【いしつぶて】

Last-modified: 2024-02-17 (土) 09:15:10

ビルダーズ1に登場するアイテムについては【石つぶて(道具)】を参照。

概要

石を敵1グループに投げつけてダメージを与える技。
当然ダメージは小さいが、その割に覚える時期が遅いため、味方が使う際の実用性はほとんどない。
どちらかと言えば【すなけむり】と同様、敵のキャラ付けのために存在する特技と言える。
実際サルやその辺のごろつき等、魔法を使うほどの知性は無い敵がよく使ってくる。
そういう敵が皆通常攻撃や【強化攻撃】ばかりだと単調になってしまうからだ。
なおDQ8までは【岩石系】に属するが、この属性は耐性装備が存在しないので敵に使われると地味に厄介。
ダメージ量は【イオ】と同等以下でも、確実に削ってくる点は強みと言える。
 
何で石が無さそうな場所でも使えるの?などという問いは無粋。
息苦しく閉鎖された洞窟を津波で覆い尽くし、
時代の壁を隔てても金の力で兵を雇い
足の置き場もない大海原を羊の大群でブチ抜くプレイヤー一行の前では石ころ程度は些細な問題である。
石を投げつけるだけなので、DQ10を除けばMPを消費しない。
【ちから】によって威力が変動してもよさそうだが、初期値から変わることはない。

DQ4(リメイク版)

敵専用特技。逆輸入された【いどまねき】【いどまじん】が使用する。
今作には岩石系が存在しないので無属性の10~25ダメージ。

DQ6

初登場。
【盗賊】の★3で習得できる他、【ファーラット】がLv7で習得する。
威力は10~25と【イオ】より若干弱い程度で、消費MPは0。
敵モンスターでは【いどまねき】【いどまじん】が使用する。
 
MP消費の無い特技ではあるが、グループ攻撃でこの威力ではいかんせん使い道がない。
人間が転職で覚えるにせよ、ファーラットを仲間にしてくるにせよ、いずれにしても【ストーンビースト】が場違いでなくなるレベルの雑魚モンスターが出てくる地域ではほとんど役に立たない。 
使う機会があるとすれば、転職が可能になった直後に、最初に盗賊を選んだキャラが手持ち無沙汰にならないようにとりあえず撒いておく程度だろうか。
他の職業を経由してからの盗賊だと、大抵は他に役に立つ特技があるか、ダメージが少なすぎて出番は無い。
 
【つめたいいき】よろしく、瀕死の敵が残ったときにAIがよく止めとしてこの手の特技を使うので、見かける機会はあるのがせめてもの救いか。
 
東映動画がイラストを担当したSFC版DQ6の【公式ガイドブック】での押絵では、【バーバラ】【エビルドライブ】をこれで攻撃している絵だが、この構図は【ドラゴンボール】で孫悟飯が昔のカンを取り戻すための特訓で、孫悟天に石を投げてもらい反射神経を鍛えなおしているシーンのパロディ。
ゲームにおいては難敵であるエビルドライブ相手にコレで攻撃するぐらいなら別の技を使った方が良い。

DQ7

引き続き【盗賊】の★4と【いどまじん(職業)】の★1で習得できる。
 
性能は前作と同じ。使い勝手もお察し。
今作では【職歴技】も含め、前作以上に便利な範囲攻撃特技が数多くあるので、まず見向きもされない。
よしんば、攻撃特技がこれしかなかったとしても、これでチクチクやるくらいならばムチやブーメランで直接攻撃した方が良く、相手によっては【すなけむり】でも使っていた方が有用という有様。
 
そんな訳で味方が覚えても相変わらず見向きもされない特技ではあるが、今作では微妙にモンスター側の使用者が増えており、特に【山賊四人衆】【ハングドエイプ】が厄介。
前者は4人中2人が使用してきて、他の山賊達による範囲攻撃も合わさるとそれだけで全滅一直線であり、後者はどこぞの【ドラゴンフライ】のようにそれの連発だけで圧殺されてしまうほどではないものの、前述の通り耐性装備が存在しないので、素通りするダメージでHPを結構削られてしまう。

リメイク版

盗賊の★3に若干早められた他、【船乗り】の★6でも習得できるようになった。
船乗りが石を投げるというのは「水切り」を意識した選定と思われる。
 
あまりに見向きもされない性能を反省したのか、威力が20~35に上昇した。
だが、単なる石のくせに威力が高すぎだというツッコミを受けることに。
早々に習得した際、序盤にMP消費を気にせずに気軽に使える特技としてなかなかの性能。
 
しかし、上級職を目指す場合に相方となるそれぞれの職業が、リメイク版においては船乗りは【いなずま】【羊飼い】【ひつじかぞえ歌】という強力な全体特技を習得できるようになってしまったため、先にそれらの職に就いていた場合はいしつぶてはやっぱり見向きもされない特技となるのであった。あわれ…
盗賊ならば累計たった10回の戦闘で習得することができるため、むしろ【海賊】【魔物ハンター】以外のルートを進むキャラが手始めに盗賊でいしつぶてまで覚えて他職を始めるといった運用の方が利用価値が高まる。
10回の戦闘で【いかずちの杖】を持てる、と考えるとなかなかに強力ではないだろうか。

DQ8

表記は「石つぶて」。
【格闘スキル】の特技に。【主人公】がsp17、【ゼシカ】がsp19で覚える。
ダメージが8~20と下げられてしまったが、テンションの影響を受け、格闘スキルの特技のため素手専用である。
早期に覚えられるため縛りプレイの際は序盤で非常に頼りになる。特にゼシカは攻撃力が無く、レベルの低いうちはMPにも余裕がないのでこれを中心に戦っていきたい。
敵では【ごろつき】がやたらと投げてくる。

3DS版

【モリー】(sp7)、【ゲルダ】(sp18)が新たに使用者として加わった。
2人とも加入が後半になるため、使い道のなさがより一層増してしまった。

DQ9

前作の格闘スキルの後継である【素手スキル】sp3で習得。
敵1グループに10~23の【土属性】ダメージを与える。消費MP0。
序盤から使える唯一の土属性技だが、威力はお察しの通り。
ただ今作は非常に早い時期から使えるので、仲間を作ってすぐに覚えさせれば僅かな間だが主力攻撃となる。
今作の序盤は敵の出現数が少ないので、あまり範囲攻撃であることを活かせる機会がないのが残念だが、
【魔神ジャダーマ】がマホトラでMPを奪いにくる為、ルカニ等の呪文を唱えられず物理ダメージが全然通らない、などということがたまにある。
そのときに固定ダメージのいしつぶてが重要なダメージソースとなる…かもしれない。
前衛職全員でゴリ押した方が早いだろというのは禁句
また前作同様素手専用スキルであるため武器を持ってるときは使えない。
敵では【ドロヌーバ】のみが使用。5~18ダメージとなる。
 
クエスト【マダムのあかし】のクリアに必要となるため、普段は武器を使っていても一度は覚えるだろう。

DQ10オフライン

表記は「石つぶて」。
【主人公】【マイユ】【格闘スキル】で習得(マイユは初期習得済み)。習得に必要なスキルポイントは1。
消費MPは1。
 
敵単体に10~24の【土属性】ダメージ。
【スキルアップパネル】による補強でダメージが100%・200%・400%・600%と増加する。
序盤用の特技であると言え、スキルアップをしたとしても最大168までにしかならない。

DQ10オンライン

格闘スキルの7ポイントで習得できる。消費MP1。敵単体に7~24の土属性ダメージ。
詳しくは【石つぶて】を参照。

星ドラ

Dランクこうげきとくぎとして登場。
【てつのつるぎ】【レイピア】などのサブスキル。
最大強化CT : 15
最大強化効果 : 敵1体に威力145%のジバリア属性こうげき。