【猛虎破砕拳】

Last-modified: 2023-01-11 (水) 21:27:57

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場するオリジナル技。正式名称は「武神流猛虎破砕拳」。
全闘気を拳に一点集中させて高速の拳打を繰り出すという一撃必殺の打撃技で、命中すれば相手の背面にまで衝撃が貫徹し、まるで虎の顔のような亀裂を入れる。
 
【マァム】の師匠である拳聖【ブロキーナ】が編み出した武神流拳法の奥義の一つであり、物理的な破壊なら流派最強の威力を生み出す。効果がシンプルなぶん、魔法と体術の合わせ技【閃華裂光拳】が通用しない相手にも有効な、もう一つの切り札的存在。
 
その威力は凄まじいの一言に尽きるが、反動も凄まじいので滅多な事では使えず、マァムは実戦でこの技を使うにあたり、【ロン・ベルク】から貰った【魔甲拳】を鎧化(アムド)し、付属のメタルフィストで拳を保護した上で放った。
考案者であるブロキーナがどのように使っていたかは定かではないが、強い装備で耐久力を上げると安定して使えるという点は、【ドルオーラ】【星皇十字剣】とも似ている。
 
構えをとって闘気を集中させ打ち込むという技の性質上、高速で動き回る相手に当てるには工夫が必要になる。
マァムが【バーンパレス】でスピード自慢の【アルビナス】と戦った際にも、回避を捨てた誘いとカウンター攻撃で速度と攻撃方向を抑え込み、とどめの一撃として繰り出すことでオリハルコンボディを打ち破り勝利した。
 
この技の存在から、武闘家転職後のマァムは【闘気】のコントロールを習得していることがわかる。
バーンパレスの心臓部から脱出する際、クロコダインが「全員の闘気技を試した」と発言していることから、マァムも脱出口を開けるためこの技を使用した可能性はある。
心臓部が破壊されていないことから、使用していたとしても壁を突破するには至らなかったようだが。
また、最後の最後で正体を現したピロロに止めを刺した際にも、光る拳打を着衣ごしに打ち込んでいる。閃華裂光拳とは食らったあとの効果が合わないので、これも物理的な威力を生む闘気拳だったかもしれない。

魂の絆

ガチャで【魔甲拳】を引き当てると修得可能な【マァム】の奥義として採用。言語切り替え時の英語表記は「Tiger Shatter Fist」。
隣接した相手に打属性の物理ダメージを与え、使用者の打属性与ダメージをアップさせる効果がある。【限界突破】可能であり、条件次第では一万以上のダメージを与えられる。
しかし一方で、原作で【ブロキーナ】が「あまりの衝撃にこっちの身体にダメージがくる事も多い」と説明していた部分の再現か、使用者の物理防御と魔法防御が低下するマイナス効果もある。