢の中に姿を隠している事が判明。
11話では再びソウラ達を圧倒するも彼等は諦めず、ディオニシアとルビビによってネフェルニシア由来の透明化を解除される。
アズリアからは生まれてすぐにレムナスから切り離されて身の内の炎に焼かれレムナスどころか世界の全てを恨んだ事を同情されたのち、ソウラに胴を飛ばされ、「EMETH」と書かれたコアのEの部分だけを砕かれ、肉体を破壊された。
そして悪あがきとして不完全ながらレムナスの〈原質〉を呼び寄せる。
しかし12話でレムナスとレムネアが再び一つになるのを見て、自分も融合すれば安らかになれる事に納得がいかず魔博士と共に時空の牢獄で自身を見つめ直すことにした。