【ラプソンフープ】

Last-modified: 2024-03-25 (月) 22:21:48

DQ11(3DS版)・DQ11S

【追憶の神殿】のボスモンスター。
【暗黒神ラプソーン】の力を与えられた【ファンキーフープ】系の魔物。ラプソーンほどではないにせよやっぱりメタボ体型で、カラーはラプソーンと同じ。
姿自体は【妖魔軍王ブギー】の色違いだがこっちは目が2つしかなく、ブギーのようなネタキャラ要素は一切ない。
英語版DQ11Sでの名前はHoopthorne(ラプソーンはRhapthorne)。
 
これまでの番人とは比べ物にならないレベルで危険度が高い。
【念じボール】【神々の怒り】は健在で、【ナウマンムーア】同様【マダンテ】【いのり】も使う。
さらに、本家では使わなかった【痛恨の一撃】も放ってくる。
神々の怒りを使用する時のモーションがこの系統おなじみのファンキーなダンスなのでなかなかシュールな光景だが、3DS版8と同程度の猛烈なダメージが4回も来るのでたまったものではない。
マダンテも凶悪で300程度のダメージを味方全体が受ける。無属性なので防具対策が出来ず、耐えても相方の攻撃でトドメを刺される可能性が高い。
倒れられたらまずい回復役などにはマホカンタを貼っておくといい。【マジックバリア】で軽減も出来る。
通常攻撃はノロノロ近づいて腹をぶつけて来るがたまに300程度の痛恨になるためドキドキである。
これに加えて素早いのが厄介。HPが削れた状態でターンを終えると、次のターンに先制されてトドメを刺されてしまう。
残りHPがある程度あっても、先手痛恨で殺しに来るのも厄介だし、先手マダンテでこちら全体を大幅に削ってきて相方の攻撃でトドメもある。
 
さらに【みわくのこしつき】でこちらを【魅了】させてくる他、相方の【モンス・デミーラ】も複数の相手にダメージと状態異常を与えてくるので、備えは必須…なのだが、他の状態異常も考えると魅了にまで手が回らないのが厄介。
魅了耐性を重視するとそれだけでアクセサリー枠を消費する上に、その分スーパーリングを装備する枠が消えることになる。ローテを読んで魅惑の腰つき発動直前にスーパーリングを1個外してエマのおまもり・真を装備したら、相方のトゲミサイルでマヒしました…などというのはよくある話。
しかも魅了耐性装備を用意したところで、エマのおまもり以外は25%しか防げないので意味がない。
正直、魅惑の腰つきは【キラキラポーン】で対策するか、最悪お祈りして、他の状態異常対策を完璧にする方が良いだろう。
 
竜巻は50程度しかダメージを受けず、これは完全なサービス行動。と言うかこいつのサービスはこれぐらいである。
ローテーション行動なのでマダンテや神々の怒りが飛んで来るタイミングは決まっている。
また、マヌーサに弱耐性しかなく、念じボールも痛恨も神々の怒りも【マヌーサ】でスカせる。
 
かなりの難敵ゆえ真っ先に倒したいところ。
逆にモンス・デミーラから倒した場合、こいつの行動回数が増え、高い確率で【神々の怒り】【マダンテ】【いのり】という超凶悪コンボを使用しパーティを壊滅させてくるため、後回しにしてしまうのは極力避けたいところ。
モンス・デミーラはパワーアップしてもそれ程強くないため、集中攻撃を仕掛けるならコイツから。
こいつの弱点は氷、雷、光の3つ。ロウなら魅了耐性装備、マヌーサ、各種回復技能に【マヒャデドス】と、欲しい物が揃っているので相性が良い。
実はこんなナリして守備力が高いため物理が通りにくく、魔法やギガブレイクなどの属性技の方が有効。
あらかじめスタメン4人をゾーンしておいて、【ギガバースト】を叩き込むのも有効。弱点なので3000以上のダメージを望める。
 
相方も同時に倒したい場合は相方がやや耐性を持つ氷属性は不向き。イオグランデや閃光斬でダメージを与えて行くといい。
しかし魅了の巻き込み事故には細心の注意を払っておきたい。
 
何も考えずに突っ込むと間違いなく爆砕するので、装備をしっかりとしたいところ、運にも左右される…と言うか低レベルクリアや装備縛りだとほぼ運ゲーなので根気良く。
 
相方のモンス・デミーラと【れんけい】して【みわくのトゲミサイル】を使用する。
 
倒すと「うおおおぉぉぉっ!!!どこまでも目障りな虫けらどもがぁ!!!」と、
ラプソーンのバリアを剥がした後のあのセリフの後【ぐふっ…!】と倒れる。
 
ちなみに戦闘前の台詞で「破壊神」とラプソーンの肩書き(神格)を間違えてしまっている。そりゃシドーじゃい。
DQ11Sでも訂正されず。おいおい…
【討伐モンスターリスト】によると周囲に浮かべている玉の一つ一つに世界を破壊するチカラがあるらしく、これなら後述の様な強さも頷けるか。こちらではちゃんと「暗黒神」と書かれている。

すべての敵が強い

攻撃力は420→480程度にしか上がっておらず、【たつまき】も全体に60程度のダメージと相変わらずヌルいが、それ以外の攻撃の火力が超強化。
【マダンテ】はセルゲイムーア同様に450程度のダメージに超強化され、【痛恨の一撃】も480程度のダメージを受ける。
【神々の怒り】に至っては、300ダメージが4回、合計1200程度のダメージを受けるので、1人に3回当たれば即死、かつ残りの1回が誰かに流れる。2人に分散してもそれぞれ600ダメージを受けるので、2人共ほぼ死ぬ。理不尽だ。
しかもただでさえ素早いのに、縛り効果でさらに素早さも上がっているので、【ほしふるうでわ】を装備してもたびたび先手を取られる。相方の【モンス・デミーラ】は中途半端な素早さなので、ターンの最後に攻撃を食らってHPが削れた状況で次のターンを迎えることになりやすいのも厳しい。
PS2版で本編初登場した頃に雑魚呼ばわりされていたのが嘘のようだ。
相方も上がった火力で攻め立ててくる上に、状態異常も絡めてくるので、すぐに行動不能者や死人が出て、回復で手一杯になりやすい。
 
行動は完全ローテーションで、竜巻→怪しい瞳→念じボール→通常攻撃→魅惑の腰つき→痛恨の一撃→マダンテ→いのり→怪しい瞳→神々の怒り→…の順に行動する。
魅惑の腰つき→痛恨の直後にマダンテが来るので、覚えておこう。
魅了されると入れ替えができなくなり退避戦術が使えなくなるので、そこが厄介である。
 
【マヌーサ】で竜巻、念じボール、通常攻撃、痛恨の一撃、神々の怒りをスカせるので、とりあえず弱耐性のマヌーサで幻惑させるのがセオリー。
特に理不尽な神々の怒りは、マヌーサで絶対に防いでおきたい。【シルビア】【セーニャ】【レディファースト】して手数を増やすのも手だ。
余裕があるなら【ボミエ】で素早さを下げておくと、先手を取られなくなる。
だが、両方にマヌーサが効いて万全の態勢が整っても、当たり前だが相手のHPも上がっているので長期戦になりやすい。
長期戦になればなるほど運悪く状態異常に引っかかったり、攻撃が集中したり神々の怒りがマグレ当たりして死人が出やすくなる。そうなると、そこで相手の火力に耐えられなくなり瓦解する。
マヌーサが切れたところに神々の怒りが飛んできたら目も当てられない。
上記の通り、この戦闘では状態異常の種類が多すぎるため全ての対策はできず、素早さの高さも相まってお祈り運ゲーになりやすいのもネック。
少しでも魅了に引っかかる確率を下げるために、貴重な魅了耐性防具である【聖賢のローブ】を装備させた【セーニャ】【大樹のマント】を装備させた【ロウ】は是非とも参戦させたい。
レベル85程度でも勝率は低い。しっかりレベルを上げよう。

レベルを限界まで上げて装飾品で耐性を確保しても相方のいてつくはどうや魅了の存在からあまりにも突破が不安定なため、いっそのことベロニカの【魔力かくせい】からアイテムを駆使して【マダンテ】を連射してしまうのも手。というか後にまだ2体控えているため、こうでもしなければ無理ゲーに近い。