概要
DQ7に登場する職業の一つ。
武器と格闘を極めたものだけが就くことができる神業の使い手。
同名の称号は【ゴッドハンド(称号)】を、
特技のほうは【ゴッドハンド(特技)】を参照。
DQ7
職補正
ステータス | 補正 |
---|---|
力 | +25% |
素早さ | +10% |
身の守り | +5% |
賢さ | |
かっこよさ | |
最大HP | +10% |
最大MP | -10% |
習得特技と必要戦闘回数
Lv | 称号 | 習得特技 | 累計戦闘回数(ここまで) |
---|---|---|---|
1 | スキングローブ | - | -(-) |
2 | ブロンズグローブ | 【メタル斬り】 | 20(20) |
3 | シルバーハンド | 【ベホマラー】 | 40(20) |
4 | ゴールドハンド | 【岩石おとし】 | 80(40) |
5 | プラチナハンド | 【メガンテ】 | 120(40) |
6 | コスモハンド | 【ギガスラッシュ】 | 150(30) |
7 | ウルトラハンド | 【ザオリク】 | 180(30) |
8 | ミラクルハンド | 【アルテマソード】 | 240(60) |
解説
【バトルマスター】と【パラディン】をマスターすると転職できる、物理系最強の職業。
「ゴッドハンド」という名称は元々はDQ6におけるバトルマスターの★8の称号。イメージとしてはそれを独立させて職業にした感じだろうか。
強力な剣技を主とする攻撃特技の使い手にして、回復呪文の心得もある万能戦士。
回復呪文を覚えるのは【僧侶】の上級職であることに加えて、「ゴッドハンド(神の御手)」という名称からくるイメージもあるのだろう。
この職業の新設にともなって、DQ6ではバトルマスターの持ち技であった岩石落としが、新たにこの職業で習得するように変更された。
ここまでの道のりは長いが、ゴッドハンドの解禁条件である2つの上級職に転職するための下準備は【戦士】・【武闘家】・僧侶の基本職3つのみであり、最上級職の中では転職へのハードルが低い。
ゴッドハンドと対をなす魔法系の【天地雷鳴士】が基本職5つを極めなければならず、その中にはステータスの下降補正が著しい【踊り子】・【笑わせ師】が含まれていることを考えると、かなり優遇されている。
ステータスは攻撃面に優れた前衛タイプで、力の補正+25%は人間職の中で堂々の1位。さらにマスター特典も付く。
習得する特技も強力なものが揃っており、今作で新設された最強の剣技・アルテマソードを唯一習得できることが何よりの魅力。
MPには下降補正が掛かってしまうが、MPを消費しない攻撃特技として岩石おとしや【しんくう波】(パラディンからの引き継ぎ)があるので、MPを節約したい道中の戦闘においてもかなりの火力を出せる。
また、これらの攻撃力に依存しない特技が充実しているため、素の力が高い前衛タイプのキャラに限らず、誰が就いても安定した強さを発揮できる。
あまつさえ上級回復呪文のベホマラー・ザオリクまで習得するので、攻守両面においてほとんど隙の見当たらない職業である。
ゴッドハンドをマスターすると、自動的に【勇者】の転職条件を満たすことができる。
これは勇者への最短ルートとなっているので、その点においても需要があるのだが……ゴッドハンドほど突出したステータス補正がなく、アルテマソードを超える高威力の特技も覚えないので勇者という職業にがっかりしたプレイヤー多数。
ゴッドハンドが勇者顔負けの万能な強さを誇るがゆえに起こった悲劇である。
ただ、勇者にもHPの【自動回復】と最大MPの高さという強みがあるので、相手やパーティ編成に応じてどちらに就くか選ぶといい。
なお、主人公は前作と異なり勇者への飛び級転職はできないが、ゴッドハンドとの相性は抜群なので大抵は真っ先にこれを目指すことになり、結果的にやはりメンバー中最速で勇者に至ることが多い。
前身のバトルマスターのステータスと比べると、力が上がりMPと賢さの下落具合も軽減するが、HP・身の守りが低下。
バトルマスターのマッチョさに対し、細身ながらもより鋭い剣士といったところか。
上述の4つの強力な呪文・特技はことごとくハイコストなので、MPの減少量が少ない点に関しては嬉しい限りである。
DQ7(リメイク版)
転職条件、職補正、特性、マスター特典はPS版と同じ。
だがゴッドハンドのマスターで解禁される勇者が超強化されたため、最終的にどっちに就かせるかは考えもの。
習得特技と必要戦闘回数
Lv | 称号 | 習得特技 | 累計戦闘回数(ここまで) |
---|---|---|---|
1 | スキングローブ | 【しんくうは】【がんせきおとし】【すてみ】【みがわり】 【におうだち】 | -(-) |
2 | ブロンズグローブ | 【さみだれけん】【しんくう斬り】【もろば斬り】 【ゾンビ斬り】【はやぶさ斬り】【メタル斬り】【すいめんげり】 【ポイズンダガー】【かぶとわり】【へんてこ斬り】 | 20(20) |
3 | シルバーハンド | 【グランドクロス】【ばくれつけん】 | 40(20) |
4 | ゴールドハンド | 【マホトラ】【マジックバリア】 | 80(40) |
5 | プラチナハンド | 【スクルト】【バイキルト】【ルカナン】 | 120(40) |
6 | コスモハンド | 【メガンテ】【ベホマラー】【ザオリク】【メガザル】 | 150(30) |
7 | ウルトラハンド | 【ギガスラッシュ】 | 180(30) |
8 | ミラクルハンド | 【アルテマソード】 | 250(70) |
人間下級職と被るすいめんげり、へんてこ斬りは引継ぎ可能。ただし前提職のバトルマスターと重複するためゴッドハンドで覚えることはない。
解説
天地雷鳴士と同じく、前提職の特技と呪文をほぼ全て覚え直すようになったため、実質的には見た目ほど習得する技が増えているわけでもないが、追加されたバイキルト、かぶとわり、ポイズンダガーの3つはかなり便利で、すれちがい石版でも大いに活躍できる。
また【オルゴ・デミーラ】戦でも役立つゾンビ斬り・ドラゴン斬りが完備され、ばくれつけんは大幅な復権を果たし強力な特技になり、攻撃面は何もかも揃っていると言えるほど充実。
ライバルの勇者が待望の【ベホマズン】を習得するようになるなど超強化されているが、上記に加えてアルテマソードが他職に引き継げないゴッドハンド固有技になったことで、攻撃役としての地位はいっそう揺るぎないものになっている。
もちろん攻撃一辺倒の性能ではなく、ベホマラー・ザオリクの使い手で回復もこなせるという強みもそのまま。
強いて欠点を挙げるなら【フバーハ】がないことだが、これは【えいゆうの杖】を道具として持たせておくことでカバーが可能。
【モンスター職】による特技の補完がなくとも、欠点といえる欠点の見当たらない最強の職業と言っても過言ではない。
ちなみに主人公にはアルテマソードの専用のモーションが用意されている。
コスチュームは、全員ほぼ共通でバトルマスターよりは若干重装の黒っぽいメイルを付け、背後に羽衣のような薄衣を身に付けたスタイル。
イメージとしては執金剛神や金剛力士像が近い。
星ドラ
グラディエーターの上位にあたる超級職として登場。物理>>魔法な星ドラでは花形職。
ウォーク
上級職を超える特級職の一番手として2022年9月27日より実装。バトルマスターとパラディンを共にレベル70以上にすると転職可能。
攻守共に兼ね備えており、怒りに相当する「ゴッドレイジ」と、パラディンガードに相当する「ゴッドガード」を双方発動でき、両方の発動でさらに強化可能。
レベルアップでは双方の職業で覚えたものを修得。単体に威力360%の体技ダメージを与える「超せいけんづき」といった新しい技も覚える。
レベル上限は50と低めだが、全ての能力値とレベル1からのこころ最大コストが高いほか、こころボーナスも1.3倍と上級職よりもさらに10%高く、低レベルでも十分即戦力。
加えて特級職は、一定の条件を満たしたこころのグレードSを活かした「こころ道」や、歩数条件を満たすと自動発動する「ウォーカーズスキル」も使用可能。
ゴッドハンドのこころ道は「武道」と「守護道」に分かれ、武道はゴッドレイジの威力アップや力の上昇、守護道はみのまもりの上昇やゴッドガードの軽減率上昇などを得られる。
さらにレベル30以上でダーマの試練「ゴッドハンド 壱ノ道」達成後は戦鬼解放or騎士道精神のいずれかも選択可能になる。
各Lv帯毎にいずれか片方しか選択することはできないので、何を重視するかでどちらへ進むかを決めたい。
※Lv10帯では武道、Lv20帯では守護道と、各Lv帯毎に都度別のこころ道を選択することは可能。
全条件を満たして全ての力を引き出せるようなこころは高レベルになるにつれ少なくなり、中には特定のイベント限定で入手困難なもの数種だけしかないものも。
ウォーカーズスキルは「ゴッドパンチ」。発動すると10分間の間戦闘開始時にレベルに応じてダメージを与える状態になる。
これで敵を倒すと彼方へと吹っ飛んでいき、全て倒せれば戦闘時間の大幅な短縮になる。