【らいじんのヤリ】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:40:27

概要

DQ5で初登場した武器。雷神の槍。
の方が1作限りでパッタリと出なくなったと思ったら槍になった。
デザインは作品ごとに異なるが、いずれも雷光をイメージしたような形状が特徴的な槍。ソシャゲでは、DQ10のデザインが採用されている。
後にコレの下位武器として【いなずまのやり】が登場。そしてコレに名を奪われたためか、剣の方は後発の【らいめいのけん】に置き換えられてしまうのだった。

DQ5

初登場。攻撃力85、価格13500G。
道具使用で敵グループに【デイン系】ダメージ。
【サンチョ】【ブラウニー】などの重戦士用の武器だが、意外なことに【くさったしたい】【装備グループ】も装備できる。公式イラストで槍を持っている【ピピン】は装備できない。
販売しているのは青年期後半の【サンタローズ】の武器屋のみ。
サンタローズはシナリオ上は必ず立ち寄る場所ではあるが、【ルーラ】習得後に再訪しないとルーラ登録されないため、初見プレイヤーには見逃されがちなので注意。
気づかずに、うっかり【エルヘブン】【ウォーハンマー】を買ってしまうという悲しい事故を起こしたプレイヤーもいるだろう。
 
道具使用の効果のダメージが35~45と、入手時点にしては正直ショボいが、本作においては【こおりのやいば】と並んで無限に使えるアイテム効果としては最強クラスではある。
雑誌では【ギガデイン】効果があるとか言われていたが、まったくの詐欺効果。
確かにエフェクトは、SFC版ではギガデインそのままではあるのだが…。
【ライデイン】以下の性能なので、これが元祖【デイン】と言えるかも知れない。
ちなみに【いなずま】がリメイク版では【イオ系】属性に変更されたのに対し、こちらはデイン系属性をキープしている。
余裕があれば加入直後で攻撃力に乏しい女の子にも持たせておくと無消費グループ攻撃として役立つ。
 
同じ武器屋で売っている【ドラゴンキラー】より攻撃力が5ポイント劣るが、装備可能者は全く被らないので棲み分けはできている。
時期的にはサンチョや仲間モンスターの【オークキング】【エリミネーター】が主な装備者となるだろう。
しかし、ドラゴンキラーと比べた場合、攻撃力のビハインド以上に、この時期は装備可能者の素の力が微妙なのでダメージレートはかなりショボくなりがち。
上記のメンバーはパワーファイターと言いつつ、加入後しばらくは力の数値が伸び悩み、せいぜい力が弱めな【スライムナイト】【男の子】より少し高い程度。
1人だけ異次元の【ゴーレム】を除くとしても、ドラゴンキラーを装備できるメンバーよりも総じて力が低い。
これより15ポイントも攻撃力が低い【こおりのやいば】ですら、【ドラゴンマッド】あたりが装備すれば単純な数値上でも上回れてしまう。さらにあちらは吹雪系弱点をつけるので、なおさら残念な感じになる。
一応、ブラウニーなら攻撃力の数値でタメが張れるが、鈍足すぎる上に耐性がザルで紙装甲なので…。
パワーファイターの攻撃力が伸び始めるころには、上位の【ビッグボウガン】などが買えるようになるので、どうにも微妙な立ち位置となってしまう。
 
とは言え、SFC版では【まじんのかなづち】の命中率が4分の1前後とやたら低く、パワーファイターのメイン武器としては使い物にならないので、これが文句なしにこの時点での最強武器。
オークキングあたりは、【ボブルの塔】の対【ゲマ】戦に呼ばれることも多いので、なんだかんだで地味だが活躍が期待される。
 
デザインはSFC版とリメイク版とで大きく異なっている。
SFC版では紅い宝玉が中央に備えられた二重の円輪状の中央から六角状に針や2つに割れた穂先が飛び出ているような形状が印象的。
対してリメイク版では穂先がDQ7以降のデザインの【らいめいのけん】をモチーフにした形状になっており、付け根は刺が生えた杯状の部分から雷雲が轟き上がっているデザインとなっている。
その下部の雷雲の巻き付いた部分にある水滴は、雷雨をモチーフにした意匠だろうか。

DQ9

攻撃力97、雷属性。
いなずまのやりの強化版にあたる。デザインが5と比べてシンプルになった。
入手は錬金で作成するのみで、レシピは【いなずまのやり】×1+【いかずちのたま】×5+【きんかい】×1。
 
この武器自体に雷属性が付いているので、雷属性が弱点である敵にはダメージが増えるが、逆に耐性がある敵にはダメージが減ってしまう。
これより攻撃力が4低いだけの【デーモンスピア】の方が即死効果もあって使いやすいだろう。
 
貴重な金塊を使用するのも痛い。
金塊からは【めがみのゆびわ】【ほしふるうでわ】等の重要な装飾品も作れるので、そちらを優先した方がお得。
まぁ【金のオノ】みたいな明らかな地雷錬金とは違って普通に使える武器だが。
そもそもレシピ入手が終盤になるデーモンスピアとは違い、らいじんのやりのレシピは魔法のカギ入手後の【ベクセリア】とだいぶ早く素材も比較的集めやすいため、この手のネタバレを自重していても自然と手に入りやすいという違いがある。
 
元となるいなずまのやりは、ベクセリア等で売っている【ロングスピア】をさらに錬金した【ディバインスピア】を元に錬金で作るか、ドミールの里で19800Gで購入可能。
早い時期に作成するか、それともドミールの里に辿り着くまで我慢するかは意見が分かれるところ。
もっとも普通に進めていると金塊が手に入るのは【魔獣のどうくつ】からになるので、もし作るとしたら素材が揃うドミールの里の前後が多いと思われる。

DQ10オフライン

主人公(【僧侶】【パラディン】)、【ラグアス】が装備可能。
通常攻撃が雷属性になる。
ヤリスキルで雷耐性低下効果のある【ジゴスパーク】を覚えられるため相性がいい。

-+1+2+3
攻撃力62697683
すばやさ67910
みりょく10121416

【ふしぎな鍛冶】で作成可能。レシピは【らいじんのやりの作り方】に記載。
必要な素材は、【プラチナこうせき】x5、【いかずちのたま】x1、【パープルアイ】x1、【ようせいのひだね】x8。

DQ10オンライン

レベル42より装備可能。基本攻撃力は62。通常攻撃が雷属性になるほか、素早さも6上がる。
雷属性が弱点である【タコメット】狩りに猛威を振るった。
詳しくは【らいじんのやり】を参照。

DQ11

表記は「雷神のやり」。
【セーニャ】【マルティナ】が装備可能。
【いなずまのやり】の上位武器で、刀部分の色が紫に変わっている。雷属性攻撃。
うち直しに必要な宝珠は13個。

-+1+2+3
攻撃力97102108114
素早さ12131415
武器ガード率2%

世界に異変が訪れた後の【グロッタの町】【ナギムナー村】、および過ぎ去りし時を求めた後の【ソルティコの町】で販売。価格は12000G。
【ブラックベジター】(強ver含む)がレア枠で落とす。
 
雷属性に極端に弱い【覇海軍王ジャコラ】戦でマルティナに装備させておくと大いに活躍し、しかもマルティナが戦線復帰するグロッタの町で売っており、時期にしては値段もさほど高く無いのが利点。
ただし、同じくマルティナ用のヤリとしてはレシピを入手して以来ずっと放置していた【デーモンスピア】があるし、異変前の時点で【プラチナのやり】を作っていれば補正値次第ではこれで十分という場合もある。
そうでなくても、これまでのヤリ武器は初期装備・クエスト・カジノ・【ふしぎな鍛冶】とタダ入手できるものがほとんどであったため、わざわざヤリを購入するという考えに至らない場合も考えられる。
 
また、もう一つの売り場が本編に関わらないナギムナー村なので、同時期に比較的広範囲で売っている【聖騎士のやり】と比べると店売りで見かける機会がどうしても少ない。
ブラックベジターから【スーパールーレット】を行うにしても、仲間を集めてから一度イベントを終えた地域に戻る必要があるため、コイツから奪い取に行くことも稀であろう。
販売場所が少ない、ブラックベジターの出現場所と時期が噛み合わない、いなずまのやりとは違い鍛冶が不可能等々と、時期的には優秀な武器ながら入手手段が微妙に噛みあっていないため、総じて地味な扱いと言える、

ヒーローズ1

【クリフト】専用の武器。
攻撃力86、防御力20。19000G。
 
【始原の里】クリア後に店に並ぶ。
特殊効果が無いため、【ベリアル】【タイプG】と言った難敵すら問答無用で即死させることができる【デーモンスピア】(攻撃力70)が使われることも多いため、何かと不遇である。

ヒーローズ2

攻撃力は105。価格は30880G。
拠点が【荒野の野営地】に一時的に移った時より売られるようになる。

星ドラ

DQ3イベント後編より「らいじんの槍」名義で登場。【獣系】【水系】に有効。
攻撃力は73で、素早さは10。攻撃力の最大値は113で、限界まで進化させると154まで強化できる。メインスキルはAランクの補助特技「ジゴストライク」。単体にデイン系攻撃をし、たまに守備力を下げる効果がある。
錬金すると見た目が変わり、メインスキルにAランクの攻撃特技「雷神撃」が追加。こちらは攻撃魔力の15%分も威力として加算される。
新職業「天文学者」の実装に合わせてか、サブスキル全てに呪文をセットできるなど、天文学者向けの武器として強化されている。

ウォーク

いつでも引けるSP装備のガチャの星5武器として登場。
ランダムにデイン属性80%の斬撃ダメージを与える雷光さみだれ突きなどを覚える。