【永遠の巨竜】

Last-modified: 2023-12-31 (日) 23:49:20

DQ8

裏ボス【竜神王】の変身した姿。全ての【竜の試練】の後に戦うことができる。
英語版での名前はultimate dragon。直訳すると「究極の竜」。オリジナル版の「永遠」はおそらく後述の【りゅうおう】を意識しているが、海外ではDQ1よりこちらを先に遊んだプレイヤーも多く、その関連性がぴんとこないと思われ、最強のモンスターの意味を込めて「究極」に変更したのだろう。
 
人間形態+今まで戦った6匹の巨竜(※HP半減状態)の計7連戦の後に戦うことになる。HPは6100。
PS2版最後の裏ボスだけあって、とてつもなく強い。
通常攻撃、【おたけび】【しゃくねつ】【こごえるふぶき】【マダンテ】【いてつくはどう】を繰り出す。 当然、マダンテを使用した後は【いのり】でMPを全回復させる。
移行型行動で、パターンは以下の3通りがある。
 

A:通常攻撃/連続ちからため/おたけび/いてつく波動/Bへ移行 からランダム
B:(連続ちからため or 通常攻撃)→(しゃくねつ or こごえるふぶき)→(Aへ移行 or Cへ移行)
C:通常攻撃→マダンテ→いてつく波動→通常攻撃→いのり→Aへ移行

 
【連続ちからため】でためるを2回使用することもあり、実質3回行動しているように見える。
テンションを2~3回連続で高めてからしゃくねつやこごえるふぶきを撃ってくることもあり、耐性がなければ全体に500~600というとてつもないダメージを食らう。
【かがやくいき】ではなくこごえるふぶきなのがせめてもの救い……と言いたいところだが、このダメージ量ではとてもそんな呑気なことを言ってられない。
【フバーハ】は当然として、テンションを溜めてきたら必ず防御するか覚えていれば【だいぼうぎょ】を使おう。防御しても死ぬ時は死ぬので、いっそ【スカウトモンスター】を盾にしてしまうのもあり。
おたけびも地味に厄介で、防御やテンションを解除されたうえに、テンションが上がった攻撃を食らえば、複数が即死することは当たり前、良くても瀕死は免れないだろう。
攻撃力も極めて高く、【白銀の巨竜】が敵の攻撃力最高値の記録を553としVIIまでの【闇ゾーマ】の記録から塗り替えた矢先に【黄金の巨竜】の588、【黒鉄の巨竜】の613と立て続けに更新されていったが、コイツはその値を更に大きく更新したのである。
その攻撃力はなんと760。敵としては「自分のチームと対戦」時の【マジーン】に次ぐ。【痛恨の一撃】こそないものの、通常攻撃の一撃自体が非常に痛い。
反面、守備力は256とさほど高くない。【ルカニ】が効くのでヤンガスの【かぶとわり】を交えて攻めるとよい。
 
マダンテも使うので【炎の盾】などで少しでもダメージを減らしておきたいところだが、実はMPは数値上は25前後しかない。
しかも【マホトラ】がたまに効き、少しでもMPが減少した状態だとマダンテはなぜか「MPが足りない」というメッセージと共に不発に終わる。
そのため、回復は主人公の【ベホマズン】のみにし、ククールは余裕があったらマホトラを連発するといい。ただし必中では無いので外したり、回復を怠ってそっちを優先すると思わぬ痛手を受けることもある。
こいつと戦うまでに上記の7連戦をこなさなければならず、それまでの戦闘でMPをかなり消費しているはずなので、下手するとこちらのMPが枯渇しかねない。
ククールは【精霊の矢】で前もってMPをキープしておき、他のメンバーは不安なら【エルフの飲み薬】を持っておこう(杖スキルを100まで振っておき、MP自動回復させる手段もある)。
倒すと、例によって【スキルのたね】を結構な確率で落とす。
竜の試練がすべて終わった後なので、倒した後にご褒美はもらえないが、この形態を倒さないと【討伐モンスターリスト】が完成しない。
また全巨竜の形態ごとにスキルのたねのドロップ判定が出るので、十分倒す価値はある。
 
なお全員素手の状態で挑むと、戦闘前の竜神王のセリフが「…私も軽く見られたものだ。よかろう。この私を素手で倒せるというなら倒してみるがいい」に変わる。
そして見事すべての形態を素手のまま倒すと……やっぱりセリフが変わるだけ。
あと、一応トロデ王から【朝焼け番長】の称号が貰える。……とは言ってもコメントだけだが。
全てをやりきって他にやることが無いなら挑戦してみよう。
 
こいつの姿はドラゴン形態の【りゅうおう】に似ており、アーケードのモンスターバトルロードシリーズではこいつの姿をしたものが竜王として出てくるが、その後の作品ではオリジナルベースのグラフィックに変更されている。
【キラータイガー(バトルロード)】同様、当時3Dモデリングが無かったゆえのグラフィック流用であったが、以降のモンスターズでは竜神王の配合には必ず竜王が必要となっている。
  
他の巨竜の単なる色違いではなく微妙にデザインが異なる。まるっきりドラゴンだった瞳は人間のような描かれ方になり、体躯や翼のトゲも減っている。
そのせいか永遠の巨竜自身は外部出演作に恵まれず、深紅の巨竜姿を竜神王名義で出演するまでなことが多い。せっかくの裏ボス最終形態なのに。

3DS版

ただでさえ高かった攻撃力がなんと912まで増加。
これは今作中2位を誇る恐るべき値であり(トップは【エスターク】の999)、単純に言えば通常攻撃で受けるダメージが76も増えたことになる。
値だけを見れば【追憶の回廊】に出現するボスをも上回っているのだ。
この攻撃力でさらにテンションを上げられれば、通常攻撃は900~1000弱のダメージになりレベルが99でも一発で即死。
溜めなしでもレベル50台だと400近いダメージを食らう。
HPも7320、守備力も307に増加して耐久力も高くなり、MPも無限になったのでスマホ版以前では使えたマダンテ潰しも通じない。
しかも稀にとはいえテンションを溜めた直後にマダンテを放ってくるようになった。
テンションを消すことができれば優位に立てるため、ここは【モリー】を入れて【ゴールドフィンガー】を使えるようにしておきたい。
また、倒すと77777もの経験値と【超スキルのたね】を確定で落とすように変更された。
スキルコンプを目指すプレイヤーは巨竜戦を何度も周回することになる。
ただのスキルの種ならばエスタークからも低確率で10個もらえるため、やり込むのなら他の種を落とすエスタークを狩るのも一考か。

DQMSL

竜神王ふくびきで得られる他の六体の巨竜を転生させるとコイツになる。

ドラけし!

2023年10月1日開催のDQ8イベント「竜の試練」の新ドラけしPUで実装。
星6の緑属性で、スキルは呪文でかなり広い範囲を攻撃する「永遠の灼光」。威力は最大392だが1バトルにつき3回しか使えない。

当イベントのバトケシ!では竜神王と真紅の巨竜にダメージアップ大と獲得ポイントアップ大を持つ。

イベント後半では強敵チャレンジが開始され、クエストを進めていくと解放される。レベルは50~99までの10刻みで、物理と呪文が有効。
竜神王のつるぎが効果特大で、竜神装備エイト&永遠の巨竜&深紅の巨竜が効果大。本当のところ、竜神王のつるぎだけでもLv99を倒せる。

関連項目

【深紅の巨竜】
【深緑の巨竜】
【白銀の巨竜】
【黄金の巨竜】
【黒鉄の巨竜】
【聖なる巨竜】