概要
キャラクター名。
- ゲームブック版DQ3の【戦士】(4人目のメンバー候補)。詳細は戦士の頁を参照。
- DQ8のスカウトモンスター。以下で詳述する。
DQ8
ラプソーンも恐れるガイコツ戦士【ヘルクラッシャー】の【スカウトモンスター】。
最強クラスの攻撃力と2回行動を有し、全てのモンスターの中でもトップクラスの戦闘力を持つ。
名前の由来は恐らくヘルクラッシャーのもじり+アメコミに登場するスーパーヒーロー「ハルク」。2003年には単独で映画化もされている。元ネタに恥じない活躍を見せてくれる。
同じアメコミのヒーローに因む名前のスカモンに【ウルどん】がいる。
なお、開発時は「ヘルクラ」という名前であったことが、かつてのPS2版の公式サイトで確認できた。
通り名・出現位置等
行動
通常攻撃、強化攻撃、【ねむりこうげき】
ステータス
攻撃力 | 素早さ | 守備力 | 最大HP | 最大MP | 戦闘参加 ターン | 備考 | |
MIN | 310 | 168 | 238 | 563 | 0 | 1.1 | 1~2回行動 |
MAX | 345 | 265 | 268 | 715 |
解説
全てのステータスが高く、眠り攻撃と武器を振り回す強化攻撃を使い、時々2回行動出来る。
その2回行動がランダムなのが辛いが、攻撃力の高さゆえに完全2回攻撃の【キラーマシン】達と比べてもダメージ効率が段違いに高く、ダメージを与える能力にかけてはハルクの右に出るスカモンはいない。
通常のヘルクラッシャーと同じで攻撃呪文・特技に対しては耐性が全く無いものの、補助呪文に対しては全体的に耐性が高いので態勢を崩されることは少ない。
戦闘参加ターンも長めで、ボス戦で呼び出すのにも最適。
強いスカモンの条件をこれでもかとばかりに満たしており、Sランク突破にハルクを使った人も多いだろう。
「ウェポンマスター」の名に恥じず、剣、斧、棍棒の3つの武器を持つため、それぞれの武器を持ったモンスターと組ませることで、【トリプルソード】【マインドブレイク】【烈風獣神斬】の三種の必殺技が使用可能。
…なのだが、ハルクが普通に2回攻撃した場合とダメージ効率が大して変わらない事が多い。それくらい強いスカモンである。
また、【クラーク】、【すけさん】と組ませれば、ゾンビ系3体ボーナスでHP+30&トリプルソードが使えるチームが組めるが、他はともかくコイツの長所を潰してしまうのでやはりメリットは少ない。
一方で少なからず欠点も存在し、HPがやや低めなので【ベホマ】のお世話になりやすい。
そして【痛恨の一撃】がないのでメタル系が苦手。【はぐれメタル】を壁にする【モリーアップ】を相手にする際には、これが非常に大きな欠点となる。
バトルロードSランクでは、痛恨持ち(【ギガンツ】・【ボス】・【ゲレゲレ】等)と組まないとハメ殺されてしまうこともあるので留意しよう。
まあ相手のベホマスライムは相当にバカなのでベホマを唱える前に手数の多さからの1ダメージが積み重なって倒してしまうこともあるが。
また、せっかく眠らせた敵をすぐに叩き起こしてしまう悪い癖も。
その殺傷性の高さから自身の持ち味までも殺してしまうことがあるのだ。もっともどのスカモンにせよ大なり小なり欠点は持っており、こいつが優秀であることに変わりはない。
3DS版のランクSSでも主砲として活躍が期待される。上記の通りややHPが低いため、ベホマ使いの【ベホップ】や【リー】とセットで出場させよう。
さすがに追憶の回廊まで来ると桁違いの火力や痛恨の前に瞬殺されることが多いので、お役御免になるだろう。
とはいえここはマスターゾーン等の回復や補助のチームくらいしか生かせないので、ハルクに限らずアタッカーのスカモンは例外なく限界なのだが。
あまり目立たない特徴だが、初期値は平凡な値である素早さの成長率が非常に高い。最終的には【メタルキング】の【スマイル】をも上回り、PS2版では全スカモン中トップの値を誇る。
また、3DS版では1回の攻撃で2回多段ヒットするためか【じんめんガエル】系統のモンスターをひっくり返さないという地味な特徴がある。