【めがみのゆびわ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 03:59:18

概要

初登場はリメイク版DQ3。
装備して歩くと【MP】が回復する効果を持つ【装飾品】
また、【かしこさ】も大きく上がる。

DQ3(リメイク版)

全ての【職業】が装備可能。
4歩ごとにMPを1回復させる効果となっている。
 
SFCとGBC版ではクリア後に行ける【ジパング】【すごろく場】のゴールの景品になっている。
すごろく場が削除されたガラケー版以降では【謎の塔】【しんりゅう】のフロアに落ちている。
ただし、ふしぎなボレロ同様、全くのノーヒントなので初見で見つけるにはとうぞくのはなやレミラーマが必須である。
 
貴重なMPの回復手段を持ったアイテムではあるが、入手時期はクリア後で、かつSFC・GBC版ではこれが手に入る頃には、ジパングのすごろく場の【よろず屋】や、【へんげのつえ】を持っていれば【エルフの隠れ里】【いのりのゆびわ】を普通に買えるようになっているはずなので、この指輪の活躍の機会はそれほど多くない。
神竜に挑む前に装備しておけば、多少消耗を抑えることはできるだろう。
 
小技として、MPが回復した直後に【くちぶえ】でモンスターを呼び寄せると、戦闘終了時にMPが1回復する。
再び口笛を使えば戦闘ごとにMPが1ずつ回復するようになる。
 
装備すると賢さが33アップするが、装飾品によってアップした賢さはMPの上昇に影響を及ぼさない。
装備しても【性格】は変化しないので、レベルアップ間際に装備し呪文を確実に覚えるという使い方に利用できなくもないが、入手時期を考えるとあまり意味はない。
 
なおGBC版の【公式ガイドブック】では、かつて【天界】から降り立った女神を象った指輪と紹介されているが、それが【精霊ルビス】のことなのかは不明である。

DQ4(リメイク版)

【勇者】【アリーナ】【クリフト】【マーニャ】【ミネア】が装備可能。
効果は8歩ごとにMPを1回復させるというものとなっている。
【角笛のほこら】の階段を下った先で手に入る。
FC版では【ひかりのドレス】だったが、これに置き換えられた。
 
完全な一品物だが、他作品と比べると比較的早い段階で入手できるので、結構使える。
特に、【しあわせのぼうし】を装備できない勇者には非常にありがたい装飾品である。
さすがに消費MPと回復ペースの関係上、【ギガデイン】【ベホマズン】を雑魚戦で惜しげも無く連発、というほどではないが、けっして高くはないMPをかなり補うことができる。
階段など画面が切り替わる場所の付近で【エンカウントリセット】を活かしながらMPを回復させれば【天空への塔】以降のダンジョンも比較的楽に踏破できる。
【デスキャッスル】で消費したMPはエンカウントのない【デスマウンテン】でベホマズンで全快してからうろついて回復すると良い。
DQ3同様、賢さが33上がることを利用して、レベルアップ間際に装備し呪文を確実に覚えるという使い方もあるにはあるが、本作でも入手時期の関係であまり意味はないだろう。
 
また、上記の移動中のMP回復効果以上に重要なのが、戦闘中の【眠り】【麻痺】【混乱】の発生率を1/3に抑える効果。
勇者は【てんくうのかぶと】でこれらの耐性を得られるし、クリフト・ミネアは入手困難とはいえ【はぐれメタルヘルム】で同様の耐性が得られる。
これらの耐性防具を装備できないアリーナかマーニャにとっては非常にありがたい。
特に【デスピサロ】【あまいいき】【エッグラ】【メダパニダンス】にはこれがあるとないとで大違いである。
 
それにしても何故本職の魔法使いである【ブライ】が装備できず、アリーナが装備できるのだろうか?
これ自体は女性専用というわけではないが、マーニャが装備できてブライが装備できないというのは、本作で顕著な【女尊男卑】の1つとも言えるだろう。
混乱耐性は【きんのかみかざり】で得られるうえ、スマホ版で追加配信された【おうごんのティアラ】には眠り・麻痺・混乱耐性が備わっており、これらを装備できるアリーナやマーニャよりも、ブライこそ装備できてほしい一品である。
また、PS版ではアリーナの装飾品はこれよりも【ごうけつのうでわ】の方が優先されやすいのでなおさらである。

DQ7

【メルビン】【マリベル】【アイラ】が装備可能。
【更なる異世界】の宝箱から一つだけ入手できるほか、【スライムエンペラー】が低確率で落とす。
MPの回復量は2歩につき1と、4歩につき1の【しあわせのぼうし】よりも多い。
ただし、両方装備してもMP回復効果は重複しない。
 
エンカウント率の低めなDQ7では、戦闘と戦闘の間に結構な量のMPを回復できるので便利。
だが、更なる異世界で手に入ったところで歩き回る機会はほとんど無い。
スライムエンペラーが落とす確率も1/256と低く、【地底ピラミッド】の段階で手に入れることは困難。
入手タイミングが悪すぎてイマイチ活躍の機会が無いのが残念。
かっこよさと賢さが大幅に上がる(両方とも全装飾品中最高)ので、ランキング協会のお供にどうぞ。
 
ちなみに、【ゴスペルリング】でモンスターの出現を封じている間もMPは回復する。

リメイク版

裏ボスを倒した程度では到底終わらないやり込み対象として、【すれちがい石版】(モンスター石版)のレア報酬を求めてのマラソンが登場し、ゴスペルリング共々利用できる機会が増えた。
すれちがい石版のダンジョンは最も難易度の低いものでも入り口からボスまでそれなりに歩く距離があるため、
ゴスペルリングとあわせて装備しておけば多少のMP消費なら再度ボスに挑む間に全回復してくれる。
もちろん大量入手できるようになった【まほうのこびん】や宿屋を使ってもいいのだが、
すれちがい石版に潜れる移民の町には宿屋がないため移動やアイテム使用の手間を省けるのはありがたい。
……のだが、長時間セーブせずにプレイし続けるとMP回復効果が発揮されなくなるバグがある。(3DS版で確認済み)
スリープモードにしただけでは直らないが、【中断】でもいいのでセーブして再起動すると直る。
また、バグが発生している状態で更に長時間プレイし続けるとMP回復効果が復活する。
しあわせのぼうしでも同様のバグが確認されているが、原因は不明。
とはいえ3DSのバッテリー満タンの状態からバッテリー切れ寸前までプレイ、回復効果の復活はそこから更に長時間プレイしてようやく出るか出ないかのバグのため、通常のプレイでは気にする必要はほぼないと思われる。

DQ8

表記は「女神の指輪」。
全てのキャラクターが装備可能。
賢さが20上昇し、MPが回復する機能も備わる。
また、ラリホー系、メダパニ系、マヒ系の効果を受ける確率をおよそ1/3にする効果がある。
 
錬金でのみ入手可能。
レシピは命の指輪黄金のティアラ【オリハルコン】となっており、
【川沿いの民家】に住むおばあさんからゲーム終盤に教えてもらえる。
 
黄金のティアラの錬金素材である【金塊】と、オリハルコン以外の材料は【オークニス】までに全て入手可能で、
その金塊とオリハルコンも表の世界の【神鳥の巣】で両方入手可能。
DQ8は賢さが上がると呪文の威力も上がるので、魔法主体のキャラにとっては二重の意味で頼りになる。
だが、MP回復効果を持つ装備品は他にしあわせの帽子もあるため、
錬金するならそれに代わる頭防具を入手してからのほうが良い。
また、材料になる黄金のティアラはゼシカにとって強力な防具であるうえ、貴重な金塊を使っている。
オリハルコンもまた貴重な錬金素材なので、これらのアイテムを犠牲にしてまで作る価値があるのかはよく考えたい。
 
MP回復効果と高い異常耐性の両立がこれ一つで賄えるが、
より耐性が高く範囲も広い【スーパーリング】と即死耐性を持つ【まよけの聖印】が存在する為、
耐性重視ならそちらを装備した方が良いだろう。
かしこさの底上げをして主人公の【ギガデイン】強化目的も兼ねるならば、これを選択するのもアリ。
彼は耐性面では【竜神のかぶと】があり、【ゆうき】スキルの消費MP半減もあるので相性がいい。
 
【売値変動】の対象になっており、売値は1個目は25500Gだが、2個目以降は7650Gにまで落ち込む。
尤も錬金材料の原価や希少価値を考えると、1個目でもこれを財テクに使う人などいないだろうが。

リメイク版

スマホ版から、レシピが命の指輪+オリハルコンに変更されている。
素材に黄金のティアラは不要になっており、入手のための敷居がだいぶ低くなっている。
これ自体は歓迎すべきことなのだが、知力のかぶとや黄金のティアラが成分として入っていたからこその
かしこさアップ・状態異常耐性だったろうに、整合性が取れなくなってしまった。
 
3DS版は黄金のティアラの材料になる金塊が入手しやすくなったが、スマホ版と同様のレシピで作成可能。
スマホ版に比べるとオリハルコンの入手手段は増えているが、やはり依然レアアイテムである事は変わらず、
出費先も増えているので2個以上作るのは相変わらず厳しい。

DQ9

全ての職業で装備できる。
天使界の赤い宝箱(クリア後には取れなくなってしまうので注意)から入手できるほか、錬金でも入手可能。
命のゆびわ×1+【天使のソーマ】×1+きんかい×1で作成できる。
 
賢さの代わりに回復魔力が15上がるほか、眠り、麻痺、混乱に耐性あり。
DQ9ではシンボルエンカウントのため、モンスターを避けつつ歩き回ればそこそこのMP回復を見込める。
 
特技の大半がMPを消費するようになったDQ9だが、
普通に店で売られるようになった【まほうのせいすい】とともに多くのプレイヤーの冒険を助けている。
材料はそれなりに豪華だが、作る価値は充分にあるので、特にクリア後はパーティ全員分作ってしまっていいだろう。
特に、【メタルキング】【ゴールデンスライム】のオンリーフロアがある宝の地図では、
【一閃突き】【まじん斬り】に必要なMPを回復しつつ、ある程度エンドレスに狩りに専念できる。
 
また、これ自体も【女神のムチ】【女神の盾】の錬金素材となる。

DQ11

「女神のゆびわ」表記で登場。
全員が装備可能な指アクセ。うち直しに必要な宝珠は27個。

-+1+2+3
守備力56810
回復魔力10111315
移動するとMP回復12
眠りガード30%35%40%50%
混乱ガード
マヒガード

 
【ふしぎな鍛冶】で作成できる。レシピは【リングマスターズ】に記載。
必要材料は【竜のひせき】×2、【天使のソーマ】×1、【命の石】×3、【アレキサンドライト】×1。
性能がどうしても同じレシピブックで作れるようになる【スーパーリング】の影にかすみがち。
女神の指輪で防げる状態異常は全てスーパーリングで防げてしまう上、スーパーリングのほうが防げる状態異常が多いのだ。
 
とはいえ、「移動するとMP回復」の効果は相変わらず強力。
同様の効果を持つ【しあわせのぼうし】が手に入りやすい上に全員装備可能とはいえ、効果は累積できる。
この時期は最上級攻撃呪文の他、【ギガブレイク】などの属性剣技や【ホーリーライト】【ベホマズン】など、呪文特技の消費MPがものすごい勢いで加速してくる頃であるため、魔法使いキャラはいわずもがな、消費MPの大きくなりがちな【主人公(DQ11)】も、両方装備することでMP管理が非常に楽になるはずだ。
プレイスタイルによってはスーパーリングよりこちらが優先される事もあるだろう。
また、ふしぎな鍛冶で必要となる材料はスーパーリングと一切被らないため、素材の入手状況によってはこちらが優先される可能性もある。

ジョーカー3

「女神のゆびわ」表記で登場。
装備するとMPが80・賢さが40アップするほか、自動MP回復(小)の特性を得られる。
自動MP回復はスキルや超生配合で取得できるが、枠やコストの問題で諦めざるを得ない場合はこちらで代用するのがいいだろう。
 
ちなみにこの自動MP回復(小)は【じどうMPかいふく】と実は別物で重複する。
同時に装備して150回復し、毎ターン【じごくの踊り】or【呪いの鉄槌】という芸当も可能。

DQM3

MPとかしこさがそれぞれ30上昇し、仲間の行動後にMPが30~40ポイントほど回復する。ただし、複数回行動する仲間が最初の行動で全ての敵を倒してしまった場合は回復しないので、完全2回行動や2~3回行動するモンスターが強い特技で毎度「1手キル」してしまう場合はそのままMPを消費し続けることになる。
「+」のついたものはMPが40上がる。

不思議のダンジョンMOBILE

【きんのかんむり】【回復の指輪】【オリハルコン】の錬金で入手できる装飾品。
装備すると満腹度の減少が緩やかになり、更にHPの自然回復が早まる効果がある。
本編に比べると地味な効果だが、それでも満腹度の減少を抑える装飾品の中では一番使いやすい。
腹減りが早くなる【黄金の館】【紋章のほこら】(命)では大抵これを装備することになるので、なんだかんだでお世話になる機会は多かったりする。

ヒーローズ1

装備すると会心ガードが20%上がる。錬金で入手可能だが、その為にはレシピが必要となる。

星ドラ

ストーリークエスト後に受注するサブクエストのクリア時に報酬として手に入る一品物。レア度は星4。
回復魔力を8、眠りとマヒの耐性が最大60%上がる。

ウォーク

アクセサリとして登場。ランクは★4。2020年の1周年記念イベント中のメダル交換所で入手できた。
装備するとHPを8,攻撃力を10上昇し、イオ系の特技によるダメージを5%上昇する。
イオ系は単体、全体共に高威力の攻撃特技が揃うため、役立つ場面は多い。