浪人モニコモニイ~剣客浪漫時代~

Last-modified: 2023-08-24 (木) 04:37:16

あのモニコが今度は時代劇に影響されてやらかした!〆(・ω・´)
今回のテーマは時代劇ファンタジーもにい!
今日は?回!昨日で?回!合計で?回!何者かの来訪があったようだもにい!
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浪人モニコモニイ



拙者は浪人モニコモニイでござるもにい!
浪人モニコモニイ.jpg

刺客「ポケジン」



風を切るように駆け抜けるのは天下無双の剣客と名高いモニコモニイです。
モニコモニイ : 「今日は芸者遊びに行くでござるもにい~♪」
しかし、このモニコモニイ。生まれ付いての快楽主義の放蕩者でありまして。
剣名を高めよう等という気持ちは一つもありません。今日も放蕩三昧です。
ふえう : 「モニイ氏!モニイ氏!大変ですー!またまた果たし状が来ているのですー!」
そんな何時もの調子のモニコモニイに奉公人ふえうが何時もと同じの伝達です。
モニコモニイの芸者遊び.jpg


モニコモニイ : 「え~?またでござるもにい?」
ふえう : 「はいー。それに今回は相手方から決闘の日時と場所を指定されているのですー。」
モニコモニイ : 「全く、一体何処のステレンキョーにござるもにい?」
ふえう : 「モニコモニイへ。貴様へ決闘を申し込む。今日の酉(とり)の刻、町外れの川の前にて待つ。ポケジンより。と書いてありますー。」
飽き飽きとして見せるモニコモニイを横目にふえう果たし状を読み上げます。
ポケジンからの挑戦状.jpg


モニコモニイ : 「一方的過ぎて不作法も極まるでござるもにい。そんな輩は放って置くでござるもにい。」
ポケジンの身勝手な申し込みにモニコモニイが抗議しますが、
ふえう : 「駄目ですー。今回も勝って御布施の金子をいっぱい貰うのですー。」
ふえうは何時もと同じようにモニコモニイを諌めます。
モニコモニイ : 「え~?拙者は今から芸者遊びに行くので忙しいのでござるもにい。」
ふえう : 「芸者遊び・・・?」
ぷっつーん!
ちゃらんぽらんモニコモニイの戯言に奉公人ふえうの中で決定的な何かが切れてしまいました。
ふえうの堪忍袋.jpg


ふえう : 「芸者遊び等に現を抜かすようなモニイ氏は嫌いですー!ぷんすかですー!」
モニコモニイ : 「あ!ふえう殿!待つでござるもにい!」
ふえう : 「待ちませんー!ぷんすかぷんぷんですー!」
ぷんすかぷんぷんになったふえうモニコモニイを捨て置いて去って行きました。
モニコモニイ : 「やれやれ、ふえう殿を怒らせてしまったでござるもにい・・・。」
ふえうのぷんすか.jpg


そして、ふえうを怒らせてしまって、しょぼくれていたモニコモニイに・・・、
ポケジン : 「今だ!キェェェェェイッ!
モニコモニイ : 「!?」
何という事でしょう!何者かが突然の不意打ちを仕掛けて来ました!
ポケジンの不意打ち.jpg


ひらりっ!
寸での所でその刃をかわすモニコモニイでしたが、
モニコモニイ : 「間一髪でござったもにい。」
後、瞬き一つ分でも避けるのが遅れていれば刀の錆でした。モニコモニイは冷や汗を拭います。
ポケジン : 「ちぃっ!かわされたか!」
モニコモニイ : 「貴様がポケジンでござるもにい!?」
ポケジン : 「げははははっ!その通りよ!こちらから出向いてやったぞ!」
モニコモニイの間一髪.jpg


モニコモニイ : 「果たし状を送り付けて置きながらそれを破る不作法、挙句の不意打ち、何を考えているでござるもにい!?」
ポケジン : 「ぐへへへへ!待つのも手間、正面から戦うの手間。ならば、さっさと闇討ちで始末しようと思ったのよ!一刻も早く芸者遊びがしたいのでな!」
外道剣士ポケジンは自らの無礼にも悪びれず構えて見せます。
ポケジン : 「貴様を討ち果たした暁には金子を得て芸者遊び三昧よ!」
モニコモニイ : 「やれやれでござるもにい。とんだ俗物でござるもにい。」
ポケジン : 「ふはははは!我が野望の前に潰えるが良いわ!」
そして、口上を終えると同時にポケジンモニコモニイに再び襲い掛かって行きます!
ポケジンの野望.jpg


迫り来るポケジンに対してモニコモニイは遂に奥義を繰り出します!
モニコモニイ : 「モニイ式生涯無敵流奥義・・・、」
ジャキーン!
モニコモニイ : 「飛び道具でござるもにい!」
ポケジン : 「(゚д゚ )
モニコモニイの奥義.jpg


ポケジン : 「き、貴様!真剣勝負に飛び道具を持ち込むなぞ卑怯だぞ!」
繰り出されたモニコモニイ奥義(飛び道具)の前にポケジン顔面蒼白です。
モニコモニイ : 「ふふふ、今更何を言うでござるもにい。拙者等は殺し合いをしているのでござるもにい。」
ポケジン : 「お、おのれーっ!」
モニコモニイ : 「されど、拙者も鬼では無いでござるもにい。つまらぬ功名心を捨てて手を引くのならば、拙者も矛(飛び道具)を収めるでござるもにい。」
ポケジンの抗議.jpg


ポケジン : 「ここまで来て引けるか!貴様を討ち果たし、大金を手にし、芸者遊びでウハウハするのだーっ!」
モニコモニイの申し出にも耳を貸さず、芸者遊び中毒者ポケジン捨て鉢で突撃して来ました。
モニコモニイ : 「左様か、それは残念無念でござるもにい。なれば、ここで死ぬが良かろうでござるもにい!」
ズドーン!
モニコモニイ奥義炸裂しました!
モニコモニイの銃撃.jpg


ポケジン : 「ピギィィィィィイィィィィィッ!?
やけっぱちになった所で近代武器に敵う筈も無く、ポケジンは敢え無く果てる事に。
モニコモニイ : 「死して屍拾う者無しでござるもにい。俗な野心と共に果てるが良いでござるもにい。」
そして、モニコモニイたむけの言葉と共に、何と無く格好付けたポーズをキメてみました。
ポケジンの最後.jpg


それから暫くもせず・・・、
モニコモニイ : 「ただいまでござるもにい。」
モニコモニイは早めに帰宅しました。手には南蛮渡来の鞄が携えられています。
ふえう : 「お帰りなさいですー。早かったですねー。芸者遊びには行かなかったのですー?」
奉公人ふえうも既に家に戻っていました。先程の事は既に忘れているのか、けろりとしています。
モニコモニイ : 「ふえう殿、先程は済まなかったでござるもにい。拙者がちゃらんぽらんだったでござるもにい。」
ふえう : 「いえいえー、芸者遊びも一つの甲斐性と考える事にしたのですー。」
モニコモニイの帰宅.jpg


けろんとして芸者遊びを許すと言って見せるふえうに、これまでのモニコモニイならば大喜びだった筈ですが、
モニコモニイ : 「いやはや、芸者遊びは人を駄目にするでござるもにい。拙者は今日、それを痛感した次第でござるもにい。」
ふえう : 「ふむふむ?」
ポケジンの事もあって、今回ばかりは反省したようです。
モニコモニイ : 「なので、拙者、反省して、ふえう殿に贈り物をする事にしたのでござるもにい。」
ふえう : 「あら?何でしょうー?」
モニコモニイはいそいそと携えた鞄を開けて中身を取り出します。
モニコモニイの贈り物.jpg


そして、出て来たのは・・・、
きゃらーん☆
ふえう : 「ふぇー・・・、これはまた可愛いお洋服ですね・・・w」
モニコモニイ : 「南蛮渡来の可愛い洋服でござるもにい。拙者、同じ銭でもふえう殿を労う為に使った方が良いと気付いたのでござるもにい。」
ふえうの洋服.jpg


ふえう : 「モニイ氏、ありがとうです・・・w」
可愛い洋服を贈られてふえうも御機嫌です。
モニコモニイ : 「喜んで貰えたようで何よりでござるもにい。+(*'ω'* )+」
めでたし、めでたし。
ふえうのお礼.jpg


ぷかーっ。
どすどす : 「これがモニコモニイに勝負を挑んだポケジンか・・・。」
水面を漂う、かつてポケジンだったもの。
どすどす : 「腹に大きな穴が空いておる・・・!一体、どれ程の鋭き突きを放ったのか・・・!げに恐ろしきはモニイ流・・・!」
それを発見した町人どすどすモニイ流恐るべしという声はたちまち町中に広がる事になりましたとさ。
ポケジン : 「~FIN~
ポケジンのオチ.jpg

刺客「あべにぃ」



あべにぃ : 「打倒!モニコモニイ!奴を倒して我が剣名を高めてくれるわ!」
ドギャーン!
唐突に登場し、息を巻いて見せるのはあべにぃ。今、絶賛売り出し中の南蛮渡来の怪剣奇剣を操る双剣士です。
あべにぃの登場.jpg


そして、今日この日、この場所はモニコモニイの家の前。
あべにぃ : 「たのもーっ!私はあべにぃモニコモニイとの決闘に馳せ参じた!決着を付けようぞ!」
あべにぃは一週間前に果たし状を送り付け、返事にあったこの場所にやって来たという訳です。
あべにぃの来訪.jpg


しかし・・・、
あべにぃ : 「・・・。」
幾ら呼んでもモニコモニイは家から出て来ません。
あべにぃ : 「出て来い!モニコモニイ!臆したか!?」
しーん・・・。
返事は返って来ませんでした。
モニコモニイのお留守.jpg


それもその筈・・・、
ロゼリア : 「いらっしゃい!いらっしゃい!安かったり、高かったりするよ!正直だよ!買いな!」
モニコモニイ : 「ここが前に言っていた南蛮渡来の品々を扱っている市場でござるもにい。」
ふえう : 「ふぇー、色々、珍しい品がありますねー。」
何と!その頃、モニコモニイふえう南蛮市場お出掛け中だったのです!
モニコモニイの買い物.jpg


ふえう : 「この黄色くて四角いのは何でしょうー?」
ロゼリア : 「良い物に目を付けたね。これはカステラと云って、それはそれは甘くて美味しい御菓子なのさ。」
ふえう : 「ふぇー、御茶請けに良さそうですねー。それでは、このカステラとやらを下さいですー。」
ロゼリア : 「毎度ありー。121Gになりますよ。」
ふえう : 「ふふふー、どんな味か楽しみですー。」
物珍しい南蛮の御菓子を買ってふえううきうき気分です。
ふえうのカステラ.jpg


一方その頃・・・、
何度呼んでも何を言ってもうんともすんとも返って来ないので、
あべにぃ : 「ふはははは!私に恐れをなしたと見たぞ!」
相手が自分の実力を恐れて出て来ないのだと思ったあべにぃが調子に乗っていました。
あべにぃ : 「無敗の剣客の名も地に堕ちたものよ!この勝負、不戦勝で私の勝ちだな!」
止めど無く勝利宣言で叫び続けるあべにぃ、後ろにはその様子を冷ややかに覗く町人めもちぃの姿が・・・。
めもちぃ : 「何あの人!?危ないです!お巡りさんに通報するです!(>ワ<)ノ」
めもちぃの通報.jpg


そして、こちらでは・・・、
モニコモニイ : 「あ!そういえば、今日はあべにぃとの決闘の日でござったもにい!すっかり忘れていたでござるもにい!」
ふえう : 「私もお買い物に夢中ですっかり忘れていました・・・w
やっとこさ、あべにぃの事を思い出した二人は足早に帰路に着きます。
モニコモニイの忘れもの.jpg


そして、更に場面は戻り・・・、
べこられ : 「Moooo!!ちょっとそこの君、一体何をしているのかね?」
あべにぃ : 「!?」
その頃、あべにぃには不穏な影が迫っていました。
べこられの登場.jpg


あべにぃ : 「何だ!?貴様は!?」
べこられ : 「俺はお巡りのべこられ。この付近で刃物を持った奴が叫んでいると聞いてやって来た。」
あべにぃ : 「なん・・・だと・・・!?」
べこられ : 「お前が件の御法度野郎(ごはっとやろう)だな?ちょっと署で話を聞こうか。」
何という事でしょう!めもちぃからの通報を受けて警官べこられあべにぃを捕まえに来たのです!
べこられの事情聴取.jpg


あべにぃ : 「何を誤解している!私はモニコモニイとの決闘に来たのだ!」
べこられ : 「はいはい、話の続きは署で聞こうか。」
あべにぃ : 「は、離せっ!この官憲の犬めがっ!」
べこられ : 「はーい、こわくないでちゅからねぇー?いいこにちまちょうねぇー?
そう言いながらべこられあべにぃの首根っこをむんずと掴み、連行して行きました。
べこられの連行.jpg


それから少し遅れて・・・、
モニコモニイ : 「ふぅ、やっと帰り着いたでござるもにい。」
ふえう : 「あ、でも、あべにぃさんはお家には来ていないようですねー。」
家に帰り着いた二人でしたが既にあべにぃべこられ連行された後でした。
モニコモニイ : 「ふむ、きっと、あべにぃの方も拙者等と同じく忘れているのでござるもにい。」
ふえう : 「その様ですねー。では、早速、御茶を用意して、買って来たカステラとやらを頂く事にしましょうー。」
モニコモニイ : 「そうするでござるもにい。」
モニコモニイの到着.jpg


むしゃむしゃ、ずずーっ。
モニコモニイふえうは一緒にカステラで御茶を頂きます。
ふえう : 「このカステラという御菓子、甘くて美味しいですね・・・w」
モニコモニイ : 「うむ、中々の美味でござるもにい。拙者、また今度、買って来るでござるもにい。」
めでたし、めでたし。
モニコモニイ達のおやつ.jpg


~なべて世は事も無し~
あべにぃのオチ.jpg

モニコモニイに対する苦情感想等の受付コーナー


  • 個人的に超名作だと思うの♪特に剣と剣とが交じり合うあの名場面が最高に熱かったと思うの♪(*'ω'* ) -- モニコモニイ 2014-06-21 (土) 03:38:15
  • 一枚もモニイが剣握ってる写真がないんすけど・・・ -- ポケジン 2014-06-21 (土) 17:32:05
  • オモシロカッター (>ワ<)ノ -- めもちぃ? 2014-07-04 (金) 17:20:32
  • 面白かったですw -- むか? 2014-07-07 (月) 16:26:05
  • 刺客やゲストとして登場したい方を募集中です♪(*'ω'* ).o0扱いは保証しない -- モニコモニイ 2023-02-07 (火) 13:00:57