【とうだいタイガー】

Last-modified: 2024-04-12 (金) 22:23:26

概要

灯台タイガー。DQ4で登場した【ボス級モンスター】
どぎつい紫色の【とらおとこ】
色違いには他に【ベンガル】【森の番人】【ワータイガー】【ゴンズ】【ブラックキーパー】がいる。
 
名が出現地をわかりやすく表している潔いモンスター。
この名前のせいで外伝にさえ再登場できる望みが薄い…と思われていた(というか実際初代テリワン~J2Pまで見事に出番なしだった)「彼」だが、その初代テリワンのリメイク版で涙の初再登場を果たす。
一方で本編には再登場しておらず、DQ7には大灯台が登場した上、とらおとこ系統も登場したのに、残念ながらコイツの再登場は叶わなかった。

DQ4

【大灯台】のボス。
灯台の炎を闇の炎に変えて、周辺の海を荒らしている。
【ほのおのせんし】を2匹従えて現れる。
NES版での名前はLighthouse Bengal、DSの英語版ではTigergram。
 
ボスではあるのだがお供の炎の戦士より弱く、HPは70しかない。ちなみに炎の戦士のHPは75。
さらにこちらに対する直接的な攻撃手段が通常攻撃しかない。あまつさえその攻撃力すら部下より下。
それでいて経験値は【メタルスライム】をも大幅に上回る2000もくれるのだから申し訳ないぐらいだ。
パワーファイターを彷彿とさせる見た目に反して攻め手はお供に任せ、本人はもっぱら【ホイミ】【おたけび】で援護するという、ボスには珍しい後方支援タイプ。
両脇の炎の戦士によるギラや火の玉の方がよほど危険だが、下手に後回しにするとおたけびでこちらの動きを止めたりホイミで延々戦闘を長引かせたりと非常に鬱陶しい。
「防御の薄い支援キャラは最初に倒す」というRPGのお約束に則り、真っ先に始末してしまおう。
落とすアイテムもないのでこいつから倒しても問題ナシ。
 
ボスのくせにあらゆる攻撃呪文が100%有効というザル耐性で、ラリホーにも弱耐性があるだけ。
FC版では個別に指示を出すことができないが、幸いこの段階で【ガンガンいこうぜ】を選択すると、マーニャの行動は【イオ】、ミネアの行動は【ラリホー】(覚えているなら【ラリホーマ】)にほぼ固定されるので問題ない。
またプレイスタイル如何によっては、開幕マーニャの【メラミ】であっけなく焼き虎になってしまうことも。
恨むならメタルスライムと聖水を恨め。
 
こいつを倒したら後は残った炎の戦士を始末するだけ。
炎の戦士にはマーニャの呪文は軒並み通じないので(イオがまれに効くぐらい)打撃攻撃に移行したいところだが、ここで作戦を【じゅもんつかうな】に変えてしまうとミネアがラリホーを使ってくれなくなる。
元々マーニャの打撃はほとんど通じないので、そのままガンガンいくことをお勧めする。
イオが効いてくれたらラッキーだ。

リメイク版

DS版以降での英語版でのモンスター名はtigergram。
 
FC版とは違い、ホイミは自分にしか使わなくなった。
HPが230と3倍以上にアップしているので、倒す順番は逆に後回し。
さらに攻撃力と守備力も炎の戦士より高くなったので、一応中ボスとしての面目は辛うじて立つようになった。
とは言うもののヘボボスから脱却したとまでは言い難い。
耐性は全く変わっていないのでFC版同様おねんねしていてもらおう。
作戦【めいれいさせろ】の導入により自由に操作できるので、FC版より眠らせやすいはず。
特に【ラリホーマ】ならば弱耐性持ちにも100%効くので、もし習得しているなら活用しない手はないだろう。
炎の戦士にイオ系が確実に通じるようになっているため、最初はマーニャにイオを連発させると効率が良い。
【ベギラマ】を覚えているなら、炎の戦士を2体とも倒し、先に【ルカニ】を使った後でそちらに切り替えよう。
さほど強くない割には【メタルスライム】以上のけっこうな経験値を持っているため、DS・スマホ版なら【ぎんのタロット】で星のカード(経験値&ゴールド2倍アップ)を狙ってみるのもいい。
また、塔のカード(デイン系全体ダメージ)が確実に効き、月のカード(全体マヌーサ)も高確率で効くうえ、力のカード(ランダムバイキルト)を運良く引くことができればかなり有利に戦える。
ただし、使用回数を2回までに抑えないと、3回目以降でひいてはいけないカードを引いてしまうため要注意。
 
FC版ではフィールドグラフィックがとらおとこのカラーリングになっていたが、ベンガルと共にちゃんと専用のカラーリングになった。
またトラ男属3種の中で唯一【へんげのつえ】でパーティが化けられる姿に採用されているほか、PS版では【移民】のグラフィックにも使用されている。
移民者は【シママ】【ドミンゴ】の2人。

テリワン3D

位階配合で誕生するAランクの魔獣系モンスターで、野生ではうらみの扉で出現する。
特殊配合ではとらおとこ×【いどまじん】で作ることができる。
紫色なのに【イエローファイター】のスキルを持ち、【れんぞく】(2回)、【カウンター】、+25で【一族のほこり】、+50で【ギロギロ】の特性を得る。
攻撃とすばやさが高い典型的な物理アタッカー型のモンスターだが、耐性がいまひとつ良くない。
マインドこそ半減だが、眠りやマヒ、混乱などへの耐性は全く持ち合わせていないのだ。
 
最初(概要)に「彼」と書いたが、このモンスターは野生や配合で自然発生する個体は雌雄同体が発生する場合を除きすべて♂しか存在しない。
名前に性別を示す要素は特にないが、とら「おとこ」の上位モンスターなのでおそらくそれと同じ扱いになっているのだろう。
もちろん♀の杖を使うなりイケメンマガジン使用後にスカウトすればしっかり♀の個体は手に入るが。
 
ちなみにコイツは【勝ち抜きバトル】では対戦相手として登場しない。

イルルカ

ランクはAのままだが、なぜか位階配合最上位のモンスターよりも位階が高くなっている。そのため、位階配合では生み出すことができず、前作同様とらおとこ×いどまじんの特殊配合でしか生み出せない。
【引越しアプリ】で持ってきてしまうのが一番手っ取り早いだろう。
【新生配合】【マインドブレイク】【メガボディ】化で【AI1~2回行動】【ギガボディ】化で【ショック攻撃】を習得。
それ以外の点は勝ち抜きバトルに出現するようになったことを除けば特に変わっていない。
こいつを使った特殊配合はないので、入手しても配合での使い道はあまりない。

DQM3

魔獣系のBランク。
野生では出現せず、【モンスターのタマゴ・金】からの孵化でしか入手できない。
 
特性は【ショック攻撃】【休みブレイク大】(Lv20)、【光ブレイク大】(Lv40)、【1~3回行動】(Lサイズ)、【プレッシャー】(Lサイズ)、【ヘロヘロボディ】(LサイズLv60)。
所持スキルは【ワイルド】

ライバルズ

第9弾カードパック「再会と誓いのロトゼタシア」にて実装。盗賊専用のスーパーレア。

5/4/4
れんけい:攻撃力3以下の敵ユニット1体を相手の手札に戻す

れんけい効果のバウンスはHPの高いユニットにぶつけてやるといいだろう。
かつては対象が攻撃力4以下だったが、その使い勝手の良さは「このカードは攻撃力4以下でとうだいタイガーに戻されるから弱い」といった評価のされ方まで出るほどだったため、現在の効果に下方修正された(ついでに自身の攻撃力も5→4になった)。
 
余談だが、灯台がひらがな表記であることや灯台要素が外見からはわからないこと、4でしか出番が無く記憶に強烈に残る強さでもない(=知名度が低い)ことなどが重なった結果であろう、「東大タイガー」という呼び方がプレイヤー間で流行った(半分ネタだろうが)。