本編
シリーズ皆勤のとても偉い鎧。
DQ10などでは【はがねのよろい上】・【はがねのよろい下】と部位が分かれている。
胴体部のみならず腕部のガントレットや脚部のグリーブ等も付属しており、鋼鉄のプレートで全身を覆った重厚な鎧。
騎士や精鋭兵の装備らしい。
ポジション・デザイン共に【はがねのつるぎ】や【てつかぶと】・【てっかめん】などとよく似合うだろう。
その重量故に使いこなすにはかなりの力が必要で、【僧侶】タイプまで装備できる【てつのよろい】よりも装備可能者はぐっと絞られる。
【しゅび力】はどの作品でもだいたい30~40。
【かわのよろい】(→【うろこのよろい】)→【くさりかたびら】→【せいどうのよろい】→「鉄の鎧」→「鋼鉄の鎧」と、大体の作品でおなじみの鎧ルートの最終到着地点なのだが、鉄の鎧からの守備力の上昇度合いと価格の上昇度合いが釣り合わないことがほとんどなので、鉄の鎧を装備しているなら無理して買い替える必要が無いことも多い。
一方で4と6では味方が鉄の鎧をつけているような時に無料入手できるのでこれはそれなりに有用。タダで手に入るのなら、悪くはない性能を持っている。
この鎧の登場とほぼ同時期に色々な耐性や特殊効果のついた鎧が出てくるようになる。
いよいよ敵の属性攻撃が激しくなってくる頃であり、他に耐性防具がある場合もスルーされがち。
ただし、この時点の耐性防具は大抵後衛系のキャラ専用の装備だったりするので、結局戦士タイプは【シルバーメイル】や【あつでのよろい】などが出るまで我慢することとなる。
DQ1
守備力24。
【マイラ】【リムルダール】で販売されている。
初登場のマイラでは3000Gという値段にビックリした人も多いだろう。
守備力だけなら【まほうのよろい】と同じで本作第2位だが、特殊効果は何もない。
コスパはお世辞にも良くないので、先に鉄の鎧で凌いで魔法の鎧に備えるという手もあるが、現在とは比べ物にならないぐらい小さいダメージレースのやりとりをするDQ1では鉄の鎧との被ダメージ2ポイントの差により稼ぎの効率が段違いに変わるのも事実であり、また、鉄の鎧を装備した状態で7700G近くの大金を持ち歩くのは危険も相応に大きいのが悩み所である。
FC版の場合、守備力が敵の攻撃力と同値(奇数なら+1)以上になると通常攻撃で受けるダメージが激減する仕様もあるため尚のこと悩ましい。
また、コスパで言うなら魔法の鎧は鋼鉄の鎧以上に良くないが、【ロトのよろい】を入手するまで鉄の鎧を使い続けるのはさすがに無謀であるため、鋼鉄の鎧、魔法の鎧の何れかに買い替えるべきだろう。
ゲームブック(双葉社)
原作ゲーム同様、上から3番目の鎧。
【主人公(DQ1)】のレベルを5にする上で必要となる。
DQ2
守備力+25。【ムーンペタ】にて1000Gで販売。安い。
本作も守備力だけなら【まほうのよろい】と同じ。
【ローレシアの王子】のみ装備が可能。
またどういうカラクリか【あくまのめだま】がこれを落とす。
【はがねのたて】(守備力+10)の半額で買える割には明らかに盾よりも強力なので、まずはこちらを買おう。
ムーンペタ到着の頃は時期的に高めの金額だが、コレと【はがねのつるぎ】を装備する事で、ローレシア王子の戦闘能力が飛躍的にアップする。
価格は前作の1/3にまで安くなり前作の鉄の鎧と同額。もっとも本作はポジション的に「鋼鉄」が「鉄」を兼ねる形となったため、その都合上欠場を余儀なくされた鉄の鎧の代わりを務めているというだけではあるが。
更に次作の鉄の鎧(1100G)とも同じ価格帯である。
鋼鉄の鎧自身他シリーズでは鉄の鎧に比べてコストパフォーマンスが悪く、パスされがちという不遇な扱いだが、本作ではシリーズの中でかなりリーズナブルな扱いを受けている。
【マンドリル】対策としては、まずいちばんにこれを用意したいところ。
鋼鉄の剣を先に買ったところで、ムーンペタ到着時のレベル程度ならまず一撃で倒せるようにはならず(レベル13ぐらいは必要)、結局倒すのに2手を要するならダメージを抑える方が大事なのだ。
発売前の『ファミリーコンピュータmagazine』1987年2号の特集記事では「こうてつのよろい」という誤字で読み仮名が振られていた。
リメイク版
こちらは守備力据え置きだが、魔法の鎧の方は+35に強化された。
さらに【みかわしのふく】までも同じ+35に大幅強化され、この二つの防具の下位品となった。
とはいえ鋼鉄の鎧が買えるムーンペタから、身かわしの服が売っている【ルプガナ】までの間に攻略すべきダンジョンを三ヶ所も挟みつつ、ルプガナまでのフィールドもそれ自体が一つのダンジョンと呼べるほどの長距離を歩くことになるので、やはり鋼鉄の鎧を買わないという選択肢は有り得ない。
【竜王の城】の【宝箱】からも入手できるようになったが、前述の理由からローレシアの王子がこれを装備していない状況というのが(何らかの縛りプレイでもない限り)そうそうなく、またその頃は身かわしの服が買えるので、売って資金に回すべきである。
スマホ版では1200Gに値上げされたが、性能を考えたらまだ充分安い。
DQ3
守備力32。【イシス】で2300Gで販売しているほか、【キラーアーマー】が落としていくことがある。
【勇者】と【戦士】が装備可能。
FC版の【公式ガイドブック】では「【ピラミッド】に向かう前に買っておきたい。」との解説があるが、あまり値段と守備力が釣り合っておらず、この段階では【くさりかたびら】や【てつのよろい】で妥協して【てつかぶと】や魔法使い用の【みかわしのふく】や武器を優先した方がいい。
ただ、次の鎧となる魔法の鎧の購入が船入手後と遅くなるため、ピラミッドで十分にゴールドを稼ぐことができたら鋼鉄の鎧の購入を検討してみるのもいいだろう。
リメイク版
【バハラタ】まで行かないと購入できなくなった。
ピラミッドは【てつかぶと】が入手しやすくなり、【うろこのたて】が登場したのでその2つがあればなんとかなる。
もう少し進めば、より上位の耐性付きの鎧が購入できるので、資金を温存した方がよいだろう。
小説版
商人のサバロが【船】と一緒に2着セットでくれる。
以後【ひかりのよろい】入手まで、別の鎧を入手する描写は無い。
DQ4
守備力35。【勇者】・【ライアン】・【ピサロ】(リメイク版)が装備できる。
第五章の【ミントス】や【コーミズ】などで2300Gで販売されており、船入手後に購入できる。
その他、3章の【ボンモール北の村】でイベントを終えるとプレゼントされる他、【キングレオ】が必ずドロップする。
3章では【トルネコ】は装備できず、アイテム欄を開けるためにも、【ボンモール】の防具買取所で遠慮なく売り払ってしまおう。
他所で普通に売ると1725Gだが、買取所で粘ってボーナス提示が出れば3500~4600Gの範囲の値が付く。高額商品なので粘る価値はある。
【はじゃのつるぎ】はその売り払ったお金で買うことが推奨される。
DS版ならば第三章からふくろが使えるため持ち越せば第五章でトルネコ加入時にふくろに追加されるが、上記の通りトルネコ加入(=船入手)直後に立ち寄れるミントスで購入できるし、【リバーサイド】に足を伸ばせば【ドラゴンメイル】が買えるのであまり意味はない。
それでも、ちょっとでも多く持ち越しをやりたいなら残しても損はないだろう。
キングレオが落とす物はライアンにドラゴンメイルを買い与えるまでの繋ぎにはなるが、やはり活用できる時間は短い。
ちなみに3章で手に入る鎧はもともと【レイクナバ】の宿屋に泊まっている戦士のもの。
ボンモール北の村で幻術にかかって現を抜かしている間に失った物らしいが、入手後にこの戦士を訪ねても別に返却できる訳ではない。
DQ5
守備力30。人間では【主人公】・【男の子】・【ピピン】が装備できる。
設定上はSFC・PS2版のみ【ヘンリー】も装備可能。
【ポートセルミ】で販売。値段は2300Gで据え置きで、相変わらず特に耐性はない。
同じポートセルミでは道具屋の方で【マジックシールド】が3400Gで販売されているため、そちらを優先した方がいいだろう。
パーティメンバーにもよるが、他にも【モーニングスター】や【カメのこうら】などの高額商品が売られる時期でもあるため、後回しにされやすい。
とりあえず主人公や【スライムナイト】にとっては船を入手するまでの比較的長きにわたってこれが最強の鎧ではあるため、パーティメンバー次第でお金に余裕があれば前衛を担当するキャラに買い与えてもよい。
男の子の初期装備であるが、よくよく考えたら8歳のチビっ子が分厚いプレートの鎧を装備して平気で歩いているというのも、結構凄いことである。
【てんくうのたて】と【てんくうのかぶと】をすぐに揃えることができるため、【てんくうのよろい】入手まではずっとこれで通してしまうことも可能。
しかし上述の通り全く耐性がないので、男の子を主力として使っていくつもりならせめて【ドラゴンメイル】あたりにさっさと換装した方がよいだろう。
リメイク版で【フローラ】(or【デボラ】)と結婚した場合は青年時代後半に入ってすぐに【しんぴのよろい】を入手できるのでこれを渡す、もしくは主人公の鎧(大抵はドラゴンメイルあたり)を息子にお下がりさせることができるため、鋼鉄の鎧を活躍させる機会はさらに減っている。
一応直後に仲間にできる【ゴーレム】へとさらなるお下がりもできるが、【ゾンビメイル】や【やいばのよろい】が余っていることが多いため、やはり存在感はいまいち。
DQ6
価格と守備力は据え置きで、かっこよさは+27。
【ゲントの村】で販売されており、男性陣は【チャモロ】も含め全員装備できる。【アモス】は初期装備として持ち込んでいる。
チャモロは【みかわしのふく】とどちらを装備するか迷いどころ。
ただ【ムドーの島】の宝箱から1着は入手できるため、この期間の金はこれよりも【はじゃのつるぎ】や【せいれいのよろい】を優先したい。
SFC版の公式ガイドブックでは【ハッサン】が装備している。
DQ7
守備力34。現在の【ダーマ神殿】で売られている。【主人公】と【アイラ】が装備可能。
値段は5000Gに跳ね上がった。高すぎるため手を出しにくい。
性能的に見ると同時期に【メザレ】で無料で入手できる【かいぞくの服】と守備力差たったの2。
どちらもこの時点で装備できるのは主人公しかおらず、大枚はたいて鋼鉄の鎧を購入したプレイヤーを絶望させた。
購入するなら【まほうのほうい】などの耐性防具にお金を回した方がいいだろう。
しかし、過去の【旅の宿】のラッキーパネルで出る鎧としては出る確率のとことん低い【あつでのよろい】を除けば最高の守備力を誇るため、そこで入手すれば長く使っていける。
ラッキーパネルで厚手の鎧が出るまで鎧カードを粘っていると皮の鎧~鋼の鎧がたくさん溜まってしまうのはもはやお約束である。
それでも、棍棒やうまのふん、全員マスターのモンスターの心よりは金策に使える分まだマシなのだが。
DQ8
【聖地ゴルド】と【サヴェッラ大聖堂】で2300Gで購入できる。守備力は過去最高の39。
なぜかパワー型の【ヤンガス】が装備できないため、【主人公】の専用装備である。
恐らく体型の関係でサイズが合わなかったのだろう。
残念ながら耐性を持たないため、少し我慢して【シルバーメイル】などを買ったほうがいいだろう。
錬金素材にもなっており、これと【いのりのゆびわ】と【まもりのルビー】を合わせると、まほうのよろいが完成する。
然し、いのりの指輪やまもりのルビーのコストが高いので、錬金で作るのはオススメしない。
DQ9
【戦士】、【盗賊】、【バトルマスター】、【パラディン】、【魔法戦士】が装備可能。
他の「はがねの○○」と同様はがねシリーズの一員となっており、錬金限定の非売品となっている。
例によって鉄の鎧に鉄鉱石と魔力の土を錬金することでのみ入手可能。
守備力は28で、なんと鉄の鎧との差が10も開いて、存在価値が向上した。
【アユルダーマ島】到着時点で作れるので、素材に余裕があれば作ってもいい。
他のはがねシリーズと同じく、鉄鉱石×2、【ヘパイトスのひだね】×1を錬金する事で【たまはがねのよろい】になるが、そこまで錬金する価値はほぼないのでやめておこう。
DQ11
【主人公(DQ11)】と【グレイグ】が装備可能。うち直しに必要な宝珠は7個。
- | +1 | +2 | +3 | |
守備力 | 39 | 40 | 42 | 44 |
【ソルティコの町】、【ナギムナー村】、【メダチャット地方】(キャンプ地)にて2300Gで売っている。
【ふしぎな鍛冶】でも作成可能。レシピ【鋼鉄武装目録】に記載。
必要な素材は【ぎんのこうせき】×3+【てっこうせき】×2+【小さなこうら】×2。
時期的に言えば主人公専用防具だが、同じく主人公専用の鎧だとソルティコの町に来るかレシピを入手するより前に【聖騎士のよろい】が手に入っている。
そのため店売り品を買うのは躊躇われるものの、素材が余っていて着せ替えにさほど興味が無い場合はこちらに新調してもいいだろう。
バトルロード2
第1章に登場。
上昇するステータスは、みのまもり+45 すばやさ+2。
打撃と風属性に強くなるが、雷と暗黒に弱くなってしまう。
暗黒属性は魔王、大魔王がよく使うので、こいつらとの戦闘には向かない。
また、戦士、バトルマスター以外が装備すると、みのまもり以外の能力が下がる点にも注意。
バトルロードビクトリー
大会モードを始めると【お父さん】から最初に貰えるカードの一枚。
ビルダーズ1
守備力26。1章と終章で作成可能。
材料は【はがねインゴット】2つ、【上質な毛皮】と【ひも】が1つずつ。
必要な作業台は【神鉄炉と金床】。
最高の守備力を誇る【ひかりのよろい】と【あくまのよろい】に次ぐ守備力を持つ。つまり本作における全ての防具の中で2番目に守備力が高いという強力な鎧。
特に1章ではコレが最強の防具となる。
終章では上質な毛皮が手に入る時期から少し進めれば光の鎧が作れるようになるので、【てつのよろい】で凌いで一気に光の鎧に乗り換えるのもアリ。その場合、この鎧が日の目を見ることはない。
…と思いきや、決してそんなことはない。
終章の【チャレンジ】項目の1つである「伝説の防具を持たずに【竜王】を倒す」を達成するためには光の鎧に頼るわけにはいかなくなる。
…となればこの鎧の出番!(悪魔の鎧という手もあるが…)。
チャレンジのコンプリートに貢献できるとなれば一気に日の目を拝むことができるようになるだろう。
ただし光の鎧以外の防具では第一形態の魔法をまともに喰らうことなる。特に【マホトーン】による道具の使用不能を防げないのはかなり大きい。
また、第二形態は剣を除いて丸腰になってしまうのでこちらの守備力が著しく低く、必然的に被ダメージが大きくなる。
このため難易度が大きく上がる。決して甘くは無いことを覚悟しておこう。
…ようするに、チャレンジにこだわらないのであればやっぱり日の目を見られないということ。
ビルダーズ2
守備力42。レベル23でレシピを習得する。
必要素材は【はがねのインゴット】3、【草糸】2、【ひも】1。
【ムーンブルク島】で最初に覚える防具だが【ドラゴンメイル】や【みずのはごろも】を着てきた場合、守備力では並んでいるが耐性面で劣ってしまう。
上記2つが無い場合の【てつのよろい】とも守備力が3しか変わらなかったりする…
【まほうのよろい】を作るための素材として作ってもらえればまだいい方で、進め方によってはまほうのよろいをひらめくより先に【ガイアのよろい】が作れるようになってしまうことも。
トレジャーズ
【お宝】の一つとして登場。
お宝No. | 148 |
レアリティ | トレジャー |
カテゴリー | ヒストリー |
コレクション | 防具 |
標準価格 | 500,000G |
タクト
Bランク防具として登場。
基本値 : しゅび力+8
特殊効果はなし。
装備可能タイプ : こうげきタイプ・ぼうぎょタイプ
錬金候補 : 毒耐性+3%・休み耐性+3%・バギ属性耐性+1%・HP+23・しゅび力+9 他
ロトの紋章
アリアハンにて、ジャガンとの一騎打ちの果て壊れたロトの鎧(レプリカ)を修復するまでの間、キラ達と修練を積んでいる頃にアルスが装備していた。
本当につなぎの品のようで、ロトの鎧修復後にはお役御免となった模様。