本項目はDQ7に登場した【ボス級モンスター】の「さんぞく」を扱います。
集団・団体としての山賊はこちらを参照
DQ7
現代ダーマで戦う【山賊四人衆】の1人。
【さんぞく兵】、【さんぞくマージ】、【エテポンゲ】と一緒に戦いを挑んでくる。
マップ上のグラフィックはあらくれ、戦闘時のグラフィックは【やみのとうぞく】と同様のものが用いられている。
英語版での名前はPS版ではBandit、3DS版ではSwagman。
ちなみにSwagmanは「荷物ひとつであちこち渡り歩く移動労働者」というような意味。外見的にはピッタリだが、犯罪者的なニュアンスはPS版よりも薄れている。
キャラクター
彼らに勝った後は、さんぞくマージに代わって彼が行き倒れたふりをしている。
「あ、あにき~。置いてかねえでくだせ~。」という台詞から、どうやら下っ端らしいことが窺える。
アジトに入る際に見張りの男に合言葉を言うのも彼の担当である。
記憶力が相当悪く、さんぞくマージの代わりに行き倒れているときには覚えていた主人公達の顔をアジトに戻った後には忘れている。
ちなみにケガをした時にはいつもおおげさに痛がるらしい。
「まだ 死にたくないよう。」などと、DQ7の山賊は何処か憎めない奴が多い。
戦闘能力
山賊四人衆の中では最も攻撃の種類が少ない。が、その分危険な行動を取る確率も高い。
通常攻撃、【いしつぶて】、【どくがのこな】を、それぞれ同じ確率(各1/3)でランダムに使用する。
敵サイドで毒蛾の粉を使うのはこのさんぞくのみで非常に珍しい行動なのだが、これが意外な曲者。
効果は敵単体を6~8ターンの間【混乱】状態にするというもので、しかも効く確率がかなり高い。
混乱は治療手段に乏しいためこの時点では対処法がないことも多く、こちらは3人なので一気に態勢を崩される。
また、いしつぶてによる全体攻撃もかなり厄介で、確実にこちらのHPを削ってくる。
四人衆の中では素早さが頭一つ抜けているので、先制されることも多い。
補助系呪文は【ルカニ】、【ラリホー】、【メダパニ】が確実に効き、【マヌーサ】と【ザキ系】も高確率で有効。このため、盗賊に転職しているなら【つきとばし】を狙うのもアリ。
先手を打って真っ先にラリホーや【ほしのかけら】などで動きを封じておこう。
兎にも角にも毒蛾の粉が怖いので、山賊マージの次に倒しにかかるのが良いだろう。
リメイク版
緑色の服に茶色の覆面のカラーリングに変更された。
毒蛾の粉が必中となり、危険度がさらに上がった。
相変わらずラリホーは有効なので、さっさと黙らせてしまいたい。
ライバルズエース
【さんぞくのカシラ】の効果で山賊四人衆として召喚されるユニットとして登場。詳細な効果はこちら。