概要
【ドラゴンクエストVI 幻の大地】登場キャラクターの1匹にして、仲間になった【バトルレックス】。
DQ8のスカウトモンスターのバトルレックスもこの名前となっている。
基本的に紹介される場合、バトルレックスのイラストそのままで紹介されることが多いのだが、トレーディングバトルカードでの一枚絵ではイヤリングを、DQMSLでは青い首巻きをつけている。
DQ6
パーティメンバー:DQ6
【主人公】―【ハッサン】―【ミレーユ】―【バーバラ】―【チャモロ】―【テリー】―【アモス】―【ドランゴ】
作中で卵を生んでいる様子や、リメイク版での仲間時の会話からするに【性別】は♀らしい。
しかし、ステータスでは他のモンスター同様に「せいべつ:???」となっている。
人間キャラと同じで【ルイーダの酒場】に専用枠が設けられているが、【ルーキー】同様扱い自体は【仲間モンスター】である。
そのため、【ベストドレッサーコンテスト】ではランク7に参加することができる。
英語版では「雌」と公言され、名前はLizzy。ドラゴン系ゆえの「リザード」と、女らしさとして「エリザベス」の愛称である実在の女性名をかけていると思われる。
【旅人の洞窟】に出没し、【タマゴ】を産んでトンネルの工事を滞らせていた。
その強さは討伐に向かった【アークボルト】の兵士が全滅させられ、兵士長の【ブラスト】も重傷を負うほど。
その後主人公一行が討伐に向かったものの、先に向かった【テリー】に倒された。
基礎ステータスはテリーより強いのだが、一体テリーがどのようにして倒したかは不明。
一応仲間になった直後のデータで殴り合えばテリーが勝てるが、それはつまり、報酬の【らいめいのけん】まで含めフル装備したテリーが、何も装備していないドランゴに勝てると言うだけである。
そしてこの時に倒されたはずなのに、その後なぜか蘇ってずっと青い人間を慕って待っており、自身の強さやテリーの弱さも含めて【八百長】疑惑や【引換券】ネタに繋がってしまった。
スマホ版ならテリーが勝っても違和感が無いバランスになったが。
なお上記のように産んだ卵は本人が「私の卵」と言っているのだが、夫がいるのか、メスだけでも繁殖できる性質があるのかは一切不明。
なおこの卵からはなぜかヘビ型の魔物【ヘルバイパー】が生まれてきたことから、仮に夫がいたとしても同種(バトルレックス)ではないのだろう。
それともDQ9の【モーモン】→【ピンクモーモン】→【ブラッドアーゴン】のように、成長したヘルバイパーは手足が生えてバトルレックスに変態するとか、メスだけでもタマゴは産めるがその場合同種ではなくヘルバイパーになるとかいうのだろうか。
ちなみにリメイク版で「私は見た目より子供」であると宣言しているのだが、卵を産んでいることを勘案すると性成熟を迎えているので、人間でいう思春期ぐらいということかもしれない。
アークボルト編終了後からしばらくは牢屋の中で棺に入ったままだが、【マーメイドハープ】入手(≒【さいごのかぎ】入手)と同時に密かに蘇る。
この際は扉を開けて話しかけても襲ってくることはなく、自分を倒した青い人間の来訪を待ち望む旨を伝えてくるだけである。
そして、彼女が望む相手であるテリーを連れて話しかけることで晴れて仲間になる(このときテリーが気圧されるという珍しい光景を見ることもできる)。
そのため、実際に仲間にできるのは【デュラン】討伐後となる。
当たり前かもしれないが、普通に雑魚敵として出現するバトルレックスは仲間にできないので注意しよう。
前作における【ベビーパンサー】(【キラーパンサー】)と同じ扱いと思って良い。
ただし、加入するのは上記のようにシナリオ上はとっくにクリアして特に用のない場所でのイベントのため、実際は隠しイベントに近いところがある。
もちろん、さいごのカギを入手して各地のアイテムを回収して回っていれば気づくところではあるが、アークボルトの牢を見逃さないことはもちろん、ここで蘇ったことに気づいたあと、だいぶ経ってテリーが加入するタイミングまでこのイベントを覚えていて、彼をこの場に連れてくる必要がある。
馬車内定員が埋まっていて、加入直後からテリーを酒場送りにしてしまっていたりすると気づくのが遅れるかもしれない。
能力
仲間になる時期が遅いが、即戦力間違いなしの驚異的なHP・力・身の守りを誇るため、初期習得の【はやぶさぎり】一本だけでもエース級の活躍を期待できる実力者。
身の守りは成長が鈍いので最終的にあまり伸びないが、HPと力はぐんぐん伸びて【ハッサン】以上の水準になる。彼と並んで前衛の要になってくれるだろう。
そのうえ最初から【ドラゴン(職業)】に就いているため職補正でHP・力がさらに上がり、そのまま戦っていれば【しゃくねつ】や【かがやくいき】まで覚えられる。
通常習得する特技も魅力的で、【まじんぎり】や【メタルぎり】、【ザオリク】まで自力で習得可能。
他のメインキャラと比べると初期、最終MPは低めだが、ザオリク習得の時点では素のMPは120ほど(ドラゴン職だと95前後)はあり、他はMP無消費の攻撃技が揃っているため、MPはザオリク用と割り切ればさほど不自由には感じない。また人間キャラに追い付く50レベルあたりの比較では一時的にとはいえバーバラに迫るほどのMP数値を持つ。
ちなみにテリーとの戦闘時には【デイン系】呪文のような攻撃や【がんせきおとし】のような攻撃を使用していたが、残念ながら習得していない。
耐性は、バギ・デイン系に弱耐性を持つ以外は人間とほぼ同じで意外と普通。
上位ドラゴン繋がりで前作の【グレイトドラゴン】のような超耐性を期待していると肩透かしを食らう…が、勧誘の手間なく仲間にできてハッサン以上の頑健さを誇る彼女にそこまで期待するのは高望みというものだろう。
隠しダンジョンに行く頃になると、【しんくうぎり】や【グランドクロス】がしょっちゅう飛んでくるのでバギ耐性がありがたく感じられる。
前衛系の職業と相性が良いため、プレイスタイルに合わせて【バトルマスター】・【パラディン】・そのままドラゴン職のいずれかを目指すといい。
バトルマスターは能力的には相性が良いが、一部習得剣技がかぶる点に注意。岩石落としもブレスの習得が容易なドランゴに必要かは微妙なところ。
パラディンを目指した場合、高いHPとみのまもりを活かしてさらに【はぐれメタル(職業)】をマスターさせると、【におうだち】でパーティー全員のほとんどの攻撃をシャットアウトする脅威の壁役になれる。
マスターボーナス込みなら【いのちのきのみ】によるドーピング無しでも【ダークドレアム】戦での【おぞましいおたけび】(耐性と共に仁王立ちを貫通)に余裕で耐えるHPになる。
敵によっては【スカラ】で補強だけしてあげれば、脅威なのは一部の固定ダメージの攻撃ぐらいになる。
数値と耐性の高さから生存力が抜群なのでピンポイントでベホマや起死回生のメガザルも狙える。
他キャラもバトルマスタールートでは武闘家の特技+はやぶさぎりを多用することを考えるとドラゴン職マスター後ならパラディンがベターか。
【ボストロール】と同じ【装備グループ】で、前作のドラゴン系モンスターたちと違ってツメ系やキバ系武器の類は一切装備できない代わりに盾を含めた戦士系の重装備が可能。
【らいめいのけん】以外のテリーの初期装備を全て装備できるため、テリーを使わないなら引っぺがしてこの子に持たせると経済的。
武器も、加入時点で入手済みの【グラコスのヤリ】→【天馬の塔】で入手できる【ドラゴンキラー】、と持ち替えさせれば無料でやりくりできる。力が強いので、そのままドラゴンキラーで通しても最後まで問題なく戦っていけるだろう。ドラゴン職なら攻撃力に依存しないブレス攻撃もあることだし。
余談であるが、【低レベルクリア】のこだわりがある場合、初期加入レベル5で次のレベルまでの必要経験値が高いという点を利用すれば、上の世界の【ライフコッド】周辺でレベルを一切上げることなく全職業を極めさせることも可能。
習得呪文・特技
遊び一覧
熟練度 | 戦闘行動 | 効果 |
---|---|---|
★1 | 陽気に歌って踊る | 効果無し |
★2 | 皿回し | 効果無し |
★3 | コイントス | 効果無し |
★4 | 弾き語り | 敵1体を1回休みにする 成功率は休み耐性に依存する |
★5 | 玉乗り | 【まわしげり】と同じ効果 |
★6 | タップダンス | 【みかわしきゃく】と同じ効果 |
★7 | めちゃくちゃ踊り | 【さみだれけん】と同じ |
★8 | 縄跳び | 【じひびき】と同じ効果 |
歌と踊りが好きなのは、人間だけでなくモンスターも同じ様子。
とりわけドランゴは踊り系の遊びの数が3つと全キャラ中トップタイで、実はスーパーテンツク並みによく踊りそしてよく歌う。リメイク版では【仲間会話】でも歌っていたりすることも。
またその一方で「皿回し」に「玉乗り」に「縄跳び」と、だいぶ曲芸要素が強い構成でもあるのが人間キャラとは大きく違うところ。その巨体故か、覚える遊びの半数が【ボストロール】と被っていたりもする。
ちなみに「コイントス」を覚えるのは彼女とテリーだけ。テリーから教えてもらったのだろうか?だとすると「弾き語り」や「タップダンス」といった妙に人間っぽい遊びを嗜んでいるのも、彼の影響なのかもしれない。
ステータス
- 初期状態で【ドラゴン(職業)】についているため、実際のステータスと無職の時のステータスを掲載する。
Lv 力 素早さ 身の守り 賢さ かっこよさ 最大HP 最大MP 経験値 初期 無職 5 130 77 150 110 20 240 50 39932 ドラゴン職 155 61 179 98 20 311 39 中間 20 152 95 150 150 22 340 120 461899 最大 99 410 180 250 300 100 950 600 7992438
耐性
強度 | 属性 |
---|---|
無効 | 軍隊 |
強耐性 | 即死、麻痺、幻惑、睡眠、混乱、毒、休み、魔封じ、踊り封じ |
弱耐性 | バギ、デイン、マホトラ |
無耐性 | メラ、ギラ、イオ、ヒャド、炎、吹雪、岩石、消滅、ルカニ |
回避率 | 1/64 |
リメイク版
元々人間キャラを食う強さであったため、リメイクでどう調整されるかが注目されていたが、DS版では「仲間モンスターの耐性は敵の時と同じにする」という仕様変更により、弱体化どころか更なるパワーアップを果たした。
ステータスはSFC版と変わらないが、耐性が以下のように変化している。
強度 | 属性 |
---|---|
無効 | バギ、即死、消滅、麻痺、睡眠、魔封じ、踊り封じ、マホトラ |
強耐性 | ギラ、イオ、炎、混乱、幻惑、休み |
弱耐性 | メラ、毒、ルカニ、軍隊 |
無耐性 | ヒャド、デイン、吹雪、岩石 |
弱点 | ドラゴン斬り |
デイン系が無耐性に下がった以外は概ね強化されており、特にダメージ系の耐性が全体的に上がったことでよりタフさが増している。ヒャド・吹雪は素通しのままだが、お誂え向きに【ほのおのよろい】や【ほのおのたて】を装備できるので、これでフォローしてやるとよいだろう。
ドランゴが仲間になる頃には喰らう機会が少ないが、即死を始めとした補助系耐性も高くなっている。天馬の塔の【ホロゴースト】相手でも安心して戦えるだろう。
【ランプのまおう】や【キラーマシン2】といったライバルキャラが消えたこともあり、最優秀の前衛と言っても過言ではない。
ほんのちょっぴりだけ強化され、引換券返上かと思われたテリーだが、相変わらず引換券のままであった。
注意点として、敵時の属性を引き継いでいるために、敵と同じように【ドラゴンぎり】で1.5倍のダメージを受ける。
【キラーマジンガ】や【ダークドレアム】といった攻撃力の高い連中が使ってくるので、HPには余裕を持っておきたい。
ダークドレアム戦では、SFC版と比べてグランドクロスや【しゃくねつ】に強くなったが、ドラゴン斬りや【ギガデイン】に弱くなった…と一長一短。
はぐれメタル職で属性攻撃をシャットアウトする場合はドラゴン斬り弱点が目立ちやすいので、「はぐれメタル+におうだち」戦法を取るのはハッサンに任せたほうが良いだろう。
会話システムでも人間キャラ並みに会話が多く、名実ともにメインキャラの扱いになっている (元々SFC版でも別れることができない固有キャラではあったが)。
口癖もとい鳴き声は「ギルルル……」。加入直後のアークボルトやザクソンの村ではこの鳴き声で歌う事もある。
台詞は所々に「・・・」が混じっているため発音が覚束ないようではあるが、初めて見る町や人の名前、人間の営みや文化などに興味を持ち、積極的に覚えようとする姿勢が見られる。
たまに人間の言葉を上手くしゃべるモンスターを見て「私より話うまい・・・」としょんぼりしたり、頭が良くなる宝なら欲しいと言ったり等、本人の努力に対して成果が追い付かず凹んだりすることもある。
それでも人間の言葉は理解できずとも喜びや怒り・悲しさといった気持ちを感じ取り、時には人の悲しさに深く共感する繊細な一面もあったりと、感情を露わにすることが多い。
また会話内容は、強面の見た目に反してやたら可愛らしく、小動物を眺めるのが好きだったり、酒場ではミルクを注文したり、牛を見て「牛乳・・・飲みたい・・・」と呟いたり、バニーを見て「うさみみ・・・可愛い・・・わたしもつけたい・・・」と呟いたりと、実に乙女チックな趣味を見せる。
「私・・・実は、見た目より子供・・・」と告白するシーンもあり、本当に年頃の少女のようである。
【てんしのレオタード】を見つけた際には、自身が装備できないことを悲しんでいる様子も見られる。
特にテリーに対してはその乙女チックぶりが大爆発。
ことあるごとに「テリーと会えたのは私の運命」と発言し、【ビビアン】など、テリーに好感をもっている女性たちを前にすると、明らかに彼女たちをライバル視する様子を見せる。
キワモノ乙女という意味では【リップス】あたりとキャラが被る。
【柴田亜美】から「なまもの」と称されそうだ。
一方で子供や動物相手には母性を見せており、ことあるごとに「かわいい・・・」と呟き「おーよしよし、私にも懐いてくれるか」や「(井戸で遊ぶ子を見て)子供だけ・・・危険では」などとしゃべる。
他にも「がおーん!」「うおーん!」「ホホ、ホホ・・・」と、人の台詞や鳴き声を真似したりとお茶目な面もある。
このような見た目に反した会話が多い一方で、食べ物にはちょっと執着心があったり、魔物による危険を危惧しながらも平和を好む発言や、真面目に努力する人に対しては強く応援する様子も度々見られる。
そしてもちろん戦闘や有事に関しては乙女チックぶりを見せることは無く、仲間を守る、あるいは弱きものを守るという意志を見せ、勇猛果敢な発言も多くなる。
人間の感情を深く理解できる分、【牢獄の町】での理不尽な仕打ちを目の当たりにした後のクーデターでは人一倍やる気を見せている。
時折、事あるごとに火を吐こうとしたり、悪者と聞いて【モルガン】を食ってやろうかと言ったり、「私もドラゴラムを覚えたい」等とドラゴンらしい事を言う時もあるが。
またドランゴ加入は伝説の武具の入手およびさいごのカギの入手が前提でもあるため、伝説の武具やさいごのカギについて話す人に対しては「もうすでに持ってる」とコメントすることも多い。
前述のてんしのレオタード以外にも、自らの巨躯には悩んでいる模様。
防具屋や【エンデ】の防具を見て「私にはサイズが合うのか・・・?」と悩むのは日常茶飯事。
また牢獄の町で兵士にむっちり変装した際には「き、きつい・・・」「や、やぶれる・・・」と慌てふためき、挙句の果てに兵士の服の胸のボタンが飛んでいったそうだ。
また、自身が魔物であることにもコンプレックスがあり、町の人達が自分を襲ってこないか気にしたり、宿屋や酒場では「私もゆっくりしていいのか」と悩んだり「私、よそ者ではなく魔物・・・」と呟くことも。
更にご丁寧なことに、アモス未加入の場合の専用会話も仕込まれており、ドランゴが加入してからアモス関連のイベントを起こせば「アモスは私に似ている」「アモスとテリー、どっちが強い?」等と言ったり、何気に言葉が流暢な【理性の草】を「私より頭がよさそう」と評したり等。
北の山の道中やアモスが街を出て行った場合も含めて、ドランゴ専用の会話を聞くことができる。
各地で話を聞くとドランゴは自身の過去についても言及することがあるが、それらを要約すると「いつ生まれたのかは覚えておらず、自分の年齢は分からず、親兄弟についても分からず、友達も居なかったため孤独に生きてきた」ようで、過去には大魔王を尊敬していたこともあったようだ。
今では尊敬の対象はテリーになったが、実際はテリーだけを特別扱いしているだけではなく「今は仲間がいる」「一人は寂しいけど、私はお友達が沢山いるから寂しくない」と言い、スライム格闘場で仲間が優勝した際は自分の事のように喜んだりと、主人公達への仲間意識はとても深いものがある。
ドランゴが加入した時点で上・下の世界はほとんど行き尽くしていると思うが、ドランゴを連れまわして改めて世界全国を旅するのはとても感慨深いものがあるだろう。
スマホ版
性別表記が「おんな」になった。仲間モンスターでは【マリリン(マリンスライム)】も同様。
ただし、【ベストドレッサーコンテスト】では女性枠ではなくモンスター枠のままとなっている。
ドランゴの強さ自体はDS版から全く変わっていないのだが(耐性もそのまま修正無し)、こちらは引換元のテリーがさらに上方修正され即戦力として十分に使える域に達している。
それでも強さの溝はかなり広いのだが、引換券を返上してふたりを一緒にパーティーに入れてみるのも良いかもしれない。
漫画版
テリーを仲間にした後そのまま狭間の世界へ向かうため、仲間になる事は無い。
首を含め全身をバラバラに切られてしまったため、こちらでは本当に死んでしまったのだろうか。
4コママンガ劇場
実は数々の4コママンガ家の手によって、DS版どころかSFC版発売当時からドランゴとテリーのカップリングが主張されていた。
人外ゆえにテリーへのアプローチに遠慮や恥じらいを覚えないドランゴや、そんな彼女にタジタジのテリーのネタが見かけられる。
ドランゴ→テリーの片想い……或いは両想いだったり、ミレーユは義姉になるかもしれない身として一匹と一人の仲に困惑……或いはむしろ未来の義姉として一匹と一人の仲を応援していたりと、作風は色々。
DQ7(リメイク版)
モンスターパークに送ったバトルレックスに【すれちがい石版】を探しに行かせるとき、1匹目がこの名前となる。ちなみに、2匹目3匹目は以下の通り。
一匹目 | 二匹目 | 三匹目 | |
名前 | ドランゴ | バトレク | トルクス |
DQ8
DQ6では終盤にならないと仲間にならなかったドランゴが、今回は最序盤から登場してくれる。
……いささか序盤すぎた気がしないでもないが。
通り名・出現位置等
通り名 | 魔獣ドランゴ |
種族 | バトルレックス |
出現位置 | トラペッタ北の森 |
出現条件 | 最初から出現 |
出現時間 | いつでも |
所持アイテム | モンスター銀貨 |
※開発中のスクリーンショットでは「魔獣 ドランゴ」という空白文字が入ったモンスター名になっていた。
行動
通常攻撃、火炎の息、はやぶさ斬り
ステータス
攻撃力 | 素早さ | 守備力 | 最大HP | 最大MP | 戦闘参加 ターン | |
MIN | 53 | 18 | 19 | 145 | 0 | 0.9 |
MAX | 336 | 143 | 239 | 897 |
解説
本作品のバトルレックスは本来中盤に出てくる敵だが、ドランゴだけなんと最初の町である【トラペッタ】の北の森をウロウロしている。
そのため冒険開始直後にいきなり会えるのだが、強力な物理攻撃とはやぶさ斬りに加えてダメージ30超のもえさかるかえんも吐くので、スタート直後の相手としては全く歯が立たない。
一応、トラペッタの町人から
*「西門を出て 北の岸壁の方へ行くと
途中に おそろしく強い魔物が
うろついてるんです。
*「この間 野草を取りに行った帰りに
さんざん 追いかけ回されて
ホント 参りましたよ。
というこいつへの警戒を促す台詞は聞けるのだが、それでも「あれ?なんかいるぞ?」と思って不用意に近づいてみて、切り刻まれたり消し炭にされたりした主人公とヤンガスは数知れず。
正直、宝箱を開けて振り向いたときにダッシュで向かってくる姿はめちゃくちゃ怖い。
こうした悲劇を防ぐため、スカモンとの戦闘は必ず逃げられるようになっているのだが、これほど格上の相手から逃げられるとはなかなか思わないだろう。また、カメラを何時ものように背後視点にしていて向かってくるドランゴに気が付かないまま不意打ちを喰らおうものなら、逃げることすらできないまま全滅することすらあり得る。DQ8の序盤最大のトラップである。
安全に撃破できるようになるのはゼシカ加入後くらいだろう。
ククール加入後なら楽に勝てるはず。少しでも経験値を無駄にしたくないのなら、ククール加入後に狩って全員に経験値を入れよう。
更なる効率を考えるなら、スカウトする手間を省くために、バトルロード解禁後に戦うのが理想的。
この時点で500Gで売れる【モンスター銀貨】はかなりおいしい。
敵として強かった分、味方としてもかなり頼れる存在。
スカウト可能になったらぜひとも仲間にしに行こう。
チームモンスターの能力値は主人公たちのレベルに影響するが、このドランゴは特にそれが顕著。
ストーリーを進めるうちにぐんぐん成長していく。
逆に言うと性能の強弱がプレイヤーの力量に大きく左右される。
早めに加入させた場合、恐怖のイメージからくる期待とは裏腹に、思いのほか能力値が低くてガッカリした人もいるかもしれない。
相当鍛えている場合でも大抵は【でんすけ】に劣る。
それでもバトルロードの参加資格を得た直後にスカウトできるモンスターの中ではトップクラスの性能を持つことは間違いない。
序盤から仲間にできるスカモンとしては珍しく耐性も高めで、メラやギラ、火炎に高耐性を持つほか、補助系にもおおむね強いので、その強さを存分に活かして戦える。
頑張って鍛えればでんすけより強くなる。
メンバー構成や成長度にもよるが、Cランクくらいまでなら戦っていけるだけでなく、Bランク初戦の強敵【ドラゴンソウルズ】の火責め対策にもなる。
【タイーチ】【バサマン】を連れてきて【烈風獣神斬】を使わせることもできる。
ただ、能力は確かに上がるのだが、ドランゴの能力が上がってくる終盤になると、火炎の息は物足りなさを覚えてくる。
もしも能力だけでなく特技も強化される仕様だったら、十分終盤でも通用していただろう。
ギガンテスやキラーマシンが加入するあたりでそろそろお役御免となる。
また、海外版では上述の6より先に登場しているため、本作のみ名前が"Hackzilla"(バトルレックスの英語名である"Hacksaurus"と「ゴジラ」を混ぜたもの)となり、6の時と名前が異なっている。
3DS版
出現場所・時期・強さなどは特に変わっていないが、
エンカウントがシンボルエンカウントに変更され、スカウトモンスターもそうでないモンスターもどちらもフィールド上に入り乱れて闊歩するようになった。
区別のためにスカウトモンスターは頭上に交差した二本の剣を模したアイコンが表示されるが、何も無いフィールド上にポツンと存在しているPS2版・スマホ版よりは目立たなくなったため、警戒せずに接触してしまう危険性が高くなった。
また、同じ区域では【スライムプディング】という新たな初見殺しまで登場する事に……。
ちなみに、王家の山にいる通常のバトルレックスのシンボルと比べると一回り大柄。
DQ10オンライン
Ver.3.2後期から魔法の迷宮に低確率で登場するテリーの仲間。
詳しくはこちらを参照。
Ver.4.5前期では仲間モンスターのバトルレックスにデフォルトネームとして設定された。
また、Ver.2.0に登場する仲間モンスター専用墓地の中に「爆走竜ドランゴ」の名が刻まれた墓がある。
DQM
【いかりのとびら】のボスのバトルレックスも、仲間になった際にはこの名前がデフォルトとなっており、こちらも性別は固定で♀である。
また、卵の中身は原作とは違い【ドラゴンキッズ】になっている。
バトルレックス以外にも、【ドラゴン系】の♀の名前を付ける際に何も入力せず決定するとこの名前が候補として出て来る場合もある。
テリワン3D
ただの「バトルレックス」名義だが恐らくこの個体と思われる。
原作とは違い仲間にはならなくなったが、去り際に幼少テリーが剣士テリーと似ていることを言い残していく。
こちらの卵の中身は【アルゴリザード】だが、自動イベントなので戦えない。ちなみにアルゴリザードはいかりの扉にはおらず、しんじつの扉に出てくる。
バトルロードビクトリー
【レジェンドクエストVI】の第6章「強さを求めて」で【キラーマジンガ】と共に【テリー】のお供として登場。
レジェンドクエストⅥをSランク以上でクリアすると自軍として使用可能になる。
仲間モンスター出身は【キラーパンサー】のゲレゲレに次いで2体目である。
ステータスはHP:766 ちから:134 かしこさ:79 みのまもり:81 すばやさ:37。
本編では話す事ができるためかかしこさが高く、すばやさ以外の全ての能力値が【バトルレックス】を上回っている。
技はバトルレックスと同様に「はやぶさ斬り」、そして敵全体に氷のブレスを吐く「かがやく息」。
また、戦士と組む事で、はやぶさ斬りが「爆炎陣」に変わり、炎と爆発の2つの属性を持つ全体攻撃になる。
ライバルズ
第10弾カードパック「破壊と創造のフロンティア」にて実装。通常のバトルレックスとの差別化のためか、デザインはスーパーライトのものが使われている。テリーがメインリーダーである戦士のレジェンドレア。
CVは山口眞弓。
5/5/5 ドラゴン系
味方リーダーが攻撃した後正面にいる全ての敵ユニットと敵リーダーに2ダメージ
このユニットは冒険者としても扱う
冒険者とドラゴン二つの属性を持つ珍しいユニット。
戦士にドラゴンとのシナジーはなかったのでそれが活きる場面はほぼないが、リーダー攻撃に反応してダメージを与えてくれる能力が強力。隼の剣と合わせれば2度発動するため盤面を一掃することも夢ではない。
当初はどの列を狙うかは完全ランダムなので安定性に欠け、6/6/5→5/5/5に上方修正されてもなお使いやすいとは言えなかった。
後に狙う列が正面に固定され、冒険者シナジーカードも増えたことでようやく実用性が出てきた。
真第3弾では戦士にドラゴンシナジーが登場したため、彼女の出番も増えた。
ウォーク
DQ6イベント中の2023年6月22日開始のこころ覚醒ミッション解放クエスト「その名はドランゴ」で登場。
当該クエストクリア後、DQ6イベント期間中に「10万歩歩く」「テリーの絆レベル30」「強敵を300回倒す」を全て満たすと、
バトルレックスのこころSを覚醒してドランゴのこころに変化させることが可能。
バトルレックスはウォーク開始初期の試練の門で登場したものだが、イベントコイン及びこころ交換券を使用すれば手軽にSを用意できる。
覚醒によりコストは68から144へと大幅に上昇。
それに伴って能力値も大幅上昇しているが、中でも力と器用さの伸びが顕著。
この2つはブレスの威力強化に必要で、合計の値は高い事で知られるランプのまじんやグラコスをも上回る。
更にブレスダメージ+3%もつくので、ブレスの強化に関しては非常に有用。
これ以外では戦闘終了時のMP回復が7に増え、踊りにも耐性がつく。
更に、テリーが再登場した2024年3月7日開始のイベント「そして馬車は行く」で一緒に登場。
孤高に旅を続けていたテリーに勝手についていくようになり、再会までの間もなんだかんだ同行を続けている。
ミレーユから彼の生い立ちについて聞かされているようで、DQMの頃の事まで知っている。
旅の最中水場に住む精霊を助けた際に、一時的ではあるが凄まじいパワーを引き出して振るえるようになり、
続くギガパレスとの遭遇の際に大技「マキシマムドレンゴレイ」で城を打ち落とし、続く防衛隊との戦いでもテリーと共に活躍している。
ただしあくまで一時的なものなので、大隊を蹴散らして城に迫ったところまでで息切れしてしまった。
3月21日開始の「猛き闘竜ドランゴふくびき」ではこのドランゴを再現した装備が登場。武器は「ドランゴの闘斧」。
レベル15で戦闘中1回だけブレス攻撃の威力を上げ、攻撃でHP20%以下になった時に1回だけHPを全快する効果を付与する「闘竜の本能」、
20で【大地裂断】、30で敵単体にギラ系のブレス絶大ダメージを与え、確率でブレス耐性又はしゅび力を1段階下げる「マキシマムドレンゴレイ」を修得。
いきなりスキルは6ターンHP20%以上で致死ダメージ時に1回だけHP1で生き残る効果を付与する「不屈の魂」と、
6ターンの間マキシマムドランゴレイでたまにブレス会心が発生し、ニンジャ・ドラゴン装備時に職業固有特性が発生した後の一撃は必ずブレス会心になる「闘竜のちから」。
単体ブレスのマキシマムドランゴレイが同日実装のギガパレス攻略にとても有効。会心の一撃も呪文暴走も無く大ダメージを与えにくいブレスで会心を狙えるのも大きい。
更にドラゴンではドラゴニックバーストの威力上昇で更なるダメージが、ニンジャでは影縫いの成功率アップで行動の阻害が狙いやすい。
ドラけし!
イベント「夢幻の支配者デスタムーア」限定のドラポンから排出される。
星4の青属性で、スキルは上方向かスライド方向をブレス攻撃する「しゃくねつ」。
当イベントのけしコン!で編成すると250pt獲得できる。
炎ブレスで【マーニャ】以上の攻撃力はあるので、星4にしては中々高性能。しかし、前イベントの【デスピサロ】と性能が丸被りかつ、星5PUがどちらも同属性で優秀なので、当イベント限りの活躍なのが実に惜しい。
バトルスキャナー
2016年9月1日~闇の覇者・竜王編終了までにアプリで配信されている「戦斧竜の地図」に登場するバトルレックス。
技はバトルレックスと同じだが、ステータスはHP:558、ちから:603、すばやさ:122、かしこさ:139、みのまもり:555とバトルレックスより高い。が、候補に並ぶ確率は低い。
ヒーローズシリーズ
【モンスターコイン】で呼び出したバトルレックスにこの名前が付いていることがある。