【薬屋の親方】

Last-modified: 2023-06-04 (日) 21:32:08

DQ5

幼年時代の【サンタローズ】で絶壁の横穴に居を構える薬屋の親方。
SFC版を含む国内版では名前がないが、英語版ではMr Rockefellerという立派な名前がある。
特殊な薬の調合に長けるようで、わざわざ隣町の【アルカパ】から彼の薬を求める客が訪れる程度には有名らしい。
 
物語の開始直後、【主人公】【パパス】が村に帰ってきたときには、なぜか薬草を取りに行ったっきり戻らず行方がわからなくなっており、弟子の若者が心配している。
なお、行方不明になってもパパスを含めた村の大人たちが心配したり、捜索隊が派遣されたりする様子もないため、多少のトラブルでは心配されない程度には実力を信頼されているのかもしれない。
実際、主人公は彼を捜索するために初めて1人で【サンタローズの洞窟】を探検することになるが、なんと彼は洞窟の奥で下半身が岩の下敷きになりながら爆睡しているという豪胆ぶりを見せる。
岩の下敷きになったら普通はお陀仏、下半身が潰されるグロ画像になること間違いなしなのだが、一体どうなっているのだろうか?
彼の守備力はメタルスライム並なのかもしれない。どうやら相当な実力者のようだ。
とは言え、1人では岩がどかせられずに困っていたようで、主人公が岩をどけてあげる必要がある。
なお、このイベントはプレイヤーに「【岩】を押して動かす」という基本動作を覚えさせるチュートリアル的なイベントになっている。
 
救出後は仕事場に戻っているが、弟子が部屋の入口に立ちはだかっているので、この時点では話しかけることができない。
ちょっとした裏技を使って無理矢理に話しかけると…特殊なセリフが聞けることでマニアの間では有名。
【レヌール城】クリア後にあらためて彼の元を訪れると、助けたときのお礼として【ておりのケープ】をくれる。
 
残念ながら青年時代のサンタローズにはおらず、青年時代になるまでの期間に亡くなってしまったという事実が【ポートセルミ】に移住した弟子の男性から聞ける。
 
ちなみに、ダンジョンに行ったっきり戻らずに心配されているというキャラはシリーズにしばしば登場し、DQ5以前にも【グプタ】【トルネコ】などが該当する。
その中でも「探索に行くと岩の下敷きになって身動きが取れない状態で発見される」というパターンはDQ9の【ルイーダ】に、「ダンジョンの奥で寝ていた」というパターンは【セーニャ】にそれぞれ踏襲された。