【ドルマ系】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:12:12

攻撃呪文の系統

【メラ系】【ギラ系】【イオ系】【バギ系】【ヒャド系】【デイン系】―【ドルマ系】―【ベタン系】【ジバリア系】【ザバ系】

概要

闇のチカラで敵を攻撃する【闇属性】の攻撃呪文系統。後述するDQMJ3を除き、基本的に単体攻撃。
DQMJで初登場し、本編作品にはDQ9から逆輸入され、DQ10・DQ11でも引き続き登場している。
なお、DQMJのドルマ系呪文には「地獄の雷」というロトの紋章の【エビルデイン】を思わせる説明文があった。
しかし、その後の作品では雷という説明はなくなり、単なる闇の攻撃となっている。
 
本編作品では主に【賢者】系のキャラが扱う呪文となっている。
しかし、賢者のステータスの中途半端さや闇耐性持ちの多さが災いし、さらにDQ11では呪文自体がクセの強いものになってしまう等、バギ系ほどでないにしろ不遇なことが多い。
 
DQMJ~イルルカでは「ドルマ系」という属性名で登場しているので、これらの作品でドルマ属性を含む特技については本頁で取り扱う。
一方、DQ9以降のナンバリング及びDQMJ3では、属性名は「闇属性」表記となっているため、「ドルマ系呪文」についてのみ触れる。
 
ネーミング的に似ている【ドルマゲス】や、トルコ料理の一種であるドルマなどが由来であるかどうかは不明。ドルマゲスは「悪霊の魔術師」という意味であるため、それを基に命名して闇属性という由来になったのかもしれない。
一応DQ9のドルマゲスは、ドルモーアやドルマドンを使ってくるが、モンスターズでは【ドルマ系のコツ】を持つにもかかわらず専用スキルでドルマ系呪文を覚えない。

該当呪文

【ドルマ】【ドルクマ】【ドルモーア】【ドルマドン】【ドルマータ】【連続ドルマドン】

該当特技

特技名登場作品備考
【ダークスパイク】
【ダークマッシャー】
DQMJ~イルルカDQMJ2以降はドルマ・ベタン複合属性
【グランドネビュラ】テリワン3D・イルルカドルマ・ベタン複合属性
【海破斬】DQMJ2P~イルルカヒャド・ドルマ複合属性
【しんくうぎり】
【ふうじんぎり】
【かまいたち】
【しんくうは】
【トルネード】
DQMJ2~イルルカバギ・ドルマ複合属性
【ゆうきの旋風】テリワン3D・イルルカバギ・ドルマ複合属性
【ビッグバン】DQMJ2~イルルカギラ・ドルマ複合属性

作品ごとの特徴

DQ9

味方側では賢者が修得する闇属性呪文。
【ドルマ】【ドルクマ】【ドルモーア】は盾ガードできず、【ドルマドン】は盾ガード可能。

DQ10オフライン

【フウラ】、賢者(ドルマドンはVer.2より)が修得する。

DQ10オンライン

賢者が登場するまでは敵専用呪文だった。後に実装された魔剣士がドルマドン以外の3つを使用できる。

DQ11

【ロウ】が習得する。
本作のドルマ系には他の攻撃呪文系統と比べて暴走率が4倍で、暴走した際のダメージ倍率が2.0倍~2.5倍と大きく(他は1.5倍~2.0倍)、更にダメージ上限も高めという特徴がある。
暴走させ易く、暴走させてこそ真価を発揮するが、その分上級呪文の基礎威力が控えめとなっており、確率に左右されがちで安定しない。
相手の耐性にも依るが、単体相手であってもヒャド系の方がマシな威力が出ることすらある始末。
ドルクマやドルモーアに至っては習得時期的に【グランドクロス】に出番を奪われてる可能性も高い。
どうしても主軸にして使いたいのであれば、敵を見極めてから暴走率を引き上げる装備や特技を駆使すると良い。
もっとも本作で暴走率100%を得る手段はれんけい技などに限られ、DQ10の【超暴走魔法陣】やモンスターズの【ひん死で呪文会心】のように手軽に扱えるわけではないのだが…。
これでもDQ9に比べると使用開始時期がだいぶ早くなったので、ロウが加入してしばらくの間ならドルマの使いどころがあるぶん扱いはマシな方。

ジョーカー1~イルルカ

前述の通り、DQMJにおいてギラ系を退けて初登場。
しかし、このDQMJでは「バギ系並みにダメージのバラツキが大きい」「他の攻撃属性に比べて無効・吸収耐性を持つモンスターが多い」といった難点があり、いきなり不遇な属性となってしまった。
ただ、ラスボスの【ガルマッゾ】【エスターク】が使うドルマドンはかなりの威力があるので、侮っていると痛い目を見る。
 
その後DQMJ2で無事ギラ系が復活し、【ギラ&ドルマ】等も作られてかち合うことなく共演を果たし現在に至る。
 
DQMJ2P以降は、【ドラゴン系】はこの属性を無効化、【ゾンビ系】は半減する一方で、(メタル形を除く)【スライム系】は弱点とする傾向にある。
ドルマ弱点を持つモンスターが増えたことで利用価値は上がった。

ジョーカー3・3プロ

なんと全体攻撃呪文に変更された。本作で光属性呪文となっているギラ系と対にするためであろうか。
単体呪文と思っていたらいきなり全体に喰らって目を疑ったプレイヤーは多いだろう。敵に連発されると厄介。

DQMSL

やはり闇の攻撃として登場。
スライム系に弱いモンスターが多く、【悪魔系】やゾンビ系は強いモンスターが多い。
基礎威力自体は大きいのだが、DQMJ1同様他の攻撃属性に比べて無効・吸収耐性を持つモンスターが多めなためか、
この属性を得意とするモンスターはブレイク系の能力が強力なことが多い。
その他、状態異常や能力低下などの効果が付与する攻撃が多数存在するのが特徴。