【シャナクの巻物】

概要

不思議のダンジョンシリーズに登場する巻物。
呪いを解く呪文である【シャナク】という名称の通り、解呪の効果がある。

トルネコ1

現在の装備している品全ての呪いを解くことができる。
対象は剣・盾・指輪で、全部呪われていても全て一気に呪いを解くことができる。
剣・盾に関しては【バイキルトの巻物】・【スカラの巻物】・【メッキの巻物】でも呪いが解けるが、
指輪はこれしか呪いを解く方法がない。
【パンの巻物】で強引にはずす手段もあるが、装備品は失われてしまう。
　
呪いを解いた指輪を家に持ち帰ると、なぜか呪いが復活してしまう。仕様としては、「修正値がマイナスの装備は呪いがかかる」であり、修正値と呪いの有無が同じフラグで管理されているのが原因の模様。ちからの指輪以外の呪われた指輪は見えないだけで内部的には修正値マイナスなのだろう。
武器と盾はバイキルト、スカラで修正値をゼロ以上にすれば解呪されるが、指輪は【パルプンテの巻物】の「手持ちアイテムすべての効果値を3ポイントずつ上げる」効果を出して呪いを解く以外は、呪われていないものを拾うしかない。
武器や盾に関しては、何らかの理由で修正値が-1以下となったものを持ち帰ると呪いが発生する。
呪い+メッキによるバグに注意。

トルネコ2

前作と同様、装備しているものの呪いを解く。
【ガーゴイルの店】では販売しておらず【不思議のダンジョン】以降から拾って入手できる。
メッキの巻物が剣にも作用するようになったり、【神父】に呪いを解いてもらうことできるので価値は下がった。
というより、【呪い攻撃】をする【シャーマン】が最初に出てからこれを拾えるようになるまで若干期間が空くのが問題である。
不思議のダンジョン解禁以降も呪いを解くのにこの巻物を探すよりは【トロ遺跡】に行って【神父】を探した方が総合的な手間が少ない。
　
ただ【もっと不思議のダンジョン】と【井戸のダンジョン】には神父が居ないので、ここでシャーマンに呪われたり呪い装備を着けてしまうと面倒なことになる。
一応【わざふうじの盾】で呪い攻撃は防備できるが、レア装備品なので持ち合わせない場面も多く、その2つのダンジョンでは存在価値が高くなってくる。
加えて【戦士】はそもそも巻物を読めず、【魔法使い】は武器と盾が装備できないので指輪にしか利用できない。
これは魔法使いの【呪文】の【シャナク】も同様の理由が言える。
実質的に【商人】専用の巻物と踏み込んで利用すると良いだろう。勿論持っていて損はしない。

トルネコ3

買値3000G、売値500G。
所持アイテム全部の呪いを解くようになった。ただし壺の中のものは対象外。
呪いの効果や対象が凶悪化したため、大幅に地位が向上した。
【ひとくいばこ】を【ニフラムの巻物】で出現封印している場合、この巻物を読むだけで所持アイテムの信頼性が確保される。
ただし【呪いよけの指輪】とは異なり、シャナクの巻物自身が呪われている場合も多いので過信は禁物である。

少年ヤンガス

販売価格は3000G、買取価格は1500G。
基本的な仕様はトルネコ3と同じだが、【パン】・壷と呪われるアイテムの対象が更に増加した。
また【ゾンビマスター】が1度に3つものアイテムを呪ってきたり、【呪いのワナ】が登場したりと呪いを受ける危険性が大幅に増加したので前作以上に重要になった。
長丁場となる【魔導の宝物庫】では【モリーの壷】が呪われていて壺の中から仲間モンスターを出せないとなると困るだろう。
それ以外にも、この巻物が入っている【保存の壷】が呪われるとまた違った角度で困惑する。できれば複数枚を別々の壷の中に入れて所持しておくと良い。
なお【合成の壷】を利用して武器か盾に【異種合成】をすると、装備アイテムが呪われなくなる「浄化の印」が付く。
【印】に余裕があれば呪い対策として付与しても問題無いだろう。