【遺跡の大空洞 北】

Last-modified: 2023-01-05 (木) 17:18:46

トルネコ3

【遺跡の大空洞 南】または【密林島の発掘場】から、【遺跡の休息地 北】を挟んで来る事になる、全10F構造のダンジョン。
【グレートバレイナ島】到達までの最後の難関であり、このダンジョンから初めて【石像】が登場する。
 
高回避率と変身能力を備えた本作屈指の嫌らしいモンスター、【モシャスナイト】が全フロアに登場する。
前半は【トロル】【キラーアーマー】、後半は【アークデーモン】【キラーマシン】が多く登場する。
 
【トルネコ】のパートナーが【ロサ】の場合、集団で出現する【マドハンド】【転びの石像】の存在が何よりも恐怖。
この時点では【転ばぬ先の杖】が入手できない為、転びの石像は出てこない事を祈るしか無い。
初めて来た時は仲間と協力して着実に進むよりも、純粋に逃げた方が得策だろう。
飛び道具の【石】があるなら、マドハンドに惜しまずに使っていきたい。ここに来て倒れるよりはマシである。 
【遺跡の休息地 北】【倉庫】があるのが救い。アイテム入れ替えは怠る事なかれ。
 
【ポポロ】の場合は、【サンダーラット】の部屋範囲の目潰し攻撃が恐ろしい凶器と化す。
大半のプレイヤーは仲間モンスターの【裏切り】の洗礼をここで初めて受けることになるだろう。
【仲間モンスター】が多いとかえって危険なので、ここは1~3匹ほどの少数精鋭で挑むのも手。
特に【ぐんたいガニ】等のカニ系の仲間は、状態異常を無効にできるので安心して連れ歩ける。
 
是非とも仲間にしたいモンスターは、浅い階層にいる【トロル】【攻撃・早熟】タイプで成長が早く、モシャスナイトと有利に戦うことができる。モシャスナイトが力を溜めるモンスターに変身すると、変身して力を溜めるものの元の姿に戻った際に力溜めが解除されるため無駄行動となる。トロル本人はイカリ状態にならないと力を溜めないので、他の力溜めモンスターと違い無駄に力を溜めることが無いのが魅力。もっとも、このダンジョンを越えればトロルより強いモンスターを仲間にできるので、モシャスナイトに苦労しないなら無視してもよい。
【キラーアーマー】【防御・晩成】タイプなので成長は遅いが、バッチリがんばれにしておけばサンダーラットによる同士討ちを避けることが出来る。同士討ちが心配なら仲間にしておくと良いだろう。
他には、2回攻撃のキラーマシンか。だがこいつに関しては、より早い段階で仲間にでき、より成長しやすく、より攻撃力が高くなる【キラーマンティス】がいるならば、わざわざ仲間にしなくともよい。後のダンジョンで優秀な【シルバーデビル】【メダパニシックル】が勧誘できるので我慢するのも手。
高回避率と【強化攻撃】を持ち合わせているモシャスナイトは一見強力だが、変身して敵を倒した時は経験値を得られないので、なかなか成長しない。【防御・晩成】タイプで攻撃力も伸びないので強化攻撃もいまいち活かせず、思わぬタイミングで変身して大事故を起こすこともあるのでストーリーで連れ歩くのはお勧めできない。
 
ここを通り抜けると【グレートバレイナ島】へと進んでいく。
なお、初めてポポロでここをクリアすると【ヘルジャスティス】を倒すまで(一度エンディングを迎えるまで)戻る事ができなくなる。必要な【仲間モンスター】【アイテム】等が揃っているか等、しっかり確認しよう。
準備が出来次第、地上に訪れている危機の噂と両親の無事の確認、そしてその両親に息子の姿を見せて安心させる為にも、一刻も早くこのダンジョンを攻略し、両親の待つ街へと急ごう。
加えてトルネコと合流後、トルネコのルーラによりすぐに【占いババの家】へと直行するため、【山脈の尾根】に入る必要はない。とはいえ、シルバーデビルや【おおめだま】を勧誘したいなら入ることになるだろう。
 
また、エンディング後ではポポロ用の意外な稼ぎダンジョンとして活躍する。
【コスタリベラ】から歩いてすぐ来られる距離にあり、反対側の10階から突入できる。
まず、マドハンドが出現するので【マドコン】の練習場所として最適。また、召喚される【うごくせきぞう】がLv3なので経験値効率が良い。
キラーマシンは2回攻撃で水がめで弱体化できるので、【スモコン】やベロコンのコンボ要員として優秀。【きれいな指輪】などが落ちているので、スモールグールのドロップアイテムによる資金稼ぎにも期待できる。
【マジタンコンボ】をやる際には、モシャスナイトの変身特技を利用して味方マージマタンゴを分裂させてやれば、毒草や分裂の杖なしで敵マージマタンゴを生み出せる。
ポポロにとって危険なサンダーラットは3~7Fにしか出現しないので、8~10Fでこれらの稼ぎを行えば安心。
ゲームオーバーになる【風】が吹くのは2500ターン経過時と遅めなので、これらの稼ぎを長く実行できる。
 
ダンジョンの音楽は【トロ遺跡】のアレンジが使用されている。
名曲なのだが、ポポロでプレイしていて仲間がほとんどやられた状態で聞くと悲しくなる。
しかし、今までプレイヤーさえも知らない道を通らされていた息子が、ついに父が自分を助ける為にかつて通った道へと合流し、両親の待つ島へ辿り着く為の最後のダンジョンを征くというシチュエーションには、この切ない曲がこの上なくマッチすることだろう。