【ポイズンダガー】

Last-modified: 2021-07-23 (金) 18:27:53

概要

リメイク版DQ7と、DQ8、DQ9に登場する特技。初出はDQ8。
ダメージを与え、追加で相手を【猛毒】にすることが出来る。
HPが高く、毒が効く相手には効果的。
 
いかにも武器っぽいネーミングなのでたまに誤解される。
DQ10以降は【ヴァイパーファング】という特技が登場している。

DQ7(リメイク版)

【バトルマスター】★4と【ゴッドハンド】★2で習得可能。消費MPは2。
人間上級職で覚えた呪文・特技は転職すると使えない為、バトルマスターとゴッドハンドでしか使用出来ない。

DQ8

【ゼシカ】【短剣スキル】を9ポイントまで上げると習得できる特技。消費MPは3。
敵一体に通常攻撃の半分のダメージを与えた後、追加効果で猛毒状態にすることがある。
【キラーピアス】の2回攻撃ならば毒にする確率も2倍……と思いきや、攻撃回数アップの効果は乗らないため単純に損をするだけになる。
同スキルを66ポイントにすると【ポイズンソード】に進化する。
 
【なげきの亡霊】【トラップボックス】【ドン・モグーラ】には猛毒が通用するので、制限プレイなどでは火力の底上げのために覚えるのも一考に値する。
しかし毒に強耐性を持つ彼らへのポイズンダガーの成功率はなんとわずか10%しかなく、【蒼天魔斬】の麻痺の追加効果(完全耐性以外に一律で12.5%)の成功率以下であるためとても戦略に組み込めるものではない。
なので50%の成功率となるポイズンソードになるまで使い物にならない…と思いきやDQ8には【ディバインスペル】という呪文がある。
これはどんな敵にも50%で効く呪文で、一般的な確率系の呪文・特技(ポイズンソードもここに属する)の場合はその成功率をメガンテ、ラリホーマ、メダパニーマが属する最も高いテーブルにまで引き上げてくれるというものなのだが、ポイズンダガーはなぜか例外的にその対象に含まれているのだ。ポイズンダガー以外ではヤンガスの【死神のかま】とその発展形である【冥王のかま】のみに与えられた特別待遇である。
このおかげで晴れて成功率は75%となり、実用的なスキルになる。
「毒が効くって知ったけど短剣スキルに振っていなくてポイズンソードまではまだ全然足りない!」という人はぜひお試しあれ。
 
一部のプレイヤーからは【倒した数捏造バグ】に使われることも。

3DS版

【ゲルダ】も習得可能になっている。必要なスキルポイントは短剣スキル6ポイント。76ポイントでポイズンソードに進化させることも可能。
 
【追憶の回廊】には毒の効くボスが何体かおり、回廊第一の壁【追憶のアルゴン】、第二の壁【追憶のレオパルド】、その直後の【追憶の使い】に有効な攻撃手段となっている。
しかしやはりというべきか彼らも強耐性持ちなので、ディバインスペルを併用しないと実用は厳しい。

DQ9

短剣スキルを3ポイントまで上げると習得できる特技。消費MPは2。
最初に与えるダメージは通常攻撃と同じダメージになったが、逆に猛毒ダメージは最大HPの16分の1に弱体化した。
確実に猛毒にできるわけでもなく、猛毒ダメージも悲しいほど小さいのでMPを消費してまで使う意味は皆無と言っていい。
一応、猛毒状態の敵に【タナトスハント】で攻撃するという連携があるが、そんな悠長なことをするより普通に殴った方が早い。
また、当たり前だが、猛毒が通用するボスは存在しない。
後述のクエスト以外ではまず出番はないだろう。
敵を猛毒にする手段はこれかクリア後入手の【あくまのツメ】【サタンネイル】しかないので、必然的にクエストではこれに頼らざるを得ない。
 
【レンジャー】に転職するためのクエスト、No.112【サバイバルの知恵】の達成では、【メイジキメラ】を猛毒ダメージで殺すという面倒なもの。
上述の通り普通はこの特技に頼ることになるが、与えるダメージが通常攻撃と同じになったせいで、猛毒を付与する前に殴り殺してしまうこともあり、逆に嫌がらせに近い。
ただ、仲間に【魔法使い】がいる場合こちらに覚えさせておくと、与ダメージが低く1匹につき3~4回はリトライが可能であり、魔法使いにとっては消費MP2くらいは大したことないので、意外とスムーズにクリアできる。
いざとなれば【どくばり】を装備すれば攻撃力に関わらず1ダメージになるので急所を突かない限り倒される事はなくなる。
クエストNo.67【短剣ドロボーを追え】では、この特技でトドメをさすことが求められるので、まだ楽。
同じくNo.68【短剣奥義への挑戦】では、猛毒状態の敵をタナトスハントで倒すことになる。