【ピンクのレオタード】

Last-modified: 2023-06-24 (土) 07:00:19

DQ4

守備力40。店頭価格6300G。
【女勇者】【アリーナ】【マーニャ】【ミネア】が装備可能。
 
【セクハラ装備】の一種。このあたりから高守備力高露出度が当たり前になってきたような気がする。
なお、これのみだと確かに露出は高いが、レオタードはバレエダンサー等のスポーツウェアに属する衣装で、タイツなどのアンダーウェアとセットで着用できる(というかすべき)ものであり、体のライン自体は見えるものの、これを卑猥な目で見るのは本来はちょっと違う…。
にも関わらず、このような印象を持たれるのは【鳥山明】の作品を筆頭に、少年漫画等ではエッチなコスチュームとして扱われることが多い影響だろう。
なお、女性用レオタードを卑猥な目で見る男性諸氏は国際的にも問題になっており、近年ではスポーツ業界で代替コスチュームが登場したりしている。
 
女の園【ガーデンブルグ】でのみで市販されている。
また、【まほうのかぎ】入手後、【エンドール】城に夜兵士の目をかいくぐって忍び込むことで、タダで一つ入手できる。
王の部屋(現在は娘夫婦の部屋)にあるため、おそらく【モニカ】の衣装なのだろう。
ほか、何故か【よるのていおう】なる巨大なコウモリのモンスターがこれを隠し持っている。
持っているモンスターの名前が名前だけに、異様に妖しく感じる。体色もピンクっぽいし。
 
およそ正気とは思えない装備だが、鉄をさらに鍛え上げた板金で全身を覆う重厚な【はがねのよろい】(守備力+35)をも凌ぐ性能!あの服のどこにそんな守備力があるのだろう。
露出が高いのに高い守備力にするのは大変なのか、値段は守備力がほぼ同じで呪文耐性のある【まほうのほうい】や、より高い守備力とブレス耐性を併せ持つ【ドラゴンメイル】よりも高い。
攻略本では「体を覆う範囲は少ないが、高い守備力を秘めた」とか、「魔力を封入した繊維で出来ているため、見た目よりはるかに丈夫だ」など、この手の防具の例に漏れずよくわからない注釈がなされているが、ファンタジーではよくあることである。
 
FC版ではアリーナにとって(デメリットのない)最も守備力の高い鎧がコレであり、まほうのかぎ入手直後にエンドールで手に入れたら、そのまま最後まで使える。
もっとも前線に立ちやすい武闘派のアリーナにとっては物理攻撃の回避性能を持つ【みかわしのふく】の方が有用かもしれないが、4725Gの高値で売れるので装備せずとも入手しておいた方がいいだろう。
女勇者はドラゴンメイルをドロップする敵が今作もいないので、【てつのよろい】や鋼鉄の鎧からの繋ぎとしてなら十分使える。
 
【公式ガイドブック】下巻の「キャラクター別装備ランクアップ表」では単純に数値だけの攻撃力・守備力しか見ていないためかミネアが【てつのよろい】からこれに買い換えているが、ミネアの装備としては少々不向き。
彼女はガーデンブルグまで来るような状況では【勇者】【ライアン】といった戦士タイプのキャラに比べてHPで如実に劣る上に、その差は以後もグングン引き離されていくばかりで最後尾が定位置となる。
そのため守備力よりも耐性で勝るまほうのほういを買ってあげた方が実用的だろう。入手もまほうのほういの方が早い上に価格面でも1900Gも安いので尚更である。
また同書には「ガーデンブルグの女兵士に愛用されている。」と書かれているが、ガーデンブルグそのものの頁(上巻)に描かれているイラストの女兵士は、普通に女性用にアレンジされたデザイン(ピンク色でスカート付き)の鉄の鎧っぽいのを着ている。
もしかしたらその下に、このレオタードを着ているのかも知れない…だとしたら確かに守りは盤石そうだ。
一方で同じく公式文献であるはずの「モンスター物語」の挿絵は、どう見ても全然違う過激なデザインのビキニアーマーを装備しており、このレオタードよりも露出度は圧倒的に高い。

リメイク版

守備力+38となぜか2だけ下がっているが、やっぱりはがねのよろいを凌ぐ。
ただしほぼ同じ守備力の【スパンコールドレス】が先に入手可能である他、女性用の耐性防具も複数追加されたので、実用性では下がっている。
PS版の【レディースタウン】には意外にも売っていない。
新たに登場した【パンドラボックス】が落とすこともあるが、確率は1/128であり素直に買ったほうが余程手っ取り早い。
なお、エンドールのモニカ夫妻の部屋ではこれに加えてさらに【あみタイツ】も入手できるようになっており、アヤシサが増した。
あのロングスカートの下にそんなものを……。
 
アリーナ・マーニャ・ミネアの女性トリオにコレまたは【てんしのレオタード】を装備させると、【うっふんピンク隊】というエロオヤジ臭溢れる【称号】を手に入れることができる。
いかにも相手を魅了できそうな称号だが、【ゼシカ】のように相手が見とれてくれたりはしない。この点については、DQ4のあるきかたの「編集部の大きなカンチガイ」というコーナーでも取り上げられていた。
 
トルネコに見せると興奮して取り乱しながらも鑑定し、その際に、「私が装備できるわけ無い、そんなこと言われるとしまいにゃ着ますよ!」
と少々危ない発言をする。やめてくれよ……。
確かにトルネコは装備しないが、6では彼とよく似た(?)体型のキングスライムがてんしのレオタードを装備する暴挙に出てしまう…。
ちなみに【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】では【ライアン】が(自分の意志で)これを装備し、それを見たパーティが全滅するネタ(3巻P48)や、【クリフト】が女性陣に無理やり着せられるネタ(4コマクラブ傑作集1巻P40。ただしうずくまって全身像は見えない)があったりする。

小説版

何故かミネアが着用しており、天空の鎧入手の航海の中でマーニャと2人でクリフトをからかうシーンが挿絵となっている。
【いのまたむつみ】渾身の挿絵と言えよう。
なお、ミネアがクリフトをからかった直後に戦闘に突入したため、ピンクのレオタード姿で戦っていたことになる。