【デッド・アーマー】

Last-modified: 2024-03-08 (金) 16:09:40

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場したオリジナルモンスターの一種で、魔影軍団最強の鎧に暗黒闘気を吹き込むことで生み出された「動く甲冑(リビングアーマー)」。
 
【さまようよろい】系列の最上位種に当たるモンスターだと思われるが姿は全くの別物で、【バルジ島】での戦いで【ミストバーン】【フレイザード】に与えた鎧と同型。
鎧兵士と違って武器や盾は持たないがそれよりもかなり大柄で、圧倒的なパワーとスピードを誇り、さらに素材は【鎧の魔剣】などと同じ金属のため、呪文も一切受け付けない。
一つ目のように見える光が兜の中で輝いているその姿は某ロボットそっくりである。
ボスの色違いが雑魚として出てくる、いわゆる【量産型】の再現だろうか(まあこいつらは中身がちょっと違うだけでフレイザードのそれと全く同じなのだが)。
 
【鬼岩城】襲撃時に【鎧の魔槍】を使いこなす修行を終えた【ヒュンケル】が舞い戻り鎧兵士達を全滅させたため、続いてミストバーンの指令で呼び出され3体が出現した。
過去の脅威を知るポップ達は戦慄を覚えるが、ヒュンケルはこれに単独で挑み、彼が新たに習得したアバン流槍殺法【地雷閃】【海鳴閃】で切り刻まれた挙句、とどめの【ブラッディースクライド】によってまとめて粉砕されてしまった。ヒュンケル曰く「くだらん前座」という言葉どおり、最早彼にとっては敵ではなかったようだ。ミストバーンも倒せるとは思っていなかったのか特に動じることもなくそのままヒュンケルとの一騎討ちに応えている。
鎧武装フレイザードに引き続き、一旦は新たなる脅威の対象となるかと思いきや、結局彼と同様にメインキャラクターの強さや新技の引き立て役にされる事となった。合掌。
 
ちなみに最終決戦前のヒュンケルとクロコダインの処刑地にはさまようよろい系のモンスターが配置されていたがこいつらの姿はなかった。在庫切れか?
鎧兵士は簡単に蹴散らされたがこの地には大量の魔界のモンスターが伏兵として【まほうのたま】に隠されており、兵力としては別段必要とされたわけではないということか。
その魔界のモンスターは【ミナカトール】の弱体化を受けて激戦の末に地上の戦士達に倒されたが、デッド・アーマーとどちらが強かったかは不明。
 
2020年版アニメではデッ・アーマーと発音&字幕表示されている。

ゲーム「魂の絆」「インフィニティストラッシュ」にも登場。