概要
【ゾーマ】に【ひかりのたま】を使った時に現れるメッセージ。
なお、本項目のタイトルはFC版DQ3でのメッセージであり、SFC版以降ではこれの代わりにゾーマが喋るという演出になっている。
本項目にて、どちらも解説する。
DQ3(FC版)
ゾーマに光の玉を使うとこのメッセージが表示され、それと同時にカラフルだったゾーマから青白いゾーマに変わる。
全文は以下の通り。
○○○○は ひかりのたまを つかった!
たまは いちだんと あかるくかがやく!
このメッセージの後にゾーマが輝き、最後にゾーマが青白くなった後に「たまは いちだんと……」の行が
ひかりのいとが まおうに からみつき
やみのころもを はぎとった!
に差し替わる。
「剥ぎ取った」という能動的な言葉、そしてゾーマが何度も暗転するという豪快な演出がロト伝説を暗示する。
…が、「なぜ闇の衣があったら逆にカラフルになってしまうのか。闇はカラフルなのか?」という疑問の声が残ることに。
リメイク版
リメイク版では、ゾーマにひかりのたまを使うと、
○○○○は ひかりのたまを
たかく ささげた!
あたりに まばゆい ばかりの
ひかりが ひろがるっ!
ゾーマ「ほほう……。
わがバリアを はずす すべを
しっていたとはな。
ゾーマ「しかし むだな こと……。
さあ わが うでの なかで
もがき くるしむが よい。
と続く。
演出としては、眩ゆい光がゾーマを照らす→ゾーマが光に包まれ闇の衣が消え去るというもの。
青白ゾーマ→カラフルゾーマとFC版とは逆になっている。
演出としては青白い闇の衣をはぎ取られ、中から本来の色をしたゾーマ本体が登場するという形になっており、後のシリーズでもこの演出が定着する。
しかし、FC版の演出になれたプレイヤーからは「移動画面ではカラフルだったのに戦闘画面で急に青白くなってて変」「ゾーマそのものが青白い方が人間の負の感情を糧とするモンスターらしさがある」等の声も。
また、戦闘開始直後はBGMが【戦いのとき】であったが、この台詞の後から【勇者の挑戦】に変わる。
ちなみに本人はバリアを外されても大魔王の威厳は保ったままであり、ひかりのたまの使用を「無駄」と称し、余裕を見せている。
しかしバリアを失ったゾーマが大幅に弱体化しているのは紛れもない事実。
大幅に弱体化しても堂々と戦いに挑むのだから、ただの強がりだろとか言ってはいけない。
CDシアター版
CDシアター版では剥ぎ取ると「よくも余の姿を!!!」とブチ切れる。リメイク版の台詞に慣れ親しんでいるプレイヤーからすれば驚きの演出だろう。
確かに精霊ルビス伝説での前世「ダトニオイデス」は小物であったが、その設定を取り入れた上での台詞かは不明。
因みにリメイク(SFC版)よりCDシアターの方が発売は早い。
バリアに相応するものを剥がされてブチ切れるラスボスは、CDシアター版の彼の他にも「うおおおぉぉぉっ!!!」でお馴染みの【暗黒神ラプソーン】がいる。
DQ10オンライン
FC版準拠の「闇のころもを はぎとった!」のメッセージの後に【ゾーマ】がアップでセリフを述べるという演出。
FC版・リメイク版両方を採用した贅沢な仕様である。
「ほほう……。わが 闇のころもの守りを無にする すべを 知っていたとはな。」
と、台詞は若干変化している。
やはり、せっかく「闇の衣」という特徴的な表現があるのに単なる「バリア」と言ってしまっては味気ない、と判断されたのだろうか。
ちなみに本作での闇の衣は紫色のオーラのようなもので、剥ぎ取っても服の色は変化しない。
DQ11
【邪神ニズゼルファ】から闇の衣を剥ぎ取った際に、リメイク版DQ3の彼を彷彿とさせる台詞をのたまってくる。
この後、リメイク版3のようにBGMが勇者の挑戦になる。
こちらも「バリア」とは呼ばず、単に「闇のころも」と呼んでいる。
ニズゼルファの闇の衣の効果はダメージ軽減のみであり、そんなものがなくても容易く蹂躙できるという自信に溢れているのだろう。一度闇の衣ごと一刀両断されてるのであってもなくても大して変わらないと思っているのかもしれない。
バトルロードシリーズ
闇の衣をまとっているゾーマに光の玉を使用してHPを下げるとき、【マイクマン】がこのセリフを叫んでくれる。
勇者の挑戦をバックに光の玉を使う勇者を見た後にハイテンションなナレーションでのこの台詞は場をいっそう盛り上げてくれる。
ヒーローズ1
FC版のメッセージが表示される。
ゾーマの身体に纏っている闇の衣が剥がれるが、ブレス攻撃時以外は目は赤いままである。
その他
FFRKにおける星ドラコラボイベントのゾーマ戦開幕時においてゾーマが闇の衣をまとう時
やみのいとが まおうに からみつき
やみのころもを おりなした!
と表示される。