【追憶のアルゴン】

Last-modified: 2021-11-21 (日) 22:11:22

DQ8(3DS版)

クリア後の第2追加ダンジョンである【追憶の回廊】の5番目の試練。
かの悪名高い【チャゴス】と一緒に【王家の山】で戦った、【アルゴングレート】の強化バージョン。
系統はEXTRAだが、【ドラゴンぎり】は有効。
本編では登場時期の割に弱いボスだったがこちらはとんでもなく強化され、追憶の回廊はここからが本番といっていい。
追憶のザバンからの4体と比べると桁違いに強いので、無理だと思ったら出直そう。なおこれまでのボス共は2回行動だったがコイツからは完全3回行動になる(お供がいるヤツは2回行動)。
 
通常攻撃、飛びかかりによる強化攻撃、【痛恨の一撃】【なぎはらい】【おたけび】を使用するが、こいつのおたけびは【マジックバリア】で軽減できず、すくみ発生率もかなり高い特殊仕様になっている。
この強化おたけびは【追憶のドルマゲス】第2形態も使用してくるが、痛恨の一撃と並んで厄介な攻撃。
痛恨を受けた仲間を蘇生ないしは回復しようとしたら行動停止、という事態も頻繁に起こる。
見事に物理攻撃のオンパレードであり、回避率を高める装備が役に立つ。
 
逆に【スクルト】はあまり意味がない。最大まで上げても50程度しかダメージを減らせず、何より痛恨のダメージは減らせないからだ。
無いよりマシではあるだろうが、その暇があればタンバリンでも叩いているほうがよっぽど良い。
しかも巨体のくせにすばやさ154とかなりの数値。先手を取らせないために回避率アップも含めて【ピオリム】は必ず一度は打っておくこと。
後述の強化おたけびによって戦況がガタガタになってしまうが、こればかりは運。
【ククール】が装備可能な【バトラースーツ】はこれに耐性を得ることができるので、持っているなら装備させておくと良い。ただしバトルロードSSランクの景品なので入手は難しく、持っていないなら【ダンシングメイル】【ファントムマスク】でとにかく回避率を上げるべし。
もちろんスーツを着る場合でもマスクは忘れずに。
 
なお、【追憶のレオパルド】もおたけびを使ってくるが、こちらはマジックバリアで軽減できる通常版。
ちなみに公式ガイドブックでは【猛毒】状態にして放置する戦法が推奨されている。
具体的には、並びをククール・【ゲルダ】【主人公】【ゼシカ】の順にし、前衛2人は基本は防御or大ぼうぎょで味方がチカラつきたら蘇生、主人公は基本は防御or大ぼうぎょで味方のHPが減ったら【ベホマズン】、ゼシカは【ポイズンソード】で敵を猛毒にし、それ以降は防御(必要に応じてチカラつきた味方の蘇生)。
やや余裕のある人は、ゲルダも猛毒役に回しても良い。キラージャグリングの為にスキルを振っている人も多いだろう。
あとは敵がくたばるのを待つだけ、というもの。
ただし、先述の強化おたけびもあるので、やはり運に左右される。
なお、この戦法は後の追憶のレオパルド戦、【追憶の使い】戦でも推奨されているが、後者は先にお供のモンスターを倒さないとキツい。
 
毎ターン攻撃してダメージを与え続けるのは難しいので、ベホマズンと馬車によるいれかえを駆使して態勢を立て直しながら攻撃の機会を窺おう。
【ドラゴンスレイヤー】を装備した主人公に【バイキルト】をかけ、ドラゴンぎりをかますとテンションが無くとも4ケタ近くのダメージが狙える。同じくゲルダの【キラージャグリング】でも相当なダメージが期待出来る。
【竜王のツメ】を装備したモリーもダメージソースになる。
態勢を立て直したそばから4人ともショック状態にされることも度々あるが辛抱強く再度立て直しに努めよう。

こいつの難易度は強化おたけびがどれほど来るかどうかで決まると言っても過言ではなく、強化おたけびをあまりしてこない時は割と余裕で勝てたりする。
目安のレベルは、ククールとゼシカの格闘スキルの素手回避がこのダンジョンで発動する65以上が望ましい。

ここから完全3回行動&おたけびや【いてつくはどう】が解禁になる他痛恨の一撃の頻度も上がり、「ようやく竜神王を撃破した」程度のパーティでは本格的に歯が立たなくなってくる。
 
倒すと必ず【ちからのたね】を落とす。
これを倒したら次は【追憶のクロウ】へと続く。