【スライムピアス】

概要

DQ6で初登場した【装飾品】。
その名の通り【スライム】をあしらったかわいらしい装飾品。
　
由来かどうかは不明だが元々DQ4の男勇者がパッケージイラスト等でスライム型耳飾りを身につけており、4勇者のチャームポイントともいわれる。
リメイク版のイラストでは女勇者もスライム型耳飾りを付けるようになったが、やはり【アイテム】としては登場しない。

DQ3（リメイク版）

装備すると【性格】が【さびしがりや】になるのみ。ステータスは上がらない。
入手方法は【マイラ】の【道具屋】で950Gで購入するのみ。
この時点でわざわざ寂しがり屋になる理由もないので、必要性は無に等しい。
特に女性にとっては性格・性能とも【ガーターベルト】の下位互換品でしかない。
マイラの道具屋と言えば、【おうじゃのけん】を作ってくれる【ジパングの刀鍛冶】の店。刀剣の需要が少ない現代の刀工よろしく、これも彼が自身の持つ加工製作技術を流用して自作したオリジナル商品なのだろうか？

DQ6

攻撃力+5、【かっこよさ】+35。
【主人公（DQ6）】【ミレーユ】【バーバラ】【テリー】と一部【仲間モンスター】が装備できる。
攻撃力上昇値は雀の涙でしかないが、【攻撃力】を強化する装飾品はこれか二品しか手に入らない【ちからのルビー】だけなので無いよりはマシといった程度。
装飾品の枠が空いた時に装備させても良いかもしれない。
【ダーマ神殿南の井戸】で650Gで販売されているほか、【ジャンポルテの館】でも入手できる。
デザイン性が評価されているのか、なぜか無駄にかっこよさが高いが、【デセオのパス】があればこの目的で装備することはないだろう。

攻撃力+5というのは物理ダメージを2～3上げる効果がある。
一見、【きんのブレスレット】の守備力+15の方がよさげに見えるが、こちらは物理ダメージを3～4下げる効果。
それほど価値が変わるわけではないので装備するのも一考。
　
本作ではスライム族の仲間モンスターも装備可能。
スライムの本体の両脇に小さなスライムがくっついている姿を想像するとほっこりできるかも知れない。
　
DS版の公式ガイドブックでは、耳のツボが刺激されることにより攻撃力が増す、と解説されているが、スライム系のモンスターが装備した際の仕組みは、解説されていない。

DQ7

攻撃力+1、かっこよさ+8に減っている。全員が装備可能。
【旅の宿】や【プレミアムバザー】で850Gで販売されているほか、【メモリアリーフ】や【シムじいさんの家】にあったり、【デーモントード】の【ドロップ】や【ラッキーパネル】の景品と、入手方法は多い。
序盤ではそもそも装飾品の選択肢がろくにないため、「1ポイントでも攻撃力が上がるだけマシ」ととりあえずコレを装備することも多い。強いて言うならその程度の存在。あるいは425Gという結構な金額で売れるため、序盤の資金源にしてしまうか。
　
その独特な形状故か、PS版の【ラッキーパネル】で専用の絵柄が用意されたアイテムの一つになっている。
詳しくはこちらを参照。

DQ8

なぜか【守備力】+4に変更された。価格は400G。全員が装備可能。
【船着き場】と【アスカンタ】で買えるほか、【リーザス地方】の【宝箱】からも入手できる。
敵では【キングスライム】（1/64）、【スライムナイト】、【メタルライダー】（両1/32）が通常枠として、【スライムベス】（1/128）、【パペットこぞう】、【パペットマン】（両1/64）がレア枠としてドロップする。
【スライム系】のモンスターとスライム人形を携えたパペットこぞうが落とすのは納得として、パペットマンが落とす理由は謎。
パペットこぞうとの名前繋がりで落とすという事なのかも知れない。
　
効果はショボイがこれで物理ダメージを1減らせるので、序盤に限れば悪くない。
というより他に選択肢がないのでとりあえず装備しておくという感じか。
耐久に劣る【主人公】に装備させてわずかながらでも守備面を強化するか、逆に【ヤンガス】に装備させて前衛を張らせることで壁にするかはプレイヤー次第。
【ゼシカ】加入後は彼女に回してもいい。
まったく同様の効果を持つ【きんのブレスレット】が直前に手に入るのでそちらでもいいが。
けして高価なものではないが、やはり序盤では高い買い物になるうえ、出費に見合う性能はないため、わざわざ購入する必要はないだろう。
　
これと【怒りのタトゥー】＋【はやてのリング】を【錬金】することで【キラーピアス】になるが、これを作るかどうかは人による。

DQ9

前作同様、守備力+4で全職業装備可。
【ツォの浜】で400G、【カラコタ橋】で2000Gで売っているほか、【スライムゼリー】+【きんのゆびわ】の錬金や【スライムタワー】のレアドロップで入手できる。
スライムピアス+【シーブスナイフ】+はやてのリング×3でキラーピアスが錬金できる。

DQ10オフライン

【マリンスライム】のレアドロップ。
装備時には、守備力+2、みりょく+6の効果。
【合成屋】で、最大HP+2、守備力+2、きようさ+2、みりょく+2のいずれかを付けられる。

DQ10オンライン

派生に【スライムベスピアス】、【メタスラピアス】が登場している。
見た目が反映されるので、顔アクセのドレスアップに用いることも出来る。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

全員が装備可能な顔アクセ。うち直しに必要な宝珠は4個。

【ホムラの里】の道具屋（西側の【ヤヤク】の社へ向かう方）で販売。価格は400G。
【ウマレース】のブロンズ杯（ふつう）の初回景品にもなっている。
　
装備部位が違うとはいえ、【おなべのふた】と同じ防御力で10倍の価格という凄まじいコストパフォーマンスの悪さになってしまった。
購入できる装飾品としては最初にお目見えするが、2個装備してようやく打撃攻撃の被ダメージの期待値を1減らせる程度のものに序盤の400Gを注ぎ込むよりはもう少し他のものを買うなり、貯金しておいたほうがいい気がするのは気のせいでは無いだろう。
第一ここまで探索を怠っていなければ、拾い物や【クエスト】の装飾品がちらほら集まっているはず。
上記の通り、サマディー城下町まで着けばウマレースの景品としても1つは入手できるが、ここでもまた拾い物などで装飾品が多く手に入るので、手に入れ次第売ってしまっても別に構わない。
一発クリアなら参加費100Gで入手して200Gで売却、おまけに【どうのこうせき】付きとお得である。
　
また、今回も【マリンスライム】（邪含む）がドロップする（レア枠）。

ヒーローズ1

装備すると、【ホミロン】のお助け発動率が15%（基本値）上がる。
付加効果でさらに発動率を1～3%高められる。
1つに付き最大で発動率を+24%上げられるため、3つ用意すれば基本発動率＋72%となり、条件を満たした際にはほぼ確実に回復してくれるようになる。
回復手段が限られている本作ではなかなかありがたい効果である。
とはいえ付加効果最大のものを複数用意するのはさすがに骨が折れる。
　
これを作るのに必要となる素材は下記の通り。

ヒーローズ2

前作よりやや強化され、ホミロンのお助け発動率が20%（基本値）上がる。
また、最大まで強化した時の発動率も50%まで引き上げられたが、本作では同じアクセサリーは1個しか装備できない制約があるため、これ以上上げたいときはスライムシリーズの武具も装備する必要がある。
恐らくゲーム中最初にお目にかかるアクセサリーで、敵では【スライムナイト】が落とす。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

その他

ファイナルファンタジー11ではDQ10との「アニバーサリー企画コラボレーションイベント」によるコラボアイテムとして登場した。
効果は【HP】+1で、攻撃力は上がらない。