【くちぶえバグ】

概要

DQ3（GBC版）とDQ9に登場するバグ。
発生する効果はそれぞれで違うが、【くちぶえ】が起点になっているという点は同じである。

DQ3（GBC版）

【氷の洞窟】の地下3Fの背景に神殿が見える一本道、地下4Fの老人が扉の前にいる部屋では、普通ならくちぶえもしくは【ぎんのたてごと】を使用しても、「何も起こらなかった」と出るのだが、なぜか敵が登場し、それに伴って以下の現象が発生する。

• 【B3】
  【ジパング】周辺のモンスター（【ごうけつぐま】と【だいおうガマ】）が出現。
  戦闘終了後BGMが【アレフガルドにて】になる。
  背景が真っ暗になって本来左右にしか動けないエリアなのに上下に動けるようになってしまう。
  　
  この状態になるとループ、画面外に出る、低確率で【フリーズ】、地下1Fか地下2Fの階段前に戻るなど異常が起きる。
  この時メニューを開けると元に戻るが、本来移動できないところにいると動けなくなる。
  もう一度くちぶえを吹くなどすると動けるようになる。
  　
• 【B4】
  これより後半部の敵が出現。
  戦闘終了後は特に異常は見られないが、高確率で敵が出現する前にフリーズが起きる。

DQ9

【まさゆきの地図】の地下15Fなどの一種類の敵シンボルしか出現しないエリアでくちぶえを使うと、本来なら目の前に敵が現れるはずなのに何も起こらないというバグ。
そしてくちぶえを吹いた後にそこらをうろついてる敵に触れても、エンカウントせずにすり抜けてしまう。
一度別の階に行く、宝箱を開ける、回復呪文を使う等の操作でバグを直すことが出来るが、このバグによる不具合やお得な裏技などは特に無く、起こしても大して意味のないバグである。
　
なお、全てのモンスターが「くちぶえ」で召喚できないことではなく、「くちぶえ」で召喚されたモンスターは「そのフロアにシンボルとして出現するモンスター」の場合、召喚が成功する。