【本多圭司】

概要

【スクウェア・エニックス】及びスクウェア・エニックス・ホールディングスの元取締役。
　
大手ディスプレイデザイン会社である乃村工藝社を経て、1987年に【エニックス】入社。
ドラクエではアシスタントプロデューサーを何作か担当したが、海外事業に関わることが多かったため印象は薄い。
　
1997年にソフトウェア企画部長となったあと、創業者である福嶋康博の後継として2000年に社長に就任。
ドラクエだのみの経営から脱却するため第二の柱を模索していたところ、スクウェアとの合併話がまとまり、2003年スクウェア・エニックスが誕生。
経営の主導権は代表取締役社長となった旧スクウェアの【和田洋一】に委ね、代表取締役副社長となった本多は中国に駐在（この時期は代表権を一時返上）して現地法人を立ち上げるなどしていた。
　
2008年の持株会社化の際も事業子会社のスクウェア・エニックスの取締役を兼務。
このとき【千田幸信】がホールディングス取締役のみとなったのとは対応が分かれた。
2013年、和田が社長を辞任したことに合わせて本多も取締役に降格するが、引き続き中国関連の事業を中心に活動していた。
2018年3月31日付でスクエニの取締役を退任、同年6月の任期満了を持ってホールディングス取締役も退任した。