概要
DQ3などに登場するモンスター。
名前の通り【毒】関連の攻撃を得意とする青緑のイモムシ。
同種属に【キャタピラー】、【かえんムカデ】、【ベノムピード】がいる。
名前がよく似ているが、【どくあおむし】は別物である。現実で毒を持つ芋虫と言えば「イラガ」や「チャドクガ」などがおり、毛虫が殆どである。
DQ3
【キャタピラー】から間を置かずに登場。【ノアニール】付近や【シャンパーニの塔】に出現する。
モンスターID、Lv、登場タイミングからキャタピラーの上位に当たるはずなのだが、何故かHPと守備力はこちらの方が低いためキャタピラーより倒しやすい(攻撃力や素早さでは上回っているが)。
他のイモムシと同じく、3匹以上で出現することはない。
最大HPが35なので、【ヒャド】一発では討ち漏らすことが多い。
イモムシの癖に炎の呪文は効かないこともあるので注意。
【はがねのつるぎ】を装備した戦士ならば、普通は一撃で倒せるだろう。
DQ3で【どくのいき】を吐いてくる敵は、順当に進めばこのどくイモムシが最初であろう。
こちらの味方全員を毒で蝕むことも多い嫌な敵である。
パーティに僧侶がいても出現時期的に【キアリー】を習得していない場合も多い。
シャンパーニの塔では出現頻度も高く、何度も毒に侵されることになる。
仮にキアリーを習得していたとしても、何度も唱えると僧侶のMPがゴリゴリ削られていくので、ある程度諦めて毒を無視して強硬に進んだ方がMP節約につながる場合もある。
意外にも【どくこうげき】はしてこないわけだが、実はどくけしそうをドロップするモンスターでどくこうげきを仕掛けないのはこいつだけ。
裏技目的などで意図的にどく状態になりたい場合は、こいつを探すよりも、ロマリア周辺で【ポイズントード】の4匹集団を探したほうがよい。
シャンパーニの塔ではさまようよろいを除くと周囲に比べて攻撃力が頭一つ抜けているので注意。
放置すると意外とダメージを蓄積させてくるので、毒による出費を避ける意味でも、他に危険な敵がいないなら先に倒そう。
落とすアイテムは【どくけしそう】。ドロップ率は1/16とかなり高い。
火力が充分にあるなら毒を防ぐために最初に潰してしまった方が良いが、そうでないなら敢えて後回しにしてドロップを狙う手もある。
リメイク版
下位種が強化されたのに対してこいつは据え置きなので、実力の差がほとんどなくなった・・・いや、それどころかこの2体を戦わせたらキャタピラ―が勝つ事の方が多そう。
格闘場でのキャタピラーとアルミラージたちとが戦う鉄板試合も、キャタピラーとこいつが置き換わったとしたら、鉄板試合とまでは行かなくなるだろう。(それでも勝率はダントツで高い事には変わりないのだろうが)
しかし、高い攻撃力と厄介などくのいきがあるので、脅威度はやはりこいつの方が上。
例によって【複数攻撃武器】の登場により、たやすく倒せる。
また、【ふくろ】システムの導入によりふくろに毒消し草を詰め込んでおくという対策もできる。そこまでする必要もないが。
毒消し草のドロップ率が1/8に上がっている。
GBC版の【モンスターメダル】を集める際に無駄に毒消し草を落としまくるので非常に鬱陶しい。
【格闘場】では【ぐんたいガニ】と【バリイドドッグ】と対決するカードがある。
3匹の中でオッズは11倍と一番高いが、体力も守備力もあまりない上に、どくのいきを吐いて無駄な行動をとってしまうので、ほとんど生き残れない。
それでも火力はあるので、ぐんたいガニを集中攻撃で倒すか、守備力を下げてもらうかすれば、勝つチャンスはある。
DQ10オフライン
【けがれの谷】、【ツスクル平野】、【久遠の森】に生息。
キャタピラーの下位種として登場。
通常ドロップは【どくがのこな】、レアドロップは【グリーンアイ】。
DQ10オンライン
まめちしきに「洞窟に棲む」と書かれていたが同作ではフィールドのみなので修正された。
詳しくはこちらを参照。
少年ヤンガス
【おそろしの大水道】や【まぼろしの大雪道】で初登場する。
色違いの強弱関係の大半が本編準拠になった本作で、何の冗談かかえんむかでを差し置いて系統最強に抜擢された。
この扱いに釈然としないのは気のせいだ。きっと。
攻撃力が結構高く、一応【どくこうげき】も厄介。
成長限界はレベル30。
デフォルトネームは♂が「イモゴン」、♀が「イモリン」。
レベル6で【みかわしきゃく】を覚える。
配合パターンはかえんムカデ×【マタンゴ】。
【アローインプ】を血統に配合すると【どくやずきん】、【クローハンズ】血統で【メダパニシックル】が生み出せる。
疑ってしまうが使ってみると能力値はまずまずであり、成長が早く優良なモンスターである。
このモンスターの最も輝かしい場所は覚えるモンスターが数少ない【マヒむこう】の特殊効果を持っていることである。
マヒむこうは今作では非常に厄介な【げんじゅつし】及び【しびれムチ】等のマヒ攻撃を無効にできる。
【ほのおむこう】・【こおりむこう】に並んで必須な能力耐性の1つである為、もし捕まえたのなら他のモンスターに配合して覚えさせる為に、ある程度はダンジョンで強くしておこう。
ビルダーズ1
リムルダール編の終盤、緑のとびらの先の【世界樹】付近の枯れ地地帯に出没。
尻尾で刺す、体当たりに加え、毒の息も吐いてくる。体当たり中に障害物にぶつかるとしばらく動けなくなるのは系統共通。
強くはないのでちゃんと装備を整えていれば毒の息を吐かれる前に倒すこともできる。
というか好戦的ではないので無視することも可能。
落とすアイテムは【ひも】5つか、低確率で【やくそう】。
ビルダーズ2
【モンゾーラ島】の【マギール】宅のある高台の下にて、巨大な強敵モンスターとして出現。
こちらに近寄り、毒の追加効果のある尻尾で突き刺す攻撃を4度繰り返した後、放物線を描く毒の弾を遠・中・近に1個ずつの合計三個、正面に向けて1回発射するローテーションをひたすら繰り返す。
毒の弾を吐き出す前と後に少しだけインターバルがあるので、攻めるならそこが狙い目。
この個体はドロップアイテムこそ何もないが、倒すと【どくばり】のレシピをひらめく。
本作のどくばりはなかなか有用なので、早めに倒して解禁しておきたい。
この段階ではかなり手強いのでベッドも持参して【少年シドー】を回復しながら慎重に戦おう。ローテーションなのでタイミングを見極めれば比較的戦いやすい。
雑魚敵としては【ヤミヤミ島】の森林地帯に生息。
毒の息を吐いてくるほか、下位種と同じく高速で転がって攻撃してくる。
転がり攻撃には事前に溜め時間がある上、障害物にぶつかるとしばらく気絶して動かなくなるのでそこが攻撃のチャンス。
倒すと【ニガキノコ】か【くすりの葉】を落とす。
2019/8/20のアップデート以降は、それまで個数限定品だった【枯れ大木の葉】も落とすようになった。
ライバルズ
第1弾「スタンダードパック」収録の共通ノーマルカード。
2/2/1
死亡時:ランダム敵ユニット1体を毒にする
第1弾では珍しい毒にする効果を持つユニット。第7弾に出てきた後輩のどくあおむしと比較すると(あちらは魔剣士専用とはいえ)こちらはコストはどくあおむしと比べて1高く効果も死亡時にランダムな敵ユニットに発動するので汎用性で大きく劣る。
モンパレ
キャタピラーの上位種として登場。自然系で、ランクはD。初期とくぎは毒の息。
ただのイモムシかと思いきや全てのステータスが高く、同ランク内ではどれも平均以上。
具体的に言うと【ゴーレム】や【キラーアーマー】以上のHPや攻撃力を持ち、賢さも【あくましんかん】、【マージマタンゴ】といった本職の魔法使い連中より高い。
何故ここまで強いのかというと、コイツがステータスインフレが激しい後期実装のモンスターであるという点にある。
ウォーク
メインストーリー2章10話~3章6話などで出現する。毒の息を吐く。
こころの色は緑でコストは35。
ダイの大冒険
【デルムリン島】に住むモンスターの一種として、この系統が描かれている。
連載版第1話のカラーページではかえんムカデが描かれているが、読み切り当時もかえんムカデの想定だったのか、それともキャタピラーorどくイモムシのつもりだったのかは不明。
旧アニメではどくイモムシの配色で登場しているのだが、第2話では【ダイ】から「おいキャタピラー君、こんなところで寝るなよ。どいてどいて」と言われており、はっきりしない。
新アニメではキャタピラーに統一されたため未登場。