【トロル】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:04:18

概要

DQ3から登場したモンスター。舌を出しただらしない表情で、粗末な毛皮をまといトゲ付きの棍棒を持った恰幅の良い巨人の魔物。 頭髪は無い。知性はあまり高くない(判断力や賢さが低い作品が多いため)。
高いHPと攻撃力、【痛恨の一撃】はどのシリーズでもほぼお約束。 しかもザキ系は強耐性持ち。そしてHPは高いが守備力は低いのも概ね共通。 同じようなポジションのモンスターは、DQ2では【サイクロプス】【ギガンテス】などの一つ目巨人系が該当する。
痛恨の一撃を繰り出す際には全体重をかけて棍棒で叩きつけてくる。あの恰幅の良い巨体が全体重をかけて殴ってきたら痛恨の一撃になるのも納得。
【うごくせきぞう】と同じくDQ3、DQ6と3の倍数作品に登場後、DQ8以降はギガンテス系列などと共に常連グループの一員となり、無駄行動や攻撃のミスも目立つようになっている。
 
上位種に【トロルキング】【ボストロール】【ダークトロル】【トロルボンバー】【トロルバッコス】が、色違いのボス級モンスターに【ショウカク】【ジャック将軍】【スイーツトロル】、同色のボスに【ニセおにいちゃん】がいる。
モンパレでは【魔獣ドムドロール】が、星ドラではなまはげトロール、スーパーライトでは【ゴールデントロル】が登場する。
名前が似ていてややこしいが、【ドロル】というモンスターもいる。こちらはナメクジみたいな見た目のモンスターである。
 
「トロル」または「トロール」とは、ノルウェーをはじめ北欧の昔話に登場する妖精や魔物。巨人である場合もあれば、小人である場合もある。有名なムーミン(著者はフィンランド人)も「ムーミントロール」である。スタジオジブリ作品の「トトロ」も作中で「絵本(三匹の山羊)に出てたトロル」を幼児のメイが言い間違えたのが元であり、映画のエンドロールで母親が読み聞かせている絵本のトロルはトトロのような外見で描かれている。
しかしTRPGの発祥として名高いトールキン『指輪物語』(The Lord of the Rings)および前作『ホビットの冒険』(Hobbit)において、人間を食らう暗愚な巨人として描かれて以来、その設定が定着している。
同作を下敷に誕生した元祖TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』では強力な再生能力を持つモンスターとされ、DQでも一部の作品では反映されている。

DQ3

【ネクロゴンド】地方に出現し、そのパワーとそこから繰り出す痛恨の一撃で勇者達を苦しめる。250というHPの数値は、ボスを除けば【上の世界】【ばくだんいわ】に次いで2位。さらに攻撃力は155もあり、こちらは上の世界のランダム敵ではトップでボスや固定キャラを含めると【バラモス】【ひとくいばこ】、ボストロールに次いで4位。【判断力】0のため、平気で後列を殴ってくるので注意。
FC版の【公式ガイドブック】では「ネクロゴンド地方の大将格」と解説されており、確かにそのような存在感がある。
同じネクロゴンドに出現する【ミニデーモン】【フロストギズモ】はHPが80と比較的低いため船入手直後のレベルでも戦えなくもないが、コイツが相手ではさすがに厳しい上、出現率も圧倒的に高い。
また、デカくて同時出現数が少ないのに経験値がフロストギズモとほぼ変わらないので、強さの割に報酬がショボく感じる。おまけに後述のようにドロップまでショボいととにかく何から何までイヤなヤツである。
ちなみに上述のフロストギズモは集団で出る上に炎系呪文の組み合わせで簡単に蹴散らすことが可能で、落とすアイテムもレアという、なかなか美味しいヤツだが、このトロルがいるせいで乱獲はしにくい。ある意味でゲームバランスを守っている番人と言えるだろう。
【ネクロゴンドの洞窟】の下層にも出現するが、それ以降は出現しなくなるのは救済措置としか言いようがない。
 
攻撃呪文は全て確実に効くが、とにかくタフなので倒しにくい。【ザキ】【ニフラム】は効きにくいが、実は【バシルーラ】が確実に効く。どうせ報酬は少ないし、まともに相手をするよりさっさと退場してもらう方が賢明。下手に逃げようとして失敗し、痛恨の一撃でももらったら目も当てられない。メンバー構成や成長具合にもよるが【僧侶】【魔法使い】などの後衛職はHPがMAXでも即死しかねない。
反面、守備力は低く【ラリホー】も良く効くので無力化すれば打撃の集中攻撃でも十分倒せる。【アッサラーム】から船で南へ行き上陸すると山の手前側にも出現するので船を入手してすぐに出会うことも可能でそこで経験値稼ぎもできる。言うまでもなくまともに戦うとかなりの強敵だが船を入手する頃はある程度レベルも上がっている上にラリホーで無力化できるのでレベル一桁台での【グリズリー】よりは楽である。
僧侶がラリホーで眠らせ魔法使いが【バイキルト】を戦士または武闘家にかければかなり楽に戦える。
 
FC版ではグラフィック上は素手であり棍棒を持ってないが、落とすアイテムは【こんぼう】となっている。持っている武器は装備しないと意味が無いぞ!リメイク版ではちゃんとグラフィック上でも棍棒を持っている。
パワーファイター系なモンスターが棍棒を落とすというのはイメージ的には合うにせよ、強さの割に得られる経験値やゴールドは少なくドロップまでコレではさすがに腹が立つだろう。せめて同じくパワーファイターとして抜群のインパクトを放った【あばれザル】のように【ちからのたね】ぐらいは落としてほしいものだ。
こちらにとっては倒しても極めて旨味の少ない相手である。
ちなみに、トロルと同じ攻撃力を持ち、トロルよりもHPが低い【ダースリカント】の報酬の方が多い。

DQ6

ペスカニ周辺に出現。また、【ブラッディハンド】に呼ばれることもある。
タフさは健在でなんとHP350、そうそう倒れないうえ【つきとばし】をしてくることもある。
通常、馬車外メンバーが1人の場合敵はつきとばしを使わないが、コイツだけは容赦なくつきとばしを使ってくる。これはトロルの頭が悪いため(【判断力】が0)。
つきとばしの仕様上、ダンジョン内や馬車内メンバーがいない(1人旅)時に食らうと全滅扱いになる。
これだからバカは始末に負えない。落とすアイテムは今回もこんぼう。
 
バカだから補助呪文がよく効きそうに思えるが、実際は【ルカニ】系を除くほとんどの補助呪文に完全か高い耐性を持っており、バシルーラも全く効かない。
痛恨の一撃が非貫通型になったので、【スクルト】などでダメージを減らせるのが唯一の救い。
冷気以外の攻撃系耐性はザル(冷気と即死以外は全て無耐性~弱耐性)なので、炎や打撃で真っ向勝負を挑もう。
 
ちなみに、この作品のトロル系モンスターは6では数少ない【自動回復】特性持ちになっており、毎ターンHPが20ずつ回復している。これは上記のD&Dが元ネタだろう。
元ネタでは再生不可能な火か酸によるダメージでHPをすべて奪わない限り、たとえHPが0以下になっても再生し続けるというチート能力だったが、それに比べれば可愛いものである。忠実にされても困るが。
 
DS版では夢告白の舞台の一つとして「トロルのやま」というものが登場している。最初から選択可能で、内容はトロルと向き合うようにバニーと犬がいる山というよくわからないもの。
 
ちなみに、没モンスターである【ろうごくへい2】はコイツを呼ぶらしい。

DQ8

【闇の遺跡】(B2・B4の蝋燭部屋の外)、【トロルの迷宮】、リブルアーチ地方(南部の平地以外の全域)、隔絶された台地全域の森に登場する。リブルアーチ地方北部の平原では昼間しか出現せず出現率も低いが、北部の森での出現率は圧巻。また、自身の名を冠したトロルの迷宮というダンジョンにもうようよいる。また、雪山地方の【アイスチャイム】にも呼び出される。寒そう。
 
悪魔系のモンスターとなった。かなりの巨体である分、このゲーム特有の伸縮機能を用いても出てくる数は限られている。「攻撃をミスする」「武器を舐めまわす」などの無駄行動を取るようになり、攻撃ミスの専用アクションも設定された。 これにより、従来よりも頭の悪いイメージが強くなっている。そのためSFC以前の時代と比べると弱体化した感はあるが、それでも高い攻撃力と痛恨の一撃は脅威であり続けている。
 
HPと攻撃力は初登場ダンジョンである闇の遺跡では場違いなくらい高く、HPは423、攻撃力は210とボスを務める【ドルマゲス】(第二形態)と同値。
その強さ故に闇の遺跡では単体でしか出現しないが、後に訪れるレティシア周辺では群れで出現する事もある。上記のとおり無駄行動を取るうえ状態変化にも弱いので落ち着いて対処しよう。倒した時には嬉しくないパンチラをしてくれる。
 
落とすアイテムは通常枠で【怒りのタトゥー】(1/64)、レア枠で【大かなづち】(1/128)。手に持っているのはどうみても木製のこんぼうだが。

DQ9

【カズチャ村】などに登場する。8に引き続き悪魔系。【ラストバッター】が使える他は痛恨の一撃、武器を舐めまわす、攻撃ミスなど大体は8での特徴が引き継がれている。またラストバッターがMPを消費する仕様の為か、生意気にも無限のMPを持つ。だからといって大して意味はないのだが。
むしろ、低い守備力や高いHPもあいまって、魔法キャラの杖攻撃によるMP回復にうってつけ。全体攻撃も無いので、他のキャラが守ってあげれば問題ない。上位種らもこの特徴は変わらない。
落とすアイテムは【こんぼう】【ちからのたね】

DQ10オフライン

【グレン領東】【カミハルムイ領北】【ボロヌス溶岩流】【ブーナー熱帯雨林】【冥王の心臓】に生息。
この系統が【つきとばし】を使ってくるようになった。
通常ドロップは【ふさふさの毛皮】、レアドロップは【ぶどうエキス】
クエスト【英雄の足跡】【むずかしい注文】で討伐対象となる。

Ver.2

真の【セレドット山道】にも生息。

DQ10オンライン

当初はスキル振り直し解放クエストの討伐対象だった。その後は生息エリアを増やしている。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【グロッタ地下遺構】【バンデルフォン地方】、大分後で【シケスビア雪原】【ゼーランダ山】に登場する。
3DS版2Dモードでは【名もなき地】【メダチャット西の島】の東、平原以外の部分)にも出現する。
地下遺構の個体は一部寝ているものも。小麦畑を闊歩する姿はなんかシュール。寒冷地に出現するのはDQ8でアイスチャイムに呼ばれるからだろうか。倒すとパンチラするのも同じ。
今作のこの系統は馬鹿そうな見た目に反して【武器ガード】をするのでタフさに磨きがかかっている。初見では驚くことだろう。
一方で痛恨の一撃をしないため、無駄攻撃が多いわりにタフなモンスターとなってしまった(ただしSの「すべての敵が強い」縛りでは250ダメージにも昇る痛恨を出してくる)。
ただ、バンデルフォンやグロッタあたりを冒険している時点では攻撃力が異常なほど高いので、状態異常を駆使して戦いたい。
流石に強すぎると判断されたのか、Sではバンデルフォン地方に出現しなくなった。
 
ドロップアイテムは【怒りのタトゥー】【ちからのたね】(レア)。

強ver

やはりバンデルフォン地方に登場。こっちは痛恨の一撃を放ってくる。2Dモードでは【名もなき地】(通常版と同じ場所)にも出現するが、こちらは平原にも出るようになっている。
 
【ネルセンの迷宮】では、PS4版等では【導師の試練】・不屈の迷宮の下層に夜のみ生息。3DS版等では同じ導師の試練・不屈の迷宮の上層に居る。
ここに出てくる個体はかなり強化されており、1500を超えるHPに、あんな身なりのくせに守備力285と高い。ドロップは変わらず。

ジョーカー3

コンシューマーのモンスターズシリーズ初登場。悪魔系のEランク。スキルは【デビルフォース】
 
特性は【メガボディ】【こうどうおそい】【会心出やすい】
+25で【闇系のコツ】、+50で【ときどきリバース】、+100で【闇ブレイク】
メガボディ化で【AI1-2回行動】、ギガボディ化で【いあつ】、超ギガボディ化で【攻撃力ギャンブル】を習得。
 
位階が低いので序盤から配合結果に顔を出す。特性のおかげで状態異常に非常に強い。
マヒを激減する以外は無効にするのでボス戦のラリホーマやおたけびを気にせずに済むのは頼もしい。
 
ステータスはトロルらしくHP、攻撃力、防御力の上限が高くすばやさと賢さの上限は低め。
成長面ではHPと防御力を中心に伸びるが他はレベルが低いうちは伸び悩む上に必要経験値も多い。
最初はこん棒の一撃に過度な期待ができないので闇系のコツを活かしてドルマ系を習得させたいところ。
 
プロフェッショナル版ではこうどうおそいが【バーサー化】に変更された。おかげで異常耐性は平凡になった。
新規に獲得した合体特性の【超タフガイ】と合わせて肉体派な面が強調されている。

トルネコ2

【ちからため】を使うタイプのパワーモンスターとして登場。しかし2のちからためは1ターン後に攻撃しない場合はためた力が無駄になるので、一歩下がるだけで防げるという、本編譲り?の頭の悪さになってしまっている。通常攻撃の威力には気を付けつつ、落ち着いて対処しよう。
なお、トルネコ2、3ではシリーズ中珍しくボストロールが上位に登場しない。

トルネコ3

【遺跡の大空洞 北】【異世界の迷宮】に出現(GBA版では【テーマ別モンスターハウス】のパワーハウスと、【エクストラモード】【異世界の試練】にも)。
HP50、攻守ともに23、経験値65(レベル1のステータス)。
今作では悪魔系ではなく【剣系】
トルネコ3でも基本的な性能は変わらないが、特技使用率が0%に設定されている。
そのためイカリ状態でないとちからためを使わない。頭の悪い奴ということか、怒ると本気を出し始めるという表現か。
仲間としては、確実に通常攻撃してくれるため嬉しい仕様と言える。
ステータスは本編と異なり突出したものはなく、周囲の敵と比べて同等か弱い程度。
上記の通り基本的に特技は使わず、特に高いわけでもないパワーでとにかく殴るのみ。まさに馬鹿の一つ覚え。
本編ではその圧倒的なパワーに叩き潰されてきたプレイヤー達にとっては拍子抜けである。
 
仲間になった際のデフォルト名は【ジャック】。童話『ジャックと豆の木』に出てくる巨人を意識したのだろうか?念の為に言っておくが、その物語に登場するジャックは巨人そのものではなく巨人の住処に侵入した人間の名前である。
余計な特技を使わず、成長タイプも成長の早い【攻撃・早熟】なので立派な戦力になれるが、【回復定数】が高く、自然回復速度がやや遅いのが短所。
 
なお、話しかけたりレベルアップしたりすると意外にも敬語を使う。人(魔物?)は見かけによらないものだ。
PS2版のデモにはジャックがレベルアップするシーンがあるため、印象に残っているプレイヤーも多いかもしれない。

少年ヤンガス

【まぼろし雪の迷宮】で初登場だが、何でこんな寒そうなところに?
同じくちからためを使うが、8準拠のテンションを上げるタイプのちからためである。攻撃しない隙が生まれるのは同じだが。
他にも【ドラゴンぎり】で攻撃してくることも。
 
成長限界はレベル15。
デフォルトネームは♂が「ジャック」、♀が「ジェシー」。
レベル8で【いなずまぎり】を覚える。
♂は成長したヤンガスそっくりな口調で話す。♀はとにかく大食らい。
鳥系を相手に配合すると【シルバーデビル】、ドラゴン系相手でサイクロプスが生まれる。
ちなみにシルバーデビル×物質系でトロルに戻せるのでちょっとしたループも可能。

ヒーローズ1

専用のミスアクションの転倒にも攻撃判定があり無駄行動ではなくなっている以外、本編と概ね一緒。痛恨の一撃は出会った頃には即死しかねない威力なので、武器を振りかぶったらみかわしで回避すること。
 
【モンスターコイン】はアシストタイプでコストは3。前方に痛恨の一撃を放つか、ミスってしりもちをつくかのどちらかの行動を行う。痛恨の一撃のダメージは1400前後にもなり、コストに見合う威力があるのだが、ミスってしまうと周囲に40程度のダメージを与えるだけになってしまうので博打要素が強い。

ヒーローズ2

【アマル峡谷】に出現。基本的には前作とあまり変わらないので落ち着いて対処するといい。ただ地震効果の足踏みで動けない所に痛恨の一撃を出してくることが多いのでそれに注意すれば問題ない。
ただ初登場時は大量の【ばくだん岩】をほぼ無限に呼んでくる為もたもたしてると【メガンテ】に巻き込まれ瀕死になった所をトドメと言わんばかりのきつい一撃を喰らうことになる。トロルさえ倒せばばくだん岩も撤収するので早めに倒してしまおう。
ハッサンやククールを本格強化するなら必須とも言える【ちからのゆびわ】をドロップする。
 
ちなみに【ジャック将軍】もこの種族。上記のトルネコ3で仲間になった時のデフォルトネームが由来だろうか。

ビルダーズ1

3章と終章に出現。
行動パターンは棍棒で殴るか溜めてから殴るかの2択。どちらも縦に振り下ろすので横に移動すれば避けられる。
ブロック破壊力は【あくまのきし】と同等。
攻撃するときは左足を狙うのがオススメ。
 
3章ではまず青のとびらの先の【アメルダ】が囚われている城塞内で2回登場。
1回目はマシンメモ入手のために必ず倒す必要がある。【まどうし】2体が一緒に登場するのでまずそっちを始末しておくといい。
2回目はアメルダ救出後の逃走イベントで大量の悪魔の騎士と魔道士と共に登場。こちらは必ずしも倒す必要はないので面倒なら【キメラのつばさ】でトンズラしてもいい。
どちらも倒すと【女性の肖像画】を必ず落とす。
また、白い岩山を越えた先の温泉地帯では入浴している女性の幽霊を覗き見している個体もいる。主人公曰く、ドスケベ顔。
で、覗き穴を塞いで女性に話しかければ退散する。
そして【竜王軍バトル】では2回にわたり隊長として登場。こちらは何も落とさない。
ちなみにトロルは攻撃を受けても仰け反らないのだが、3章の竜王軍バトルに登場する個体だけは何故か仰け反る。
 
終章では赤のとびらの先で普通の雑魚敵としてそこらを徘徊している。
こちらでは【ほねつき生肉】【マネマネ金属】を確率で落とす。
特に後者はストーリー進行に必要な【さいごのかぎ】の作成に必須なので、やはり必ず倒す必要がある。
前者から作れる【ほねつき焼肉】も非常に便利なので、見かけたらなるべく倒しておきたい。
【超げきとつマシン】【おうじゃのけん】が手に入れば楽に狩れるようになる。
 
【フリービルドモード】では四の島の途中に出現。
また、住人としてやってくることもあるが妙にミニサイズ。非常にタフで敵を大きく吹き飛ばすが、足元に死角があるせいで位置調整に苦戦した挙げ句に懐に入り込んだ【スライム】たちに小突かれ続けてしまう。

スマートフォン版

3章で覗き見をしてる個体の台詞が「色っぺえなあ」から「うまそうだなあ」に変更されている。

ビルダーズ2

【オッカムル島】の強敵や【かんごく島】の獄長、【ムーンブルク島】の包囲軍大将として登場。
 
オッカムル島では、坑道下層の砂の壁で隠された部屋に潜んでいるほか、地上の砂漠にはよりHPの高い個体がいる。
前者は倒すと【おにこんぼう(武器)】のレシピを閃き、後者は【ちからのたて】のレシピを閃く。
かなり手ごわい相手なので、事前に同じく強敵の【ドラゴンソルジャー】を倒して手に入れた【ドラゴンの肉】を用いて【極上ステーキ】【高級肉やさい炒め】を作って挑みたい。
地上個体は何ならカッパーマン時の【ゴルドン】に乗って挑むのも手。隙が大きく、通常のゴーレム系騎乗時ほどの威力は出ないものの、料理なしで主人公が【てつのつるぎ】で斬るよりは遥かにダメージが出るので、多少楽に倒せる。
 
かんごく島では懲罰房に落とされた【主人公(ビルダーズ2)】【少年シドー】にお仕置きを施すために登場。
普通に強敵であり、倒すのは非常に困難。
倒せたところで何も起きないし、空いている牢屋に入れば終了になるので、素直に入るのが得策。こちらが倒されても牢屋に入れられる。
なお獄長と言う立場でありながら、彼の出番はここだけである。なのでこいつにリベンジする機会はない。何やら勝ち逃げされた気分である。
 
包囲軍大将のトロルは恐れられてはいるが非常に短気で部下のしりょうのきしを事ある事に棍棒で叩いている。
そんなことだから少年シドーに挑発された時に部下が白けた様に振り向かれる事になるのだろう。
まぁ、八つ当たりの対象が他のバーサーカーなど生きてる魔物ではない事から統率と権威を維持する為に叩いているのかもしれないが…
叩かれるしりょうのきしがちょっと可哀想である。
そんな彼でも強力な一撃を放ってくる上に城の壁も破壊してくる。
周りの雑魚を素早く倒して一斉攻撃を仕掛けて倒そう。
ちなみにイベントが起きる前に包囲軍にケンカを売ることも可能だが、こちらが攻撃してもダメージが0で固定なので倒せないようになっている……と思いきや、何故か【どくばり】(からっぽ島などから装備した状態で来れば持ち込める)の即死効果は通ることがあるので、部隊を全滅させることができてしまう。
尤も、倒せたところでイベントが進むと何事もなかったように復活するので、包囲軍との戦闘イベントをスルーできるわけではない。やるのはせいぜい付近の洞窟で【大理石】を掘ってる最中に絡んでくる奴を排除するぐらいだろうか。
 
なお、棍棒の一撃には何故か【ビルダーハンマー】と同様のいわゆるシルクタッチ効果が付いている...わけではなく、【もり石】や水色しめじ、ツタの実2種類は敵の攻撃で破壊された時に素材化せずそのままアイテム化する仕様になっているのである。
オッカムル島の地下で戦う際には近くにそれらのアイテムがあり、またトロルは非常に攻撃範囲が広いため、戦っている間にそのことに気付いた者や、知らぬ間にもり石などを手に入れて不思議に思った者も多いだろう。

星ドラ

ブルリア星 マホラッド大陸 谷間のほこら 地下1階のボスなどで登場。
あくま系モンスター。
「連続スタンプ」「痛恨の一撃」などを使用してくる。

ライバルズ

スタンダードパックにて初期より実装。共通のノーマル。

5/7/8
受けるダメージ2倍

「怪力」「高HP」「守備は弱い」といった原作の特徴を良く押さえた効果。
実質5/7/4であり、攻撃をする前に倒されることも少なくないので普通に使うのは難しいだろう。
だが、【封印の杖】などでデメリットの被ダメ2倍を無効化すればかなり強く使えるというコンボが存在する。初期に重宝されたムーブである。

ウォーク

メガモンスター(レイドバトル)の第一弾として登場した。
痛恨の一撃はもちろん突き飛ばしや全力で振り下ろして全員にダメージを与えてくる。
こころの色は黄でコストは24。高グレードのこころは会心率や斬撃・体技ダメージ、ジバリア属性・即死耐性が上がる。

なかまモンスターとしても登場。
高いHPと攻撃力を持つが、他の能力値は低く耐性も良くない極端なモンスター。
それでもそのHPの高さと素早さの低さは味方の【ザオラル】やザオと相性が良く、高いHPのおかげである程度の耐久力を保ったまま復活できるアタッカーとして人気。
他の物理アタッカーモンスターとは少し違う戦い方ができるモンスターである。
初期とくぎではたいぼく斬やタックルのほか、閃熱回転斬りや雷光さみだれ突きを覚えることがある。

タクト

悪魔系Bランク。これまでもメインストーリーの強敵やVSクエストのボスやお供などで敵専用ではあるが登場していたが、「鬼教官モナンの強化合宿」イベントで正式にスカウト可能になった。
ぼうぎょタイプで、【ぶんまわし】、ふうじん鉄甲斬、ダークスパイクを覚える。
今作のトロル系の例に漏れず、ランク内ではトップクラスの非常に高いHPを持つがトロルはそれ以外がボロボロ。
攻撃力のみなんとか見られる数値になってはいるが守備力やすばやさが低い為前衛としては機能し辛く、ボストロールと違い自己回復などもできないため高いHPを活かしたタンク役としては味方の回復が必須となってくる。
とくぎは優秀で、中でも敵の守備力を大幅に下げられるふうじん鉄甲斬が便利。
イベントバトルロードの難易度は現時点でも最難関で、コイツのふうじん鉄甲斬か【タホドラキー】のルカニで守備力を下げないと【じごくのハサミ】【うごくせきぞう】などの守備力ガチガチ連中には味方の攻撃はほぼ通らない。
使用できるモンスター達も低ステータス連中が多く、一筋縄ではいかないバトルロードとなっている。
先ほど述べた守備力ダウン効果やマドハンドのわしづかみ等、小技をいかにうまく駆使するか、そしていかに効果が効くかの運も絡んでくるので何度もチャレンジすることが重要。
 
イベント中に見られるキャラクターとしては、大きな図体に似合わない子供っぽい性格。
モナンを「ママ」と慕い、厳しい特訓にも最初こそ文句を言っていたが次第に成長していく。

勇者アバンと獄炎の魔王

トロル系モンスターの幻の亜種と言われる「デストロール」【ガンガディア】が魔王軍幹部として登場している。
デストロールもトロルらしい強靭な肉体と凄まじいパワーを持つが、ガンガディア自身は普通のトロルを
「ブヨブヨしただらしのない体つきで知性もなく、原始的な武器で暴力を振るうことしか能のない粗暴な一族」
と嫌悪していて、そんな連中と同族であることに強いコンプレックスを持っている。
それ故に肉体を鍛え上げて引き絞り、進んで勉学することで【ちから】【かしこさ】を併せ持つ強大な魔物となった。
 
【サババ】編でガンガディアが多数のギガンテスとトロル系モンスターを引き連れて主君ハドラーと共にサババに侵攻している。

ロトの紋章

物語の序盤にミニデーモンの【ゼブル】の親友としてトロルが登場する。
ゼブルは【仙人の里】にいる【アルス】を襲撃するよう【竜王】に命じられるも、【聖なるオーブ】があるため攻略できずにいた。そこで竜王は知能が低いが人がよく力もあるトロルを犠牲にしてオーブを砕く打開策を吹き込んだ。
ゼブルは「あれは知恵の玉で、かじれば賢者になれる」と嘘で唆し、それを信じたトロルは聖なるオーブをかじって破壊するが、砕かれたオーブから発生した光に焼かれて死亡してしまった。