【天馬の塔】

Last-modified: 2021-12-01 (水) 08:38:31

DQ6

終盤に訪れることになる【塔】。南には【ほこら】がある。
ムドーの島の南方にある島にあるのだが、岩山に囲まれているため、【ゼニスの城】の中にある井戸からしか行くことができず、さらに入り口は【さいごのかぎ】がないと開かない。
狭間の世界へ向かう力を持つために封印された【天馬】を蘇らせるために、最上階を目指す。
なぜか【馬車】と一緒に入れるが、理由は後でわかるだろう。
馬車と一緒に入れる塔は天空シリーズでは他には【架け橋の塔】しかないレアケース。
馬車がどうやって階段やハシゴを登っているのかは謎。
 
外装は天馬を象徴するかのように白く輝き、天馬の石像がところどころに設置されていていかにも神聖な感じだが、現在では凶暴な魔物の巣窟。
その様を表すかのごとく中庭は【毒の沼地】に冒され、内部の下層~中層には【バリアー】が張り巡らされている。
現実の世界のラストを飾る塔であるためモンスターは強敵が多く、【あんこくまどう】【キラーマシン2】はかなり強い。
またDQ6では貴重な【ツボック】の生息地でもある。
 
3Fまでに出る【ボストロール】【トビー】)や、それより上に出るキラーマシン2(【ロビン2】)はここでしか仲間にできない強力な仲間なので、魔物使いを連れてきてスカウトする価値はある。
上層では【はぐれメタル】も出るが、出現率はそんなに高くないのでここはおすすめできない。
ただあんこくまどうと同時に出現すると、復活させて経験値を稼ぐということもできる。
ここに長居する人とそうでない人で、【ぶちベホマラー】【レジェンドホーン】をマイナーモンスターと見るかどうかが分かれる様子。
そして隠し部屋には【ドラゴンキラー】があり、これも嬉しい一品。加入したばかりの【ドランゴ】にとっては頼れる武器である。
 
また、地下には老人が一人おり、「頂上にいる天馬は抜け殻になってしまっている」と嘆いている。
老人の言の通り最上階には封印された天馬がおり、話しかけるとイベントが進む(「しらべる」ではダメ)。
実はこの抜け殻となった天馬の魂が【ファルシオン】だったのだ。
が、ここでデスタムーア配下の邪魔が入る。
ボス戦は【ホロゴースト】【ランプのまおう】【デビルパピヨン】の空中トリオが相手。
能力値ははざまの世界の雑魚バージョンと同一だが、この時点では当然ながら強敵である。攻撃力が非常に高いランプのまおうと、【あやしいきり】などのいやらしい技を使いこなすホロゴーストの組み合わせは厄介。この一戦は守りに入ると防戦一方になるので、一気に攻め倒した方がいい。
幸いいずれもHPは低いので、バーバラのマダンテがあればランプのまおう以外はおそらく一撃。 あとはランプのまおうの異常な攻撃力に注意すれば楽勝。
こいつらを撃退すればファルシオンことペガサスが蘇り、持ち物に【てんまのたづな】が追加される。塔のてっぺんからいきなり飛び立つこともできる。
ちなみに復活後に地下の老人に会いにいくと、天馬の復活を喜んでくれる。
 
なお、SFC版の頃から「天馬の塔=後の【天空への塔】」という説が流れていたが、物証に乏しく確証はなかった。

リメイク版

大まかな流れは変わらず、仲間モンスターもいなくなったがはぐれメタルとあんこくまどうの組み合わせで経験値稼ぎを狙えるのは相変わらず。最後の仕掛けが天空への塔を思わせるものに変更されているほか、フィールド上のシンボルが同じものになっている。
また、地下の老人がファルシオンに対して、「なぜか懐かしい」とリアクションするようになった。

DQ11(3DS版)

幻の大地の祭壇から行ける【冒険の書の世界】の1つとして登場。必要な【冒険の書の合言葉】【時渡りの迷宮】第7階層のボス報酬。
 
構造はSFC版DQ6準拠である。ドラゴンキラーのある隠し部屋もそのまま。
ただ宝箱の中身が若干変わっており、メダルが入手できたところは代わりに種や【スライムのかんむり】が入っていたり、ミミックの配置が同階の【ほのおのツメ】のあった宝箱に移り、DQ11でも登場しているほのおのツメはなぜかリストラされてる等の変更点がある。もちろんツボックも登場しない。
とは言え元々DQ6でもちからのたねが2つ手に入る点に加え、これらの変更により【まりょくのたね】も2つ、ついでにミミックからスキルのたねと入手アイテムが中々美味しい。
 
クエスト【天馬の塔の魔物】を受注し、入口から天馬の像のある頂上まで踏破してボスの【ペガサスもどき】【ペガサスじいさん】と戦う必要がある。
今作は【トラマナ】が無いためバリアーのダメージは我慢して進むしかない(毒の沼は原作通り避けて進める)。
また、本作では超レアな塔のダンジョンとなっており、塔のダンジョン専用のBGMが流れるのはここだけである。
【メガザルロック】、ボストロール、キラーマシン2などDQ6と共通するモンスターも登場するが、DQ11本編で言うと【ケトス】入手前後に相当する強敵揃い。【時渡りの迷宮】を早期に進めてきた場合はとりわけ慎重に。
ただしここには【命のきのみ】を落とす【フレイムドック】【リビングデッド】が出現するので絶好の狩り場の一つにもなる。
 
夜のユバール族の休息地のクエスト【よみがえれ大地のトゥーラ】では、ここのフレイムドックからアイテムを入手する。

DQ11S

冒険の書の合言葉は【神の民の里】で手に入る。
グラフィックは毒の沼地を除いて3DS版からそのまま。BGMは【迷いの塔】のFC風アレンジとなった。